今回から推しの子編ですが次回位で終わりそうですね
今生は日本の星野家という家に長男の「星野ナガレ」として生まれることになり、母の名は「星野あゆみ」という名前であったが、夫と死に別れてシングルマザーで俺を育てていた母のメンタルがヤバくなっていたんで定期的に癒しの波導などでケアしておくと、前向きになった母は職場で知り合った男性と交際することになっていたようだ。
しかし義理の父となるかもしれない相手は母だけを大切にしていて、俺に対しては扱いが良くなく、あまり此方には関心がない義理の父候補は、俺のことはどうでもいいと思っているみたいだったな。
俺への対応で個人的にはポイント低めな男性と、今生の母が結婚するなら、写輪眼で俺に関する記憶を消してから家を出て、自由に生きた方が気楽ではあるかと考えていた俺は、式神達に【黄金生成】で生成した黄金などを渡して、それを元手に拠点になりそうな場所を用意してもらう。
そうやっていつでも家を出て生活できるようにしていた俺の準備を知ることもなく、やることをやってた義理の父候補な男性と今生の母には子が生まれることになり、俺には5歳年下の妹ができたが、妹の名前は「星野アイ」というものに決まったそうだ。
「星野あゆみ」の娘の「星野アイ」となると、もしかしたらこの世界は、推しの子の世界なのかもしれない。
妹のアイが生まれてから母と交際相手の関係は悪化し、交際相手と別れることになった母は、悪いことは全てアイのせいだと考えてしまうようになっていたんで、それは違うと写輪眼で母の考えを修正したりもして、母のあゆみに真っ当な母親になってもらう為に頑張ってみた俺。
ついでに「流れ星の指輪」で母や妹にかなりの幸運が訪れるように願ってみた結果、母が買っていた宝くじの1等が当たったり、偶然手助けした人が富豪であったことで謝礼金を渡されたりもした母は、金銭面で困ることは無くなっていたようである。
妹のアイは母に虐待されることもなく、養護施設送りになることもなくて、普通の女の子として生きていたのは確かだった。
「星野アイ」が居る推しの子世界なら「天童寺さりな」も居ると考えて、難病だろうと治せるから治療しておこうかと思った俺は「天童寺さりな」が入院している病院にコッソリと侵入し、入院している患者達に辻治療を施していきながら、探していた「天童寺さりな」も治療して健康体にしておく。
翌日のニュースで田舎の病院で入院している患者が全員健康体になった奇跡が起こったと報じられたりもしていたが、俺から「天童寺さりな」に言えるのはゴロー先生と末永くお幸せにってこと位だ。
ある日、妹のアイに頼まれてスーパーにアイスを買いに行った後の帰り道、くたびれた顔をした金髪の少女が公園のベンチに座って項垂れていたのを発見。
まるでリストラされたサラリーマンのような哀愁が漂う少女は、年齢に似合わない疲れきった目をしていたのは間違いない。
ちょっと気になったんで話かけてみると、元々子役として仕事をしていた金髪の少女は、所属する劇団の同性の先輩から嫌がらせをされまくっていて、ひたすらそれに耐えてはいたようだが、耐えていたことが気に入らなかった同性の先輩から劇団を追い出されることになってしまい、行く宛が無くなって困っていたみたいだ。
天涯孤独で身寄りがなく、子役として働きながらなんとか生活していた少女は劇団を追い出されたことで生きていけないと考えているようで「ボクはもう終わりかなぁ」と諦めの境地に達している少女。
そんなボクっ子金髪少女をなんとなく放っておけなかったんで、今生の家族には内緒で用意していた拠点に少女を招待し、遍在に少女の世話を任せた俺はスーパーで買ったアイスが溶けないようにスキルなども駆使して家に戻ると妹のアイにアイスを渡しておく。
「やっぱり夏はこれだね!」
なんて言いながらスーパー○ップのバニラを笑顔で食べていたアイは、アイスはバニラ系が好みであるらしい。
おやつにアイスを食べたアイが満足し、その後に夕飯も食べた今生の家族が寝静まった頃に、拠点に残してきた遍在に【超能力】でテレパシーを使った俺は、保護した少女の様子を知っておくついでに少女の名前も確認してみたが、どうやら少女の名前は「カミキヒカル」というそうだ。
この世界は「カミキヒカル」が女性だった推しの子世界ということになるのだろう。
「星野アイ」はアイドルを目指すことがなく普通の女の子のまま生きていて、推しの子の黒幕であった筈の「カミキヒカル」が女性であるとするなら、生まれることのない存在が居てもおかしくはない。
「星野アクアマリン」と「星野ルビー」は生まれない可能性が高そうだが、その分だけゴロー先生とさりなが幸せになれていたなら、それはきっと悪いことではない筈だ。
なんて思いながら、家族と過ごす日々の裏側で「カミキヒカル」と過ごした毎日。
そんな生活をしていった結果、世話していた「カミキヒカル」に「これボクの!ボクの!」と言われることになったが、ゴブリンみたいなメスガキにカミキがなった訳じゃなく、名前書いてたプリンを殺せんせーに食べられそうになったカミキが思わずそう言っていただけではあった。
甘いものに目がない殺せんせーはなんでも食べてしまうから気を付けておかないといけないな。
この世界だとさりなちゃんとゴロー先生は結婚して、一緒に幸せになったでしょうね