ToLOVEる ~ 生まれ変わった意味を探して~ 作:アイスが食べたいマン
屋上で戦闘があった、次の日の昼休み。
「わ~!あなたがナナの新しいお友達!?」
ララさんが嬉しそうな声でナナの隣の赤毛の三つ編みをした子を見ていた。
「紹介するよ、姉上!黒咲芽亜っていうんだ」
「初めまして───!」
屋上で俺と戦った少女───黒咲さんは、ナナの友達だった。
「初めまして!ヨロシクね───」
「あら?あなた確か…」
「あ、こないだは、ありがとーございました♫」
黒咲さんは西連寺さんにお礼を言う、お互いの反応からして黒咲さんと西連寺さんは前に何処かで会った事があるらしい。
「西連寺、知り合いなの?」
「結城くんこそ、黒咲さんと知り合い?」
「えっオレ?」
西連寺さんに言われたリトは″あ!″と何かを思い出した様に声を上げて、黒咲さんを見てる。
…リト、お前西連寺さんに言われるまで忘れてたな?
「昨日屋上で───ぐふっ!?」
「結城くん!?」
リトの言葉の途中で、俺はリトの腹部に肘打ち込む、リトは腹を抱えながら、膝をついて倒れてしまった。
悪いな、リト…今、その話をしたら、ナナが悲しむ事になるかもしれない。
「…優斗…なに…すんだよ…っ」
「悪い、肘が滑った、後でアイス奢るから許してくれ」
「…普通…肘は……滑らねえよ…」
軽くやったつもりだが、思ったより深く入ってしまったらしい。
…ここまで綺麗に決まるとは思わなかった、後でちゃんとアイスを買ってやらないとな。
「今はお腹を抱えて倒れているけど、気をつけた方がいいわよ、あの人ハレンチだから」
「そうそう!ケダモノだからな!!」
「…えぇ!?」
腹を抑えながら倒れているリトに向かって追撃する様に言う、唯とナナ。
ここまで来ると、なんか本当に可哀想に思えてきたな。
「ハレンチって?」
「エロい事してくるんだよ!!」
「えっ何がダメなの?それって生物としてごく自然な欲求でしょ?それに───」
黒咲さんは話している途中、一瞬俺を見てニヤリと笑う。
まて、黒咲さん、一体何を言うつもりだ?
「ナナちゃんも優斗せんぱいとしたいんでしょ?」
「なっ!?」
ナナに向かってとんでもない爆弾を投下する、黒咲さん。
顔を真っ赤にして″あたしは…そんな事…″と言いながら、立ち尽くしているナナの横を黒咲さんは通り過ぎて俺に近づいてくる。
「わたし興味があるんで、イロイロ教えてくださいね、せんぱい♡───例えばせんぱいの″前世″とか…」
俺の肩を掴んで耳元で囁いた黒咲さんは、満足した様に俺から離れて微笑みかける。
俺の過去を見て興味を持ったのか、それとも黒幕に調べてこいと言われたのか、あるいはその両方か…
「な…な…何言ってんだメア───!!」
「ハ…ハレンチだわ、あなた!!」
ナナは黒咲さんの肩を掴んで揺らし、唯は黒咲さんに近づいて叫んで怒る。
肩をゆらされて怒られた黒咲さんは少し驚いた顔をしていた。
こう見るとやっぱり、黒咲さんも…
「…黒咲さん」
「これってなぁに?せんぱい」
俺は黒咲さんに左手を伸ばす、伸ばされた手がどういう意味か理解できない黒咲さんは不思議そうに俺の手を見ていた。
「握手だ、そこまで″見なかったのか?″相手の手を握り、目を見て短時間振ることで、挨拶や信頼や友好を示す、身体的コミニュケーション」
「へぇーなんかわからないけど、素敵!」
黒咲さんは俺の左手を握る。
「…これから、きっとたくさんの事を知る」
「…?」
「けど、それは君に良い影響を…君が変わるきっかけになるはずだ…」
ナナの隣で笑顔になったり、怒られる黒咲さんを見て、俺の目には普通の少女にしか見えなかった。
黒咲さんにもヤミみたいに変わって欲しい、きっかけが誰でも構わない、彼女の中にある闇を晴らせるなら、俺は…
「目を逸らさずに自分の意思で決めるんだ」
「…え?」
「誰かの命令を受けてじゃない、自分が本当にやりたい事は何なのか」
黒咲さんは俺の言葉を聞いて困惑する、いきなりこんな事を言った俺を周りは、不思議そうに見ていたが気にしない。
「…きっとすぐにその時が訪れるはずだからね」
俺が輝と過した時と同じように…ナナとこの学校のみんなと過ごせば、きっと疑問に思う、今自分がやっていることは本当に正しいのか…そして黒咲さんも俺と同じように人な暖かさを知って欲しい。
「黒咲さん、ナナは黒咲さんと友達になって、すごく喜んでいたんだ…だから仲良くしてあげてね」
俺は最後にそう言って握手していた左手を離す、そんな俺を見てナナが″恥ずかしいからそーゆー事言うなぁー!″と怒って背中を軽く叩かれた。
◇
放課後になって俺は家に帰る為、廊下を歩いていると昇降口から声が聞こえてくる。
「全く!何なのかしら、あの黒咲って子…油断できないわね」
靴を履き変えながら、怒ったように独り言を言っている唯がいた。
「もう…ただでさえ優斗くんの周りには、要注意人物が多いんだから……」
「…唯」
「ゆ…優斗くん!?」
俺が声をかけると唯は驚いたようにこちらを振り返る。
そんなに驚かなくてもいいのに…
「今から帰るなら、一緒に帰らない?」
「え?ひ…一人なの?結城くんやナナちゃんとモモちゃんは?」
「ナナとモモはララさんと用事があるみたいです一緒に帰ったよ、リトは才培さん…お父さんの手伝いで、今頃漫画書いてるよ」
ちなみに今日は美柑も遅い、才培さんの所がすごく散らかっているらしく、それを見兼ねた美柑は掃除をしに行った。
手伝いに行こうと思ったら、才培さんが″美柑がいると色々できねーだろ?たまにはゆっくりしろよ″と言われて断られた。
「…そう、みんないないのね」
「そうなんだよね、一人で帰るの寂しいからさ」
ずっとリト達と帰っていたから、少し寂しかった、だから…
「一緒に帰らない?」
「…そうゆう事なら一緒に帰ってあげるわ」
「ありがとう、唯」
俺は靴を履き変えてから、唯の隣に並んで歩いて行った。
~モモside~
「全く…お姉様ったら…」
夕方のオレンジ色に染まった空で、私は急いで優斗さんの家に向かって飛んでいた。
「大切な用事って言うから、ついて行ったのにマジカルキョーコの着ぐるみショーなんて…こんな事なら最初から優斗さんについて家に帰るべきだったわ」
ついて行った先はマジカルキョーコの着ぐるみショーで周りには小さい子供や親子しかいなかった。
私ははしゃいでいたナナにバレないように会場を抜け出して家に帰っている。
「今日は美柑さんの帰りも帰りが遅いという話だし、家で優斗さんとあんな事やこんな事に励んだ方が、よっぽど充実した時間だもの♡」
優斗さんと二人っきりなら、きっと…
───モモ…やめ…て
───そう言ってますけど、身体はとでも正直ですよ?優斗さん
───んっ!?
全裸になった私が乳首や耳を舐められて興奮してしまった優斗さんの身体に跨って…
───まって!?それは…ダメ…
───ダメじゃありませんよ?子供を作るのに必要な事なんですから
───っ!?待って本当に───っ!?
優斗さんの大きくなった巨大なアソコにわたしの大切な所をキスさせて…そのまま…
───あぁあああぁああっ…
───っ…全部入りましたよ?優斗さん
快楽に耐えられなくなって抵抗してくる優斗さんの手を恋人繋ぎで繋いだまま、私は腰を動かして…
───ぁあ…ダメ…本当に…っ…このままだとっ…
───良いんですよ?全部吐き出してください、優斗さん
汗と水音が飛び交う部屋でトロトロになった優斗さんが…
「……あら、いけないヨダレが……」
妄想の中で私に犯された優斗さんの想像をしてしまったわ…でも今急いで帰ればこれも現実に…
「……!?あれは…」
一瞬、私の好きな人の気配がしてそちらの方を見ると、優斗さんが野良猫を優しい笑顔で撫でながら″唯もこの子、触ったみたら?″と古手川さんを誘っていた。
優斗さんが古手川さんと一緒に下校している!?これは…ハーレム計画を進めるチャンスだわ!!
優斗さんはあんな事やこんな事にはあまり興味はないようですが…古手川さんは天条院さんのプライベートビーチで籾岡さんと一緒になって襲おうとしていた、上手く行けば、古手川さんが優斗さんを…
(古手川さんの家の方角を考えるともうじき優斗さんとは別れ道になってしまう!その前に何か手を…)
私は何か無いかと急いで周りを見渡すと黒いサングラスをかけたふくよかな男性が目に入る。
(校長先生……)
…校長先生を使えば、優斗さんが唯さんを連れて逃げるかもしれない。
「うっひょ───っゴミ捨て場でステキな本を拾っちゃった~!!校長室に帰ってゆっくり読みましょ♡」
私はデダイヤルからある植物を取り出して、後ろから校長先生に近づく。
(香りを嗅ぐだけでテンションが最高潮になる、この″アドレナの花″を使って…)
「ひょ!?」
これならきっと上手くいくはず…
私はそう思って急いで優斗さんと古手川さんの所へ校長先生を誘導する。
~唯side~
私は優斗くんの横を歩きながら、一緒に帰っていた。
優斗くんの隣を歩いて、一緒にたわいのない話をして、優しい笑顔を見る度に私の胸が大きな音を立ててしまう。
…優斗くんともっと一緒に居たい…もっと一緒に笑いたい…あなたが欲しい…
「前に一緒に帰った時、突然雨が降ってきてここの公園の遊具で雨宿りしたっけ?」
「そっ…そうだった───っ!?」
公園の遊具を見て思い出す、ここは、私が初めて優斗くんへの想いに気づいた、場所。
同時に抑えられなかった、優斗くんへの感情が抑えられず…優斗くんにキスをしてしまった場所。
優斗くんの唇から伝わってきた優しい温もりを…好きな人とキスをした時はとても幸せだった気持ちを今でも覚えている。
「…唯、大丈夫?」
「え?」
唇を指で隠しながら、あの時の事を思い出していた私に優斗くんは心配した様な表情で優しく声をかけてくれる。
「…大丈夫よ」
優斗くんのせいよ、あなたを好きになったから…私は…
「優斗くん…この公園で私が言ったこと覚えてる?」
私が優斗くんに言った告白の様な言葉。
───私諦めないわ、優斗くんを必ず、振り向かせてみせるから
何時か、あんな曖昧な告白じゃなくてしっかり伝えようと思ってた。
今度はしっかり伝える…優斗くんと二人きりになるチャンスなんて中々ない…今なら想いを伝えられる。
「…あぁ、覚えてる」
「あの言葉がどういう意味かわか───」
「むっひょ───っ誰でもいいからぺろぺろしたいですぞ───!!」
私の言葉を遮るように大きな声が聞こえてくる、私が後ろを向くとそこには裸の校長先生がいた。
「こ…校長先生!?」
「むっ!?可愛い子、はっけーん!!わしとぺろぺろして───」
校長先生は私をターゲットにしたのか、こちらに向かって全力で向かってくる。
「唯、後ろに隠れて」
「わ…わかったわ」
優斗くんは私の前に守るように立って、鞄を地面に降ろす。
旧校舎の時も… RPGの世界でモンスターにあった時も…オキナワでサバイバルをする時になった時も…いつも肝心な時に優斗くんは私を助けてくれる。
「そこのかわい子ちゃん───!!わしと──グフッ」
「…いい加減捕まれよ、変態」
裸で飛びかかってきた校長先生の顔に回し蹴りを叩き込む。
スポーツフェスタで遠くから見た優斗くんの回し蹴り…近くで見るとこんなにかっこよかったんだ…
「奥さん見て、あのサングラスの男、また裸で走っているわよ?」
「ぺろぺろしたいって女の敵だわ、あの男の子蹴り飛ばしてくれたわ」
「…チッ、目立ち過ぎたか?」
周りにいた人達が私達の方を見てざわめき始めたのに気づいた優斗くんは少し嫌そうな顔をした。
陰口を言われているってよりも、どちらかというと校長先生を蹴り飛ばして、賞賛されている気がするけど…
「…騒ぎになる前に行こうか、唯」
「え!?」
優斗くんは集まってきた野次馬から逃げる為に私の手を掴んで走り出す。
優斗くんとキスした日もこんな感じで手を握ったっけ。
「…?」
「もしかして、雨?」
キスをした日の様な雨が空から一粒、また一粒と降ってきて、次第に雨は強くなっていった。
「…凄い雨だな…唯、俺の家が近いから、雨が止むまで家に…」
「え!?」
ゆ…優斗くんの家に!?で…でも今って誰も…
優斗くんに連れられて優斗くんの家の玄関に入る。
「…まだ誰も帰ってきてないか」
「………」
「とりあえず、タオルと…俺ので良ければ着替えを用意するから、その間にシャワーを使って温まってて」
「え!?でも…そ…それって」
優斗くんの服を私が着るの!?優斗くんの匂いがした服を!?
「かシャワーを浴びてる間に濡れた服は乾燥機にかけておくから、乾けばその服を着ればいい」
「………」
「…だから今はシャワーを使って身体を温めて、唯が風邪をひいたら俺が後悔する」
「う…うん」
どうして、そんなに優しいのよ、そんな事言われたら…私は…どんどん優斗くんの事が好きになっちゃうじゃない。
優斗くんに″こっち″と言われてついて行く、脱衣室に着くと乾燥機の場所と使い方を教えて、濡れた優斗くんは脱衣室を後にした。
「ふぅ…下着までグショグショ…」
まさか優斗くんちでシャワー浴びる事になるなんて…しかも今、家には二人っきり…もし、優斗くんとハレンチな事をしたら……
「…唯」
「は!はいっ!」
服を脱ぎながら考えていると扉の向こうから優斗くんの声が聞こえる。
「俺の服、扉の前に置いておくよ、乾いてなかったら使って…とりあえず。俺は二階にいるからシャワー浴び終わったら来てね」
「う…うん……」
優斗くんの声を聞いて、胸のドキドキが止まらない…それに優斗くんの事を考えただけで少し身体も熱くなる。
「早く…入らなきゃ…」
下着を脱いで服と一緒に乾燥機に入れた私は、そのままシャワーを浴びる為にそのままお風呂場に入った。
◇
シャワーを浴びて終わった私は、こっそり扉を開けて廊下を確認するが、廊下には誰もいなかった。
「こっ…これに着替えるの!?」
扉の前においてあったのは、ワイシャツが一枚だけ。
…本当に…優斗くんが選んだとは思えない、これじゃまるで…
───俺は二階にいるから、なんかシャワー浴び終わったら来てね
もしかして…誘われてるの?
「っ!ダメよ、そんなの!」
私は脱衣室の乾燥機を確認する、乾燥機入れた服はまだ乾燥中で取り出せない。
「…あなたが悪いのよ…」
覚悟を決めた私は、小さく呟いてワイシャツを着て、二階の優斗くんがいる場所にゆっくり歩いていく。
そして優斗くんいると思わしき部屋の前に着いた私は部屋の扉をゆっくり開ける。
「優斗くん……シャワー…あ…ありがと」
「唯、身体温まった?」
肩にタオルをかけて、暗くなった外を窓から見ていた優斗くんは、私の方に振り返り、私の姿を見て固まってしまった。
「…何?その格好…」
「何って…あなたが用意したんでしょ!」
「…え?いや俺はジャージの上下を用意したんだけど?」
「そんな物どこにもなかったわよ」
優斗くんは″おかしいな、そんなはずは…″と呟いた。
え?このワイシャツは優斗くんが用意したんじゃないの?じゃあ誰が…
「え?」
「停電?雷が落ちたのか?いやでも、音は聞こえなかったけど…」
「とりあえず、灯りを…キャっ!?」
「っ!唯!?」
停電になった中、灯りを探そうと動いた私は足元が見えず、躓いて倒れそうになる。
倒れそうになった私を優斗くんが支えてくれるも、勢いよく倒れた私は優斗くんをそのままベットに押し倒してしまった。
「大丈夫優斗く───っ!?」
「…あぁ、俺は大丈夫だよ」
ベットに押し倒した優斗くんを見ると私の手は優斗くんの服をたくし上げて、細くて筋肉がついた優斗くんの身体が露出していた。
ビーチやプールでも見たけど、凄い良い身体をしてる…こうやってみると籾岡さんが襲いたくなるのも…少しだけ分かるわ。
「唯、どうかした?」
「…手を貸して?」
「手?いいけど…なんで…」
優斗くんは私に向かって左手を伸ばす。
「…優斗くん、聞いて、私の胸こんなにドキドキしてるの」
「っ!?」
「んっ…ドキドキしてるでしょ?」
私は優斗くんの左手を掴んで自分の胸が形を変えるくらい強く押し付ける。
私の顔を見て驚いている優斗くん、初めて見るそんな顔も私には愛しく見えてしまった。
「わ…私…ハレンチな人は大嫌い……子供の頃からずっとそうだった、嫌いだった、女子のスカートをめくったり……クラスの風紀を乱すのは決まってハレンチな男子で、私はいつも弱い女子を庇って男子と対立して…………」
男の人は全員ハレンチなのが普通で…ハレンチだからって全部が悪いんじゃないって事も最近わかるようになってきた、けど…彼だけは違った
「でも…優斗くんは違った、他の男の子みたいにいやらしい目で私を見ない、それどころかどんな人でも手を伸ばして助けようとする」
私と初めて出会った時、廊下を走った男子にぶつかってノートを落とした拾ってくれた。
私は勘違いしてビンタしようとしたのに、そんな私にも優しく手を伸ばして助けてくれた。
「優斗くんなら、前に言った言葉がどういう意味かわかってるよね?」
「…あぁ、わかってる」
「…今度はちゃんと伝えたい、私の言葉で…」
ずっと伝えたかった、仮に優斗くんに恋人ができても、きっと諦められないこの想いを。
「…わ…私は…優斗くんが好き…大好きで……誰よりもあなたを愛しています」
「…唯」
優斗くんは私を困った顔をして見ている。
きっと優斗は分からない、彼自身の感情が…″恋がなんなのか″…他の人の想いにも気づいているはずの彼が、誰にも返事をしない理由はきっとそれだから…
「…今はまだ答えなくていいわ」
「…でも」
「その代わり、今だけは我儘を許して欲しいの」
「我儘?え…何して…」
優斗くんの声を無視して、私はゆっくりと優斗くんのお腹に顔を近づける。
「チロッ…」
「っ!?唯!!」
優斗くんのおへそを舐めてそのまま徐々に胸板へ向かっていく。
「つ──────…」
「っ!!?やめ───っ!!」
身体を舐めて進めていくと優斗くんの身体はビクッと震えて、声も何時もよりも弱々しい。
「あぁあああ…」
「ちゅぱ…ちゅっぱ……」
私が胸板の突起を吸うと優斗くんは可愛い声を出して反応する。
「っ!やめ…」
「…欲しいの…あなたが…好きだから…二度とこれ以上の恋ができないくない、優斗くんが好き…」
抵抗しようと伸ばしてくる優斗くんの手を自分の手に絡めて恋人繋ぎをする。
話をしながら、優斗くんの横を見るとさっきまではなかったはずの手錠が、いつの間にか置いてあった。
「…ゴメンなさい、優斗くん…くちゅ…ちゅる…」
「んっあ…耳は…やめ…て…」
耳を舐めると力が入らないのか、抵抗していた手は私でも簡単に抑えられるくらい弱くなっていった。
「…っ!?なに…して…?」
″ガシャ″と手錠の音が聞こえると優斗くんの腕がベッドサイドで固定される。
…これで優斗くんは抵抗できない。
「唯っ!?そういう事はまだ───っ!!」
「んっ………んぅ…っ」
優斗くんの言葉を無視してワイシャツを脱ぎ、両手で優斗くんの顔を抑えて、彼の身体に体重をかけながら思いっきりキスをする。
「ぅ───ゥ───ッ!?」
「──────んっ……」
唇間に舌滑り込ませて、優斗くん舌に絡みつく、ドラマでやるようなキス。
私はそのまま一分くらい長いディープキスをした。
「…はぁ…はぁ……」
「ぷはっ……はぁ…好き…優斗くん」
キスでトロけた顔になった優斗くんは肩で息をしながら、ぼーっとしていた。
「…っ!?男の子のアソコって、こんな大きいの?」
私は優斗くんのズボンを下着ごと下ろす、そこにあったのは私の想像の何倍も大きいモノが反り立っていた。
「!?待って…一体何を…っ───!!?」
「ンァっ…!」
優斗くんの顔にお尻を下ろす、私の大切な所に優斗くんの息が直接当たる。
「…ハレンチだわ、こんなの…」
優斗くんの息が当たる度、気持ちいいと思ってしまった私は思わず声に出してしまった。
「…私だけじゃなくて、優斗くんを気持ちよくしないと…」
…でも、こんなおっきいのどうすればいいのよ…
どうすればいいのか分からず考えていると突然、外から″ドンッ″と大きな音が鳴り響き、驚いた私は体勢を崩してしまった
「キャッ…んっ!!!!??」
「ッ!!?」
体勢を崩して倒れた先には優斗くんの大きくなったアソコがあって……私はそれを………
「お!?電気ついたぞ!」
「優兄、部屋にいるの?お弁当買ってきたよ───」
優斗くんの家に帰ってきたナナちゃんと美柑ちゃんは、優斗くん部屋に入ってくる。
「………」
「……は?」
私達を見たナナちゃんは固まって、私の口元を見て気づいた美柑ちゃんは鬼の形相になった。
「コテ川!そ…そんな格好で何してって…なんてもん咥えてんだァァァァァァァ」
「は…違うの…ナナちゃんこれは…んっ!?」
美柑ちゃんとナナちゃんの方へ向かって座り直すと私の大切な所に優斗くんの口が当たってしまい、思わず声を出してしまった。
「…とりあえず、優兄から離れてください、何が違うかそれから話しましょうか?」
美柑ちゃんは私にそう言って、優斗くんから引き剥がして座らせると一瞬窓の外を見て″モモさん……まさかこの状況……″と呟いて再び私を見た。
「どうして優兄を手錠で拘束してハレンチな事をしていたか、教えてくれますよね、ハレンチさん?」
「ハレンチさん!?」
私はその後、美柑ちゃんとナナちゃんに1階に連れていかれて、夜遅くまで尋問された。
◇
『メア…何を遊んでいる?』
「えー遊んでなんかないよ、マスター!ちゃーんと監視は続けてるモン」
夜のビルの上で黒咲芽亜は、マスターと呼ばれた声に向かって遊んでいないと否定する。
「ちょーっとモモちゃんのハーレム計画の邪魔しちゃおうかなーって♫」
「…程々にしろ、そろそろ出迎えの時間だ、間もなく地球圏に到達する、我らと同じ闇の住人……銀河からの客人がな」
「お客さんかぁ…ヤミお姉ちゃんがどう出るか…ドキドキ♡」
黒咲芽亜はそう言うとマスターと呼ばれた声と共に闇へと消えていった。
おまけ
美柑とナナが唯を連れて1階に行ったと思えば、美柑だけすぐに俺の部屋に戻ってきた。
「…美柑、なにして?」
「………」
「お願いだから、無言で近づいてこないで!?」
無言で近づいてくる美柑にそう言うが、美柑は歩みを止めず、手錠で拘束された俺に近づいてくる。
「まさか!ダメだ!美柑!!」
「…ダメ?古手川さんがやったのに私はダメなの?優兄」
俺に跨り、大切な場所を見て舌を舐めずる美柑は、そのまま顔を近づけていく。
「あれは事故で───」
「事故でもやった事には変わりないよ?優兄」
美柑の口は徐々に俺の大きなった大切な場所に向かって行った。
「っ!!?ぁぁ───」
「二人が来るから静かにして、優兄」
その後15分程経った後、美柑が来ない事に気づいたナナが部屋に入ってきたお陰で最後までは行かなかった。
下に連れていかれそうになった美柑は俺の方を向いて、口元に着いた白い液体を舐めとった。
気が向いたら、この15分間はR18でいつか出すかもしれないです。