クラレンス・K・ブロンソンが指揮官に渡すチョコを手作りしているようです

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クラレンス・K・ブロンソンになりきって書いてみました


第1話

 では調理開始。エプロン、三角巾、マスク、ゴム手袋よし。髪もまとめたわ。調理器具……動作及び電源と状態の確認、OK。

 素材。元となるチョコレート150g、食塩70g、卵二個、上白糖(ホワイトソフトシュガー)50g、ホットケーキミックス100g、ね。

 素材の計量を。チョコレート150g……1g多いわ、端を少し切り取る。よし。食塩70g……0.1g少ない。これくらいかしら。よし、70gピッタリ。卵二個は大きさも重さもピッタリね。中が卵黄二つでなければいいけど。上白糖(ホワイトソフトシュガー)……指揮官は甘さ控えめが好み。よしピッタリ40g。

 下準備。チョコレートは細かく刻む。ミキサーにかけて刻み完了。バターと一緒にボウルに入れて湯煎。お湯の温度は50度から55度。華氏122~131ね。華氏126.5度のお湯準備完了。チョコとバターを溶かす。

 卵を割る。白身、黄身共に非常に鮮度の良い卵。そういえば重桜は生卵を食べると聞いたけど本当かしら。この卵は……重桜製。成程確かに鮮度がいいのね。卵を溶きほぐす……泡が立つまでかしら?レシピの先を確認。この段階では軽く混ぜるだけでいいみたい。

 型にオーブンシートを敷く。……型は猫型に。そしてオーブンを160度、華氏320度に設定。予熱しておく。

 製造工程を確認。調理開始。

 卵が入ったボウルに上白糖(ホワイトソフトシュガー)を入れてかき混ぜる。今度は泡が立つまで。電動泡だて器でかき混ぜ完了。

 卵と上白糖をかき混ぜたものを溶かしたチョコに混ぜ合わせる。少しずつ入れながらかき混ぜて……艤装を装備してくれば良かったかしら。手が足りないかも。

 なんとかかき混ぜ完了。これに更にホットケーキミックスを投入。更にかき混ぜる。これで生地の完成。

 型に流し込んで……っとあとはオーブンで25分ほど焼くだけ。

 オーブンの前で焼けて膨らんでいく生地を眺める。どれも順調に進んでいるわ。指揮官は受け取ってくれるかしら。

 25分経過。オーブンから焼けたチョコブラウニーを取り出す。綺麗に焼けて良かった。匂いもいいわ。

 味見……うん、甘さ控えめ。

 では最後の仕上げを。

「愛情は極上のスパイス」だと書いてあったから、愛情を入れることにしたのだけど、愛情はカタチに出来ないから……。

 ムチを取り出して

 「おいしくなぁれ、おいしくなぁれ」

 そう言葉にして練習する。キッチンには私一人とはいえ少し恥ずかしいわ。では本番。ムチを振るう。

「おいしくなぁれ、おいしくなぁれ」ぺちぺちぺち

 これで完璧。基準を完全に満たしたチョコブラウニー。プレゼントボックスに包んでっと。

 あとは指揮官に渡すだけ。執務室で待機して……あ、指揮官

「バレンタインチョコよ。受け取って……」


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