ある日、特殊な力を持たされて、竜帝と呼ばれる少女に、異世界へと呼ばれた男、木佐美 翔壱(きざみ しょういち)。

国を奪われ、皇帝の座を追われた彼女は、木佐美に言う。

「国を取り戻すべく、お主を呼んだ」と。

全てを取り戻した暁には、ありとあらゆる願いを叶えてやる、という契約の元、彼は竜帝と共に国を取り戻すべく、旅立つこととなる。

……だが彼は知らなかった。

この世界は、そもそもの戦闘能力の平均が高過ぎることを。

これはバケモノみたいな奴らの戦いに巻き込まれる、元一般人の哀れな冒険譚である。
プロローグ∶竜帝と一般人
  ★少し先の話★
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