マブラヴ時空で現ナマは武器となるか? ~愛はお金で買えるのって少女漫画で言ってたから~   作:行徳のり

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所謂技術チートキャラである。


05-04 天才との会話 後

―――1959年 別府、四角井グループ本社

 

 

 呼び出した理由を奴も奴なりに考えたらしい。

 社長室で、あたまいかれーてるはこう言った。

 

「ヤバい遊びでモ、閃きましタ?」

 

「そだよ。火星人が攻めてくるって夢で見たんだ」

 

 俺が言うと奴は笑った。

 

「チーフも馬鹿デスネ、夢ですか?」

 

「そう夢、だがマジらしい。科学雑誌の記事は知ってるだろう」

 

 あたまいかれーてるは言った。

 

「てっきり、首カト」

 

「お前の変わりが何処にいる?」

 

「イナイデショ、でも儲けが足りないのに、ワタアシを首するシナイとか馬鹿でス」

 

「そりゃ目標あるかなら。なあ火星人を倒すならどうしよう?」

 

 あたまいかれーてるは考え込む。天才なりに面白い考えらしかった。

 

「敵さんはバカみたいな数で出てくる。でもって航空機モドキが必要になる」

 

 嗚呼と奴は答えてこう問いかけた。

 

「それであの依頼ですか」

 

「そ、ジェット・ロケット併用のアレ」

 

「UUM、河西飛行機でジューブンでは? それ以上、ワタアシに何を求めてますカ?」

 

 頭がイイだけあって会話も早い。俺はあたまいかれーてるに断言した。

 

「それでも足りない。だからお前さんに頼んだ。んで、出来るんか、出来んのか、例のブツは、そして対策は思いつくか?」

 

 ジェット・ロケット併用推進器……つまり跳躍ユニット。

 こいつの開発を俺はあたまいかれーてるに依頼していた。

 あたまいかれーてるは、ペットボトルロケットをぶっ飛ばしてから言う。

 

「ヒコーリツ、ブレードズィン、美しいないデス。デスが……デキマス、依頼のハ」

 

「出来るんかい!」

 

「タダ、コスト、すっごーいデス。純銀でギヤボックス作るようなモノ」

 

「あーまだ、技術が足りないか……」

 

 とりあえず出来はするらしい。

 

「ケド、会社が潰れたら終わリ」

 

「んじゃ、あとは俺の仕事だな。健康食品というものを売ろうと思う」

 

 不思議そうな顔をしたあたまいかれーてるへ俺は健康食品ビジネスを説明してやった。

 すると奴は腹を抱えて大爆笑。笑いを堪えながらこう言った。

 

「WOW、発想がナチってますね」

 

 そんなあたまいかれーてるに俺は言った。

 

「そっちの研究も、中小企業向けの※②RLV往復機で利益化だな」

 

「卒がないデスネ」

 

 あたまいかれーてるはウィンクして言った。

 

「火星人のボイルの仕方は考えマス」

 

______________________

 

 民間払い下げのドック業を直接の祖とする四角井グループ。

 宇宙開発競争時代に、彼らは積極的な買収・M&Aによってグループを肥大化させました。

 

 しかし皮肉にも買収・M&Aによる失敗がグループに危機を与えました。

 

 強引な買収も含まれ短期間で増えすぎた企業。

 それらが、かえってグループ全体の経営を圧迫させたのです。

 

 そこまでして四角井幸一郎は何を見ていたのか?

 

 歴史番組ヒストリウス、今回は経済に愛れた男、四角井幸一郎の第二弾。

 その彼の暗黒時代に迫ります。

______________________

 

 

 




四角井くん「ジェット・ロケット!」
あたまいかれーてる「クレイジー……でもサイコー!!」
四角井くん「火星人をジェノサイド!!」
あたまいかれーてる「暇つぶしには楽しい??」
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