蓮ノ空のアイドルクラブのマネージャーの話   作:桜紅月音

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BGP現地に行かれた方々お疲れ様でございました。

思っていたより、涼しくてライブに集中出来ましたね。
1日目に参加してましたので、水彩世界と眩耀夜行、三原色が聞けて大満足です。

今日からいつも通りになりますが、暑さには気をつけてください。



61.大逆転のきっかけを掴め

 

ネット禁止令を出された放課後_

 

「ネット禁止令についての情報をまとめますね。正確には、一か月間の通信データ制限です。動画を見たりゲームを遊ぶと、すぐにネットが使えなくなってしまいます、代わりに、家族とのメッセージや連絡のやり取りに限っては行っても大丈夫、とのことらしいですね。スマホが没収されなかったのも、そのためでしょう。しっかりと寮のWi-Fiは撤去されていたので、授業を除いて、学内で個人が自由にネットを使える場所はありません…」

 

さやかちゃんが説明してくれた通り、寮からWi-Fiが撤去されているのは確認済。

 

「あの…ちなみに通信データ制限って、どれぐらいなんですか?スクコネだと…」

 

「たぶん、アプリを立ち上げることもできないと思う」

 

「そ、そんなぁ…」

 

綴理の説明にショックを受ける花帆

 

「なんなの!もう!ネット禁止は、来年度からって話じゃなかったの!?むかつくー!」

 

そう話して、席を立つ慈

 

「いくよ!綴理!」

 

「わかった」

 

「ストップー!」

 

「どこに行くつもり?」

 

「決まってるでしょ!校長室だよ!殴り込みだよ!ねえ綴理!」

 

「うん、手袋叩きつけてくる」

 

「そんな、綴理先輩まで…!」

 

「ごめんね、さやかちゃん。ルリもめぐちゃんに同意だよ、こんな酷いって思う。だから、突撃だ…!」

 

「やめなさい、3人とも!ここで騒動を起こしたら、それこそスクールアイドルクラブが廃部になるわよ」

 

校長室に行こうとする3人を、梢がそう言って止める。

 

「だって!ネットが使えなかったら、配信ライブなんてできないじゃん!」

 

めぐが荒れに荒れている中、沙知先輩が入ってきた。

 

「ごめん、遅れちゃって。いやー…参ったね。まさか、こうなるなんて」

 

沙知先輩がみんなの事を一回見てから

 

「ええっと…とりあえず、もう一度座ってもらっても、いいかな。こっちの状況をを説明させてほしいんだ。ね、慈」

 

「…お願いします」

 

流石、沙知先輩…立っていた3人は再びに座って、沙知先輩が説明を始めてくれた。

 

「ますは、ごめん。あたしの見通しの甘さで、みんなを余計に不安にさせてしまって」

 

「…いいえ、ですが、いったいなぜこんなことに?」

 

「うん…前にも言ったけれど、蓮ノ空にはふたつの陣営があってね。蓮ノ空の生徒はこの静かな環境で感性を育むべきだという派閥と、時代の流れを尊重して生徒の自主性を重んじる派閥。規制派と容認派とでも呼ぼうかな。それらは緩やかに対立をしていたんだ」

 

「じゃあ、この時期にネット規制が入ったってことは、これからも先もずっと…!?」

 

「それはないと信じたいけど…」

 

「正直な所、分からない、でも、今回のは、規制派がかなり強引な手段を使ったみたいでね。容認派も手を焼いているみたいなんだ」

 

「うう、一所懸命お願いしたら、わかってくれないかなあ…ネットを禁止にされると、ルリたちがメチャクチャ困っちゃうので、許してください!って…」

 

「残念ながらそれは、難しいだろうね…ごめん」

 

「沙知先輩が謝る事はない!」

 

「うん、そうだね、ごめん、あ…」

 

実際、沙知先輩が謝る必要はない。

 

「これから、どうしようかしらね…」

 

「容認派の人に会いに行くか…」

 

「そうじゃん!みくパイセンの言う通り、容認派の方に助けてくださいってって言いに行くのは…?」

 

僕がボソッと呟いた言葉を聞いた、ルリちゃんが乗っかってきた。

 

「るりちゃんにお願いされたら、そりゃ私なら秒で助けるけども!」

 

「それは…案外、やってみる価値はあるかもしれないわね」

 

「え?私?」

 

「じゃなくて、敵の敵は味方って話。沙知先輩、規制派が強引な手段を使ったということは、当然不満の声もあがっているはずですよね。だとすれば、もし今、容認派にとっての追い風が吹いたのなら?」

 

「…そうか!規制派のやったことが間違いだったと、認めさせることができるかもしれない!」

 

「えっ、えっ!?」

 

「ネット禁止令は、今度こそ撤廃できるってことですか!?」

 

「ああ、できる。だけど…そのためには大きな実績が必要だ。盤面をひっくり返すほどの大きな実績、それはーー」

 

『ネット配信で、北陸大会突破』

 

沙知先輩の言葉に、二年生の3人が返す。

 

「まぁ…それが条件にはなるだろうね」

 

「それが、最低条件…」

 

「ごめん、キミたちに余計なプレッシャーをかけたくはないんだけど…」

 

「べっつにぃ!?配信だろうがなんだろうが、優勝するのはもともとの目的だし!」

 

それはそう、ラブライブ優勝するには、北陸大会は前哨戦なのだ。

 

「うん、変わらない。それともさちは、ボクたちには無理だと思ってる?」

 

「え?いや!まさかそんなことは!」

 

「へぇ~沙知先輩、そんな事を思ってたんですね」

 

ここはつづに乗っかる事にした。

 

「ちょっと綴理!沙知先輩ひどくない!私たちのこと、信じてないんだよ!」

 

「うん、とてもつらい」

 

「ち、違うよ!キミたちなら必ず優勝できる!それは間違いなく!」

 

「ふふ、では、沙知先輩は安心して構えていてくださいね。私たちは負けませんから」

 

僕達は自信に満ち溢れた表情を浮かべた。

 

「みんな…ほんとに、強くなったね。みんな…」

 

「あの頃の先輩と一緒です。私たちにも、守るべき後輩ができましたから」

 

「それじゃあ、今度の方針なんだけど。話しても大丈夫?」

 

「はい!」

 

「校内でネットが使えないから、北陸大会は学校内ではやらないで、外でやる方向にする、これはオッケー?」

 

『うん(はい)』

 

「僕達だけじゃあ、準備が追い付かないと思うから、外部協力者の力も借りないとね」

 

「学校の外の仲間に、声をかければいいってことですか?」

 

僕の言葉にルリちゃんが返してきた。

 

「そう言う事、もちろんだけど、迷惑をかけない範囲でお願いね?」

 

「はい!よっしゃ、めっちゃ声かけよ!」

 

「綴理先輩の分も、いっぱい外出届を書かないといけませんね!」

 

去年は、僕が書いてて、二年生になったら流石に大丈夫だと思っていたけど。そのままだったんかい

 

「綴理、後輩に書かせてるの!?」

 

「知らなかった。ボクは外に出るのを許されたんだと思ってた」

 

「あ、あの!その方が早いかなって!すみません、勝手に」

 

「あれ…?でも、そもそもべんきょーのためにネット禁止令が出たんだったら、べんきょーせずに毎日毎日ステージ探しにお外巡るのってルリめぐじゃ…?」

 

「…確かに、正当な理由ではないと外出届を突っぱねられる可能性は、あるわね」

 

「そこはほら、沙知先輩がどうにかしてくれるでしょ」

 

「最近、あたしに対する未来の対応が雑になってる気が…でも、あたしの会長パワーでねじ伏せるさ!県内で門限までならどこでも行っておいで!」

 

沙知先輩がそう言った事で、みんなはそれぞれ散っていった。

 

花帆ちゃん、ショッピングモール、まだ諦めてなかったのか…

 

 




ラブライブフェスも卒業公演は家から見ます。



次の現地は、イキヅライブかな…




もっと蓮ノ空小説増えて欲しい…

自分も増やす予定はあります。
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