貴方は淫魔の国へ渡る   作:ばばばばば

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  悶々とした夜を過ごす貴方であったが次第に眠気が勝り、貴方は眠った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そこには何やら箱を目の前でなにかを漁る彼女がいた。 

 

 

 

 

 

 そんな大げさな言葉に貴方はすこし笑った後、彼女が何をしているか問いかける。

 

 

 

 

 

 何もない部屋の隅で考え込む彼女の姿を貴方は眺めた。 

 

 

 

 

 

 貴方は箱の中に収められたボトルを一つ取りだす。

 

 

 

 

 

 

 

 

 貴方は元の世界で春先なら花粉で多くの人が苦しんでいることを引き合いに出す。

 

 

                  

 貴方はアレルギーは人間の免疫機構として必要だから存在していることを伝えた。

 

 

 

 

 むしろこれは強固に体を守る自衛機能と説明するが

 彼女はすでに何もない部屋の片隅を睨みつけていた。 

 

 

                       

 

 仕方がなく集中する彼女を見ていた貴方 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                      

 

 

 

 

 

 

 貴方は大量にある食材に喜びながら、どのように扱おうかを考えていると

 彼女に後ろから声をかけられる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そう考えた貴方は食材を指さし、いくつかの調理道具を手に入れられないか彼女に相談した。 

 

 

 

 

            

 

 

 

 

 貴方が食材に気を取られ、よそ見をしている内に、背後から光を受ける。 

 

 

 振り返れば貴方は望んだものはそこにあった。

 なにからなにまでというのはこういうことであろう。

 貴方は何度目になるかも分からない感謝の気持ちを彼女に伝えた。

 

 

 

 

 

 しばらく騒がしい寝起きを過ごした貴方達であるが、彼女が不意に表情を曇らせる。

 

 

 

 

 貴方は彼女を見送った。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 衣食住は揃った。

 直ちに生命の危険に直結するような事態も差し迫ってはないだろう。

 

 

  貴方はようやく元の世界に帰る方法を模索する余裕が出始める。

 

 

 

 

 

    一人きりになった部屋の中、貴方は―― 

 

 

 

  せめて掃除でもしておこう、ついでに部屋を改めて調べるか

 

  買ってもらった食材が本当に食べられる物であるか確認する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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