相澤「言い訳は?」
遊弥「…少々会話が弾んでしまってね?仕方なかったってやつだよ」
相澤「…後で職員室な」
前回の話を読めばわかるが遊弥は相澤に嘘ついてヴィランを仕留めました、そして戻ってきたら思っていたよりも体育祭が進んでしまい、さっきまで怒られていたところだ、
プレ・マイ「第2回戦第1試合!今回の体育祭両者トップクラスの成績!!」
プレ・マイ「緑谷!!!VS!轟!!!まさしく両雄並びたち今!!スタート!!!」
パキパキパキ
ブゥゥゥゥン!
始まると同時に轟が氷で攻め、それを緑谷がデコピンで指一本を犠牲に風圧で吹き飛ばした
ビュウゥゥゥゥゥゥゥン!
「うお!」
「うわ寒っ!」
「風だけでこんな寒いのかよ!」
風圧が氷の冷気をそのまま観客席の人たちに直でぶつけたため一気に冷えた
プレ・マイ「おぉ〜!!緑谷 轟の攻撃を破った!!」
遊弥「おもちゃは多少影響を受けたが大丈夫だ…チッ(やはりクリッターズは寒さに弱すぎる、席の裏にいた個体…60体が影響を受けている、今度から素材変えるか?)」
相澤「あぁ、悪い」
遊弥が校長と体育祭に参加しない変わりに契約した障害物になる役割が終わり、このままここでのんびりしようと思っていた遊弥だが、校長が念のため観客席を監視兼盾にできるように配置してほしいと言われていたため、事前に準備していたおもちゃのことをかんがえて暇をつぶしている、もちろん実際に体育祭を観れることに多少浮かれてはいるが
何度も轟が攻撃し、それを指を捨てることで防ぐことを繰り返す緑谷
遊弥「毎度のことながら酷い戦い方だな、指を自分の攻撃手段として一発で使えなくなり、それに伴い激痛が続く、それを躊躇いもなく使い捨てるとは…このままだと轟が有利だな、」
相澤「そうだな(少し威力が落ちているが制御でき始めている、だが緑谷…)」
そして応援席の爆豪は轟たちにも何かしらの限界があると言い切った
切島「考えりゃそりゃそっか…じゃあ緑谷は瞬殺マンの轟に…」
轟(耐久戦か…すぐ終わらせてやるよ)
さらに緑谷が右手の指を使い切ると氷を伸ばし、その上から接近する、その氷を左手の指で破壊するも、飛ぶことで回避し、殴りかかった、緑谷はそれを避けるも轟は地面に当てた手から氷を伸ばして足に当てた、指で壊そうとするも左腕で破壊することを選んだ
ものすごい風圧で氷を吹き飛ばすも、轟は後ろに氷の支えを作ることでその場に残った
だが轟の体に霜が走り始め、震えていた
遊弥(個性の限界、エンデヴァーの炎の個性は体に熱がこもってしまい威力が落ちていく、氷の個性は体が冷えてしまい威力が落ちていく、それを相互補完できるようにできたのが"半冷半燃"一つの個性と見ればこれほど強力なものもない、例えばさっき回収したヴィランの"過重力"であっても炎で容易く屠れるほどの力がある、使う使わない関係無しに初めから鍛えておけば良かったのにな)
人の心がない考えを遊弥がしている間に轟がトドメの氷を緑谷に向けた瞬間、緑谷の風圧で吹き飛び、ステージギリギリでなんとか止まった轟
轟「てっめぇ…!壊れた指で…!」
そして緑谷も轟震えに気づいた、そして
緑谷「ーーー個性だって身体機能の一つだ、君自身にだって限度がある、でもそれって左側の熱を使えば解決できるもんなんじゃないのか?くっ…みんな本気でやってる、勝って目標に近づくために…一番になるために…」
緑谷「半分の力で勝つ?まだ僕は、君に傷一つつけられちゃいないぞ!
轟「緑谷…なんのつもりだ?全力?クソ親父に金でも握らされたか!?苛つくな!」
轟が緑谷に向かって走り出すも動きがぎこちない
緑谷「んっ!?(動きが…)」
爆豪(鈍い!体に霜が降りてからだ、おそらく俺の威力上限と違ってゲームのMPみてぇなもん…
轟(近距離ならお前は対応できない…はっ!右足上がった瞬間に、コイツ…!)
緑谷「イメージ…電子レンジの…爆発しない、しないしない…しない!」
轟「くっ!」
威力を最小限に収め、轟を殴った
プレ・マイ「モロだ〜!!生々しいの入った〜!」
だがそれと同時に轟が緑谷の左腕を凍らせた
轟「コフッコフッ」
パキパキパキ
緑谷(氷の勢いも弱まってる!)
轟が近づくも再び壊れた指を使って吹き飛ばす緑谷
その戦い方は指への負荷が重く、教師たちも止めようかと話し始めた
セメントス「
相澤(無茶苦茶
遊弥「……"ピッ"セメントス、ミッドナイト、止めるなら言ってくれ、もし止まんなかった場合、こっちでもクリッターズを動かす(改めて思うが無茶をする、たかが体育祭だ、あそこまでやるのは狂気の沙汰どころじゃない…)」
緑谷「(!!握れない!)ぐっ!」
壊れた指でデコピンの指を作れず、自身の口で親指を弾いて攻撃した
緑谷「期待に答えたいんだ、笑って…応えられるようなかっこいいヒーローに…なりたいんだ!だから!「ぐおっ!」」
轟の腹に思いっきり頭突きをした緑谷
緑谷「全力でやってんだ…!みんな!君の境遇も君の決心も、僕なんかに計り知れるもんじゃない、でも全力を出さないで一番になって完全否定なんて『ふざけるな!』って今は思ってる!」
轟の体の霜が更に降りていく
轟「うるせぇ!」
轟の記憶がフラッシュバックのように思い出されていく
緑谷「だから僕が勝つ!"ドゴォォン"君を超えて!」
緑谷のパンチが腹に直撃した
轟「おやじの力を…!」
緑谷「君の!力じゃないか!」
あぁ、嫌だ、
轟の左側からものすごい勢いで炎が吹き出した
プレ・マイ「こ、これは〜!?」
轟「勝ちてえくせに…」
体の霜が炎の熱で一気に解けていく
「畜生、敵に塩を送るなんて…どっちがふざけてるって話だ!
俺だって ヒーローに… 」
こうやって見ているとわかる、あれは異常だ
エンデヴァー「
プレ・マイ「…うん?」
エンデヴァー「やっと己を受け入れたか!そうだいいぞ!ここからがお前の始まり!俺の血を持って俺を超えていき俺の野望をお前が果たせ!!」
プレ・マイ「エンデヴァーさん急に激励…か?親バカなのね?」
遊弥(急にバカみたいになるなバカ)
相澤(バカって思ってんじゃねえか)
キィィィィィィィィィィ!
ボワァァァァァァァァァ!
キィィィィィィィィィン!
一気に轟が個性の出力を上げ始め、緑谷も力をストックし始める
セメントス「ミッドナイト!流石にこれ以上はもう!」
遊弥「…チッ!クリッターズ、観客席の奴らをガードしろ、」
ミッドナイト「彼の身が持たない!」
セメントスが個性で操ったセメントを操り、遊弥が指示を出すと観客席の下から大量のクリッターズが現れ、観客席とステージの間に肉壁になり、ミッドナイトは腕の生地を破り、"眠り香"を放った
キィィィィィィィィィィ!
大量の氷の柱が緑谷に向かって行く、それを緑谷は飛び越え轟に近づいていく、轟は左手を構えものすごい量の炎を吹き出し、周りの氷をすべて溶かしていく、緑谷も右手を構え、同時に前に突き出した
セメントスのセメントが壁を作るも、それをすべて破壊し吹き飛ばした
キュイィィィィン!
ドガァァァァァン!!
ミッドナイト「ちょっと〜!」
遊弥「これは…立ってられないな」グサッ*1
峰田「なにこれ〜!」
上鳴「マジかよおい!」
八百万「どうなってますの!?」
ポフュ
爆豪「んだこのぬいぐるみ!」
フシュウ
ようやく風圧が収まり煙が少しずつ減ってきた
遊弥「これで空気の吹き戻しが起きないのが不思議だな」*2
セメントス「威力が大きけりゃ良いってもんじゃないけど…すごいな…」
実況席では相澤が不動、プレ・マイはひっくり返り遊弥は手が壁に刺さったまま体制を崩していた
プレ・マイ「何今の…お前のクラス何なの?」
相澤「散々冷やされた空気が瞬間的に熱され膨張したんだ、」
遊弥(あ、もしかしたら吹き戻し起こらないかも)
プレ・マイ「
遊弥「ステージの奴ら以外に負傷者は…いないようだ、(クリッターズの肉壁のおかげか、コンクリートと氷がすごい勢いで吹き飛んでたからな、準備しておいて、正解だった)」
ミッドナイト「うぅ…あっ!」
先程の爆風で飛ばされたミッドナイトが立ち上がり周囲を見渡すと…緑谷が壁までふっとばされていて、倒れた
ミッドナイト「み、緑谷くん場外、轟くん!3回戦進出!」
そしてステージには炎の影響で左側のジャージが燃え尽きた轟だった
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ここからは省略させてもらう、この後の展開も原作と変わったところはない、何なら体育祭は障害物レースの緑谷とそれ以外の時間の差が開いただけで、他は変わっていないので、あまり書く意味はないのだ、体育祭優勝は爆豪勝己、2位が轟焦凍、3位が常闇踏陰と飯田天哉…飯田は病院に行ったためいなかったがともかく流れは変わんなかった、強いて言えば途中で飽きた遊弥がドーイに解説を任せてしまったというだけだが…とにかく、これで体育祭は終わりだ、今後は私達ももう少し干渉しようと思っている、また会おう
これまでは全然動かなかった遊弥もといプロトタイプ様たちですけど、これより前に色々介入させてもあまり面白くないっていうか、やっぱ序盤は目立たないほうが強者感出せそうだったんで…
誤字あったら教えてください