黒服でプレ先世界の滅亡を防ぐRTA 作:ぶらっくすーつ
RTAものは初めてなので初投稿です。
また、第2部実装前に構想を練っていた作品なので本編に第2部の要素は含まれません。ご了承ください。
生徒の犠牲者を出さずにプレ先世界の滅亡を防ぐRTA、はーじまーるよー。
キャラクター選択を終えて、ゲーム開始時点の時間軸を決めたらタイマースタート。神に成ったデカグラマトンおよびセトの憤怒の撃破を確認した地点でタイマーストップです。尚、はじめに言った通り生徒に犠牲者が出てしまった時点で再走です。先生なら当たり前のことだよなぁ!?
今回は操作キャラクターを黒服。時間軸を原作開始の二年前に設定します。
先生や既存の生徒達を選択することももちろん、オリジナルキャラクターを作成して操作することも可能な本作ですが、今回は皆さんご存知ゲマトリアの黒服でいきます。
悪役である黒服は一見世界の滅亡を防ぐのが難しそうに見えますが、アビドスとかいう地雷原をどうにかしやすいという意味でかなり最適なキャラクターです。悪役ということでマッチポンプも容易になりますし。
世界観の説明その他諸々のオープニングが流れています。今のうちに今回の黒服チャートのメリットについて少し解説。
黒服を選択する最大のメリットとしては、やはり初動のやれることの幅が大きいというものがあります。
カイザーに恩を売りつけて立場を磐石にするもよし。金に物を言わせて生徒達を研究とという体で手助けをするもよし。ゲマトリアの仲間たち……マエストロ、ゴルコンダ&デカルコマニー達と協力して新たな存在──ブルーアーカイブにおける総力戦ボスを作るもよしと。それはもうやれることが豊富です。
……ベアトリーチェのことを忘れてる? あれは仲間ではないので却下です。共同して開発した技術を自分で独占して悪用することしか考えていません。独裁者の鑑。人間の屑。
そんなこんなでオープニングが終わりました。最初にやることは小鳥遊ホシノの呼び出しです。
原作開始の二年前という設定で原作キャラを使用してスタートすると、その時点までは原作の黒服と全く同じ言動を取っていたという歴史が残ります。つまりカイザーの信用を得て、アビドス砂漠に眠るウトナピシュティムの本船の発掘現場を制作する直前までは自動で進めてくれるというわけです。
小鳥遊ホシノの呼び出す理由ですが、これは間接的に梔子ユメの命を守るためです。たとえ黒服の技術があっても梔子ユメを救うのは容易なことではありません。
梔子ユメの死は原作でいうところのセトの憤怒。神話でいえばホルス神話に基づいた死になっているのが原因ですね。黒服にはセトの憤怒を退けるほどの力はありません。あれは大人のカードとアロプラが揃ったシッテムの箱のみが成せる神業です。
しかしホルスおじさんこと小鳥遊ホシノがそばにいるうちはセトの憤怒も手を出せません。あくまでもセトは神話の再現を行おうとしているだけ。ホルスとオシリスが同じ場所に存在している空間に手を出すことはできません。
百合、あるいはおねショタとも言われるユメホシ空間はセトの憤怒から身を守るバリアでもあったんですね。
しかし原作では、小鳥遊ホシノ自身がその空間を壊してしまいました。とはいえ非常に過酷な環境であるアビドスを二人きりで守る必要があるわけで。彼女一人に責任を押し付けるのは酷というものです。あの環境で人にぶつからない自信がある者のみ石を投げなさい。
さて、ではどのようにして小鳥遊ホシノが梔子ユメから離れないように、喧嘩をしないようにするのか。答えは簡単、小鳥遊ホシノを脅してしまえばいいのです。
実際どのようにするのかは……見てもらった方が早いですね。百聞は一見にしかず。
そんな話をしているうちに時間も進み、何度か小鳥遊ホシノを呼び出した地点まで到達しました。話し合いとも言えない一方的な提案をして断られる。そんな関係を構築しています。ここまでで前準備はOK。改めて小鳥遊ホシノを呼び出します。
早速彼女がやって来ました。原作の二年前ということで、一年生ショートヘアの小鳥遊ホシノを見ることができます。嫌悪感を隠そうともしない表情がステキ♡
まずはいつも通りの提案から入ります。ちなみに、内容については原作の対策委員会編と同じものです。小鳥遊ホシノが契約を結びアビドスを離れれば借金を一部負担するというもの。
梔子ユメを一人にしてはおけない小鳥遊ホシノはもちろんこの提案を今回も断ります。
普段ならここで会話は終わり。いつも通り帰ろうとしている小鳥遊ホシノの背に脅し文句をぶつけます。
──あなたがいつまでも頑固だと、生徒会長にも手を出してしまうかもしれませんねぇ! クックック!
はい、さいてーな大人です。
小鳥遊ホシノが何事かを反論してきますが、適当に論破して誤魔化します。憤怒に表情を染めた小鳥遊ホシノがこちらを睨みつけながら去っていく姿が恐怖心を煽りますが、世界滅亡の恐怖に比べると涼しいものです(震え声)。
さて、梔子ユメを助ける理由についてですが。これは小鳥遊ホシノのテラー化を防ぐためです。
小鳥遊ホシノがテラー化したことにより世界が滅びるパターン。テラー化した小鳥遊ホシノを何とか倒したもののアビドスが崩壊し世界まで滅亡するパターンなど。ホシノ*テラー由来で滅びる可能性を数えているとキリがありません。
しかし梔子ユメが生存していると小鳥遊ホシノのテラー化は絶対に起こらないんですね。つまりアビドス由来で世界が滅びることはありません……とはならないのがこのふざけた地雷原。
デカグラマトンの守護者ビナー。雷帝の遺産列車砲シェマタ。そしてセトの憤怒。
なんだこれは……たまげたなあ。なんでこんな限界過疎自治区に地雷が沢山埋まってるんですかね。ゲヘナやトリニティよりもよっぽど酷いですよ。名も無き神々の王女が眠っているミレニアムはタメを張れそうですが。
しかも梔子ユメを助けるルートにはまだ問題が二つも残っています。一つは十六夜ノノミがアビドスに入学しないという点。
迷子の砂狼シロコは梔子ユメ及び小鳥遊ホシノが保護、地元愛とガッツに溢れる奥空アヤネ、黒見セリカはこのルートでもそのまま入学してくれますが、彼女だけはそうも行きません。
十六夜ノノミがアビドスに入学した理由は多岐にわたりますが、最大の決め手は涙を流しながら遭難した梔子ユメを捜索している小鳥遊ホシノの姿を見たことです。梔子ユメの遭難自体が無くなってしまうこのルートではアビドスに入学してくれません。
そして二つめの問題は小鳥遊ホシノのストレスがマッハで溜まるということ。アビドスの状況は改善しないし、騙されやすい先輩に手を出そうとしている黒ずくめの不審者もいるし、常に気を張っているせいでまともに休めないんですね。一体誰がそんな非道なことを……
さて、これら二つの問題を解決するたった一つのな方法があります。
その準備として、簡易的なテントの設営と体格を誤魔化せるほど大きなローブ、変声機を用意して変装。それっぽい水晶玉と怪しげな光を放つミラーボールを用意します。
小鳥遊ホシノのストレスを発散させる。そのためには梔子ユメに動いてもらうのが最適です。そして、十六夜ノノミの人生の選択にも干渉しなければなりません。
だからインチキ占い師になる必要があったんですね。
準備を終えて道端で待っていると、偶然とぼとぼとこちらに向かって歩いてくる梔子ユメの姿を見つけました。このために動向を監視していたので必然です。
へいそこのお嬢さん。どうやら悩んでいるみたいだね。ちょうど悩める若人に向けて占いやってんだけどさぁ……ウチ来ない?
梔子ユメがテントの中に入りました。RTAなのでスムーズなのはありがたいですが、ちょろすぎて心配になります。
ほいで、何に悩んでるの? ほーほー。後輩ちゃんとの関係で悩んでるんだね。最近は特に心配されている。自分が迷惑をかけすぎたせいかもしれない。何かお礼がしたいけどいい案が見つからないと。
特に心配される……いったい何が原因なんでしょうか。
占っても原因は分かりませんでしたが、何故が無性に心が痛むのでプレゼントを渡すことで罪悪感を軽減します。
時にその後輩ちゃんは……水生生物が好きだったりするんじゃないかい?
当たってる? すごい? うむ。これこそが占いの力なり!
ということで、偶然持っていたこの水族館のペアチケットを使って一緒に楽しんできなさい。それが最高のお礼になるはずだから。
……何? こんなものまで貰うのは申し訳ないから代金を払う?
あなたアビドスの生徒さんなんでしょ? 普段から自治区の為に身を粉にして頑張ってるんだからそれくらいタダであげるって! いつも頑張ってくれてありがとう!
何故か梔子ユメが泣き始めてしまい慰めるロスが発生しましたが、この後ノーミスなら世界記録なので続行します(鋼の意思)。
◇◇◇
さて、アビドスの仕込みは一旦ここまでで大丈夫です。もちろん梔子ユメが万が一にも遭難しないよう監視を続けたり、小鳥遊ホシノに定期的に脅しをかける必要はあります(一敗)。が、十六夜ノノミがアビドスに顔を出すまでは大きなイベントはありません。
ということで、空いた時間にゲマトリアの愉快な仲間達と兵器を作っていきましょう。これは主にデカグラマトンを撃退するためのものです。
色彩が到来したら作ったものも全部奪われるんじゃないの? と思った勘のいい紳士淑女の皆さん。正解です。敵の戦力が増えるだけで百害あって一利なしです。
しかしゲマトリアが作った作品でありながら、色彩を退けた後に現れた存在がいたはずです。マエストロ作、人口天使グレゴリオですね。
つまりこれと同じことをやろうとしてきるわけです。インスピレーションを与えて完成形をイメージさせる。開発もスタートする。でも、色彩の到来にはギリギリ間に合わなかった。そのラインを目指していくわけです。
ちなみにゴルコンダがフランシスになってしまっても特に問題はありません。彼らは思考の方法も目的も違いますが、フランシスの目的にも使えそうな作品であればゴルコンダの作業を引き継いでくれます。
それは置いておいて。ゲマトリアのメンバーを呼び出しましょう。ベアトリーチェも含めた全員に声をかけましたが、強制力のあるものではないため彼女は当然のように欠席しています。社交性の社の字もありません。こうなることは想定済みなので問題はないです。
前述の通り、マエストロとゴルコンダ&デカルコマニーにやることはインスピレーションの提供です。ある程度の情報を渡すと彼らはアイデアに成功し新しい兵器を作ってくれます。
マエストロに関しては、グレゴリオの性能の向上だけで十分なので特に問題はありません。具体的にはトーメントではなくルナティック仕様にさえしてくれればおっけーです。
芸術と音楽の関連性。生み出される相乗効果。それらを語れば道筋を立ててくれます。非常に優秀な仲間ですね。
マエストロはこれでいいとして。問題はゴルコンダ&デカルコマニーです。これに関しては原作に登場しないとある装備を作ってもらう必要があり、そのためにはゲマトリア内における作品の必要性と具体的なアイデアを渡さなければなりません。
必要性については、デカグラマトンを研究した結果、と伝えれば大丈夫です。
デカグラマトンが無名の司祭にそそのかされて神になろうとしている。しかもその後でキヴォトスをリテクスチャ、再構築するつもりだ。それを食い止めるために君の力が必要なんだ(イケヴォ)。
……え? 事情は分かったけど作成のためにはデカグラマトンの守護者の情報がもう少し欲しい?
戦闘中の守護者の映像と守護者の身体を構成しているパーツが少し必要!?
で、できらあ!!
力尽きたので続きは誰かに任せます