長崎そよは、幼馴染の僕には甘い件   作:ロックpm

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3話

「うーんこの薬いつ使おうかなぁ」

 

「ん?何か言った?」

 

「…………何も言ってないよ?」

 

今日もそよちゃんの家にいる

学校から帰ってきたばかりだ。

え?いつも一緒にいるって?僕の専売特許なのです!!

 

「もう18:00かぁ……夕飯食べていく?」

 

「うん!!そよちゃんの料理食べたい!」

 

「////そう……作るから待っててね」

 

そう言い残して台所へ向かった。

 

 

------------------

 

そよSIDE

 

「カレーにしようかな……。作り置きして明日も食べれるし」

 

(この薬を紫音君の水に入れて持って行こう)

 

「この粉薬本当に効果あるの?怪しすぎるんだけど……

毒とか入ってて紫音君に何かあったら私立ち直れないよ……」

 

(………………………………毒味する?)

 

「っていやいやいや私何を考えてるの?もし毒入ってて私が倒れたら、周りに迷惑かけちゃうよ」

 

「ん?この薬の裏面に何か書いてある。」

 

裏返すとそこには、毒とか体に悪い成分は入ってないよ。神に誓う。と書いてある。

 

「……………………私の思考読まれてるみたいで気持ち悪い……」

 

「紫音君の水にこの粉薬入れちゃえ!」

 

 

…………………………………………………………

 

「お待たせ!!今日はカレーよ」

 

「うわぁ!美味しそう!!」

 

「おかわりもあるから沢山食べてね?」

 

「うん!!ありがとう!」

 

と、その時インターホンが鳴った。

 

「こんな時間に誰かしら」

 

ドアを開ける

 

 

「はーい」

 

「やっほーそよりん!!」

 

「…………」

 

「ちょっ!無言で閉めないでよーー!」

 

「なんの用?」

 

「たまたま近く通りかかったから、寄ったんだー!お菓子も買ってきたよ!

入ってもいい?」

 

「はぁ……入っていいわよ」

 

「いい匂い!!カレー?」

 

「今紫音君と食べてたの!邪魔者が来たけどね」

 

「えー私邪魔者扱い!!?」

 

「紫音君!愛音ちゃんが近く通りかかったから家に寄ったんだってさ」

 

「お邪魔しまーす!!」

 

「…………」

 

「紫音君?ぼーっとしてどうしたの?」

 

そよが紫音に話しかけても返答がない。

こんなこと滅多に無いからさすがに心配になっている、

 

「体調悪いの?」

 

「体が熱い……なんか変な感じがする」

 

とその時、そよの目には飲み干された水が写る。

 

(あ!!!やばっ。薬入れてたの忘れてた)

 

「愛音ちゃん……ちょっと紫音君体調悪いみたいだから帰ってくれる?」

 

「えーー。せっかく来たのにぃ!ポカリとか買ってこようか??」

 

「…………家にあるから大丈夫」

 

本当は家にポカリなんてない。でも必要はない。だって紫音君が体調悪いのは、熱じゃなくて私が買ってきた媚薬のせいだから。

 

「そっか……。体調悪い時に居るのもあれだし帰るね?お菓子ここに置いておくね。お大事に」

 

とその時だ

 

愛音がリビングから出ようとしたら後ろから紫音に袖を掴まれた。

 

「えっ?紫音君どうしたの?」

 

愛音が聞き返すと後ろからギューって抱きしめられた。

 

するとその後上目遣いで

 

「帰っちゃヤダ」

 

ずっきゅーーん。愛音の心が射たれた音がした。

 

「///////何この子。可愛すぎ///ってかそよりーん!紫音君どうなってるの!?」

 

「ワタシシラナイワタシシラナイワタシシラナイ」

 

「壊れちゃった……」

 

「なんか体が熱くてムズムズするの……」

 

「一旦休んで来なよ〜。ベッドとかで」

 

「愛音ちゃんも一緒に寝よ?」

 

(んんんん?可愛すぎでしょ!!?)

 

「////一緒にベッド行こうー///」

 

愛音と紫音はベッドに向かった。

そしてリビングにはそよ1人になってしまった。

 

(どうして……どうして私じゃなくて、愛音ちゃんに……?)

 

当初の予定とだいぶズレてしまい戸惑いを隠せない。

 

………………………………………………

 

愛音side

 

「ベッドふたりで入ると狭いね?」

 

「うん。でも暖かい……」

 

「ってか急にどうしたの?甘えん坊みたいになっちゃって……」

 

「僕にも分からないんだ………急に体が熱くなって理性にブレーキが聞かなくなっちゃって……」

 

「……………………そっか。」

 

「だって今も愛音ちゃんとても可愛く見えるし、いい匂いだし、この匂い嗅いで「あーー///ストップストップ////」

 

「……どうしたの?」

 

「よくそんな恥ずかしい事言えるね!?////」

 

「だって本当のことだもん」

 

「この匂い…………好き」

 

「ちょっ///あんまり嗅がないでよ////」

 

「……キスしていい?」

 

「/////ふぇぇ///いきなりそんなこと言われても……」

 

「だって…………」

 

「私初めてだし…………」

 

「僕もだよ?」

 

「え??そよりんとは??」

 

「ないよ?キスしたこと」

 

「そ、そうなんだ……」

 

その後は無言で唇が重なりそうになった時

部屋のドアが思いっきり空いた。

 

「ちょっと待ったーーーー!!!」

 

そよが思いっきりドアを蹴っ飛ばしてた。

 

「…………そ、そよりん?怒ってる?」

 

「当たり前でしょ!!?人の家に上がってはハレンチな事してるし、」

 

「それはその…………流れで」

 

「流れぇぇぇ??羨ましい!じゃなくてもう帰って!!!」

 

「……そよちゃんごめんね……?」

 

ずっきゅーーん

上目遣いで言われてそよの心も射止められた。

 

「/////紫音君は悪くないよ?全部悪いの愛音ちゃんだから!」

 

「えーひっどいーー。そよりん、紫音君に甘いよね?」

 

「昔からの友達だから!」

 

「本当にそれだけぇ?」

 

「何が言いたいのよ?」

 

「……本当は好きで好きでたまらなくて付き合いたいとか思ってるんじゃないの?」

 

紫音には聞こえない位置で愛音がそよに語りかけてる。

 

「好きって……恋愛的には思ってないわよ!?」

 

「えぇぇ?本当にぃ?意地はってるんじゃないの?」

 

「…………………………別に?」

 

「まぁいいや。そよりんがモタモタしてるうちに私が奪っちゃうね?」

 

「……………………………………は?」

 

「いやー今回の件で紫音君の魅力がバシバシ伝わってきて……好きになっちゃった//」

 

「……………………はぁぁぁぁぁぁ???」

 

「そういうことだからバイバーイ。そよりんとしおりーん!」

 

「しおりんって僕のこと?」

 

「うん!!」

 

「あだ名で呼ばれるのもいいね……」

 

嬉しそうにハニカム

 

「その笑顔///反則だってぇ」

 

愛音と紫音が会話をしている端で1人、そよはどんどん中が良くなっていく2人を見て心がチクチクしていた。

 

(なんなのよ……これ)

 

 

 

 

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