夢想少女ノ魔女裁判   作:タイホくん

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裁判パート その7

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───審問開始───

 

(推奨BGM「rAwTell Owk…」♪52)

 

ヴィア・ーゼンタール

 「確かに、犯行現場がシャワールームである以上、お召し物が濡れる可能性はありますわ」

 

ナデ

 「そ、そうです。そんな環境で溺死させようと顔を押さえつけたら、必ず服が濡れるはず。

  だけど、白川さんの服は濡れていません。

  これは彼女が犯人でないことの証明になるはずです!」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「ええ。その通り。

  白川さんはただ床に水を溜め、そこに顔を押し付けるだけで良かった‥‥そこが焦点になるのですよ」

 

リス

 「ど、どどどどういう意味ですか?」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「まず前提条件として‥‥被害者である真壁さんは【殺される直前までシャワーを浴びていました】

  背後から襲いかかった後、このシャワーを放置していれば、お召し物が濡れるのは至極当然のことですわ」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「ですから白川さんは、【犯行の際シャワーの水を止められたのです】

 

ヴィア・ーゼンタール

 「【排水口周辺は窪んでいます。つまりその周辺には一定程度水が溜まるはずです】

  そこにある水さえあれば、その量は僅かとはいえ、殺害には十分な量となります」

 

オリ

 「でも‥‥【被害者を取り押さえてドタバタしている中、濡れる前にシャワーを止める】ことって、可能なんですかね‥‥?」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「なんにせよ‥‥抵抗の際に飛び散る水は床に溜まった僅かなもののみ。

  濡れると言っても精々袖のあたりに範囲は絞られます。

  お召し物全体が濡れるという現象は発生し得ないのですよ」

 

───審問終了───

 

コト

 (リヴィアさんの意見、

  もっともらしく聞こえはします)

 

コト

 (けれど、どこか引っかかるような‥‥)

 

コト

 (これまでの議論の流れと、

  少しムジュンしている気がします)

 

コト

 (一度、これまでの議論の流れを

  振り返ってみるべきですね‥‥)

 

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―――これより下部へのスクロールを禁ずる―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――これより上部へのスクロールを禁ずる―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴィア・ーゼンタール

 「まず前提条件として‥‥被害者である真壁さんは【殺される直前までシャワーを浴びていました】

  背後から襲いかかった後、このシャワーを放置していれば、お召し物が濡れるのは至極当然のことですわ」

 

反論「被害者はシャワーを浴びていなかった」

 

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―――これより下部へのスクロールを禁ずる―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――これより上部へのスクロールを禁ずる―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オリ

 「でも‥‥【被害者を取り押さえてドタバタしている中、濡れる前にシャワーを止める】ことって、可能なんですかね‥‥?」

 

賛成「被害者を取り押さえながらシャワーを止めるのは不可能」

 

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―――これより下部へのスクロールを禁ずる―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――これより上部へのスクロールを禁ずる―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コト

 「ちょっと待ってください!」

 

コト

 「そもそも被害者は本当に

  シャワーを浴びていたのでしょうか」

 

コト

 「そもそも、リクアさんがシャワーを

  浴びていない可能性もあるのでは?」

 

リナ

 wE-MitTa(ウェミッタ)(ちょい待ち!)

 

リナ

 「ちょいちょいちょい、マコトっち!」

 

リナ

 「今、マコトっちはミトっちの

  弁護をしていたんじゃねーの!?」

 

リナ

 「もしここでリクアっちが

  シャワーを浴びていたことを否定するなら‥‥」

 

リナ

 「服が濡れていない=犯人でないことの

  証明ができなくなるけど!」

 

コト

 「‥‥言われてみれば!」

 

ノカ

 「‥‥けれども」

 

ノカ

 「被害者がシャワーを浴びていなかった、

  という意見は、どのみち通らないと思うわ」

 

ノカ

 「真壁リクアがシャワーを浴びに行ったのは、

  足元についた泥を洗うためだったのよね?」

 

ノカ

 「早瀬アキラから聞いたところによれば‥‥」

 

ノカ

 「死体の足は爪の間まで

  泥が入り込むくらい汚れていたらしいわ」

 

ノカ

 「でも、私が調べた時‥‥爪の間も含めて、

  死体の泥は綺麗に落ちていたわ」

 

キラ

 「自分で洗い流さないと、

  流石に説明がつかない状況だ」

 

キラ

 「犯人が犯行後に泥を洗い流そうとしても、

  爪の間まで洗い流すとなると手間がかかる」

 

キラ

 「その間に発見される可能性を考えると‥‥

  律儀に洗っていたとは考え難いな」

 

ノカ

 「ええ。だから、真壁リクアは

  本当にシャワーを浴びたんじゃないかしら」

 

ノカ

 「だから、どのみち篠宮マコトの

  反論は意味がないわ」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「篠宮さんも、一度冷水シャワーを

  浴びてこられたらどうかしら?」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「きっとスッキリできるはずですわよ。

  ‥‥風邪さえひかなければ、の話ですが」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「まあ、健康優良児の篠宮さんなら、

  風邪などひくことはないでしょうが‥‥ふふ」

 

コト

 (“頭を冷やせバカ野郎”と

  言われてしまいました‥‥。

 

コト

 (もう一度考え直しましょう)

 

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―――これより下部へのスクロールを禁ずる―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――これより上部へのスクロールを禁ずる―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コト

 「たしかに、被害者を押さえつけながら

  シャワーを止めるなんて芸当‥‥」

 

コト

 「両手がふさがってしまって、

  実行するのはかなり難しいと思います」

 

オリ

 「そうです!

  同時に2つのことをやるなんて無理無理!」

 

オリ

 「片手でペン入れしながら、

  もう片方の手でベタをするようなもんですよ!」

 

オリ

 「そんなダブルワーク、少なくとも

  あたしにはできません!」

 

ナタ

 「ちょっと待った、篠宮さん。

  その考え方は危ういよ」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「ええ。そもそも、

  “同時”にする必要はありませんわ」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「押さえ込んだ直後に

  片手を離して水を止める‥‥」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「あるいは最初に水を止めてから

  床に溜まった水に顔を押し付ける‥‥」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「こんな風に、

  やりようはいくらでもありますの」

 

リス

 「あ、あ‥‥なるほど」

 

リス

 「“同時に”じゃなければ‥‥

  できなくもない、ですね」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「ええ」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「ですから“濡れなかったこと”を根拠に

  白川さんの容疑を晴らすことはできませんわ」

 

コト

 (‥‥うう。ミオリさんに流されて、

  早合点してしまいました)

 

コト

 (もう一度考え直しましょう)

 

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―――これより下部へのスクロールを禁ずる―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――これより上部へのスクロールを禁ずる―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴィア・ーゼンタール

 「ですから白川さんは、【犯行の際シャワーの水を止められたのです】

 

反論「シャワーの水は止められていない」

 

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―――これより下部へのスクロールを禁ずる―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――これより上部へのスクロールを禁ずる―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴィア・ーゼンタール

 「【排水口周辺は窪んでいます。つまりその周辺には一定程度水が溜まるはずです】。そこにある水さえあれば、その量は僅かとはいえ、殺害には十分な量となります」

 

反論「排水口周辺に水が貯まるはずがない」

 

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―――これより下部へのスクロールを禁ずる―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――これより上部へのスクロールを禁ずる―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コト

 IG-ject(イグジェクト)(異議あり!)

 

コト

 「いいえ、リヴィアさん。犯行当時、

  シャワーの水が止められていたとは思えません」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「そうなのかしら? シャワーの水がなくとも、

  犯行は十分可能だと思うのだけれど」

 

コト

 「違います。犯人はシャワーの水を

  止めたのではありません」

 

コト

 「それどころか、むしろ

  “止めることができなかった”のです」

 

コト

 「それを示す証拠があります!」

 

──私のコタエを示そう──

 

───証拠品───

 

──────────────────

・向日葵バッジ【つきつける】

篠宮マコトが身につけているバッジ。

──────────────────

 

──────────────────

・検視記録【つきつける】

被害者、真壁リクアの検視記録。

 

※詳細※

被害者: 真壁リクア

死因: 溺死(推定)

死亡推定時刻: 4月10日 13時50分~14時頃

──────────────────

 

──────────────────

・現場写真【つきつける】

リヴィアが撮影した現場の写真。事件発覚時点の状態を正確に撮影したもの。

 

※詳細※

1.死体に現れた特徴: 見開かれた目が充血している・唇が青紫色に変色している・口元に泡がある。

2.死体の状態: 仰向けの状態で発見・衣服全体がビショビショに濡れている。

──────────────────

 

──────────────────

・被害者の顔の痕【つきつける】

被害者の顔に残った特徴的な形の痕。押さえつけられた際についたと考えられる。

──────────────────

 

──────────────────

・首の周りのアザ【つきつける】

死体の首周辺についていたアザ。U字型になっており、首の後ろから側面にかけてついている。正面部には痕がない。

──────────────────

 

──────────────────

・腰の周りのアザ【つきつける】

死体の腰周辺についた縄のような細長い痕。身体全体を一周している。被害者の死亡直前に命綱として巻かれたロープの位置と太さに酷似している。

──────────────────

 

──────────────────

・シャワールームのタイル【つきつける】

現場のシャワールームの床材。死体の顔に残っていた跡に酷似している。

──────────────────

 

──────────────────

・排水口に詰まった髪の毛【つきつける】

現場となったシャワールームの一番奥のブースに詰まっていた髪の毛。水の流れを阻害していた。事件当日の朝、星谷セリナによって除去されている。

──────────────────

 

──────────────────

・床に落ちた石鹸【つきつける】

死体の足元付近に落ちていた石鹸。タイルに接している裏面は濡れてヌルヌルになっているが、表面は水がかかった形跡が一切ない。

──────────────────

 

──────────────────

・破れたシャワーカーテン【つきつける】

死体があったブースのカーテンは破られていた。残る2つのブースのカーテンは対照的に破られていない。

──────────────────

 

──────────────────

・焼却炉の状況【つきつける】

直近、めぼしい物証が捨てられた形跡はなし。シヅハ、ヒナタにより内部の調査が行われたが、処分された衣服の下にも物証が隠された形跡はなし。

──────────────────

 

 

───人物データ───

 

──────────────────

・篠宮マコト (しのみや まこと)【つきつける】

囚人番号27番。15歳。【治療】の魔法を持つ少女。

怪我を一瞬で治すことができる魔法。

──────────────────

 

──────────────────

・南雲ヒナタ (なぐも ひなた)【つきつける】

囚人番号28番。15歳。

──────────────────

 

──────────────────

・常盤シヅハ (ときわ しづは)【つきつける】

囚人番号29番。14歳。【影操作】の魔法を持つ少女。

影を捉えることで、縄の形になった影を操ることができる。大きな物を軽々と持ち上げるほどの力を持つ。

──────────────────

 

──────────────────

・真壁リクア (まかべ りくあ)【つきつける】

囚人番号30番。15歳。【空気圧縮】の魔法を持つ少女。

狙った対象の周囲の空気を圧縮することができる。

4月10日、何者かによって殺害された。

──────────────────

 

──────────────────

・白川ミト (しらかわ みと)【つきつける】

囚人番号31番。14歳。【透明化】の魔法を持つ少女。

自己と自己が触れているものを透明にすることができる。

──────────────────

 

──────────────────

・鳳月カナデ (ほうづき かなで)【つきつける】

囚人番号32番。14歳。【分身】の魔法を持つ少女。

自分と同じ見た目の分身を1体作り出せる。分身とは視覚が共有され、本体の意思で自由に動かし声を発することができる。

ただし、分身には実体がなく物に触れることができない。

──────────────────

 

──────────────────

・倉科ミオリ (くらしな みおり)【つきつける】

囚人番号33番。14歳。【空間ポケット】の魔法を持つ少女。

ポケットの中に何でも自由に出し入れできる魔法。

──────────────────

 

──────────────────

・星谷セリナ (ほしたに せりな)【つきつける】

囚人番号34番。16歳。【幻聴】の魔法を持つ少女。

聞いたことのある人の声を再現し、耳元で再生することができる。

──────────────────

 

──────────────────

・朝雛チサ (あさひな ちさ)【つきつける】

囚人番号35番。13歳。【暴食】の魔法を持つ少女。

魔法のおかげで何でも食べることができる。

──────────────────

 

──────────────────

・早瀬アキラ (はやせ あきら)【つきつける】

囚人番号36番。16歳。【血液操作】の魔法を持つ少女。

血液を硬化させたり、硬化させた血液の形を自由に変えたりすることができる。

ただし、体内にある血液を硬化させることはできない。

──────────────────

 

──────────────────

・リヴィア・ローゼンタール【つきつける】

囚人番号37番。17歳。【時間停止】の魔法を持つ少女。

魔法の発動中は自分以外の全てのモノの時間が止まる。

──────────────────

 

──────────────────

・黒部ナノカ (くろべ なのか)【つきつける】

囚人番号38番。15歳。【変身】の魔法を持つ少女。

知っている人間の姿に変身することができる。

ただし、声と身につけている服は変化しない。また、人間以外に変身することはできない。

──────────────────

 

──────────────────

・三条エリス (さんじょう えりす)【つきつける】

囚人番号39番。16歳。【感情共鳴】の魔法を持つ少女。

自己の感情を他人に伝染させる。本人の意志にかかわらず発動し、魔法を操作することもできない。

感情が伝染するか否かは個人差がある。

──────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――これより下部へのスクロールを禁ずる―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――これより上部へのスクロールを禁ずる―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コト

 IG-ject(イグジェクト)(異議あり!)

 

コト

 「ちょっと待ってください!」

 

コト

 「排水口周辺に水が貯まるという意見‥‥

  これまでの議論とムジュンするはずです」

 

コト

 「この証拠品がそれを示しています!」

 

──私のコタエを示そう──

 

───証拠品───

 

──────────────────

・向日葵バッジ【つきつける】

篠宮マコトが身につけているバッジ。

──────────────────

 

──────────────────

・検視記録【つきつける】

被害者、真壁リクアの検視記録。

 

※詳細※

被害者: 真壁リクア

死因: 溺死(推定)

死亡推定時刻: 4月10日 13時50分~14時頃

──────────────────

 

──────────────────

・現場写真【つきつける】

リヴィアが撮影した現場の写真。事件発覚時点の状態を正確に撮影したもの。

 

※詳細※

1.死体に現れた特徴: 見開かれた目が充血している・唇が青紫色に変色している・口元に泡がある。

2.死体の状態: 仰向けの状態で発見・衣服全体がビショビショに濡れている。

──────────────────

 

──────────────────

・被害者の顔の痕【つきつける】

被害者の顔に残った特徴的な形の痕。押さえつけられた際についたと考えられる。

──────────────────

 

──────────────────

・首の周りのアザ【つきつける】

死体の首周辺についていたアザ。U字型になっており、首の後ろから側面にかけてついている。正面部には痕がない。

──────────────────

 

──────────────────

・腰の周りのアザ【つきつける】

死体の腰周辺についた縄のような細長い痕。身体全体を一周している。被害者の死亡直前に命綱として巻かれたロープの位置と太さに酷似している。

──────────────────

 

──────────────────

・シャワールームのタイル【つきつける】

現場のシャワールームの床材。死体の顔に残っていた跡に酷似している。

──────────────────

 

──────────────────

・排水口に詰まった髪の毛【つきつける】

現場となったシャワールームの一番奥のブースに詰まっていた髪の毛。水の流れを阻害していた。事件当日の朝、星谷セリナによって除去されている。

──────────────────

 

──────────────────

・床に落ちた石鹸【つきつける】

死体の足元付近に落ちていた石鹸。タイルに接している裏面は濡れてヌルヌルになっているが、表面は水がかかった形跡が一切ない。

──────────────────

 

──────────────────

・破れたシャワーカーテン【つきつける】

死体があったブースのカーテンは破られていた。残る2つのブースのカーテンは対照的に破られていない。

──────────────────

 

──────────────────

・焼却炉の状況【つきつける】

直近、めぼしい物証が捨てられた形跡はなし。シヅハ、ヒナタにより内部の調査が行われたが、処分された衣服の下にも物証が隠された形跡はなし。

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───人物データ───

 

──────────────────

・篠宮マコト (しのみや まこと)【つきつける】

囚人番号27番。15歳。【治療】の魔法を持つ少女。

怪我を一瞬で治すことができる魔法。

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──────────────────

・南雲ヒナタ (なぐも ひなた)【つきつける】

囚人番号28番。15歳。

──────────────────

 

──────────────────

・常盤シヅハ (ときわ しづは)【つきつける】

囚人番号29番。14歳。【影操作】の魔法を持つ少女。

影を捉えることで、縄の形になった影を操ることができる。大きな物を軽々と持ち上げるほどの力を持つ。

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──────────────────

・真壁リクア (まかべ りくあ)【つきつける】

囚人番号30番。15歳。【空気圧縮】の魔法を持つ少女。

狙った対象の周囲の空気を圧縮することができる。

4月10日、何者かによって殺害された。

──────────────────

 

──────────────────

・白川ミト (しらかわ みと)【つきつける】

囚人番号31番。14歳。【透明化】の魔法を持つ少女。

自己と自己が触れているものを透明にすることができる。

──────────────────

 

──────────────────

・鳳月カナデ (ほうづき かなで)【つきつける】

囚人番号32番。14歳。【分身】の魔法を持つ少女。

自分と同じ見た目の分身を1体作り出せる。分身とは視覚が共有され、本体の意思で自由に動かし声を発することができる。

ただし、分身には実体がなく物に触れることができない。

──────────────────

 

──────────────────

・倉科ミオリ (くらしな みおり)【つきつける】

囚人番号33番。14歳。【空間ポケット】の魔法を持つ少女。

ポケットの中に何でも自由に出し入れできる魔法。

──────────────────

 

──────────────────

・星谷セリナ (ほしたに せりな)【つきつける】

囚人番号34番。16歳。【幻聴】の魔法を持つ少女。

聞いたことのある人の声を再現し、耳元で再生することができる。

──────────────────

 

──────────────────

・朝雛チサ (あさひな ちさ)【つきつける】

囚人番号35番。13歳。【暴食】の魔法を持つ少女。

魔法のおかげで何でも食べることができる。

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──────────────────

・早瀬アキラ (はやせ あきら)【つきつける】

囚人番号36番。16歳。【血液操作】の魔法を持つ少女。

血液を硬化させたり、硬化させた血液の形を自由に変えたりすることができる。

ただし、体内にある血液を硬化させることはできない。

──────────────────

 

──────────────────

・リヴィア・ローゼンタール【つきつける】

囚人番号37番。17歳。【時間停止】の魔法を持つ少女。

魔法の発動中は自分以外の全てのモノの時間が止まる。

──────────────────

 

──────────────────

・黒部ナノカ (くろべ なのか)【つきつける】

囚人番号38番。15歳。【変身】の魔法を持つ少女。

知っている人間の姿に変身することができる。

ただし、声と身につけている服は変化しない。また、人間以外に変身することはできない。

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──────────────────

・三条エリス (さんじょう えりす)【つきつける】

囚人番号39番。16歳。【感情共鳴】の魔法を持つ少女。

自己の感情を他人に伝染させる。本人の意志にかかわらず発動し、魔法を操作することもできない。

感情が伝染するか否かは個人差がある。

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―――これより下部へのスクロールを禁ずる―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――これより上部へのスクロールを禁ずる―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コト

 「この証拠品が、シャワーの水が

  止められなかったことを示します!」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「まあ。素晴らしい」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「確かにその証拠なら、止められないことを

  示すことができるようですわね」

 

コト

 「‥‥! そ、そうです!

  これが決定的な証拠です!」

 

コト

 (あれ、あんまり自信なかったんですけど‥‥)

 

ヴィア・ーゼンタール

 「ええ、ええ。

  その証拠は示してくれているようですわね」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「‥‥篠宮さんの信用の暴落は、

  もはや止めることができないことを」

 

コト

 「‥‥あれ?」

 

ナタ

 「“さっさと引っ込めて考え直せ”

  ‥‥そう言いたいようだね」

 

コト

 「そ、そんな‥‥」

 (‥‥うう、いじわるされちゃいました)

 

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―――これより下部へのスクロールを禁ずる―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――これより上部へのスクロールを禁ずる―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コト

 「この証拠が、

  水が貯まらなかったことを示しています!」

 

 「‥‥アタイ、バカだから

  正解なのか分かんないけど‥‥」

 

 「それだけは絶対に正解じゃないって

  ことだけは分かるぞ」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「どうやらその証拠品は、篠宮さんの疲労が

  蓄積していることを示しているようですわね」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「医務室でゆっくりお休みになられることを

  オススメいたしますわ」

 

コト

 (戦力外通告を頂いてしまいました‥‥。

  もう一度考え直しましょう)

 

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―――これより下部へのスクロールを禁ずる―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――これより上部へのスクロールを禁ずる―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

BGM停止推奨

 

コト

 KuREIV(クレイヴ)(くらえ!)

 

 

【挿絵表示】

 

 

コト

 「その証拠品はこれです!」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「そ、それは‥‥詰まっていた髪の毛?」

 

(推奨BGM「気任せの蝶」♪34)

 

コト

 「ええ。そのとおりです」

 

コト

 「議論が事故か、それとも殺人かで

  揺れていた時に問題になった証拠です」

 

ナタ

 「確か‥‥」

 

ナタ

 「あの時は、排水口に詰まった髪の毛で

  排水機能が悪くなって‥‥」

 

ナタ

 「その状態で運悪く転んで気絶した結果、

  事故で溺死したかもしれない」

 

ナタ

 「‥‥こういう流れで話し合っていたよね」

 

コト

 「はい。今の説明通りです」

 

コト

 「けれどもこの事実は裏を返せば、

  こうも言えます」

 

コト

 「“髪の毛が除去されてしまった以上、

  床に水が貯まることはなくなる”‥‥と」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「‥‥!」

 

コト

 「リヴィアさんの推理が成り立つためには、

  床に水が溜まっている必要があります」

 

コト

 「しかし、それを補助する髪の毛は

  犯行当時もはや存在していなかった‥‥」

 

コト

 「では、犯行を実現するためには

  何が必要になりますか?」

 

 「お水!」

 

リナ

 「よーするに、シャワーで

  給水してあげる必要があるってわけね」

 

コト

 「そのとおりです。つまり、犯行を行う場合、

  シャワーを止めることはできませんでした」

 

コト

 「そんな状態で被害者を押さえつければ、

  服が濡れるのは必然です」

 

(推奨BGM「Sen-Choose N'o SurC-触-」♪47)

 

コト

 「つまり‥‥もしミトさんが犯人ならば、

  服が濡れていないのはムジュンしています!」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「なんてことッ!」

 

キラ

 「‥‥やはり、

  白川が犯人というのは考え難いか」

 

 「だから、最初からそう言ってる‥‥!」

 

ナデ

 「よかった‥‥

  これで疑いは晴れたようですね」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「‥‥そうですわね。

  今の意見で納得がいきました」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「無用な疑いをかけたこと、

  謝罪いたしますわ」

 

 「いいの。

  分かってくれたなら‥‥」

 

コト

 (よかった‥‥これで少なくとも、

  ミトさんが犯人の可能性は消えたようです)

 

コト

 (未だに犯人が誰かは分かりません‥‥)

 

コト

 (けど、1人は無実だと分かっただけでも、

  心理的にはかなり楽です)

 

コト

 (このまま議論をさらに発展させて‥‥)

 

BGM停止推奨

 

??

 IG-ject(イグジェクト)(異議あり!)

 

ナデ

 「なっ‥‥!」

 

 「い、今の反論は‥‥」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「わたくしではありませんわ」

 

 「じゃ、じゃあ一体‥‥」

 

ヅハ

 「‥‥今の反論は私からですよ、みなさん」

 

コト

 (し、シヅハさん!)

 

ヅハ

 「水を差すようで申し訳ないけれど‥‥

  まだ完全に疑いが晴れたとは言えません」

 

オリ

 IG-ject(イグジェクト)(異議ありですぞォ!)

 

オリ

 「何をおっしゃいますか! マコト殿の

  ロジックは理路整然としていました!」

 

オリ

 「そこに反論の余地はありません!」

 

 「そ、その通り。

  私はやってない‥‥!」

 

ヅハ

 IG-ject(イグジェクト)(異議あり!)

 

ヅハ

 「今のロジックが理路整然としていた?」

 

ヅハ

 「‥‥残念ですが、どうやら皆さん、

  1つ見落としているようです」

 

(推奨BGM「Sar-gedy-動-」♪36)

 

ヅハ

 「今の篠宮さんの主張には‥‥

  “穴”があります!」

 

コト

 「そ、そんなはずは‥‥!」

 

 「い、一体どこがおかしかったんだ?

  アタイわかんねえぇぇ‥‥」

 

ヅハ

 「先の議論の結論はこうです」

 

ヅハ

 「もし、白川さんが犯行を行った場合、

  抵抗によって水が服に飛び、濡れてしまう」

 

ヅハ

 「しかし、白川さんの服は濡れていなかった。

  よって彼女は犯人ではない、と」

 

キラ

 「ご丁寧に復唱していただいたわけだが‥‥

  結局何が言いてえ」

 

ヅハ

 「白川さんの服が濡れていたか、否か。

  ‥‥極論、そんなことはどうでもいいんです」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「どういう意味かしら?」

 

ヅハ

 「至極単純な話です‥‥

  着替えればいいんですから」

 

オリ

 「ちょ、ちょっと待ってください‥‥

  “着替えればいい”って軽すぎません?」

 

オリ

 「そんなパパッと

  証拠隠滅できるものなのでしょうか‥‥」

 

リス

 「‥‥着替え‥‥。

  ‥‥あ、シャワールームの!」

 

ヅハ

 「ええ。私たちの服は1日1回、

  シャワールームのロッカーに支給されます」

 

ヅハ

 「犯行後、服が濡れてしまった

  白川さんは新しく支給された服に着替え‥‥」

 

ヅハ

 「そして、何食わぬ顔で出てきた‥‥

  これなら筋は通ります」

 

 「ち、違う。

  私、濡れた服なんか着替えてない‥‥!」

 

ヅハ

 「でも、これなら問題は無くなります。

  嫌疑なしとはまだ断言できないんです」

 

ナタ

 「じゃあ、次はその件について話し合おうか。

  白川さんもこれ以上疑われたくないだろうし」

 

コト

 (リヴィアさんに続いて、

 今度はシヅハさんまで‥‥)

 

コト

 (ミトさんの疑いを晴らすため、

  もう一度議論を進めないと行けないようですね)

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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