夢想少女ノ魔女裁判   作:タイホくん

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裁判パート その9

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───審問開始───
 

 

(推奨BGM「AccUhEarts-告-」♪46)

 

ナタ

 「まずは全員の魔法について把握しておこうか。

  アリバイがないことが確認できた今、重要になるのは被疑者3名の魔法のうち、誰のものが犯行に使われたかを特定することだ」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「ではわたくしから」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「わたくしの魔法は《時間停止》。

  能力の効果は読んで字の如く。わたくし以外の【“全てのモノ”の時間を停止させますわ】

 また、停止中に起きた出来事は他者の記憶には一切残りません」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「魔法の発動時間は最大3分。

  その間、動くことができるのはわたくし1人のみ。

  文字通り、世界はわたくしのモノになる、ということになります」

 

オリ

 「ち、チート魔法キタコレ!!!

  この魔法なら背後から近づかれても決して気づかれることはない、って事になってしまうわけですなぁ‥‥」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「ええ。その通りですわ。

  さらに言ってしまえば、この魔法があればもはやアリバイなど無意味。わたくしが疑われるのも無理はございませんわ。

  みなさまがお望みとあらば、犯人として処刑されてもよろしくてよ。」

 

キラ

 「‥‥無駄口叩いてんじゃねえ。その口縫い合わせるぞ」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「あら。ならば‥‥やってごらんなさい?」

 

オリ

 「ひょえーッ! 貴重なキス待ち顔ッ‥‥!」

 

キラ

 「チッ‥‥調子狂うな」

 

オリ

 「ああ‥‥喧嘩ップルてえてえ‥‥」

 

ヅハ

 「で、では次は私が‥‥。

  私の魔法は《影操作》。自分のものでも他人のものでも、その人物の影を補足することにより、その影を自由に操ることができます。

  ‥‥もっとも、【影を操ろうとすると勝手に紐状になってしまう】ので、実質的には投げ縄やムチのような能力に過ぎません」

 

リス

 「べ、便利な魔法ですね‥‥! 高いところにある物も簡単に取れそうです‥‥!」

 

 「便利な一方、殺人の道具にもなる‥‥。

 影さえ補足できれば、本人は近づくこと無く相手に攻撃できるのだから‥‥。違う?」

 

ヅハ

 「いや‥‥今の牢屋敷ではそうでもないです。

  真壁さんが牢屋敷中に照明を設置したせいで、影の大きさや形が不安定になりました。 

 【これでは能力をうまく活用できません】

 ‥‥こんな状況では、私に魔法を使っての犯行は不可能です」

 

ナタ

 「照明のせいで影を補足するのが難しくなった‥‥確かに理由としては納得できそうだね」

 

ナデ

 「最後は私ですね。私の魔法は《分身》。

  文字通り、私と姿形が全く同じ分身を1体作り出すことができます。

  ‥‥ですが、【分身ができることは移動と会話くらいのもの】です。

  あとはせいぜい視界が共有される程度で他に大したことはできません」

 

リス

 「あ、アリバイトリックに使えそうですね。

  今回に関してはそもそもアリバイがないので、意味がないみたいですけれど‥‥」

 

ノカ

 「けれども、【分身を使えば被害者に抵抗されても服が濡れることはないわ】

  今までの議論の流れにも合致する。

  鳳月カナデが犯人ならば、分身を使って犯行を行ったのでしょう」

 

ナタ

 「‥‥これでひとまず、全員の魔法は確認できたかな?」

 

オリ

 「よ、よりどりみどりすぎて、どなたの魔法が最適か迷いますなぁ‥‥」

 

キラ

 「1つずつ可能性を潰していくしかねえ。

 ‥‥俺だって、本当はこんなことしたかねえけどな」

 

───審問終了───

 

コト

 (容疑者が3名まで絞られました‥‥

  一体誰なら犯行が可能だったのでしょうか)

 

ナタ

 「‥‥おそらく、

  今回ポイントになるのは2つ」

 

ナタ

 「1つは被害者が抵抗した際に、

  服が濡れないようにする方法」

 

ナタ

 「もう1つは被害者に気づかれることなく

  背後に忍び寄る方法」

 

ナタ

 「この2つを両立する魔法を持つ

  被疑者が犯人のはずだ」

 

ナタ

 「‥‥まずは情報を集めたほうが良さそうだね。

  無闇に反論すると、痛い目を見そうだ」

 

コト

 (確かに、私はまだ皆さんの魔法のことを

  完全には把握しきれていません)

 

コト

 (まずは情報を集めることに

  専念したほうが良さそうですね‥‥!)

 

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全ての「疑問」をゆさぶったらこちらへ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――これより下部へのスクロールを禁ずる―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――これより上部へのスクロールを禁ずる―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴィア・ーゼンタール

 「わたくしの魔法は《時間停止》。

  能力の効果は読んで字の如く。わたくし以外の【“全てのモノ”の時間を停止させますわ】

  また、停止中に起きた出来事は他者の記憶には一切残りません」

 

疑問「もっと具体的な説明がほしい」

 

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―――これより下部へのスクロールを禁ずる―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ヅハ

 「で、では次は私が‥‥。

  私の魔法は《影操作》。自分のものでも他人のものでも、その人物の影を補足することにより、その影を自由に操ることができます。

  ‥‥もっとも、【影を操ろうとすると勝手に紐状になってしまう】ので、実質的には投げ縄やムチのような能力に過ぎません」

 

疑問「なぜ紐状になる?」

 

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ヅハ

 「いや‥‥今の牢屋敷ではそうでもないです。

  真壁さんが牢屋敷中に照明を設置したせいで、影の大きさや形が不安定になりました。 

 【これでは能力をうまく活用できません】

  ‥‥こんな状況では、私に魔法を使っての犯行は不可能です」

 

疑問「なぜ能力がうまく使えなくなった?」

 

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ナデ

 「最後は私ですね。私の魔法は《分身》。

  文字通り、私と姿形が全く同じ分身を一体作り出すことができます。

  ‥‥ですが、【分身ができることは移動と会話くらいのもの】です。

  あとはせいぜい視界が共有される程度で他に大したことはできません」

 

疑問「他にできることはないのか?」

 

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―――これより下部へのスクロールを禁ずる―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ノカ

 「けれども、【分身を使えば被害者に抵抗されても服が濡れることはないわ】

  今までの議論の流れにも合致する。

  鳳月カナデが犯人ならば、分身を使って犯行を行ったのでしょう」

 

反論「分身も服が濡れる」

 

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コト

 wE-MitTa(ウェミッタ)(待った!)

 

コト

 「魔法を使うと、リヴィアさん以外の

  モノ全てが停止する‥‥」

 

コト

 「具体的にはどのようになるのでしょう」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「全ての物理法則が停止すると

  思っていただければ理解できますわ」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「放り出されたボールは空中で静止する‥‥」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「ストローで吸い上げた飲み物は、

  口に運ばれること無くそのまま停止する‥‥」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「人々は息をするのも忘れて

  その場に立ち尽くす‥‥」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「“原子の動き”が停止する、

  とでも言えばいいのでしょうか」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「時間停止を解除すれば、

  皆さま何事もなく元通り動き始めますわ」

 

コト

 「なるほど‥‥」

 

コト

 「では‥‥時間が止まっている状態で

  なにか行動を起こして‥‥」

 

コト

 「その後時間停止を解除すると、

  どの様になるのでしょうか?」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「先ほどのボールの例えで言えば‥‥」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「ボールの動き自体は停止しますが、

  わたくしなら自由に動かすことができます」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「この状態で時間停止を解除すれば‥‥」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「第三者目線から見た時には、

  ボールが瞬間移動したように見えるでしょうね」

 

コト

 「最後にもう1つ」

 

コト

 「もし時間が止まった状態で‥‥

  例えば人をナイフで刺せばどうなりますか?」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「時間停止中の攻撃は、

  即座に被攻撃者に反映されません」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「時間停止解除後、

  全ての攻撃が一斉に襲いかかってきますわ」

 

コト

 「なるほど。よくわかりました。

  ありがとうございます」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「お安い御用でしてよ」

 

コト

 (リヴィアさんの魔法発動中は、

  全ての動きが止まる‥‥)

 

コト

 (時間停止中に攻撃を行った場合、

 その効果は解除後に一斉に襲いかかる‥‥)

 

コト

 (‥‥刺したり、殴ったりといった攻撃は

  通じるようですね)

 

コト

 (では、水が溜まった場所に

 顔を押さえつけたらどうなるのか‥‥)

 

コト

 (‥‥なにか引っかかるところがあります)

 

コト

 (もう一度、今の会話の内容を

  確認しておくべきですね)

 

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コト

 wE-MitTa(ウェミッタ)(待った!)

 

コト

 「少し良いでしょうか」

 

コト

 「なぜシヅハさんの魔法は、

  影が紐状になってしまうのでしょうか」

 

ヅハ

 「なぜ、と言われても‥‥」

 

ヅハ

 「そういうものだから、

  としか説明のしようがありません」

 

ヅハ

 「影を捉えて動かそうとすると、最初は

  人の形の影そのものを操れるのですが‥‥」

 

ヅハ

 「‥‥形を保つことが出来なくて、

  すぐに紐状になってしまうんです」

 

ヅハ

 「今の私には、紐のような影を操るのが精一杯‥‥

  被害者を取り押さえることは不可能ですね」

 

コト

 (シヅハさんの魔法は

  紐の形にするのが精一杯‥‥)

 

コト

 (確かに、人の形に比べれば

  取り押さえるのは難しいでしょう)

 

コト

 (けれども‥‥どこか引っかかるような)

 

コト

 (今のやり取り、

  覚えておいたほうがいいかもしれません)

 

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コト

 wE-MitTa(ウェミッタ)(待った!)

 

コト

 「なぜ魔法がうまく

  使えなくなったのでしょうか?」

 

ヅハ

 「‥‥今説明したように、

  牢屋敷中に照明が設置されたからです」

 

ヅハ

 「私の魔法の発動条件は、

  影を補足することからスタートします」

 

ヅハ

 「そのためには、

  影がある程度の“大きさ”を保ちつつ、

 

ヅハ

 「さらに、一定の“濃さ”である必要があります」

 

ヅハ

 「大きく濃い影だと制御が効かなくなります」

 

ヅハ

 「逆に小さく薄い影だと、

  制御できても操作性が悪くなります」

 

ヅハ

 「ちょうどいいのは、

  自然光による一般的な大きさの影」

 

ヅハ

 「そういう影でないと私は操りきれないのです」

 

ナタ

 「つまり、現状の牢屋敷の環境だと‥‥」

 

ナタ

 「常盤さんが魔法を発動しても

  あまり役に立たない、ということだね?」

 

ヅハ

 「そのとおりです。こんなことでは、

  自分の影すら操作できません」

 

ヅハ

 「ましてやそれを犯行に使うだなんて‥‥

  ‥‥不可能です」

 

コト

 (シヅハさんの魔法は、

  今の牢屋敷の環境だと制御が難しい

 

コト

 (‥‥おそらく嘘ではないのでしょう)

 

コト

 (けれども、本当に例外がないのでしょうか。

  なにかが引っかかります‥‥)

 

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コト

 wE-MitTa(ウェミッタ)(待った!)

 

コト

 「分身が行えることは、移動と会話くらい‥‥

  本当にそうなのでしょうか」

 

ナデ

 「ええ。お恥ずかしい限りですが、

  できることは間違いなくその2つのみです」

 

コト

 「なぜそう断言できるのでしょう?」

 

ナデ

 「私の分身は、物に触ることができません」

 

ナデ

 「扉を開ける、カップを握ってお茶を飲む‥‥

  あらゆる行為が一切できません」

 

ナデ

 「あくまでもできることは、

  私の真似をすることのみ」

 

ナデ

 「それ以上の権能を持ち合わせていません」

 

オリ

 「でもでも、オタク的にはありがたいですなあ」

 

オリ

 「物販の列に並ぶのを代行してもらうだけでも

  かなり助かります。裏山^~」

 

ナデ

 「まあ、現実的なところは

  それくらいのものでしょうね」

 

ナデ

 「したがって、私には犯行は不可能なのです」

 

コト

 (分身に物を掴むことはできない‥‥

  それなら確かに犯行は不可能に思えます)

 

コト

 (実際、私もイノシシがカナデさんの分身を

 通り抜ける瞬間を見ています)

 

コト

 (カナデさんの分身は物理的に

  なにかに干渉することは不可能のようです)

 

コト

 (けれども逆を言えば、カナデさん本体なら

 犯行は可能だったとも言えます)

 

コト

 (ですが‥‥何かがおかしいような気もします。

  留意しておくべきですね)

 

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コト

 「ちょっと待ってください!」

 

コト

 「分身の服が濡れる可能性だって

  あるんじゃないですか?」

 

ノカ

 「いいえ。その点は問題にならないわ」

 

ノカ

 「犯行後、分身を消してしまえば、

  濡れた事実ごと全てを消し去ることができる」

 

ノカ

 「この場合、濡れようが濡れまいが関係ないわ」

 

コト

 「た、たしかに‥‥」

 

コト

 (根拠として弱かったようです‥‥)

 

ナタ

 「篠宮さん、今は情報が足りない。

  一度、みんなの話を聞いていこう」

 

ナタ

 「これまでの牢屋敷生活で、3人が話さなかった

  魔法に関する情報があるかもしれない」

 

ナタ

 「犯人だと疑われている今なら、

  それを出し渋る理由もない」

 

ナタ

 「きっとみんな正直に話してくれるはずだ」

 

コト

 (皆さんの魔法について聞く‥‥)

 

コト

 (確かに一度情報を

  収集しておいたほうがいいかもしれません)

 

コト

 (やってみましょう‥‥!)

 

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ナタ

 「これで、みんなの魔法について

  大体知れたはずだ」

 

ナタ

 「今なら‥‥

  きっと犯人を指名することができるはず」

 

コト

 「‥‥率直に言えば心苦しいです」

 

コト

 「けれども、

  誰かがやらないといけないことなんです」

 

コト

 「なら‥‥私が‥‥」

 

ナタ

 「‥‥無理はしないで、篠宮さん」

 

ナタ

 「落ち着いて‥‥

  “真実”だけを見据えるんだ」

 

コト

 「‥‥はい」

 

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ナタ

 「まずは全員の魔法について把握しておこうか。

  アリバイがないことが確認できた今、重要になるのは被疑者3名の魔法のうち、誰のものが犯行に使われたかを特定することだ」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「ではわたくしから」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「わたくしの魔法は《時間停止》。

  能力の効果は読んで字の如く。わたくし以外の【“全てのモノ”の時間を停止させますわ】

  また、停止中に起きた出来事は他者の記憶には一切残りません」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「魔法の発動時間は最大3分。

  その間、動くことができるのはわたくし1人のみ。

  文字通り、世界はわたくしのモノになる、ということになります」

 

オリ

 「ち、チート魔法キタコレ!!!

  この魔法なら背後から近づかれても決して気づかれることはない、って事になってしまうわけですなぁ‥‥」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「ええ。その通りですわ。

  さらに言ってしまえば、この魔法があればもはやアリバイなど無意味。わたくしが疑われるのも無理はございませんわ。

 【みなさまがお望みとあらば、犯人として処刑されてもよろしくてよ】。」

 

キラ

 「‥‥無駄口叩いてんじゃねえ。その口縫い合わせるぞ」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「あら。ならば‥‥やってごらんなさい?」

 

オリ

 「ひょえーッ! 貴重なキス待ち顔ッ‥‥!」

 

キラ

 「チッ‥‥調子狂うな」

 

オリ

 「ああ‥‥喧嘩ップルてえてえ‥‥」

 

ヅハ

 「で、では次は私が‥‥。

  私の魔法は《影操作》。自分のものでも他人のものでも、その人物の影を補足することにより、その影を自由に操ることができます。

  ‥‥もっとも、【影を操ろうとすると勝手に紐状になってしまう】ので、実質的には投げ縄やムチのような能力に過ぎません」

 

リス

 「べ、便利な魔法ですね‥‥! 高いところにある物も簡単に取れそうです‥‥!」

 

 「便利な一方、殺人の道具にもなる‥‥。

  影さえ補足できれば、本人は近づくこと無く相手に攻撃できるのだから‥‥。違う?」

 

ヅハ

 「いや‥‥今の牢屋敷ではそうでもないです。

  真壁さんが牢屋敷中に照明を設置したせいで、影の大きさや形が不安定になりました。 

 【これでは能力をうまく活用できません】

  ‥‥こんな状況では、【私に魔法を使っての犯行は不可能です】

 

ナタ

 「照明のせいで影を補足するのが難しくなった‥‥確かに理由としては納得できそうだね」

 

ナデ

 「最後は私ですね。私の魔法は《分身》。

  文字通り、私と姿形が全く同じ分身を一体作り出すことができます。

  ‥‥ですが、【分身ができることは移動と会話くらいのもの】です。

  あとはせいぜい視界が共有される程度で他に大したことはできません」

 

リス

 「あ、アリバイトリックに使えそうですね。

  今回に関してはそもそもアリバイがないので、意味がないみたいですけれど‥‥」

 

ノカ

 「けれども、【分身を使えば被害者に抵抗されても服が濡れることはないわ】

  今までの議論の流れにも合致する。

  鳳月カナデが犯人ならば、【分身を使って犯行を行った】のでしょう」

 

ナタ

 「‥‥これでひとまず、全員の魔法は確認できたかな?」

 

オリ

 「よ、よりどりみどりすぎて、どなたの魔法が最適か迷いますなぁ‥‥」

 

キラ

 「一つずつ可能性を潰していくしかねえ。

  ‥‥俺だって、本当はこんなことしたかねえけどな」

 

───審問終了───

 

ナタ

 「これで、みんなの魔法について

  大体知れたはずだ」

 

ナタ

 「今なら‥‥

  きっと犯人を指名することができるはず」

 

コト

 「‥‥率直に言えば心苦しいです」

 

コト

 「けれども、

  誰かがやらないといけないことなんです」

 

コト

 「なら‥‥私が‥‥」

 

ナタ

 「‥‥無理はしないで、篠宮さん」

 

ナタ

 「落ち着いて‥‥

  “真実”だけを見据えるんだ」

 

コト

 「‥‥はい」

 

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ヴィア・ーゼンタール

 「わたくしの魔法は《時間停止》。

  能力の効果は読んで字の如く。わたくし以外の【“全てのモノ”の時間を停止させますわ】

  また、停止中に起きた出来事は他者の記憶には一切残りません」

 

疑問「もっと具体的な説明がほしい」

 

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―――これより下部へのスクロールを禁ずる―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――これより上部へのスクロールを禁ずる―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヅハ

 「で、では次は私が‥‥。

  私の魔法は《影操作》。自分のものでも他人のものでも、その人物の影を補足することにより、その影を自由に操ることができます。

  ‥‥もっとも、【影を操ろうとすると勝手に紐状になってしまう】ので、実質的には投げ縄やムチのような能力に過ぎません」

 

疑問「なぜ紐状になる?」

 

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―――これより下部へのスクロールを禁ずる―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――これより上部へのスクロールを禁ずる―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヅハ

 「いや‥‥今の牢屋敷ではそうでもないです。

  真壁さんが牢屋敷中に照明を設置したせいで、影の大きさや形が不安定になりました。 

 【これでは能力をうまく活用できません】

  ‥‥こんな状況では、私に魔法を使っての犯行は不可能です」

 

疑問「なぜ能力がうまく使えなくなった?」

 

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―――これより上部へのスクロールを禁ずる―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナデ

 「最後は私ですね。私の魔法は《分身》。

  文字通り、私と姿形が全く同じ分身を一体作り出すことができます。

  ‥‥ですが、【分身ができることは移動と会話くらいのもの】です。

  あとはせいぜい視界が共有される程度で他に大したことはできません」

 

疑問「他にできることはないのか?」

 

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―――これより下部へのスクロールを禁ずる―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――これより上部へのスクロールを禁ずる―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ノカ

 「けれども、【分身を使えば被害者に抵抗されても服が濡れることはないわ】

  今までの議論の流れにも合致する。

  鳳月カナデが犯人ならば、分身を使って犯行を行ったのでしょう」

 

反論「分身も服が濡れる」

 

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コト

 wE-MitTa(ウェミッタ)(待った!)

 

コト

 「魔法を使うと、リヴィアさん以外の

  モノ全てが停止する‥‥」

 

コト

 「具体的にはどのようになるのでしょう」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「全ての物理法則が停止すると

  思っていただければ理解できますわ」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「放り出されたボールは空中で静止する‥‥」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「ストローで吸い上げた飲み物は、

  口に運ばれること無くそのまま停止する‥‥」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「人々は息をするのも忘れて

  その場に立ち尽くす‥‥」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「“原子の動き”が停止する、

  とでも言えばいいのでしょうか」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「時間停止を解除すれば、

  皆さま何事もなく元通り動き始めますわ」

 

コト

 「なるほど‥‥」

 

コト

 「では‥‥時間が止まっている状態で

  なにか行動を起こして‥‥」

 

コト

 「その後時間停止を解除すると、

  どの様になるのでしょうか?」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「先ほどのボールの例えで言えば‥‥」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「ボールの動き自体は停止しますが、

  わたくしなら自由に動かすことができます」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「この状態で時間停止を解除すれば‥‥」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「第三者目線から見た時には、

  ボールが瞬間移動したように見えるでしょうね」

 

コト

 「最後にもう1つ」

 

コト

 「もし時間が止まった状態で‥‥

  例えば人をナイフで刺せばどうなりますか?」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「時間停止中の攻撃は、

  即座に被攻撃者に反映されません」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「時間停止解除後、

  全ての攻撃が一斉に襲いかかってきますわ」

 

コト

 「なるほど。よくわかりました。

  ありがとうございます」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「お安い御用でしてよ」

 

コト

 (リヴィアさんの魔法発動中は、

  全ての動きが止まる‥‥)

 

コト

 (時間停止中に攻撃を行った場合、

 その効果は解除後に一斉に襲いかかる‥‥)

 

コト

 (‥‥刺したり、殴ったりといった攻撃は

  通じるようですね)

 

コト

 (では、水が溜まった場所に

 顔を押さえつけたらどうなるのか‥‥)

 

コト

 (‥‥なにか引っかかるところがあります)

 

コト

 (もう一度、今の会話の内容を

  確認しておくべきですね)

 

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コト

 wE-MitTa(ウェミッタ)(待った!)

 

コト

 「少し良いでしょうか」

 

コト

 「なぜシヅハさんの魔法は、

  影が紐状になってしまうのでしょうか」

 

ヅハ

 「なぜ、と言われても‥‥」

 

ヅハ

 「そういうものだから、

  としか説明のしようがありません」

 

ヅハ

 「影を捉えて動かそうとすると、最初は

  人の形の影そのものを操れるのですが‥‥」

 

ヅハ

 「‥‥形を保つことが出来なくて、

  すぐに紐状になってしまうんです」

 

ヅハ

 「今の私には、紐のような影を操るのが精一杯‥‥

  被害者を取り押さえることは不可能ですね」

 

コト

 (シヅハさんの魔法は

  紐の形にするのが精一杯‥‥)

 

 (確かに、人の形に比べれば

  取り押さえるのは難しいでしょう)

 

コト

 (けれども‥‥どこか引っかかるような)

 

 (今のやり取り、

  覚えておいたほうがいいかもしれません)

 

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コト

 wE-MitTa(ウェミッタ)(待った!)

 

コト

 「なぜ魔法がうまく

  使えなくなったのでしょうか?」

 

ヅハ

 「‥‥今説明したように、

  牢屋敷中に照明が設置されたからです」

 

ヅハ

 「私の魔法の発動条件は、

  影を補足することからスタートします」

 

ヅハ

 「そのためには、

  影がある程度の“大きさ”を保ちつつ、

 

ヅハ

 「さらに、一定の“濃さ”である必要があります」

 

ヅハ

 「大きく濃い影だと制御が効かなくなります」

 

ヅハ

 「逆に小さく薄い影だと、

  制御できても操作性が悪くなります」

 

ヅハ

 「ちょうどいいのは、

  自然光による一般的な大きさの影」

 

ヅハ

 「そういう影でないと私は操りきれないのです」

 

ナタ

 「つまり、現状の牢屋敷の環境だと‥‥」

 

ナタ

 「常盤さんが魔法を発動しても

  あまり役に立たない、ということだね?」

 

ヅハ

 「そのとおりです。こんなことでは、

  自分の影すら操作できません」

 

ヅハ

 「ましてやそれを犯行に使うだなんて‥‥

  ‥‥不可能です」

 

コト

 (シヅハさんの魔法は、

  今の牢屋敷の環境だと制御が難しい

 

コト

 (‥‥おそらく嘘ではないのでしょう)

 

コト

 (けれども、本当に例外がないのでしょうか。

  なにかが引っかかります‥‥)

 

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コト

 wE-MitTa(ウェミッタ)(待った!)

 

コト

 「分身が行えることは、移動と会話くらい‥‥

  本当にそうなのでしょうか」

 

ナデ

 「ええ。お恥ずかしい限りですが、

  できることは間違いなくその2つのみです」

 

コト

 「なぜそう断言できるのでしょう?」

 

ナデ

 「私の分身は、物に触ることができません」

 

ナデ

 「扉を開ける、カップを握ってお茶を飲む‥‥

  あらゆる行為が一切できません」

 

ナデ

 「あくまでもできることは、

  私の真似をすることのみ」

 

ナデ

 「それ以上の権能を持ち合わせていません」

 

オリ

 「でもでも、オタク的にはありがたいですなあ」

 

オリ

 「物販の列に並ぶのを代行してもらうだけでも

  かなり助かります。裏山^~」

 

ナデ

 「まあ、現実的なところは

  それくらいのものでしょうね」

 

ナデ

 「したがって、私には犯行は不可能なのです」

 

コト

 (分身に物を掴むことはできない‥‥

  それなら確かに犯行は不可能に思えます)

 

コト

 (実際、私もイノシシがカナデさんの分身を

 通り抜ける瞬間を見ています)

 

コト

 (カナデさんの分身は物理的に

  なにかに干渉することは不可能のようです)

 

コト

 (けれども逆を言えば、カナデさん本体なら

 犯行は可能だったとも言えます)

 

コト

 (ですが‥‥何かがおかしいような気もします。

  留意しておくべきですね)

 

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コト

 「ちょっと待ってください!」

 

コト

 「分身の服が濡れる可能性だって

  あるんじゃないですか?」

 

ノカ

 「いいえ。その点は問題にならないわ」

 

ノカ

 「犯行後、分身を消してしまえば、

  濡れた事実ごと全てを消し去ることができる」

 

ノカ

 「この場合、濡れようが濡れまいが関係ないわ」

 

コト

 「た、たしかに‥‥」

 

コト

 (根拠として弱かったようです‥‥)

 

ナタ

 「篠宮さん、今は情報が足りない。

  一度、みんなの話を聞いていこう」

 

ナタ

 「これまでの牢屋敷生活で、3人が話さなかった

  魔法に関する情報があるかもしれない」

 

ナタ

 「犯人だと疑われている今なら、

  それを出し渋る理由もない」

 

ナタ

 「きっとみんな正直に話してくれるはずだ」

 

コト

 (皆さんの魔法について聞く‥‥)

 

コト

 (確かに一度情報を

  収集しておいたほうがいいかもしれません)

 

コト

 (やってみましょう‥‥!)

 

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ヴィア・ーゼンタール

 「ええ。その通りですわ。さらに言ってしまえば、この魔法があればもはやアリバイなど無意味。わたくしが疑われるのも無理はございませんわ。

 【みなさまがお望みとあらば、犯人として処刑されてもよろしくてよ】。」

 

賛成「リヴィアが犯人だ」

 

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ノカ

 「鳳月カナデが犯人ならば、【分身を使って犯行を行ったのでしょう】

 

賛成「カナデが犯人だ」

 

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ヅハ

 「真壁さんが牢屋敷中に照明を設置したせいで、影の大きさや形が不安定になりました。

  これでは能力をうまく活用できません。

  ‥‥こんな状況では、【私に魔法を使っての犯行は不可能です】

 

反論「今の牢屋敷の状況でも影操作の魔法で犯行は可能だった」

 

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―――これより下部へのスクロールを禁ずる―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――これより上部へのスクロールを禁ずる―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コト

 「被害者に気づかれること無く接近し、

  溺死させることができる魔法‥‥」

 

コト

 「それは時間停止以外にありえません」

 

コト

 「犯人はリヴィアさん‥‥あなたです!」

 

コト

 「あなたは魔法を発動し、時間を止めました」

 

コト

 「その後シャワールームに入り、被害者の顔を

  排水口に押さえつけて溺死させた」

 

コト

 「‥‥違いますか?」

 

キラ

 IG-ject(イグジェクト)(異議あり!)

 

キラ

 「待ちな」

 

コト

 「あ、アキラさん‥‥!」

 

キラ

 「さっきのコイツの説明、

  ちゃんと聞いてたのか?」

 

コト

 「え、ええ。もちろんです。

  その上で導き出した結論です‥‥!」

 

キラ

 「なら耳掃除をしておくことをおすすめする。

  残念だが、話を理解できていないようだ」

 

コト

 「そ、そんなことは‥‥」

 

キラ

 「第1に‥‥」

 

キラ

 「コイツの魔法は、確かに時間停止中に行った

  攻撃が解除後に一斉に降りかかる」

 

キラ

 「だが、溺死だけは例外だ」

 

コト

 「な、なぜ‥‥?」

 

ノカ

 「なるほど。時間停止中の人は、

  “呼吸も止まる”という点ね」

 

キラ

 「その通りだ。時間停止中の人間は呼吸が止まる。

  だが、魔法を解除してもその人間は死なない」

 

キラ

 「これはつまり、時間停止中は

  窒息させることができない事を意味する」

 

コト

 「じゃ、じゃあ、殺害のタイミングだけ

  時間停止を解除すれば問題はありません」

 

コト

 「それなら十分犯行は可能です‥‥!」

 

キラ

 IG-ject(イグジェクト)(異議あり!)

 

キラ

 「‥‥第2に」

 

キラ

 「白川が疑われていた時と同じく、被害者が

  抵抗した時に飛び散る水の問題がある」

 

キラ

 「服を用意することは可能だが、コイツは捜査中、

  俺と、途中からは三条と共に行動していた」

 

キラ

 「着替えるタイミングなんて存在しない」

 

コト

 「で、でも。

  それこそ時間を止めれば‥‥!」

 

キラ

 「それもありえない」

 

キラ

 「コイツのドレスは着脱に時間のかかる

  無駄に凝った作りになっている」

 

キラ

 「3分で着替えて戻るのは不可能だ」

 

キラ

 「仮に適当に着替えて俺たちの前に戻れば、

  服が乱れた状態で眼の前に現れることになる」

 

キラ

 「けれどもそんな現象は起こらなかった。

  そうだよな、三条?」

 

リス

 「は、ははははい!」

 

リス

 「私たち、捜査の途中から一緒にいましたけれど、

  リヴィアさまの服は乱れていませんでした!」

 

キラ

 「と、いうわけだ」

 

キラ

 「これら事情から、コイツに犯行は不可能。

  犯人の可能性はありえない」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「弁護ご苦労さま、アキラ」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「わたくしの代わりに全て

  説明してくださって‥‥感謝しますわ」

 

キラ

 「チッ‥‥」

 

コト

 「ご、ごめんなさい、リヴィアさん!

  私の推理が的はずれだったようです‥‥」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「よろしいですわ。

  それよりも、早く次に進みなさいな」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「わたくしでないのなら、犯人は一体誰?

  ‥‥あなたならもうたどり着けるはずです」

 

コト

 (リヴィアさんは犯人ではない‥‥

  となると残る2人のどちらかが犯人です)

 

コト

 (もう一度よく考え直しましょう)

 

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コト

 「背後から気づかれないように

  接近する方法‥‥」

 

コト

 「服が濡れることに対する対策‥‥」

 

コト

 「これら2つを解決することができる

  魔法の持ち主‥‥それは1人しかいません」

 

コト

 「鳳月カナデさん、あなたが犯人です!」

 

コト

 「犯行手順はいたって単純。分身を生成し、

  分身に被害者を殺害させた」

 

コト

 「これならば、服に水が飛んでも

  分身ですから関係ありません」

 

コト

 「このようにして、あなたは障壁を乗り越え、

  犯行を実現させた。違いますか?」

 

 IG-ject(イグジェクト)‥‥!(異議あり‥‥!)

 

 「‥‥それは違う」

 

コト

 「み、ミトさん‥‥!」

 

 「さっき鳳月さんが話していたでしょう‥‥

  分身は物を掴むことができないって‥‥」

 

 「つまり、分身は犯行はおろか、現場に入るため

  扉を開けることさえ不可能だった」

 

 「鳳月さんが犯人である可能性はない」

 

コト

 「い、言われてみれば‥‥」

 

 「補足すると‥‥」

 

 「ロッカーに着替えが残っているから、

  本体が犯行を行い着替えた可能性はない」

 

 「‥‥さらに、鳳月さんは

  捜査中私とずっと一緒だった」

 

 「あらかじめ確保した服に

  着替える余裕もない」

 

 

 「‥‥つまり、

  本体が犯行を行った線もありえない」

 

 「したがって‥‥

  鳳月さんは犯人ではない‥‥」

 

ナデ

 「し、白川さん‥‥。

  私のこと、信じてくれるんですね」

 

 「‥‥思ったことをそのまま言っただけ。

  別に深い意味はない‥‥」

 

コト

 「ご、ごめんなさい、カナデさん!

  私の推理が的はずれだったようです‥‥」

 

ナデ

 「構いません。一度疑われた以上、

  何を言われても変わりませんから」

 

ナデ

 「それよりも、犯人の特定を急ぐべきです。

  この裁判には時間制限がありますから」

 

ナデ

 「今のあなたなら、

  誰が犯人かもう分かるはずです」

 

コト

 (カナデさんは犯人ではない

  ‥‥となると残る2人のどちらかが犯人です)

 

コト

 (もう一度よく考え直しましょう)

 

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BGM停止推奨

 

コト

 IG-ject(イグジェクト)(異議あり!)

 

 

【挿絵表示】

 

 

コト

 (‥‥これは‥‥“告発”です)

 

コト

 (私たちの中に潜む《魔女》‥‥)

 

コト

 (その正体を白日の下にさらけ出す‥‥

  ‥‥《禁忌の呪文》)

 

コト

 (それでも私は‥‥“私たち”は

  前に進まないといけません)

 

コト

 (それが‥‥殺されたリクアさんへの

  唯一の弔いなのですから‥‥!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コト

 「‥‥常盤シヅハさん!」

 

ヅハ

 「‥‥! な、なんですか」

 

コト

 「今の牢屋敷では、影操作の魔法による犯行は

  不可能だった、とのあなたの主張‥‥」

 

コト

 「‥‥それは、はたして正しいのでしょうか」

 

ヅハ

 「あ、当たり前です‥‥!」

 

ヅハ

 「牢屋敷中に照明を置かれてしまえば、

  私の魔法は使い物にならなくなります」

 

ヅハ

 「私に犯行は不可能です‥‥!」

 

リナ

 SaGree(サグリー)(それに賛成っしょ!)

 

リナ

 「そうだよ、マコトっち」

 

リナ

 「実際シヅハっちは、照明が置かれてから、

  露骨に魔法を発動できてなかった」

 

リナ

 「シヅハっちに犯行は無理なんじゃね―の?」

 

 「アタイもそう思う! 魔法を使ってるところ、

  あんま見なかったもん!」

 

コト

 IG-ject(イグジェクト)(異議あり!)

 

コト

 「残念ですが‥‥一箇所だけ、

  《例外》となる場所があるのですよ」

 

リス

 「れ、れれれ、例外、ですか?

  それは一体‥‥」

 

 「どこかに影が安定できる

  場所があった、ってこと?」

 

コト

 「ええ、そのとおりです。

  唯一影操作の魔法が可能だった場所‥‥」

 

(推奨BGM「AccUhEarts-告-」♪46)

 

コト

 「それはもちろん、

  現場になった《シャワールーム》です!」

 

ヅハ

 「‥‥ぐっ!」

 

コト

 「牢屋敷内の照明は、被害者のリクアさんの

  提案で設置されたものでした」

 

コト

 「しかし‥‥シャワールームだけは感電を

  避けるため、照明は設置されませんでした」

 

コト 

 「つまり、シャワールームの明かりだけは、

  通常の照明でまかなわれていた」

 

コト

 「この状況ならば、

  影操作の魔法は十分に発動可能と言えます!」

 

ヅハ

 「そ、それは‥‥」

 

ナタ

 「牢屋敷のほぼすべての場所で

  影操作での犯行が不可能な一方‥‥」

 

ナタ

 「唯一影操作が発動可能な条件が整った、

  シャワールームが犯行現場に選ばれた‥‥」

 

ナタ

 「‥‥常盤さんが犯人だとしたら

  納得のいく状況だね」

 

コト

 「そしてシヅハさん」

 

コト

 「あなたの魔法なら、背後に直接近づかずに

  被害者を拘束することができます」

 

コト

 「さらに、離れたところから犯行を行う事により、

  水跳ねをも回避することができます」

 

コト

 「両方の条件を満たすことができるのは‥‥

  シヅハさん。あなたの魔法だけなんです!」

 

ヅハ

 IG-ject(イグジェクト)(異議あり!)

 

ヅハ

 「そ、そんなことはないです‥‥!」

 

ヅハ

 「他の2人の魔法だって、

  犯行は十分可能です‥‥!」

 

ヅハ

 「例えば時間停止なら、そもそも真壁さんに

  気づかれることなく殺害できるはずです!」

 

コト

 IG-ject(イグジェクト)(異議あり!)

 

コト

 「‥‥残念ですが」

 

コト

 「他の容疑者候補2人の魔法には、

  実は犯行が不可能な理由が存在するのです!」

 

キラ

 SaGree(サグリー)(それに賛成だ!)

 

キラ

 「その通りだ」

 

キラ

 「コイツの魔法は、気づかれずに接近できるが、

  犯行時は魔法を解除しないと溺死させられねえ」

 

キラ

 「‥‥時間停止中は呼吸が止まる関係上、

  窒息させるのが不可能だからだ」

 

キラ

 「つまり、背後からの接近は満たせても

  水濡れを回避できねえ」

 

ノカ

 「確かに‥‥呼吸が止まる以上、

  水を使った殺害は成立しないわね」

 

リス

 「そして、着替えようにも、ローゼンタールさまの

  ドレスは着替えるのに時間がかかる構造です」

 

リス

 「制限時間の3分以内に着替えて、早瀬さまと

  途中から合流した私の前に戻るのは不可能です」

 

ヅハ

 「な、なら分身なら‥‥!」

 

ヅハ

 「分身なら犯行時の水跳ねも

  気にすることなく殺害が可能です‥‥!」

 

 IG-ject(イグジェクト)‥‥!(異議あり‥‥!)

 

 「鳳月さんの分身は、物を持てない。

  ‥‥だからそもそも彼女に犯行は不可能」

 

 「本体が犯行を行ったとしても、

  やっぱり着替えの問題が立ちはだかる」

 

 「‥‥鳳月さんにも無理」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「分身が役に立たない以上‥‥

  彼女を犯人とするのは無理がありますわね」

 

ヅハ

 「くっ‥‥ぐうう‥‥」

 

コト

 「つまりシヅハさん。あなたなら‥‥」

 

コト

 「‥‥いえ、あなただけが、犯行を行える条件を

  唯一満たしているんです!」

 

ヅハ

 「わ、私は‥‥」

 

リス

 「そ、そんな‥‥!

  常盤さんが犯人だなんて‥‥信じられません!」

 

 「でも‥‥篠宮さんの推理には

  確かに筋が通ってる。疑う理由は十分にある」

 

キラ

 「‥‥常盤。お前の言葉を聞かせろ。

  黙っていれば、そのまま有罪になるだけだぞ」

 

コト

 「‥‥私はここに”告発”します」

 

コト

 「シヅハさん‥‥

  あなたがこの事件の犯人だと!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヅハ

 影迹無端(えいせきむたん)な推理です!

 

【挿絵表示】

 

 

(推奨BGM「Sar-gedy-動-」♪36)

 

ヅハ

 「い、言われなくとも‥‥

  反論してみせます!」

 

コト

 「し、シヅハさん‥‥」

 

コト

 (明らかに様子がおかしいです。

  やはり、彼女がこの事件の‥‥)

 

ナタ

 「篠宮さん、気をつけたほうがいい」

 

ナタ

 「常盤さんは今、

  犯人だと指名されて興奮状態にある」

 

ナタ

 「これからきっと、

  怒涛の勢いで《反論》が飛んでくる」

 

ナタ

 「ここを斬り抜けないと‥‥流れは

  篠宮さんにとって不利なものになってしまうよ」

 

コト

 「で、でも、一体どうすれば‥‥」

 

ナタ

 「ここで必要なのは相手の主張を斬り返し、

  主張の弱点を引き出して論破することだ。」

 

ナタ

 「主張の弱点となる部分は

 【声色が明確に違う】はず」

 

ナタ

 「色が違う言葉がない発言にとれる行動はない。

 【斬り伏せる】ことで次の発言を引き出すんだ」

 

ナタ

 「【声色が明確に違う】箇所がある‥‥」

 

ナタ

 「つまり主張に弱点がある発言が現れたら、

  その言葉を【叩き斬る】ことができる」

 

ナタ

 「そうなれば、あとは主張と“ムジュン”している

  証拠品をつきつけてやればいい」

 

ナタ

 「とはいえ、

 【声色が明確に違う】箇所があったとしても‥‥」

 

ナタ

 「証拠品の間にムジュンがないと判断した場合は、

 【叩き斬る】ことはお勧めしないよ」

 

ナタ

 「こちら側が不利になり、

  議論が振り出しに戻ってしまう」

 

ナタ

 「もしムジュンが見つからないと判断したら、

 【叩き斬る】のではなく、【斬り伏せる】」

 

ナタ

 「押してもダメなら引く必要がある、

  ということだね」

 

コト

 「重要なのは、“証拠品との間にムジュンを

  抱える主張の弱点”を発見すること‥‥」

 

コト

 「‥‥その1点につきる、ということですね」

 

ナタ

 「その通りだ、篠宮さん」

 

ヅハ

 「何をぶつくさと

  相談し合っているんですか‥‥?」

 

ヅハ

 「篠宮さん。私を犯人だと

  決めつけたのはあなたです」

 

ヅハ

 「ならば‥‥私の《反論》にも、

  しっかりと耳を傾けてもらいますよ‥‥!」

 

コト

 (《反論》が飛んできます‥‥!)

 

コト

 (その反論を“ぶった斬る”‥‥)

 

コト

 (‥‥ヒナタさんの言葉を信じて、

  やってみましょう‥‥!)

 

【刃を構える】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(推奨BGM「AccUhEarts-告-」♪46)

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【叩き斬る】

 

──常盤シヅハの主張とムジュンするのは?──

 

ヅハ

 「けれども、それはこの事件が殺人である可能性を示す、単なる要素の1つに過ぎません

 

・首の周りのアザ【つきつける】

死体の首周辺についていたアザ。U字型になっており、首の後ろから側面にかけてついている。正面部には痕がない。

 

・腰の周りのアザ【つきつける】

死体の腰周辺についた縄のような細長い痕。身体全体を一周している。被害者の死亡直前に命綱として巻かれたロープの位置と太さに酷似している。

 

・排水口に詰まった髪の毛【つきつける】

現場となったシャワールームの一番奥のブースに詰まっていた髪の毛。水の流れを阻害していた。事件当日の朝、星谷セリナによって除去されている。

 

・床に落ちた石鹸【つきつける】

死体の足元付近に落ちていた石鹸。タイルに接している裏面は濡れてヌルヌルになっているが、表面は水がかかった形跡が一切ない。

 

【議論に戻る】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コト

 「これが証拠です!」

 

ヅハ

 「‥‥本気で言っているんですか?」

 

コト

 「え、ええっと‥‥違いましたかね?」

 

ヅハ

 「もし本気でその証拠で私の意見を

  叩き切れるとでも言いたいのなら‥‥」

 

ヅハ

 「‥‥今すぐ、やってみてください」

 

コト

 「う‥‥遠慮しておきます」

 

ヅハ

 「‥‥次余計なことを言えば、

  この影のムチが物を言います」

 

ヅハ

 「人を告発することは、それだけの重みを

  背負っていること‥‥忘れないてください」

 

コト

 (ムチじゃなくて

  クチで物を言ってほしいです‥‥)

 

コト

 (まずいです‥‥

  間違えてしまいました!)

 

コト

 (逆にこちらが‥‥

 押し返されてしまいます!)

 

───逆発展!───

 

【議論を巻き戻す】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───発展!───

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

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【挿絵表示】

 

 

【議論を進める】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コト

 (シヅハさんが犯行を行った明確な痕跡‥‥)

 

コト

 (言い換えれば、シヅハさんが犯行を行ったときに

  残る痕跡、と言えばいいのでしょうか)

 

コト

 (これまで私たちは、現場に残されてきた

  様々な痕跡について話し合ってきました)

 

コト

 (その中に、まだ一度も話題に

  上がっていなかったものがあります)

 

コト

 (捜査の時には、何を示していたのか

 判断できなかったあの痕跡‥‥)

 

コト

 (今なら分かります‥‥その正体が!)

 

コト

 (この証拠で《叩き斬って》みせましょう‥‥

  シヅハさんの反論を!)

 

【議論に戻る】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【叩き斬る】

 

──常盤シヅハの主張とムジュンするのは?──

 

ヅハ

 「現場に残った私の犯行の痕跡を‥‥!

 

・首の周りのアザ【つきつける】

死体の首周辺についていたアザ。U字型になっており、首の後ろから側面にかけてついている。正面部には痕がない。

 

・腰の周りのアザ【つきつける】

死体の腰周辺についた縄のような細長い痕。身体全体を一周している。被害者の死亡直前に命綱として巻かれたロープの位置と太さに酷似している。

 

・排水口に詰まった髪の毛【つきつける】

現場となったシャワールームの一番奥のブースに詰まっていた髪の毛。水の流れを阻害していた。事件当日の朝、星谷セリナによって除去されている。

 

・床に落ちた石鹸【つきつける】

死体の足元付近に落ちていた石鹸。タイルに接している裏面は濡れてヌルヌルになっているが、表面は水がかかった形跡が一切ない。

 

【議論に戻る】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コト

 「これが証拠です!」

 

ヅハ

 「‥‥本気で言っているんですか?」

 

コト

 「え、ええっと‥‥違いましたかね?」

 

ヅハ

 「もし本気でその証拠で私の意見を

  叩き切れるとでも言いたいのなら‥‥」

 

ヅハ

 「‥‥今すぐ、やってみてください」

 

コト

 「う‥‥遠慮しておきます」

 

ヅハ

 「‥‥次余計なことを言えば、

  この影のムチが物を言います」

 

ヅハ

 「人を告発することは、それだけの重みを

  背負っていること‥‥忘れないてください」

 

コト

 (ムチじゃなくて

  クチで物を言ってほしいです‥‥)

 

コト

 (まずいです‥‥

  間違えてしまいました!)

 

コト

 (逆にこちらが‥‥

 押し返されてしまいます!)

 

───逆発展!───

 

【議論を巻き戻す】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより下部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───これより上部へのスクロールを禁ずる───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コト

 「その言葉、斬ってみせます!」

 

【挿絵表示】

 

 

 

───反論決闘 勝利───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───────

 

 

 

BGM停止推奨

 

コト

 「シヅハさんが犯行を行った際に

  残った痕跡‥‥それはこれです!」

 

 「それは‥‥なに‥‥?

  細いなにかの痕みたいだけど‥‥」

 

キラ

 「細い痕‥‥まさか!」

 

コト

 「シヅハさんの魔法‥‥それは、捉えた影を

  “紐状”にして操るというものです」

 

コト

 「気づかれずに接近し、服を濡らさないように

  犯行を行わないといけない以上‥‥」

 

コト

 「魔法で作り出した影の縄で

  被害者を拘束する必要があります」

 

(推奨BGM「Reka N'o Ro-Coh」♪44)

 

コト

 「被害者の首や腰に残った痕‥‥

  これらは犯行の際についたものなのです!」

 

ヅハ

 「ぐッ‥‥」

 

コト

 「抵抗する人間を押さえるとなると、

  相当強い力を掛けなければなりません」

 

コト

 「そうなれば、抑えられた部位がうっ血して

  痕として残る可能性は十分にありえます」

 

コト

 「つまり、これらの痕は犯行時に

  ついたものと考えるのが自然です!」

 

コト

 「これが、シヅハさんが犯行を行った痕跡です」

 

コト

 「あなたが犯人でなければ、

  こんな痕は残らない!」

 

ヅハ

 IG-ject(イグジェクト)(異議あり!)

 

ヅハ

 「首の痕はともかく、

  腰の痕については説明がつくはずです‥‥!」

 

ヅハ

 「被害者は事件前、腰に縄を巻いて

  降下作業をしていたと聞いています」

 

ヅハ

 「腰についた縄の痕はその時に

  ついたものの可能性があります‥‥!」

 

コト

 IG-ject(イグジェクト)(異議あり!)

 

コト

 「いいえ、それはありえません」

 

コト

 「被害者が腰に縄を巻いて

  作業をしていたのは事実です」

 

コト

 「しかし、それはあくまでも

  “命綱”としての役割を有するのみでした」

 

コト

 「痕がつくほど強く

  巻き付けられたはずがない!」

 

リナ

 SaGree(サグリー)(それに賛成っしょ!)

 

リナ

 「そーそー、そのとおり!」

 

リナ

 「リクアっちの腰縄を巻いてあげたのは

  あーしなんだけど‥‥」

 

リナ

 「あんなうっ血するほど強く巻いてね―から!」

 

リナ

 「死体についた腰の縄の痕は作業の時に

  ついたもんじゃねーって断言できるぞ!」

 

ヅハ

 「ぐっ‥‥ぐううッ!」

 

コト

 「死体についた痕は、影操作の魔法以外で、

  残ることはありえないのです!」

 

リス

 「そ、そんな‥‥!

  常盤さんが、本当にそんなことを‥‥?」

 

 「‥‥でも、篠宮さんの言葉には

  説得力がある」

 

 「私も、あの縄の痕が“影の縄”だと

  言われれば、納得してしまう‥‥」

 

ナデ

 「くっ‥‥」

 

ナデ

 「けれど、ここで決めつけるのは

  まだ早すぎるのでは?」

 

ナデ

 「証拠があるとはいえ、

  決定打にしては少し弱い気もするのです」

 

キラ

 「だが‥‥実際、影の縄で

  縛った痕にしか見えねえんだよな」

 

キラ

 「少なくとも“偶然”で

  片付けるには無理がある」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「‥‥篠宮さんの指摘は論理的で、

  一応の筋は通っていますわ」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「常盤さん、いかがかしら?」

 

ヴィア・ーゼンタール

 「この場に黙って立ち続けることは、

  もはやご自身を追い詰めるだけですわよ」

 

ナタ

 「ローゼンタールさんの言う通りだ」

 

ナタ

 「今のままでは、みんなが常盤さんを

  疑う流れになってしまう」

 

ナタ

 「‥‥何か申し開きがあれば、

  遠慮なく聞かせてもらうよ?」

 

BGM停止推奨

 

ヅハ

 「‥‥‥‥‥‥」

 

ヅハ

 「‥‥ふふ。

  なるほど、なるほど」

 

ヅハ

 「‥‥随分と私を

  追い詰めたつもりのようですね、篠宮さん」

 

コト

 「シヅハさん‥‥!」

 

コト

 (まだ笑っています‥‥この状況で!)

 

ヅハ

 「確かに、今の説明は一見すると

  筋が通っています」

 

ヅハ

 「ですが‥‥その“縄の痕”が、必ずしも影によって

  ついたものであるとは限らないのです」

 

ノカ

 「‥‥別の可能性があるということ?」

 

ヅハ

 「ええ。その通りです」

 

ヅハ

 「皆さんが忘れている可能性‥‥

  それを今から提示して差し上げます」

 

 




以下、作者後書き




















原作に欲しかったので追加したミニゲームその2でございます。
議論スクラムに比べるとアクション性が高いミニゲームなので、結構再現するのが大変といいますか。
当初予定していたイラスト抜きバージョンでは雰囲気が出なかったため、イラスト担当にめちゃくちゃものすっごく頑張っていただきました。この場を借りて改めてお礼申し上げます、いつもありがとうございます。

反論ショーダウンはV3版が和風っぽい印象になっていますが、シヅハさんが最初の相手になったのはマジの偶然です。ビックリ。
ちなみに、「影迹無端(えいせきむたん)」とは、「痕跡や手がかりになるものが何もないこと」という意味だそうです。影にまつわる単語を探していて見つけたので採用しました。
パッと見何を言ってるか分かんないかもしれませんが、V3の反論ショーダウン一発目が「雲外蒼天の極みだ!(CV.大塚明夫)」なのでまあ多少むずい四字熟語でもいいかとなったので、採用となりました。

さあさあ捜査パートのあたりで結構な人が犯人の正体を察していたと思いますが、ようやく正式に告発がなされました。ここから追いつめのターンに入りますよ〜。審問パートの推奨BGMがさらりと二段階目のあの曲になったの、気づきましたか?
あの曲いいですよね〜。尋問アレグロとして最適なBGMだと思います。

さてさて。シヅハさんを追いつめ切るまで、もう少しばかりお付き合いくださいまし。

では。
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