夢想少女ノ魔女裁判   作:タイホくん

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捜査パート その6

 

 

 

 

 

 

【捜査パートの選択肢へ戻る】

 

 

───同日 某時刻 牢屋敷内 焼却炉───

 

(推奨BGM「Sar-gedy-静-」♪50)

 

 私は一度地下へ移動し、焼却炉を訪れていました。もし犯人がなにか物証を残した場合、ここで処分するのが自然です。

 

 ましてや事件現場はシャワールーム。あそこには、焼却炉直結のダストシュートが備えつけられています。犯行がシャワールームで行われた場合、そこから証拠品を処分するという考えに至るのは自然なはずです。

 

 苔まみれの廊下を抜けて金属製の重たい扉を開けると、そこにはシヅハさんとヒナタさんがいました。焼却炉の扉を開け、しゃがんで中を確認しているようです。

 

ナタ

 「‥‥ああ、篠宮さん。君もここを確認しに?」

 

コト

 「ええ。犯人がここになにか捨てていている可能性は十分ありえます」

 

ヅハ

 「ですが‥‥どうやらハズレのようです。私たちが脱いだ服しかありません」

 

 体の半分を焼却炉の中に突っ込んだシヅハさんが答えます。やや声がくぐもって聞こえづらいです。

 

 さて‥‥私もここを調べてみることにしましょう。

 

 

 

───捜査開始───

 

【◎調べる】

【移動する】(調査パート選択肢に戻る)

【話す】

【つきつける】

 

 

【◎がついた選択肢をすべて見たらこちらへ】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───調べる───

 

 

【◎焼却炉本体】

【焼却炉横のボタン】

【ドラム缶】

 

 

【選択肢へ戻る】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――これより下へのスクロールを禁ずる―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――これより上へのスクロールを禁ずる―――

 

 

 

 

 

【調べる場所を選び直す】

 

 

 私は焼却炉本体に注目します。業務用冷蔵庫くらいの大きさの焼却炉の中に、シヅハさんが全身を突っ込んで、中を調べています。背後からはヒナタさんがスマホのライトで照らしつつ、中の様子と捜査をするシヅハさんの動きを確認しています。

 

 シヅハさんの脚がピョコピョコと動いていて‥‥少しかわいいと思ってしまいました。

 

ヅハ

 「ぷは。よければ篠宮さんもみますか‥‥? 煤まみれになりますけど」

 

 焼却炉から出てきたシヅハさんの顔は、少し黒くなっていました。袖口と指先にも微かな黒ずみが残り、近づくと燻った匂いがわずかにしました。

 衣服は元々黒色なので目立っていませんが、かなり煤に汚れている可能性がありそうです。私の囚人服は白色なので、入ったら目立ちそうです。

 

 妥協案として袖をめくり、スマホを中に突っ込んで動画撮影をして中の様子を確認します。

 

 10秒ほどカメラを色んな方向に向けた私は、その内容を確認します。確かに、捨てられているのは私たちの特徴的な囚人服のみです。

 もし他のものが捨てられていたら、没個性過ぎて逆に目立つはずです。何かが捨てられているという可能性はないようですね。

 

ナタ

 「僕もさっき常盤さんに照らしてもらいながら、潜って服の下を確認したけれど、特にそれらしきものはなかった」

 

ナタ

 「そもそも、下の方に何かがあったとしても、それは今日より前に捨てられたものだろうしね」

 

ナタ

 「それに、この中に入って捨てた何かを服の下に隠そうとしたら、僕たちみたいに煤が多少ついてしまう。顔についたそれはともかく、服についたものを取り除くのは手間だ」

 

コト

 「つまり、犯人は物証をダストシュートから捨てていない‥‥ということになるのでしょうか?」

 

ヅハ

 「現状だとそう考えるのが自然なようですね‥‥」

 

 焼却炉には何も捨てられていない‥‥些細な情報かもしれませんし、裁判で使うかどうか未知数ですが、一応メモに取っておいたほうがいいですね。”何もないこと”が何かの照明に繋がるかもしれません。

 

──証拠品「焼却炉の状況」の情報を

 魔女図鑑にファイルした──

 

・焼却炉の状況

直近、めぼしい物証が捨てられた形跡はなし。シヅハ、ヒナタにより内部の調査が行われたが、処分された衣服の下にも物証が隠された形跡はなし。

 

 

【他の場所を調べる】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――これより下へのスクロールを禁ずる―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――これより上へのスクロールを禁ずる―――

 

 

 

 

 

【調べる場所を選び直す】

 

 

 焼却炉の横にはボタンが設置されています。火力調整、自動起動時間変更、強制点火‥‥焼却炉を手動で捜査するための基盤のようです。

 

 もし焼却炉が起動されていたとしたら‥‥少しは焼却炉本体やこの部屋が熱気を帯びるはずです。しかし、その様子はない‥‥つまり、今回の事件では焼却炉は使われていないのでしょう。

 

 ‥‥そこまで気にする必要もなさそうですね。

 

【他の場所を調べる】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――これより下へのスクロールを禁ずる―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――これより上へのスクロールを禁ずる―――

 

 

 

 

 

【調べる場所を選び直す】

 

 

 部屋にはなぜかドラム缶が複数置いてありました。焼却した燃えカスをこれに詰めて、島の外にゴミとして送っているのでしょうか。

 あるいは、死体をこの中に入れて、コンクリートで固めて‥‥。‥‥って私は何を恐ろしいことを考えているんですか‥‥!

 

 頬を両手でパンパンと叩くと、私は他のところを調べることにしました。

 

 

【他の場所を調べる】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

──話す・人物選択──

 

 

【南雲ヒナタ】

 

【常盤シヅハ】

 

 

【選択肢に戻る】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

──話す・南雲ヒナタ──

 

 

【事件について】

 

【気づいたこと】

 

 

【他の人と話す】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【話す内容を選び直す】

 

 

ナタ

 「‥‥まさか、本当に事件が起こってしまうなんて‥‥やはり、魔女因子の暴走とやらが、原因なのかな」

 

コト

 「出会って数日の私たちの間に、怨恨による殺人というのは‥‥ほとんど考えられないですし、やはりそうなのではないでしょうか」

 

ナタ

 「クッ‥‥。‥‥真壁さんは、事件が起こらないように、生活環境を整えてくれようとしていたのに‥‥。その彼女が亡くなってしまうだなんて」

 

ナタ

 「‥‥この事件の真実、何としても見つけ出そうね。篠宮さん」

 

コト

 「‥‥はい。頑張りましょう」

 

 

【他の話をする】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【話す内容を選び直す】

 

 

コト

 「事件について、何か気になったことはありますか?」

 

ナタ

 「今のところはみんなバラバラで捜査をしているから‥‥何かを考えるには、情報が足りないかな」

 

ナタ

 「裁判の場で情報交換をして、議論を深める‥‥そうやって初めて真実は明らかにされるんだ」

 

ナタ

 「申し訳ないけど‥‥今は何か、気の利いたことを言ってあげられそうにないや。ごめんね、篠宮さん」

 

コト

 「い、いえ。大丈夫です。お気遣いありがとうございます‥‥」

 (‥‥すごく大人ですね、ヒナタさん‥‥)

 

 

【他の話をする】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

──話す・常盤シヅハ──

 

 

【事件について】

 

【気づいたこと】

 

 

【他の人と話す】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【話す内容を選び直す】

 

 

ヅハ

 「真壁さん‥‥私たちの為に賢明に働いてくれていたのに‥‥」

 

 シヅハさんはそう言って、俯いてしまいました。フードの端をグッと掴むと表情を隠すように、目深に被り直します。

 

 彼女はリクアさんと同室でした。リクアさんが亡くなってしまったショックは、一番彼女が感じていることでしょう。‥‥あまり、聞いてあげないほうがいいかもしれません。

 

 

【他の話をする】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【話す内容を選び直す】

 

 

コト

 「事件について、何か気づいたことはありませんか?」

 

ヅハ

 「‥‥ごめんなさい。表舞台で探偵のような真似事は‥‥私には無理です」

 

ヅハ

 「私が代わりに死んでいたら‥‥きっとリクアさんは、華麗に推理を披露していたのでしょうね‥‥。‥‥リクアさん‥‥」

 

コト

 (落ち込ませてしまいました‥‥これ以上は控えておきましょう)

 

 

【他の話をする】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

──つきつける・人物選択──

 

 

【南雲ヒナタ】

 

【常盤シヅハ】

 

 

【選択肢に戻る】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【別の人に証拠を見せる】

 

──つきつける・南雲ヒナタ──

 

──証拠品──

 

・向日葵バッジ【つきつける】

篠宮マコトが身につけているバッジ。

 

 

──人物データ──

 

・篠宮マコト (しのみや まこと)【つきつける】

囚人番号27番。15歳。【治療】の魔法を持つ少女。

怪我を一瞬で治すことができる魔法。

 

・南雲ヒナタ (なぐも ひなた)【つきつける】

囚人番号28番。15歳。

 

・常盤シヅハ (ときわ しづは)【つきつける】

囚人番号29番。14歳。【影操作】の魔法を持つ少女。

影を捉えることで、縄の形になった影を操ることができる。大きな物を軽々と持ち上げるほどの力を持つ。

 

・真壁リクア (まかべ りくあ)【つきつける】

囚人番号30番。15歳。【空気圧縮】の魔法を持つ少女。

狙った対象の周囲の空気を圧縮することができる。

4月10日、何者かによって殺害された。

 

・白川ミト (しらかわ みと)【つきつける】

囚人番号31番。14歳。

 

・鳳月カナデ (ほうづき かなで)【つきつける】

囚人番号32番。14歳。

 

・倉科ミオリ (くらしな みおり)【つきつける】

囚人番号33番。14歳。【空間ポケット】の魔法を持つ少女。

ポケットの中に何でも自由に出し入れできる魔法。

 

・星谷セリナ (ほしたに せりな)【つきつける】

囚人番号34番。16歳。【幻聴】の魔法を持つ少女。

聞いたことのある人の声を再現し、耳元で再生することができる。

 

・朝雛チサ (あさひな ちさ)【つきつける】

囚人番号35番。13歳。【暴食】の魔法を持つ少女。

魔法のおかげで何でも食べることができる。

 

・早瀬アキラ (はやせ あきら)【つきつける】

囚人番号36番。16歳。【血液操作】の魔法を持つ少女。

血液を硬化させたり、硬化させた血液の形を自由に変えたりすることができる。

ただし、体内にある血液を硬化させることはできない。

 

・リヴィア・ローゼンタール【つきつける】

囚人番号37番。17歳。【時間停止】の魔法を持つ少女。

魔法の発動中は自分以外の全てのモノの時間が止まる。

 

・黒部ナノカ (くろべ なのか)【つきつける】

囚人番号38番。15歳。

 

・三条エリス (さんじょう えりす)【つきつける】

囚人番号39番。16歳。【感情共鳴】の魔法を持つ少女。

自己の感情を他人に伝染させる。本人の意志にかかわらず発動し、魔法を操作することもできない。

感情が伝染するか否かは個人差がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナタ

 「ひまわりのバッジか‥‥。‥‥弁護士バッジを思い出させるね」

 

コト

 「べ、弁護士バッジ、ですか?」

 

ナタ

 「弁護士バッジはひまわりの花をモチーフにしているんだよ。太陽に向かって咲く姿を《自由と正義》の象徴としているらしい。真ん中の天秤は、《公正と平等》の象徴だそうだ」

 

コト

 「詳しいですね」

 

ナタ

 「まあ、ちょっとね‥‥」

 

 ヒナタさんは顔を伏せてしまいました。一体なぜでしょう‥‥。

 

 訝しむ私の視線に気がついたのか、ヒナタさんはハッと顔を上げると、続けます。

 

ナタ

 「ほ、他にも検事バッジなら、紅色の朝日に聞くの白い花弁と、金色の葉があしらわれていて、“秋霜烈日”の理念が刻まれているんだ」

 

ナタ

 「“秋霜烈日”は、秋におりる霜と夏の厳しい日差しのことで、刑罰や志操の厳しさにたとえられているそうだよ」

 

ナタ

 「裁判官バッジは、三種の神器の1つの八咫の鏡を模したバッジの中心に“裁”の文字が刻まれているんだ」

 

ナタ

 「曇りなく真実を映し出す鏡に、裁判の公正・公平が表されているらしいね」

 

コト

 「‥‥本当に詳しいですね」

 

ナタ

 「‥‥興味があって、調べたことがあるんだ」

 

 ‥‥訝しむ私にさらに別の種類のバッジについて説明するのは、逆効果だった気もしますが‥‥ヒナタさんは、どこか誇らしげな様子見えます。

 

ナタ

 「‥‥それにしても、バッジをつきつける文化って、本当にあるんだね」

 

ナタ

 「世の中には、弁護士バッジをこれみよがしにつきつけてまわる弁護士がいると、噂に聞いたことがあるけど‥‥篠宮さん、もしかして、その弁護士と知り合いかい?」

 

コト

 「‥‥そんな妖怪みたいな習性を持つ弁護士の知り合いは、あいにくいません」

 

 ‥‥どんな弁護士なんですか、その人。

 

 

【他の証拠を見せる】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナタ

 「うーん‥‥その人について語るには、まだ情報が足りないかな。ごめんね、篠宮さん」

 

 

【他の証拠を見せる】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナタ

 「頼りにしているよ、篠宮さん。これは僕の直感だけど‥‥君なら、この事件を解決へと導くことが出来る‥‥そんな気がするんだ」

 

コト

 「ど、どんな直感ですか‥‥。‥‥私は、私に出来る事に、全力を尽くすだけです」

 

ナタ

 「‥‥そうだね。僕も頑張るよ、篠宮さん」

 

コト

 (何だか、必要以上の期待をかけられているような気がしますね‥‥)

 

 

【他の証拠を見せる】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【別の人に証拠を見せる】

 

──つきつける・常盤シヅハ──

 

──証拠品──

 

・向日葵バッジ【つきつける】

篠宮マコトが身につけているバッジ。

 

 

──人物データ──

 

・篠宮マコト (しのみや まこと)【つきつける】

囚人番号27番。15歳。【治療】の魔法を持つ少女。

怪我を一瞬で治すことができる魔法。

 

・南雲ヒナタ (なぐも ひなた)【つきつける】

囚人番号28番。15歳。

 

・常盤シヅハ (ときわ しづは)【つきつける】

囚人番号29番。14歳。【影操作】の魔法を持つ少女。

影を捉えることで、縄の形になった影を操ることができる。大きな物を軽々と持ち上げるほどの力を持つ。

 

・真壁リクア (まかべ りくあ)【つきつける】

囚人番号30番。15歳。【空気圧縮】の魔法を持つ少女。

狙った対象の周囲の空気を圧縮することができる。

4月10日、何者かによって殺害された。

 

・白川ミト (しらかわ みと)【つきつける】

囚人番号31番。14歳。

 

・鳳月カナデ (ほうづき かなで)【つきつける】

囚人番号32番。14歳。

 

・倉科ミオリ (くらしな みおり)【つきつける】

囚人番号33番。14歳。【空間ポケット】の魔法を持つ少女。

ポケットの中に何でも自由に出し入れできる魔法。

 

・星谷セリナ (ほしたに せりな)【つきつける】

囚人番号34番。16歳。【幻聴】の魔法を持つ少女。

聞いたことのある人の声を再現し、耳元で再生することができる。

 

・朝雛チサ (あさひな ちさ)【つきつける】

囚人番号35番。13歳。【暴食】の魔法を持つ少女。

魔法のおかげで何でも食べることができる。

 

・早瀬アキラ (はやせ あきら)【つきつける】

囚人番号36番。16歳。【血液操作】の魔法を持つ少女。

血液を硬化させたり、硬化させた血液の形を自由に変えたりすることができる。

ただし、体内にある血液を硬化させることはできない。

 

・リヴィア・ローゼンタール【つきつける】

囚人番号37番。17歳。

 

・黒部ナノカ (くろべ なのか)【つきつける】

囚人番号38番。15歳。

 

・三条エリス (さんじょう えりす)【つきつける】

囚人番号39番。16歳。【感情共鳴】の魔法を持つ少女。

自己の感情を他人に伝染させる。本人の意志にかかわらず発動し、魔法を操作することもできない。

感情が伝染するか否かは個人差がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヅハ

 「‥‥ひまわり、ですか」

 

ヅハ

 「私‥‥ひまわりのこと、羨ましくも思うし、疎ましくも思うんです‥‥」

 

コト

 「‥‥何やら複雑そうですね」

 

ヅハ

 「ひまわりって、太陽に向かって顔を向け続けるじゃないですか‥‥。光を恐れないことに対する羨望と‥‥逆に、太陽の下にい続けられる事が妬ましくもあって‥‥。‥‥ひまわりを見ると、何だか苦々しい気分になるんです」

 

コト

 「ご、ごめんなさい。だとしたら余計なことを‥‥」

 

ヅハ

 「‥‥いいえ、気にしないでください。特定の花が苦手だなんて言う人、中々珍しいでしょうから」

 

コト

 (光に対する、シヅハさんの姿勢‥‥かなり複雑に絡み合っているようですね)

 

 

 

【他の証拠を見せる】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヅハ

 「‥‥その人について話せることは‥‥今のところ、ないですね」

 

【他の証拠を見せる】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヅハ

 「‥‥真壁さん‥‥。彼女は、私たちにとって、間違いなく心地の良い光でした。そんな彼女が、なんで‥‥」

 

コト

 「シヅハさん‥‥」

 

コト

 (この数日間、リクアさんの側に一番居続けたのは、間違いなくシヅハさんです。その心中‥‥察するに余りあります)

 

コト

 (彼女のためにも‥‥必ず、犯人を見つけないといけませんね)

 

 

【他の証拠を見せる】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コト

 「犯人がなにか捨てているとしたら、ここに捨てていると思ったのですが‥‥あてが外れましたね」

 

ナタ

 「そもそも今回の現場はシャワールームだ。安直に証拠品をここに投げ捨てたらこうやってすぐに探索されかねない」

 

ナタ

 「実際僕たちがこうやってここを調べているわけだから。犯人が何かを処分したとしたら、どこか別の場所なんじゃないかな‥‥」

 

 ヒナタさんはあごに手をおいて考え込みます。

 

 ‥‥そもそも、今回の事件で物証が残るのでしょうか。殺害方法はおそらく溺死‥‥極論道具を必要としない殺害方法です。犯人を追い詰める物証なしで裁判を進める必要も考慮に入れておく必要があるかもしれません。

 

ナタ

 「よし。僕は念の為もう一度潜ってみるよ。常盤さん、隙間からライトで照らしてくれるかな?」

 

ヅハ

 「わ、分かりました‥‥! 私でお役に立てるなら‥‥!」

 

 ヒナタさんは帽子を脱ぐと再び潜り始めました。シヅハさんが後ろからライトで焼却炉内部を照らしています。ここは2人にまかせても大丈夫だろうと判断した私は、他の場所をあたることにしました。

 

 

───捜査完了───

 

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