貴方は淫魔の国へ渡る   作:ばばばばば

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3-07 道具作り1の失敗

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

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 貴方を魅了から守る道具とだけ伝えられていた貴方は

 彼女の一連の作業を見てそのような疑問がわいていた。

 

 


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 そんな貴方の不安を感じ取ったのか、彼女は貴方を安心させるように話しかけてくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 彼女が疲れ切っているのは別の理由であるからなのだが、彼女は否定も肯定もせずに会話を続けた。

 

 

 


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 誰かが飛び出す音、そしてしばらくの沈黙。

 

 

 

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 貴方は彼女の体を心配するが、彼女はへにゃりとした笑みを見せる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 しかし貴方は、彼女の労力を思えば

 自分がする彼女への奉仕の殆どは、ほんの恩返しにもならないだろうと知っていた。

 

 

 貴方は今日の作業が彼女に相当の疲労感を与えていたと予想する。

 彼女の身体状態の回復に役立つことなら、貴方は大抵のことを行うつもりであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 彼女はいつの間にか手に握った血入りの小瓶を眺め透かす。

 

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 彼女は貴方の手に布を器用に巻いて圧迫した。

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 そして自然な動きで汚れた布を――

 

 

――懐にしまい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 彼女は淫魔、貴方にとっては嫌悪しか感じないこの物体も彼女からしたら本当に必要なものである可能性はあるだろう

 

 

 

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 貴方は苦渋の表情を浮かべて―― 

 

 

 

彼女の為と思い直し、捨てないで置く

 

それとこれとは話は別なのでゴミ箱へ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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