宣言通り初めに着いたのは服屋「ふくろう」。
服とふくろうのふくをかけ合わせているちょっとオシャレっぽいネーミングのお店だ。
「ほらほら!入るよ」
ぐいっと
店内は広く、本当に多種多様な服が置かれている様子だ。
「
というやいなやささっ、と店の奥へと消えていってしまった。
いや、まぁ私に服のセンスはないからそれはいいんだけど...。
な~んか嫌な予感がするんだよなぁ。
数分後、大量の洋服を抱えた
「えへへ、まずはこれね」
そう言ってピンク色の服を渡される。
...私にピンクなんて
そう思いつつもせっかく持ってきてくれたものなので試着室に入って着る。
──って
「なんでナース服なの!?」
シャッ!と勢いよくカーテンを開き
「うひょー!似合ってる!似合ってるよ
と興奮した様子でパシャパシャと写真を撮りまくる
というか、なんで丁寧にナースキャップや聴診器まで用意されてるの...?
いや、きちんと付けてる私も私だけどさ...。
「よしよし、じゃ次はこれね」
そう言って黒い服とウサギの耳のカチューシャのようなものを渡してくる。
どうみてもこれバニー服確定じゃん!?
私の服を選ぶとか言ってたけどコスプレさせて遊びたいだけなのでは?
というか、なんで
教えたことないと思うんだけど?
と若干怖くなりつつもいつもお世話になっているので
...正直、昨日
「本当にこれで合ってる...?」
バニー服なんて初めて着るのでこの着方があっているのか不安になりつつそっとカーテンを開いて
「っぐ、思った以上に似合いすぎている...。
バニーの黒が
「うん、いい...」と何やら満足そうな顔をしている。
どうやら正解だったようだ。
...というか、露出多くない?これ。
さすがの私でも少し恥ずかしいんだけど。
「次これね!その次はこれ!」
次々とコスプレ衣装を渡してくる
きちんと羽がついた妖精の服やら、トライデント付きの悪魔の衣装やら、ちゃんと手錠がついてきた
何でこんなにクオリティが高い服ばっかりあるの?ここ。
「もう、今日死んでもいいかも...」
なんて
「これとこれも捨てがたいよね...えへへ〜」
これ、いつまで続くんだろう...。