大人組回です。その分内容も少しだけ大人ですねー。
乙女達がバーベキューやらじゃれ合いやらをとても楽しそうにしている一方、それを遠巻きに見ていた保護者組の方というと、案の定、やはり落ち着いた様子で楽しそうにはしゃぎ回っている娘達の姿を眺め、飲み食いしながらお喋りに興じてしていた。
「クスクス。いつでも元気だな。あの娘達は。」
「ああ。そうだな。神奈子殿。所でどうだ?いくつかの鶏肉がいい感じに焼けているが?他に誰か食べる者はいるか?」
「じゃあ、私も貰おぉ〜と。」
「私も貰おうとしよう。飯綱丸。」
「取り敢えず諏訪子殿と神奈子殿の2人か?あい分かった。まだ鶏肉が余ってるが大巫女殿。そなたも鶏肉はいるか?」
「どうせなら私も頂きましょう。飯綱丸様………所で、てゐ様?私のお尻に随分とご興味があるようですが、その熱々の人参をどうするおつもりでしたか?今すぐにでもお聞きしたいのですが、お聞きしてもよろしいでしょうか?」ジー
「う、うさささ………。べ、別に?熱々の人参を大巫女の汗の塩水で味付けして食べようととか思ってないうさよ?そんなに睨まなくても………うさ?」
「…………てゐ様?」ゴゴゴゴゴッ
「ヒャウッ!?ごめんうさッ!ちょっ!お尻ペンペンは!?」
―パン―
「う、うさぁ〜〜〜!!」
大巫女に尻を叩かれた痛みに甲高い悲鳴をあげるてゐを、健康的な脂が乗っていた鶏肉を焼肉のタレにつけて美味しそうに食べていた諏訪子が腹を抱えて笑い出した。
「アハハハハッ〜!てゐ!なんてザマだい!かのお間抜けで有名な因幡の白兎がそれじゃあ、昔とちっとも変わってなさそうだねぇ〜!」
「ちょっ!諏訪子!笑ってないでさっさと早く助けろうさっ!!―パン―ヒャアァァ〜!?」
「いやだね。そもそも勘が鋭い大巫女にあんたの悪癖を発散しようとしたのが悪いんだ。
うちのヒアエルキーの頂点をなめちゃいけないよ。まあ同情はするけどね……あれは本当に痛いからね…………。」
「諏訪子……自分から墓穴を掘ろうとするのはどうなんだい?まさかてゐと一緒のことをしていたりはないだろうな?」
「アハハハ………………ま、まあ?神奈子?多少なら大丈夫でしょ?ここは身内ばかりだし、私の信者達はここには居ないんだし。」
「一応私も諏訪子様の信者なんですが……?こらっ!てゐさん!!まだ数回分が残っています!油断した隙に私からお逃げになられないでください!!」
「嫌うさ〜〜!―パン―ヒャアッ!?」
「まあ……自業自得だてゐ殿。取り敢えずは、てゐ殿のことは放って置いて、引き続き"ばーべきゅー"というモノを楽しもう。案外自分で焼いて食べるのは楽しいものだからな。変に干渉して邪魔伊達されてはたまらん。」
「そうだな。」「そうだね。」
「皆〜!いくら自業自得だからって私を見捨てるなんて酷いうさぁ〜〜!!―パンッ―ヒャアッ!?」
「…………なんで、私はこっちに加わろうとしたのかしら?はむ。野菜トロトロね。あっ龍さん!私にも鶏肉頂戴な。」
「そうか。わかさぎ姫。丁度最後の一個だったからな。これで丁度いい。よし、次は牛の厚切り肉がある。それを皆で焼き始めようか?」
「ヒューヒュー!待ってましたぁ〜!イェ〜イ!!」
「まあまあ部位が厚いから、その間は貝類とか魚も沢山焼きましょうよ。できれば私も手伝いたかったけど……。」
「まぁ、わかさぎ姫は仕方があるまい。陸では対して動けないのだからな。ゆっくりと私の念動力で作った空中椅子の上で座っていい。」
「うん。ありがとうね。龍さん。でも、どうしても焼くことができないのが悔やまれるわね。
龍さんみたいにバーベキューでお肉や魚を焼くのも楽しそうなのに、私のこの下半身のせいで一度も手伝えないで、こうやって大妖怪や神様のまえで偉そうに食べ続けるのはなんだかのは気が引けるわ。」
「そりゃあ大変だな〜。わかさぎ姫。なら、神力で一次的に人間みたいに尾ひれを人間の足に変えてあげてもいいよ?まさに両生類のカエルのように。それなら良いだろう?」
「う〜ん?………やっぱりやめとくわ。もしあっても即興で立てるとは思えないし。でもお気遣いはどうも諏訪子さん。私の身体だものね。ケチをつけても仕方がないわね。」
「なら、仕方ないか。よしっ!なら、牛の厚切り肉が丁度良く焼き上がってきたから、次はわかさぎ姫を食べよう皆!!」
「おっ〜!それはいいうさね〜?―パン―ヒャアッ!!」
「美味しそうですね?なら、私も丁度良くてゐ様のお仕置きを終えたので、頂きますよ。」
「いいね、諏訪子。人魚の肉か………美味しそうだね〜?どうせなら私にもくれ。」
「………ふむ。わかさぎの人魚か?確かに私も食したことがないから気になる所だ。」
「いや!なんでっ!?私が人間の下半身に全身する提案を断ったからなの?怒ったの!?諏訪子さん!?」
「イヤネ?神である私の、提案を断るとかないわーとか思ってナイカラ。キニシナイでイイヨ?」ニコ
「やっぱり怒ってるじゃない!!ひぃ〜!せっかく無事に海まで帰れたんだから辞めてぇ〜〜!!」
ひとり、子供用のプールに入っていたわかさぎ姫は静かにそう独り言を吐きながら保護者達のグループの中に被捕食者ネタでいじられながらも自然に溶け込んでいったのだった。
「ふぃ〜………さっきは酷い目にあったうさね。お尻がまだヒリヒリするうさ。」
「自業自得ですよ。ほら、てゐ様。目の前の人参が焼けていますよ?お皿の上に置いておきますよ?」
「あっ、ありがとううさ。大巫女。」
「どういたしまして。」
「にしても、てゐがあっちの娘達に加わらずにこっちでバーベキューするなんて意外だね?あっ、この鮪とかいう赤身の魚美味しいね?身がプリプリしてる。」
先ほどから少し経ってから追いかけっこに興じていた娘達がバーベキューの匂いにつられて帰還してまたワチャワチャとしながら食べているのをチラリと見て、
全員が落ち着いて話を聞けることを確認した、たかねは、先ほどまで仲間達と楽しんでいたバーベキューから一旦抜け出すことにして、焼ききゅうりを片手にだけ握りしめ、早速仕事に取り掛かることにした。
勿論、人見知りのにとりを無理やり引きずりながらだったが。
「コホン。さて、皆さん?そろそろゆっくり出来てきて昼間の熱さは抜けてきた頃ですかね?
所で〜?うちのにとり主体の河童達の製のバーベキュー製品数々はいかがでしょうかねね、皆さん?
実用段階には及んでいる試作品ですが、ご存知のとおりこの時点でも中々の仕上がりでしょう?もし、気に入ったものがあれば、この3日間に何度も行われるバーベキューの際にお買いして頂ければ幸いです〜♪」
そうして、商売根性だけは真っ直ぐしている山童のリーダーは隙を挟むように、河童の製品の売り込みを開始し始める。にとりを巻き添えにしながら。
「むっ?たかね。だれがあんたの河童だって?今のは聞き捨て―がぷぅっ!?」
その時、当の少しだけ気に入らなそうに機械いじりをしていた河童の代表者に邪魔されてしまうたかねだったが、流石、商売上手の山童の中でも指折りの実力を持つ彼女なのか、彼女は巻き添えにしていたにとりの妨害に対して、自分が先ほどまで食べていた焼ききゅうりの食べかけをにとりの抗議していた口に突っ込んで黙らすという所業にてライバルの妨害を防ぎこの危機を乗り越える。
そして、たかねはきゅうり空いたことでフリーになった両手をスリスリさせながら会話を続けだしていく。
なお、間接キスをしていることに本人は気がついていないのは御愛嬌だ。そして、顔を赤らめてモゴモゴときゅうりを食べていたにとりが、固まったままたかねを凝視していたことも。
それに対して、保護者達は少しだけ顔を見合わせてその手に持つ皿の上にあるバーベキューの品物を口に挟みながら考える仕草をし始める。
「う〜ん?諏訪の地は普段から狩猟はしてるから供給に問題はないけど、最近は少しずつ民の食事がお米と野菜が主体になってきたからな〜?広く普及させるのは難しいな〜?」
「だが、諏訪子。時々するもてなし料理に最適何じゃないかい?」
「う〜ん………まあ、確かに?うちの神社に1台はあってもいいのかな?神奈子。」
「そうだね諏訪子。じゃあ山童。私達守谷神社は帰りに一揃い分のバーベキュー製品を買い取ろう。値段は良い値で払うから安心しな。」
「おぉ〜!お買い上げありがとうございます〜。流石〜広大な領域の国を治める神々ですね〜。太っ腹ぁ〜〜♪」
たかねは商人としてかなりのチャレンジャーだ。故にそこで引き下がるのだけではなく、更にコネを作ろうとする。
それが自分を一つの指を動かすことで容易に滅ぼすせるほどの格の高い神が相手だとしても。
「そういえば、神奈子さん?飛燕から聞いたところによると、ものづくりがお好きだとお聞きしましたが〜?本当ですか?」コソコソ
そう、たかねはここで神奈子に対して両手を擦りながら耳元でコソコソと話しかけ始めたのである。
「ん?そうだが?……なんだい?山童?」
「はい!この機械バカこと河童達の技術力はどうでしたか?「ちょっと!たかね!私は別に何もしなくて―んん〜!?」よろしければ感想をお願いしたいのですがぁ〜?」
先ほどまで食わせておいたきゅうりを食べ終わらして再び口出ししてくるにとりに、たかねは今度は股下の何処から取り出したからご想像にお任せした予備の塩っぽく少しだけ肌温かく湿っぽいきゅうりを取り出して、そのきゅうりをにとりの口につこました。
そして、そのきゅうりが何処から取り出したのかを味を知ることで察したにとりの顔を赤く染めあげさせながら、それを知らんぷりして、両手を擦り続けるたかね。
その一瞬の出来事にポカ〜ンとしながらも、神奈子はたかねの質問に応じることにした。
「……ああ。それについては妖怪の癖に悔しくとも太鼓判を押すほど素晴らしいものだったね。それがどうしたんだい?そこになにかそこに含みがあるようだが?」
「はいぃ〜………煎じに個人的にお互いの技術を売り合う仲になればと。どうですか?内と商談協定を結びませんか?」コソコソ
「………は?妖怪如きが図にのる―」
「まあまあ……落ち着いてくださいな。神奈子さん。その前に所で貴方に個人的に贈りたいものがあるんですが……?一旦こちらをご確認ください。」スッ
「?」
神奈子は、にとりを縛りつけて動かないようにしているたかねから数枚の写真を渡される。
すると、そこには………、
諏訪子のそれはそれは素晴らしいアップや角度から取れた魅力あふれる水着姿の数々が映っていた。他には……厠にて………などなど、さすがに深くは言えないくらいの物まで示唆するような写真ばかり。
「ッ!?…こ、これは諏訪子の!?」コソコソ
「『諏訪子』?……なんか呼んだかな?神奈子?」
「いや……なんでもないよ?諏訪子?」
「ふ〜ん?……変なの?まあいいけど、牛肉の厚切りの追加分がもう直ぐ焼けてくるからたかねとの商談は早くきり上げなよ?」
「あ、ああ。そうだね。うゔん。」
「それで……どうでしたか?こうやっていつでも彼女の写真を眺められるんですよ?因みに今渡したいくつかの写真は贈り物なんですが………。」コソ
「………が?なんだ?」ゴクリ
「今回の諏訪子さんの写真よりも更に刺激的な写真もあげちゃいます。なんなら貴方でも知ることができない様々な彼女の魅力的な姿もありますよ?例えるなら………ゴニョゴニョ。」
そこで、確実に誰にも聞こえないように神奈子に直接耳打ちするたかね。内容は犯罪臭溢れる完全にアブノーマルな内容となっているので詳しくはこの文章にて聞かせられない。何故ならば、盗撮されたその写真のほとんどの内容は大体あ〜るじゅ〜はちなので。
しかし、神奈子の顔を赤らめながらも欲しそうにしている姿からお気に召したのは確かなのだろう。
その神奈子の反応に好感触を感じ取ったたかねは、こっそりとこの場から股下をそわそわさせながら『か、厠に少し用を足しに……』と言って立ち去ろうとしていたこの人見知りで機械弄りにしか脳がない、先ほどまで顔を赤く染め上げていた河童の代表者を再び引っ張り出して、神奈子の前に押し出しながら話を続ける。
「因みに、こいつが技術担当者なんですけど〜?少しはわかり変人な所はありますけど、機械の話に慣れば凄く気が合うと思うんです。後々に協定内容は聞きますので〜。この3日間の終わりにでも、ご一考してくだされば幸いです〜。」コソコソ
「わ、分かったから?早くこの写真を保管し直してくれよ?たかね?………後、このことは諏訪子には話すんじゃないよ?容易く第2次諏訪対戦が始まっちまうからね。」コソコソ
「はい。貴方のお好みの一品を自由にとってくだされば嬉しいでです〜。」コソコソ
元々、今頃現人神とイチャイチャしているのを文たちに見られてヤキモチを焼かれている化けガラスが皆で思い出を作るついでに、エッチな写真を収めて個人の家宝にしようと画策していたが、たかねはそれ以外にこのプライバシーのへったくれのない盗撮写真に新たな価値を見出していた。
そう。個人個人の買収である。
たかねは商人として相手を見る目だけは一流だ。故に、だれが誰にも好意を寄せているのか、どのような関係なのかを一瞬で見分けることが出来る。
元々、『面倒なことをしてくれたね?たかね?後、このきゅうり少し塩っぽいんだけど?何を考えて何処にしまってるんだよ?というか私にそれを食べさせるとかどんな神経してんさ?』と私があげたきゅうりを赤い顔をかじりながらジト目で私を見つむてくるこの機会バカをどうにかして凄いやつにしてやろうと考えたまだ少し未熟だった頃のたかねの思いつきから始めたビジネスではあった。
だが、その思いつきからそのまさかここまで話が発展していき大きな話へと続いていくとは、あの時の未熟だったたかねにとっては一重にも思っていなかったが………。
それもこれも、この技術者として優秀なにとりと商才の盛んなたかねの商人としての手腕によって、この事業が成り立っていると言っても過言でもなかいのは事実。
だから、たかねはこのまま立ち続けるビックヴェーブを見逃さずに商人としてのこの手腕を緩めることはない。何故ならば、彼女は山童商会の中で最も優れた商人だという自負があるのだから。
だから、このようなグレーというよりもほぼ黒といってもいい買収も、例え、コンサルタントでありきゅうりを伝来してくれた恩人である化け鴉の彼女を利用してでも、デカい魚は逃さないのだ。
因みにたかね自身の優秀な目利きによって行える危ない買収について、既に複数人の買収には成功していた。
この場では因幡の白兎のボスに今の買収相手の伴侶に大天狗の彼女。
そして、向こう側のグループは…………ほぼ全員が買収完了だ。主に化けガラスの紐水着姿のあの時の哀れのない姿だったり、他の化け鴉の写真では彼女のシャワー中だったり、中には彼女が一人で致そうとして身体を震えさせている時までの盗撮写真などだ。その写真をポイと渡すだけでその殆どが簡単に釣れるとは流石のたかねにも予想できなかったが……………。
コンサルタントであり、恩人でもあるあの化けガラスには悪いが、たかねは個々らでも指折りの有力者たちであろう彼女等とのコネを作るチャンスに利用させてもらうという心意気である。
信頼を大事とする商人としては実に悪性だろう。たが、しかし。臆病でもたりながら実は狡猾である河童もとい山童の性分なんてこんなものでもあるのだ。
「では…いい返事をお待ちしておりますね〜?それでは〜?」
「あ、ああ。考えておこう。うん。」
ニコニコと愛想笑いをしながらも、たかねは再びこの機会バカを引っ張って、彼女達から自然にフィードアウトしていった、たかねは内心バクバクと音を鳴らしている心臓の音を一生懸命に聞き取りながらも、緊張と格上との会話の恐怖からの解放に胸が軽くなっていくのを走りながらも感じていく。
よしっ!神奈子さんの好印象だった!これはイケる!!
そうたかねが内心ガッツポーズを決め込んでいると、先ほどまで黙っていたにとりが怒鳴りつけるようにしてたかねにギャーギャー声で抗議し始める。
「おい!この馬鹿馬鹿馬鹿!!阿呆のたかね!また卸先を勝手に増やしやがってー!こっちの量産体制が整うまで色々と大変だってのに、これ以上商品を増やしてどうするのさー!!これだから機械にそこまで詳しくない山童は!!!それにになんで寄りによって今回のその相手が神様なんだよー!!」
「なにを言ってるんだよ?にとり?あんたら河童は皆ビビリだから仕方なく私達が前に出て日の目に出ないような商品を売ってやってるってのに感謝するどころか、文句を垂れ流すばかり。これだから機械弄りしか脳がないお前等河童は。
いい加減、文句を言うくらいなら技術屋として私からの挑戦状から逃げずにやってみなよ?どうせ本当は出来るのに出来ないフリして逃げてるだけなんだろ?」
「はっ!内らがいなかったらあんたら山童はしゃべりが上手いだけの詐欺師にしかなれないくせに。な、何言ってるんだい?出来るに決まってるだろう?ま、まあ?私らは凄いからねぇ〜?そんなの本気を出せばチョチョイのちょいさ!!
いや、というかどうすのさー!!まぁ〜たぁ〜!初対面の人達と喋らないといけないのかぁ〜!?」
「アハハハッ!いい加減、人好き合いにはなれなよ?化けガラスの鴉くんにはすぐに慣れてた癖に、それ以外にも大した差はないだろう?」
「それは……相手が盟友なんだから簡単に言えるんだろ?あいつはいい奴だし、私達人見知りの河童にも理解して行動してくれるからさ!
というか!たぁ〜かぁねぇ〜!!私達の人見知りのレベルの高さを知ってるくせに!そんなこというなぁ〜〜!!
後、盟友はあいつは私達のことを分かってくれるからいいんだよ!きゅうりとその調理方法をくれたからね!!それこれとはそもそも違うんだよ!!」
「はいはい。ツンデレは大変だね?『素直に機械オタクの自分にも他の皆と変わらず優しいお姉さんが出来てそれが嬉しくて、だから気に入った。』って言えばいいじゃないか?人見知りだけじゃなくて正直者にもなれなくなったのかい?河童は?」
「ん〜!なにぃ〜!!別にそうでもないし!!山童こそ嘘ばっかじゃないか!本当はたかねだって盟友を利用したくはないくせに、盟友に抱きしめられてた時に妙に嬉しそうにしてたくせに!!
それに、私は元から盟友を利用するような買収は嫌だったんだよ?それに………ガミガミガミガミ」
急に早口になる腐れ縁の分かりやすい反応を見て、たかねはクスクスと笑いながらも、いつも通り仕方なさそうにこの困った幼馴染に構ってあげていく。
こいつはほっとけば一人でずっと何かの機械を弄り続けるだけの木偶の坊だ。
だから、私がどうにかして引っ張ってやらないとね。あんたが小さい頃から私だけに打ち明けてくれた"河童もそれ以外の種族すらも誰もが認める立派な機械匠"になるっていう目標まで。だから、そうなったときは私に感謝しなよ?にとり?
「っておい!ねぇ〜!たかね!笑ってないでさぁ〜!!本当に聞いてたのかい!!これだから山童は!口先だけの詐欺師ばかりだ。今さっきの買収の奴だって、まともな商談だったか怪しいかったね!!というか私に何を食べさせようとしてたのさ!!びっくりしたかな?こういうのは2人っきりの時にしてくれよ!!」
「はぁ〜!私の商談にケチつけるつもりかい〜?さっきのはコンサルタントの鴉くんを利用した点以外は別に普通じゃないかー!!」
「何処か普通なんだよ!!特に私に突っ込んだ二本目のきゅうりについてだよ!!」
「いつものことだろ!!」
「いや、そうだけど!あの時にやるのは違うじゃないか!馬鹿!!」
いつも通りの小さい頃に故郷の河童の里と山童の里からそれぞれが共にで出ていってから、ずっと続けているいがみ合いの痴話喧嘩を2人の山童と河童はしながら先程の買収先がいた所よりも気が休まる化けガラス達がワイワイしているグループの輪に入って行くのだった。
「口先三寸の女詐欺師め!!」
「機械しか能の無い人見知りのダメ女!!」
お互いに、そのいつものいがみ合いの掛け合いに、微かな安心感と楽しさを抱きながらもいつも通りの幼馴染との関係を続けていく。
さて、臆病者ばかりの河童達の卸先を広げるという仕事はさっきの買収で終わった。なら、残りはコンサルタントの残りの2日間の依頼の仕事をこなすだけだ。
商人として、悪徳なことはすることも度々あるが、約束したことだけは守り通すのが商人としてのたかねのモットーなのである。
さて、次回から二日目に突入です!お楽しみに!!
読者の皆様にとっての女オリ主のイメージを教えてください!
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可愛い! ここに皆入れてね!
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格好いい! そう?まあそれもありだね?
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美しいね! エヘヘー分かってんじゃん!
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変態! でも変態なお姉さんは好きでしょ?
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人情姉さん! 私についてきな!君達!
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大人なお姉さん! 妥当だよねー!うふふ♪
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乙女だよ! 分かってるねー!
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人妻最高! 良い子の皆は入れないでね?
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未亡人最高! なんか投票欄が怪しくない?
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もっと強くなれよ! あっはい、頑張ります
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ポンコツだね。 ん?これは褒め言葉?