はーむ。と大きな口を開けてアンパンを
ん~やっぱり
「
「この甘さが癖になるんだよね」
「確か
「そう。だから一石二鳥なんだよね」
術を使うのに必要な霊力は大抵は時間が
そのほかにその人それぞれの回復方法があるらしい。
大抵は私みたいに食べ物が多いらしいが、中には寝ることだったり、遊ぶことだったりと色々あるんだそうだ。
「記録から言うとそういった好きなことが霊力の回復条件って例は多いらしいな」
「へぇ、そーなんだ。
ま、嫌なこと無理やりするのなんてごめんだから、そっちの方が嬉しいよね」
そう言いながらもぐもぐと
「そういえばさ、決闘、大丈夫なの?」
「大丈夫って何が?」
「だって...ほら、一応相手ってSランクなんでしょ...?」
心配そうに聴いてくる
「別に元とはいえ私もなんだけど...。
もしかしてボコボコにされるとか思ってる?」
「いやぁ。そうじゃなくて...」
「Sってのは軍の大隊1個分くらいの戦力って意味だからな。
軽い戦争くらいなら再現できる」
なにそれ......初耳なんだけど...?
ランクってそんな具体的な規定みたいなのあったんだ。
「そう!だからそんなのに巻き込まれたらどうなることやら...」
「心配しすぎでしょ、ランク試験サボって落ちたとはいえ私Sだったんだよ?」
「だからだよ!それに巻き込まれるかもしれないこっちの身にもなってよ!」
あ、
「さすがにお互い手加減はするでしょ、バカじゃないんだから」
やれやれ、と呆《あき》れ顔になる私。
「それもそっか。
......そういやなんで決闘なんてすることになったの?」
なぜ私は自分にほとんどメリットのないこの話を受けたのだろう、と改めて疑問に思ったからだ。
「そう...だね。強いて言うならプライド、かな」
自分で言っておいてなんだが、かなりしっくり来た。
あいつの、
......そしてなによりも、あいつを肯定してしまったら、私のやってきたやり方を全て否定されてしまうことになる。
私が切り捨ててきた少数が無駄だったと、そう肯定することになってしまう。
多分、それが嫌だったのだろう。
普段なら何を言われても気にしない。
だが、なぜだか
「なんか、珍しいね。
「私だって好き嫌いくらいあるよ」
「ん~そういう意味じゃなくって、
だからこうやって首を突っ込みにいくのは珍しいな~って思っただけ」
「......正直、私もよくわからないんだけど、
「えぇ~なになに?ライバルってやつ?」
と茶化してくる
「そんなんじゃないよ。多分、もっと根本的なところ」
首を横に振ってそう否定する。
「話をするのはいいが、食べる時間なくなるぞ?」
「え?もうそんな時間!?」