ハンターの人理修復旅   作:浅漬けプリン

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ありがとう……満腹だ!(モルガンに石210個、呼び符16枚を使い大爆死した図)
モルガンいいよね(血涙)


第六節

結構走ったが…そろそろ限界だな、追いつかれる!

 

「見ツケタゾ。新シイ獲物。聖杯ヲ、我ガ手ニ!」

 

追いかけてきたのはアサシンのシャドウサーヴァント、呪腕さんだ!

腕のリーチは長いが、相手はアサシン!正面切って戦う性能はしていないはず!

しかし問題はもう一人の方だ。追ってきているシャドウサーヴァントは2体、コイツと武蔵坊弁慶、ランサーのサーヴァントがいる。俺はそっちとやるとしよう。

 

「……!応戦します!先輩、わたしを使ってください!」

 

「わかった、絶対に勝たせて見せる!!」

 

「悪いがマシュ、俺は手伝えない。もう一人追ってきている!」

 

「--------驚イタゾ、マサカ気付クトハ」

 

下肢に魔力を集中させ、一気に前方に飛ぶ!建物の側面を連続で蹴り、迅速に索敵する。

追ってきていたランサーを視認し、少し遠くにに着地する。

こちらを認識したランサーが巨大な薙刀を構え、高速で接近して来るのを尻目に、己の影に手を翳す。

取り出すのは大剣。その刀身には赤と黒の模様が絡み合い、禍々しく剣全体を彩る。何かを鏖殺(こわ)す事だけに特化した暴力的なまでに巨大な剣。

 

銘を鏖大剣ヴラディス

 

 

(原作では立香達が危なくなれば助っ人が助太刀に入る…)

 

しかしこの世界は既に原作から乖離し始めている。俺の存在によってどうなるか予測できない以上、一刻も早くコイツを始末し、元の場所に戻る!

 

迫り来るランサーの方に体を向け全身に力を入れ、大剣を地面に振りかぶる!

剣と地面が触れた瞬間、轟音と共に衝撃波が発生し、地表が捲れ上がる。

 

「フンッッッ!!」

 

「ヌウッ!?人間ガコノ様ナ力ヲ!?」

 

-------【地衝斬・壊】

 

俺が前世で開発した地衝斬の改良版。斬撃を目的とせず、岩や甲殻など硬度の高い物を砕く為に作った技だ。

局所的に地震が起こる。衝撃波とセットで体勢を崩したランサーに向けて大剣を横薙ぎに振り払う。

 

続けて【獣宿し・獅子】!!!

 

赤黒く光る刀身の残影が辺りを照らす。ランサーはなんとか薙刀の刃で受け流し、体勢を立て直そうとする。

しかし、これで終わりではない。獣宿し・獅子の斬撃は副次効果。この技の真骨頂は、次に放つ攻撃の威力を跳ね上げさせるというもの。薙いだ刃を勢いのまま回転させ、遠心力により先程の横薙ぎよりも威力の増した大剣をライダーの脳天に向かって振り下ろす。

圧倒的な死の気配を放つ大剣が降って来る。

ランサーは持ち手で受け、カウンターを放とうとする。

 

単純な魔術強化だけで地表が捲れるほどの威力の攻撃を放つ者がこの技を使うとどうなるだろうか?

答えは単純。

 

--------折れる。細い棒切れの様に薙刀が中心から折れ、背後にある車の残骸や家屋の瓦礫ごとシャドウサーヴァントの霊核を真っ二つにする。

勢いはそれだけに収まらず、地面に深く突き刺さり、深く傷跡を残す。

霊核を割られて耐えられるわけもなく直ぐにシャドウサーヴァントは塵となって消える。

 

「良し、綺麗に決まったな」

 

人外じみた戦闘をした疲れをまるで見せず、男はそう独り言を言う。

 

「そんな事より立香達が心配だ、さっさと戻ろう」

 

再び下肢に魔力を集中させ、走り出す。

 

*************************

 

さて、この辺りの筈だが…戦闘音が聞こえないと言うことはもう終わったのか?

 

「あ、あの…ありがとう、ございます。危ないところを助けていただいて…」

 

「おう、お疲れさん。この程度貸しにもならねぇ、気にすんな

それより自分の心配だな。ケツの辺り、アサシンのヤロウにしつこく狙われてただろう?」

 

「ひゃん…!」

 

「おう、なよっとしてる様でいい体してるじゃねぇか!役得役得っと」

 

あ!セクハラ!セクハラです!!

ぶん殴られても文句は言えませんよ!!?

 

「……ちょっと、立香。アレ、どう思う?」

 

「……味方…かな?セクハラオヤジの……」

 

ほら!マスター組が警戒心MAXになってる!

 

『お取り込み中の所失礼するよ。まだ一条君が帰ってきていない。彼は単身でサーヴァントを引き受けたんだ。今すぐ加勢に向かった方が…』

 

おっと、コントのせいで忘れていた。直ぐに合流しなければ。

 

「…!!その心配はなさそうだぜ」

 

「彩斗!無事で良かった!」

 

「そっちこそな、それで、そこのセクハラオヤジは何者だ?」

 

「それはコッチの台詞だ。お前さん、ナニモンだ?」

 

 

 

クー・フーリンは警戒していた。

まず第一にその気配を隠す技術。戦闘が終わっても己は警戒を解いてはいなかった。それなのに至近距離まで接近するまで全く気配を掴めなかった。

次にその感じ取った気配。圧倒的な死の気配。数多の命を終わらせる修羅の気配。その余りに異質な気配に杖を強く握りしめる。

更に、姿を見た瞬間確信した。この男は自分を容易に殺しうる。歩き方でわかる。ランサーの自分に匹敵するであろうその技量、相手を殺す為だけに培われた技術。正確に姿を視認した際、背後に数多の龍を幻視したのは見間違いでは無いだろう。

 

(おいおいおい…なんだよこいつ…神でも殺したのか?)

 

背筋に汗が流れる。口の中が乾燥する。

それは決して怯えではない。むしろその逆、歓喜だ。

 

あぁ、なんという強い男だ。

こんなにも完成された戦士と会えた幸運に感謝する。

キャスターである事が残念だ。味方である事が残念だ。

この男と戦ってみたいという感情が湧き上がるが生憎味方として出会ってしまった。ならば殺し合う訳にもいかない。

しかし収まらぬ好奇心のまま、目の前の人間に話しかけるのだった。




知らなかった…!!
出し切った後があるなんて!!(残りの石9個でガチャ再開)

満腹だ…(爆死)
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