「もしもし・・・私だ」と言いたいだけなんです!助けて! 作:お寿司のネタのサーモン
入学式
先生たちはこれから入って来る生徒の対応に追われ、在学生は新しい後輩に思いを馳せる。
かく言う私は入学式の
何で刀何ていう長物研げるんだと言われても・・・自分で作ったから研げるだろ、普通。
今は恐らく主人公だと思わしき生徒の部屋に向かっている、もう直ぐ入学式だし、緊張しているだろうからな。
コンコン
「はーい。」
レノン「レノンだ、入学式の迎えに来た。」
「待て・(何かかが倒れる音)・・下さい」
風呂にでも入っているのだろうか?
声と一緒にシャワーの音がする。
その時悪寒が俺の背中を貫いた。
おっと・・・これ以上女子の部屋の音を盗み聞きするのは良くないだろう、主に俺の立場的に。
数分待つとドアが開きクリーム色の髪にエメラルドグリーンの目を持つ女子生徒が出て来た。
「すみません、お待たせしました、レノン先生。」
レノン「いやいや、待ってないよ、シノンちゃん、あと敬語は無しね。」
シノン「えっ、でも、レノン先生はこの学園の最高戦力・・・そんな恐れ多いことは出来ません。」
そう言ってもなあ・・・敬語は聞き飽きたし・・・
レノン「まあまあ、肩の力を抜いて、ほらリラックスリラックス。」
入学式でもっとガチガチになったら困るし・・・え?先ずは彼女の紹介?しょうがないなぁ。
彼女は荒町シノン、下町の魔道具工場の社長の娘さんだった。
だが10年前、国が管理しているダンジョン*1の一つが崩壊、その拍子にこの学園都市の管轄のダンジョンまで不安定になりダンジョン内部にいる魔物*2がダンジョンからはい出したりしてきたことがあった。
どうやらその時シノンちゃんがいた町が凶暴な魔物の群れに飲み込まれ消滅したらしい。
そしてシノンちゃんはその町の唯一の生き残りだとさ。
たく・・・この世界は少々子供に厳しすぎやしないか?
取り敢えず今はこれくらいだ、まだ彼女は入学してないんでね。
シノン「あの・・・どうかされましたか?」
おっと、説明に夢中になってたみたいだ。
レノン「ん?ああ、何でもないよ、ごめんね。」
シノン「そ、そうですか。」
レノン「それじゃ、いこっか入学式。」
シノン「はっ、はい!」
ところ変わってとっても豪華で何だか闘技場みたいな入学式会場では。
教頭と思わしき人物が壇上に立ち式を進めていた。
「では入学式の式辞をこの学園の校長先生にお読みになってもらいます。」
校長、ヘレンが壇上に立つ。
それと同時に今年入学する生徒からは半ば失望したような声が上がる。
何故ならヘレンが誰の目から見ても病弱に見えたから。
白い髪、青白い肌、気分の悪そうな顔。
この学園都市を納める校長と言う立場に居ながら実際は大したことは無いのではと言う懸念が新入生に溢れてゆく。
ヘレンは少しめんどくさそうな感じを出しながら、一言告げた。
ヘレン「入学おめでとう。」
「「「「「!!!!」」」」」
ヘレンのことを舐めていた生徒たちは雑談をしていたがヘレンの声を一つ聞くだけで背筋を伸ばした。
一言告げただけでヘレンは直ぐに壇上から降りて校長専用席に戻っていった。
静まり返った式場に司会の声が響き渡る。
「ここで一つ、レクリエーションを行いたいと思います。」
司会が何かを操作すると会場の一つの通路を除いて全てのライトが消えた。
そして・・・中から人影が二つ。
「先日起きた魔族襲撃事件を解決した、この学園の暴動鎮圧部隊最高戦力のレノン先生です!」
「それとこの学園の特別推薦の枠を勝ち取った荒町シノン!」
シノン「え!え?」
新入生達は昨日そんなことがあったと初めて知り驚愕の色を浮かべ。
校長であるヘレンは何だかやばい顔をし。
巻き込まれた当人はいつもの光景のように平然としていた。
「ではレノン先生、いつも通りお願いします。」
教頭の魔法によってレノンの元へと渡ったマイクを通じてレノンは話し出した。
レノン「今回・・・というかいつもだが、今回のレクリエーションは私とヘレン校長の模擬戦闘をする。」
レノン「流れ弾などは気にしないでくれ、この会場、もとい闘技場にはレベルⅩの結界を貼ってあるし・・・」
レノン「流れ弾など最初から出さない。」
闘技場にはすでにヘレンが出した白色のドラゴンが鎮座していた。
レノンが闘技場に上がると・・・一人の新入生が闘技場へと割り込んできた。
「よお、オッサン、お前強いんだって?」
レノンは内心ぐったりしていた。
レノン(まさか乱入してくるとは・・・目の前のドラゴンが見えてないのか!?)
「何だ?言い返さないのか?腰抜けだな!そんなんじゃあ、校長も大したことないのか?」
その言葉に対しレノンはこう思った。
レノン(よし!こいつ処す!)
乱入者の運命は決まった。
次回!
乱入者!上には上があると思い知らされる!
原作主人公の明日はどっちだ!
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左
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右