マブラヴ時空で現ナマは武器となるか? ~愛はお金で買えるのって少女漫画で言ってたから~ 作:行徳のり
―――1959年 別府、四角井グループ本社
呼び出した理由を奴も奴なりに考えたらしい。
社長室で、あたまいかれーてるはこう言った。
「ヤバい遊びでモ、閃きましタ?」
「そだよ。火星人が攻めてくるって夢で見たんだ」
俺が言うと奴は笑った。
「チーフも馬鹿デスネ、夢ですか?」
「そう夢、だがマジらしい。科学雑誌の記事は知ってるだろう」
あたまいかれーてるは言った。
「てっきり、首カト」
「お前の変わりが何処にいる?」
「イナイデショ、でも儲けが足りないのに、ワタアシを首するシナイとか馬鹿でス」
「そりゃ目標あるかなら。なあ火星人を倒すならどうしよう?」
あたまいかれーてるは考え込む。天才なりに面白い考えらしかった。
「敵さんはバカみたいな数で出てくる。でもって航空機モドキが必要になる」
嗚呼と奴は答えてこう問いかけた。
「それであの依頼ですか」
「そ、ジェット・ロケット併用のアレ」
「UUM、河西飛行機でジューブンでは? それ以上、ワタアシに何を求めてますカ?」
頭がイイだけあって会話も早い。俺はあたまいかれーてるに断言した。
「それでも足りない。だからお前さんに頼んだ。んで、出来るんか、出来んのか、例のブツは、そして対策は思いつくか?」
ジェット・ロケット併用推進器……つまり跳躍ユニット。
こいつの開発を俺はあたまいかれーてるに依頼していた。
あたまいかれーてるは、ペットボトルロケットをぶっ飛ばしてから言う。
「ヒコーリツ、ブレードズィン、美しいないデス。デスが……デキマス、依頼のハ」
「出来るんかい!」
「タダ、コスト、すっごーいデス。純銀でギヤボックス作るようなモノ」
「あーまだ、技術が足りないか……」
とりあえず出来はするらしい。
「ケド、会社が潰れたら終わリ」
「んじゃ、あとは俺の仕事だな。健康食品というものを売ろうと思う」
不思議そうな顔をしたあたまいかれーてるへ俺は健康食品ビジネスを説明してやった。
すると奴は腹を抱えて大爆笑。笑いを堪えながらこう言った。
「WOW、発想がナチってますね」
そんなあたまいかれーてるに俺は言った。
「そっちの研究も、中小企業向けの※②RLV往復機で利益化だな」
「卒がないデスネ」
あたまいかれーてるはウィンクして言った。
「火星人のボイルの仕方は考えマス」
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民間払い下げのドック業を直接の祖とする四角井グループ。
宇宙開発競争時代に、彼らは積極的な買収・M&Aによってグループを肥大化させました。
しかし皮肉にも買収・M&Aによる失敗がグループに危機を与えました。
強引な買収も含まれ短期間で増えすぎた企業。
それらが、かえってグループ全体の経営を圧迫させたのです。
そこまでして四角井幸一郎は何を見ていたのか?
歴史番組ヒストリウス、今回は経済に愛れた男、四角井幸一郎の第二弾。
その彼の暗黒時代に迫ります。
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四角井くん「ジェット・ロケット!」
あたまいかれーてる「クレイジー……でもサイコー!!」
四角井くん「火星人をジェノサイド!!」
あたまいかれーてる「暇つぶしには楽しい??」