「あれ?これどっかで見たような…」
「きゅきゅ!」
ペチペチとカードを叩いて
「ここなの?ありがとね、
とお礼を言ってカードをめくる…ハートの3を。
「ちょっと!!違うじゃんか!!」
「きゅっきゅっきゅっ」
してやったり、という顔をして
その足で器用にめくるなぁ。
と謎の関心をしてしまう。
「ぐぬぬぬ…誰も信用できないってことなのか…」
悔しそうに顔を歪ませる。
「神経衰弱なんてただの記憶力ゲームでしょ?」
そう言いながら今まで出ていたカード4組を取る。
「あ、あのさ…ちょーっとだけ手加減してくれないかなぁ」
さすがにひどいな…。
「え~っと、これも
う~んと頭を
「ここだよ」
と教えてあげる。
さすがに一つも取れないのはかわいそうだしね…。
と優しさのつもりだったのだが
「
バッ!と勢いよくトランプをめくる。
「なんで違うのぉ〜!」
うわぁぁ〜!と叫ぶ
順番的に
「だから言ったのに…」
「うぅ~、どうして私
四つん這いになり絶望する
そんな感じで実質
結果は私の勝ち。
ちなみに
うん。まあ健闘したほうだと思う...。
「いっそ清々しいほど負けたよ...」
あはは...。と嘲笑する。
「まぁ
「自覚はしてるけどひどいよ!言わなくていいじゃんか!」
「だってテストどうするの?ただでさえ2年生に上がるのギリギリだったのに...」
偏差値30いかないから何もしなくてもいけると思うんだけどなぁ。
と思ったがそれは言わないでおく。
「それはまぁ、うん。なんとかなるよ…。たぶん」
「まぁ、どうしてもならまた勉強会でもする?」
「それはちょ〜っと
あはは、と笑ってごまかす
「上がれるのならいいけど...留年しないでよね?
私だって
少し照れくさかったので視線をそらしながらそう言うと
「ま〜お〜!」
ガシッ!と飛びついてきた。
「私も!私も
子どものように
「じゃぁ勉強会するよね?」
コクコクと
う~ん
そうして何事もなくお泊り会は進んでいく。
...と思っていた。