貴方は淫魔の国へ渡る   作:ばばばばば

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 貴方がそれにかぶりついた時、それが本当に問題なく食べれるものであるかなど頭になかった。                                                                                                                 

                                  

                                

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 貴方は血流が腹に回り、その栄養を余さず搾り取ろうとしている感覚を感じてしまうだろう。 

 

 

 

 

 

 

 

 だからこそ、貴方は隣に腰を下ろした彼女から向く視線を

 甘んじて受け入れなければならないだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 貴方がそう伝えると、彼女は目線を逸らして言葉を続ける。

 

 

 

 

 

 

 貴方は淫魔と言えどもその寝方が一般的なものではなく

 そもそも寝具があって使わない理由もないだろうと考えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 体を不安そうに触る彼女を見て、貴方は一瞬だけよからぬ考えを浮かべてしまった。

 

 

 

 彼女の言葉を信じるなら

 ……魂が見える淫魔は人間の感情が筒抜けであるという。

 

 

 

 

 

 

 

 

 そう言って背を向けようとする彼女に貴方は―――

 

 

 

 

 

  おなじベッドで寝ることを提案する

 

  ただ一言、おやすみなさいと伝えた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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