本当は最後に現パロ(STARパロ)でコメディを1話やって終わりにしようと思っていたんですが、書けば書くほどこれまでのシリアスがブレイクされ過ぎて、余韻が死ぬので出さないことにしました。あと書いててあんまり面白くならなかったので…
現パロだとベルツ姓のユディトがユーハバッハの口座の金をFXやオンラインカジノに突っ込んで溶かそうとして尽く失敗する話になる予定でした。
その代わりに自分用にちまちま残していたキャラ設定を残しておきます。
・ユディト
くっころ系ヒロイン。
名前の由来は旧約聖書『ユディト記』より
滅却師の王女としての人格(『わたし』)に、何故かBLEACHを読んだことのある現代人の人格(『私』)がインストールされた結果、幼少期の人格形成に凄まじい横槍を入れられて普通に精神が破損。
そうしてぶっ壊れた結果生まれた第三の人格が作中のユディトってワケ。
自分が今生きている場所が現実なのか虚構なのかわからない。自分が何者なのかわからない。女王とかやってる場合ではない。
……という状態だった時に、ユーハバッハから死を感じるほど生の実感(物理的な痛みとかセックスとか出産とか)を与えられた結果、生きている自覚を得ることができるようになった。
もしも陛下が「愛している」と一言だけでも言っていたのならもうちょい態度は緩和していた。というか、ツンデレかましながらも夫として認め、彼を支え続けたと思う。
妊娠時、「今自害してもユーハバッハに治されるだけで無意味だからやらない」といっていたが、彼女の記憶に無いだけで2回ほど発狂して自殺未遂をしているし、その度にユーハバッハに治されている。また、その際に『わたし』と『私』の人格は精神死している。
死体は数多の滅却師と同様に纏めて燃やされた。
・ユーハバッハ
初恋拗らせおじさん。
普通に一目惚れだし、やり方はともかく好きな人との間にできた子が心底楽しみで性別も視ないでおいたのに死産だったし、好きな人からは「わかっててやったんか?あ?(威圧)」されて、ち、ちが……私、そんなつもりじゃ……
彼なりに愛していたし、好きだった。でも相手からは好かれているとは微塵も思っていなかった。そのあたりの自覚は流石にある。
とはいえ、自分のことを嫌っている女を無理矢理従えているという支配欲的な愉しさはあった。
自分の所有物という意識があるので、自分がつけた傷は残すし、家出は許しても監視はつけるし、城でも監視はつけるし、妻に迎えてからはずっと黒いドレスを着せている(女王だった頃のユディトは滅却師らしく白いドレスを着ていた)。
ユディトと殺し合った時に彼女が言った「お前の死を看取る」という言葉をトリガーに、彼女が(死に際の)自分に穏やかに笑いかける未来を視て惚れる。なので目の前にいるユディト(星そのもの)ではなく、まだどこにも存在しない未来のユディト(星の光)に惚れたというのが正しい。
そのあたりは本人も自覚的だったのでユディトへ愛しているなどとは口が裂けても言えなかった。
二度目の聖別でユディトが死ななかったのは、ユーハバッハが無意識に、ほんの小指の先ほど彼女を自分の手で殺すことに躊躇いを抱いたから。
死体は無事、世界の楔として活用された。
・ニャンゾル
皇帝より先に皇妃を陥落させた男。
ちょっとアホだけど煩くないし、変な目で見てこないし、素直だし、任された仕事はちゃんとやるということでユディトからはかなり高評価。
実子が育っていたらこの子のように……という投影は多少されていたし、ニャンゾルも察するところはあった。
ニャンゾル側としてもハハオヤというものが自分にいたらこんな感じだったのだろうか、というような懐き方はしている。
死に方は原作通り。
ユーハバッハにとってはたくさんいる蟻の一匹。
・キルゲ
「生まれてはじめて、好きなヒトと、大通りを歩いたのです」
死体は虚圏に晒されたまま。
・ハリベル
虚圏の女領主。
彼女もユディトも精神的に自立した女性であり、それでいながら自身の雌としての弱さに自覚的かつ、雄に蹂躙される経験や恐怖を知っているため、そういう意味でも双方理解し合えたと思われる。
ユディトはハリベルみたいな人が好きだと思うし、ハリベルももう少し彼女と話してみたかったと思う程度の心の残りにはなっている。
霊王として活用するためユーハバッハの死体が回収される際、彼の手を握ったまま離さないユディトの手首を切り落として無理矢理引き剥がす景色を見て、筆舌し難い失意を抱いた。