夢想少女ノ魔女裁判   作:タイホくん

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日常パート その7

 

 

 

 

 

 

 

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───同日 某時刻 牢屋敷内 懲罰房───

 

(推奨BGM「交々のいと-絡-」♪12)

 

 マップを頼りに、私は懲罰房を訪れていました。

 

 昨日のゴクチョーさんの話によれば、今日の正午までチサさんはここに拘禁されているはずです。

 心配になった私は様子を見るために懲罰房を訪れました。

 

 重厚な扉にはやたらにでかい南京錠が取り付けられています。普段私たちが過ごす監房よりもより厳重な監禁体制が整えられているようです。

 

キラ

 「‥‥誰かと思ったら篠宮か。お前も様子を見に来たのか?」

 

 わたしが周囲を観察していると、奥にいたアキラさんに話しかけられました。

 

リナ

 「やっほー、マコトっち。おはよー」

 

 アキラさんの他にセリナさんもいました。昨日同様お盆を持っており、そこに食事が盛り付けられた皿がのっています。

 

コト

 「お、おはようございます。あの、チサさんですが、大丈夫そうですか‥‥?」

 

 気になっていたので、私は早速本題を切り出しました。

 

リナ

 「一応は大丈夫そうよー。こっちにアピールするくらいの元気は残ってそう」

 

キラ

 「無事で何よりだ」

 

リナ

 「昨日からずっとソワソワしてたもんねアキラっち」

 

キラ

 「‥‥どうだったかな」

 

リナ

 「今日だってあーしよりも先に来てたもんね」

 

キラ

 「‥‥それ以上言うと、ぶっ飛ばすぞ」

 

 アキラさんは少しだけ赤くなっています。

 

キラ

 「ん、んんッ! ‥‥篠宮も、様子を確認しとくか?」

 

 咳払いをして照れ隠しをしたアキラさん。話題を逸らすかのように、頑丈そうな扉ののぞき窓を開けました。

 懲罰房という言葉の響きゆえ、一瞬ためらいが生じましたが、アキラさんが問題ないと言っているので一応除いてみることにしました。

 

 房の中は見たことのないような拷問器具で溢れていました。大きなペンチ、電気で拷問をするために用いるであろう電極、頂点が鋭利に尖った三角木馬‥‥どのように用いるか想像するだけで、体の節々が痛みます。

 

 「ふー! んふーふーふーふー!」

 

 当のチサさんは、部屋の隅っこに置かれた磔刑台に磔にされていました。ついでに布で作られた簡易的な猿ぐつわまで噛まされています。そのせいで何を言っているのか判別がつきません。

 表情から察するに、私の来訪を喜んでくれている‥‥と思いたいです。

 

リナ

 「全然平気そうっしょ? ただ縛られているだけで、特に拷問とかはされてないっぽい。‥‥まあ、猿ぐつわはつけられてるわけだけど」

 

コト

 「彼女の魔法‥‥《暴食》の魔法を恐れての措置なのでしょうか」

 

キラ

 「多分そうなんだろうが‥‥どちらかというと、“念の為の措置”と言ったほうが正しそうだな」

 

コト

 「念の為?」

 

キラ

 「昨日聞いた話によれば、朝雛は喰う対象が食いモンだろうがそうでなかろうが、何でも喰っちまうことができるらしい」

 

キラ

 「だとすれば、猿ぐつわをつけたところで、無意味だ」

 

リナ

 「あれ。でもチサっち、猿ぐつわつけたまんまだよ。食べられてない」

 

キラ

 「これは俺の推測だが‥‥恐らく、懲罰房内では魔法の使用ができなくなっているんだろうな」

 

キラ

 「魔法を使えなくする魔法があるのか‥‥どんなからくりがあるにせよ、この中では魔法が使えない。だから朝雛は猿ぐつわを食べることができないってわけだ」

 

コト

 「なるほど。だから“念の為”ということですね」

 

キラ

 「ああ。あのフクロウは見せしめのためにも収監するって言ってたし、そっちの面での理由もあるんだろうな」

 

 私たちが話している間にも、チサさんは「んー」だったり「ふー」だったりと声を上げてアピールしています。一人ぼっちで退屈だったのでしょう。

 

コト

 「なんにせよ、チサさんが元気そうでよかったです」

 

リナ

 「まあ、ご飯はあとちょっとお預けだけどね。ここに置いとくかんねー」

 

キラ

 「がっついてつまらせんなよ」

 

 「んー! ふーふーふーふーんー!」

 

 懲罰房の扉を破る術を持たない私たちにはどうすることもできず。ひとまず食事を懲罰房の前に置いて、私たちは退散するのでした。

 

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【全ての場所を探索し終えたらこちらへ】

(5月7日解禁)

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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