マッチ売りの少年   作:おさんどんさん

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それで彼氏じゃないは無理があるって言われるのが当たり前

「仕事ですか?」

 

ナギさんが生徒会室に訪ねてきて仕事の話をし始めた。

来客用のお茶とお菓子を出してナギさんはそれを一口すると

 

「ああ、仕事を探しているとヒナギクから聞いてな」

 

「まぁお金は大切ですし、それに働いてないと落ち着かないというか」

 

ハヤテは今外している。というかナギが自ら外させた。先程聞いたのだがハヤテも白皇学院に通えるように今裏でやってるそうで、サプライズがしたいという

執事って学校に通うものだっけという疑問は無くはないけど自分も特異な状況で通ってるからいいかと

 

「そういえばヒナギクがいないではないか」

 

「今は委員会があってそっちの対応中。オレは正式な生徒会じゃないし部活にも入ってないからこうやってみんなが仕事しやすくなるように仕分け中」

 

「働き蜂か何かなのかヒジリは...」

 

暇そうにしているナギさんを見て、やはり飛び級してると退屈に思えるのかと考えてると

 

「やぁやぁ、ヒナちゃんの彼氏くんの聖くん」

 

生徒会室の扉が開いた。そちらを見ると同級生の瀬川泉さんが入ってきた。生徒会メンバーなため委員会に出席中なんだが

 

「彼氏じゃないです泉さん...何か忘れものですか?」

 

「あはは〜、うん。ちょっとサッカー部の資料をね」

 

言われて先程仕分けしていた中にあった紙を取り出し渡す

そのまま送り出したつもりなのだが

 

「それじゃあね。聖くん。ナギちゃんも」

 

「あ、ああ...ヒ、ヒジリよ...ヒナギクと付き合ってるのか!?」

 

「根も葉もない噂だよ、オレもヒナもそういう気はないし」

 

「むむむ」

 

何か納得がいってない様子、でも

 

「そんな事言ったらナギさんこそ、ハヤテの事が好きなんでしょ?」

 

「なな、何を言う!?わた、私は大切な執事にと思ってだな!?」

 

こうして恋バナで盛り上がっていたら時間がだいぶ過ぎているのに気づく

 

「そろそろハヤテが迎えに来るんじゃないか?」

 

「もうこんな時間か、ヒジリはどうするのだ?」

 

「オレは片付けがあるからナギさんをハヤテの所に送ってから帰ろうかな」

 

そうかとナギさんは言う。オレは直ぐにカップやお菓子をさげてナギさんを校門まで送っていく

 

「聖さん、お嬢様をありがとうございました。何かありませんでした?」

 

「何もなかったよ。というか学校で何かしら起きる事自体おかしいんじゃないかな」

 

「それもそうですね。では僕達はこれで失礼します」

 

「仕事の件、何か考えておくからヒジリは安心しておいてくれ!行くぞ!ハヤテ!」

 

自転車で帰って行ったナギさんとハヤテを見つめながら仕事用意されるのかと思いつつも生徒会室に向かったのだが

 

「ヒナ、もう委員会は終わったのか?」

 

「ええ、泉の事、ありがとね。助かったわ」

 

「それが仕事だからね。一応さっきまで書類の仕分けをしておいたし...そういえばさっきまでナギさんが生徒会室に来てたから少し話をしてたよ」

 

「確かに泉が言ってたわね...変なこと言ってくれたお陰で妙な空気にもなったし...」

 

妙な空気と言うのが気になったが関係ないだろうと深くは追求しないでおいた

エレベーターが止まり、生徒会室に入る

 

「本当に手際がいいわね。あの3人だと仕事しなかったりと大変なんだけど」

 

あの3人、と言うと瀬川泉さん、花菱美希さん、朝風理沙さんの3人だろう

 

「愛歌さんは来るのが難しい事を考えると千桜さんが頼りになるのかな?」

 

「残業はしないけどね」

 

結構時間に厳しい人なんだな、千桜さんは

 

「そう考えるとオレとヒナの2人っきりかな?」

 

「っっ、変なこと言わない!」

 

「え?いや家でも一緒だしあまり変なことないんじゃ」

 

怒ったような顔をしているが別に怒ってはいないんだろう。根は優しい子なのは知ってる

 

「部活は今日ないんでしょ?一緒に帰る?」

 

「そうね、あ、買い物頼まれてるから付き合ってくれる?」

 

「分かった。荷物持ちなんかは男の仕事だからな」

 

まるで付き合ってるかのようなやり取りをしている2人、別に付き合ってませんよ

本当に

ヒロイン増やすか

  • ヒナギク一筋
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