「開きそう?」
じっと鍵穴を覗き込むようにして
「このくらいなら余裕だ」
そう言って普段は危険なため締め切っている屋上の扉を開けてくれた。
「
「このくらいなら練習すれば誰でもできる。」
褒めたのに
まぁ
「ピッキングなんてできなくても困らないも〜んだ」
練習したのにできなかったらしい
「まぁピッキングって繊細さ求められるしね...」
「それって私が
「実際そうだしな」
「
そろそろ面倒くさいことになりそうだし、
「そんなことよりほら、お弁当」
と
「なんかごまかそうとしてない......?」
じと〜と疑う目を向けてくるので
「要らないなら食べなくていいよ。はい、これ
と突き放してみる。すると
「わ〜!わ〜!ごめんなさい!食べる食べるから!」
と慌てて私のお弁当を受け取ってくれた。
「ん〜
「
「ん?
「口に物入れたまま話さないの。行儀悪いでしょ」
──ゴクン
「学校についたらどっか行っちゃったから知らないよ」
ちゃんと口に含んでいた分を飲み込んでから言う
こういう素直なところは
それにしても
「まぁ
ヒュッと
「きゅきゅ〜」
お弁当に入れてあった油揚げを口に加えた
「くぉうらぁ〜!!
お弁当を置いて
体が小さいこともあってひらひらと
全く、何やってんだか...。
やれやれと呆れる私をよそに1人
「どう?美味しい?」
「あぁ、美味いぞ」
「よかった。
そっと視線をそらされた......。
やっぱりそうする気だったんだ...。
「ロボット」なんて
「別に悪いとは言わないけどきちんとした食事も大切だよ?」
「......そうだな。気をつける」
こく、と小さく
「こら〜!か〜え~せ〜!」
ドタバタと走り回る
まだやってたんだ...。はぁ仕方ないな。
「
「ほんと!?わ~い!」
と両手を上げて喜ぶ
「それで
「あぁ、少しこれを見てくれ」
そう言ってパソコンの画面を見せてくれる。
「これって……このあたりの地図?」
覗き込むようにして見ている
「あぁ。で、ここ最近の霊絡みの事件が起きているところを調べたところ……」
カタカタ、と
地図の上に、可愛いお化けのマークが――学校を中心に、次々と浮かび上がった。
……黒、だね。