探偵士、少年探偵団と出会う。   作:ummt

26 / 26
第二十三話 探偵士、道に迷う。

 

「おめでとうございます!!みなさまは素晴らしいタイムでゴールされました!!」

 

 開かれた扉の先では大きな7セグメントディスプレイの下で藤白が玉座のような椅子に座って拍手をしていた。

「やったじゃない安室さん沖矢さん!!それとスケ……デイヴィスさん!!」

 園子さんがハイタッチを求めてきたので、手を向けた。

 そしてパチンという音が白く広い部屋に虚しく響くのを聞いていた。

 ……自分が居なくても二人がいれば解決出来ていたな。

「デイヴィスさんって結構推理できるんですね。」

 蘭さんが微笑んだが、殆どなぞなぞか情報知識有無問題だったぞ……。

「フッ……うちの従業員ですから。」

「……私のルールメイトですから。」

 安室さんと沖矢さんの声が珍しく重なった。

「……は?アナタがデイヴィスさんの何を知っていると仰るのか具体的に伺いたいですね。アナタはご存知無いでしょうが、彼は最近までソフトクリームもろくに巻けなかったんですよ?それほど彼は順応しようとしている。」

 ……何故、安室さんに仕事が出来ないことを暴露されている?

「君こそ従業員と言うのなら福利厚生と処遇を考え直すべきでは?部下の心身を案じるのもそちらの仕事。それにデイヴィスさんが教育番組を嗜む事をご存知ないでしょう。」

 ……何故、沖矢さんにプライベートの趣味を暴露されている?

「そうなんですか……デイヴィスさんって教育番組が好きなんですね……。」

 梓さんがスマホにメモし始めたが、穴があったら入りたい。

「そうだデイヴィスさん、集積回路が二年ごとに二倍になるという法則は……。」

 沖矢さんはまだ情報知識有無問題を続けるつもりなのか?

「……ムーアの法則が何か?」

 彼は口角を上げて安室さんに宣言した。

「そんな彼が好きな番組は『みんなのうた』なんです。それを駒として使い潰すおつもりですか?」

 すると安室さんがカッと目を見開いた。

「……『マテマティカ』では無いのか……。」

 ……何故二人に馬鹿にされ始めたのかが分からないが、組織と思われる人間による襲撃に対する行動による仕打ちか。

「探偵士くん、二人からの信頼が厚くなっているようだけど何があったんだい?」

 いや、信頼の話ではなく馬鹿にされているだけだろう……。

 しかし、何故世良さんは今まで通りに振る舞えるんだ?

 自分が突き放す為に放った『寝てみますか』などセクシャルハラスメントの極み、上司である安室さんに伝えれば喫茶ポアロをクビに出来る。

 最低最悪な下品過ぎる言葉の選択、女性陣から非難されるべくしての発露をした。

 少なくとも対男性のトラウマの種になってしまっただろうに。

 

「僕は……何も分かりません。」

 


 

「みなさまには『東都動物園』『東都水族館』『東都博物館』『東都美術館』『東都遊園地』『東都タワー』『東都パーク』のチケットをお渡しします!!」

 

 そう言って7枚のチケットをそれぞれ受け取ったはいいが……。

「7……ピタゴラスのいう幸福……。」

 7……1減ってあと5人……確実に潰さねばならない者の数。

「探偵士くんが吸っている『ギルテスター』のロゴマークも7と星だけど、7に何か拘りがあるのかい?」

 ……何を言えば。

「みなさまー!!場所を移りましてランチバイキングをお楽しみくださいませ!!」

 藤白に案内されてバイキング会場に移動するとウォーターコンピューターがガラス越しに展示されていた。

「み、み、みてください!?ウラジーミル・ルキアノフのウォーターコンピューターですよ!?わぁ……油圧式インテグレータ……可変油圧抵抗チューブが動いてます……水位が蓄積されて……綺麗だ……。」

 信じられない、ウォーターコンピューターを生で見られるなんて……。

 来て良かったな……。

「デイヴィスさんが楽しそうで何よりです。」

「彼には休息が必要だからな。」

 安室さんと沖矢さんが腕を組んで此方を見ている。

 時を忘れてチャンバーの水位をただただ眺めていたい……。

 ……あ

 

「藤白さん!!監視防犯カメラの映像を確認させて下さい!!」

 

、、、 

 

「な……警察を呼ばないと……。」

 

 動揺する藤白に既に通報した旨を伝え、自分が麻薬取締官として警察権限がある事情を説明した。

 安室さんと沖矢さんが身分を明かすわけにはいかないからな。

「此処数週間のヘリポートと船舶湾港の離着陸お呼び停泊の記録を出していただきます。」

 監視カメラの映像には、あの時間丁度に黒いジャージ姿の男達が壁からロープを伝って中庭に侵入しスタンバイしている様子が映し出されていた。

 そして航空路、湾港に不審な船舶や航空機の記録は無く、任意で提出してもらった外部との通信履歴に不審な点は無いように見受けられる。

 研究施設側が白かどうかは警察に任せるとして、男達がどんな手段で離島に侵入したのかだ。

 

「小型船舶を海上に停泊させ、海中を潜って海岸線まで来たのか?航空もそうだがレーダーに必ず入るはず……。」

 


 

「事情聴取が手早く済んで良かった……。」

 

 警察が到着した後、事情聴取は手早く済んだ。

 物理的な被害がないこと、住居侵入罪が主であったこと、現在捜査本部が対応している広域事件の対応で人員が割かれていること等によって比較的早めに解放され、各々は家路に着いた。

「近松と林太郎の餌、買って帰るか……。」

 軽トラを走らせて近所のペットショップにつけると、コツコツとヒールを履いた女性が近づいて来た。

 パンツスタイルだが足首の裾が歪に膨らんでおり、それを気にしないように不自然なバランスで歩いている。

 ……銃か。

「あら偶然、少しお喋りしない?」

 この声はベルモット……何故此処に地位の高いネームドが居るんだ。

 

「あはは……ナンパされちゃった……」

 

、、、

 

「星雲センターで火達磨になったと聞いた時は、流石に驚いたわ。」

 

 ……火達磨は言い過ぎではあるが、火傷痕を負う事態になったのは確かだ。 

「ゴホッ……確か、ベルモットさんが僕の上司だったんですよね?よく思い出せなくて……どうして僕が殺されそうになったのか……教えてくださいますか?」

 車の助手席に乗り込んで、彼女の紫煙を吸い込み咽ながら問いかけた。

「仕方無いじゃない。ジンが『俺がイザラを使う』といって聞かないんだから。」

 それは指揮系統の話であって、殺害理由にはならない。

「そうなんですか……あの、ベルモットさんは何故此処に?」

 自分の事はバーボンから聞いており、殺害するならとっくにしている。

 情報を得るために泳がすのなら、今のタイミングで接触してこないはず。

「麻雀パイについてアイリッシュから話を聞かなかった?アナタは本当に何も思いつかないの?」

 筒子の件か……。

「言えることは柄があえて筒子、そして1と7なら『座標』を示すものではないか?くらいです。」

 ただし、1があるから意図が不明確になっている。

「ならアルファベットは?適当でいいから聞かせなさい。」

 アルファベットか……縦線の意図がさっぱり解らないが。

「ギリシャ文字ならα、εと星座の等級を現すのですが……アルファベットでは分かりません。」

 ベルモットは暫く沈黙し、助手席の扉を開けた。

 

「そう、アナタの顔が久しぶりに見られてよかったわ。……本当に抜け作になったかのように見える熱演をしてるから……イザラ。」

 


 

「ベルモットも僕を消したがっていた……。」

 

 薄暗い自室に戻ってベッドに横たわった。

 アイリッシュの件……彼から直接聞いた『ジンはピスコを躊躇いなく殺害した』という『ミスを犯した、または裏切り者と判断すればどんな功績があろうとも独断で始末をつける』という傍若無人なエピソード。

 あの方からジンに対してピスコの暗殺命令が直々に降りたとは考えられない。

 それをベルモットが知らずにジンに指揮権を明け渡した筈がなく、処理として必須ではない殺害計画も含まれていた。

 早くに動かねば……。

『デイヴィスさん聞こえますか!?』

 探偵バッチから光彦くんの声が聞こえてくる。

「聞こえてるよ?何かあった?」

 姿勢を正しくしてに耳を傾けた。

『酷いんですよ!!コナン君が作ったイルカの背ビレが無くなっちゃったんです!!犯人はちゃんと名乗り出てくるべきですよね!!それなのに有耶無耶にしちゃって!!』

 イルカか……コナンくんはイルカが好きなのか……。

「光彦くんは何を作ったの?」

 みんなが元気でいてくれるだけでいい。

『僕はカブトムシです!!粘土なので作るの大変だったんですよ!!今度展示が終わったら見せますね!!』

 ……うれしい。

「ありがとう。もう遅くなるから寝ようか、おやすみ。明日も早起きしようね。」

 光彦くんの「はい!!」という元気な挨拶に口元が緩むと、ガラケー改が鳴った。

「もしもし、世良さんですか?あまり電話は」

『探偵士くん、帝丹高校の文化祭の備品が破損窃盗されたみたいでね……念の為知らせておくよ。』

 ……緊急事態だ。

 急いで階段を駆け下りて玄関に向かった。

「イザラ、何処に行くつもりだ。」

 振り向かずに目的地だけを答えた。

 

「警視庁です!!」

 

、、、

 

「松本警視正での最終ログインと検索履歴……クソッ」

 

 警視庁の通信ケーブルに通ずる敷設部に直接噛ませて工作物の中に仕込ませていたバックドアからデータベースの参照者と入力単語のみを抽出したが、最悪な事態になってしまった。

 指紋情報データベースの検索履歴には『工藤 新一』『江戸川 コナン』の二名の名がある。

 ただ、これが既に組織へエスカレーションされているのならヴェルヴェーヌはおろかバーボンや末端の工作員が動いているはずだ。

 

「まだチャンスはある……。」

 


 

「おはようございます!沖矢さん!!いい天気ですね!!朝食を作っておきました!!では行ってきます!!」

 

 何かを問いかけようとする口が開く前に玄関から走って軽トラに乗った。

 アイリッシュは捜査本部にいる。

 怪しまれずに捜査本部に行くには昨晩の不正アクセスを自作自演で発見して保守をすればいい。

 法定速度ギリギリで飛ばして地下駐車場に入った。

「おはようございます!白鳥警部!!……風見さんの指示がありました。セキュリティ対策室のDBに不具合があったようで……」

 アイリッシュを探さないと。

「セキュリティ対策室……?ご自身だけで解決出来るのであれば報告書を後で提出してください。」

 セキュリティ対策室に入ると責任者に二言三言会話してDBの検索履歴と照合結果を改竄して別人との突合に置き換え、同期プリミティブによる改竄ログ自体をスワップさせDBの参照値を変更した。

「通信速度が……ケーブルに曲げを加えられたか?」

 そして昨晩自分が接続した部分を直した。

「施工不良というか、経年劣化ですね。」

 デタラメを言って物理層の問題という落としどころとし、松本警視正が偽物だとバレた時の端末操作履歴を有耶無耶にした。

 アイリッシュに会わないと。

「松本警視正!!」

 捜査本部から何食わぬ顔で出てきたアイリッシュに走り寄った。

「……何事かね。」

 ……なんと説明し確認すればいい?

 ①江戸川 コナンは工藤 新一ではない

 ②情報を組織に渡さないで欲しい

 ③江戸川 コナンに手出ししないでくれ

「あの……調べごと……貴方が個人的に調べていることに対して……」 

 ここで『見逃してくれ』と言ってしまったら、自分ごと始末されて終いだ。

「……心配するな。それについては取っておきの手見上げとするだけだ。」

 ……殺傷はしない、しなくとも……その後はどうなる。

「待って……待ってください。その手見上げの運搬管理は僕がします。そ、それだけです……。」

 兎に角、同行をしさえすれば彼を逃がすタイミングが生まれる。

「フン……随分懐柔に自信があるらしい。……それより今は事件解決に集中したいのでな。」

 ……つまり、まだNOCリストの回収が出来ていない。

 ならば、アリッシュが任務に失敗すれば情報を握り潰せるか。

 

「はい……早々の事件解決を心より願っています。」

 


 

「……何故僕が自宅待機なんですか?」

 

 風見さんが軽トラの前に腕を組んで立っていた。

「君が私の名を出して、無断で動いたりするからだ。」

 ……それはその通りだ。

「すみません、僕はギルテセブンとして今こそ動かないといけないんですよ。」

 そう真顔で話すと風見さんも真顔になった。

「はあ……?君は一体何を言っているんだ……?」

 仕方が無い。殴るか。

 真顔のまま無言で右腕を振りかぶって殴りかかると脇腹を殴られた。

「君!!いきなり何をするんだ!!」

 そのまま腹を殴ると殴り返された。

 どうしよう、なかなか倒れない。

「おい!!聞いているのか!?」

 脛を踵で蹴ると取っ組み合いになってしまった。

 早くしないといけないのに。

 目の前の敵を倒さないと、コナンくんを救えない。

 倒れろ。倒れろ。倒れろ。

 ギルテセブンは子供達のヒーロー。

 行かないと行かないと行かないと行かないと。

 

「しっかりしろ!!君は錯乱状態になっている!!」

 

、、、

 

「いやぁ……留置所をすっ飛ばして拘置所にブチ込まれる麻薬取締官とか……拘束が目的としても異例過ぎます。一体何をしたんですか?」

 

 最悪だ、気づいたら檻の中に居るなんて……。

「風見さんは……?」

 頭が痛い。

 身体を無理やり起こすと、上半身が持ち上がった途端激しい目眩と吐き気に襲われた。

「ああ『直に迎えに来る』と言ってましたね。拘置所はホテルじゃないんで、特別使用料として給与から経費を引かせてもらいますよ。」

 何をしていたんだっけ……。

 あ、不味い。

「風見さんに連絡して下さい!!……松本警視正は」

「ああ、アイリッシュの変装だろ?……星屑。」

 コイツ、研究施設で闘った男か?

「星屑、それを公安に伝えるってことは……組織を裏切るつもりだったわけか。」

 刑務官の男は胡座をかいて此方を見た。

 ……刑務官に組織が入り込んでいたか。

 口を割りそうな者を殺害したり組織について知っている者を割り出す等、幾らでも使いようがあるポジション。

 ……終わった、檻の中で殺害されたら外部にメッセージを送ろうが、必ず揉み消される。

「そうだ。……僕は組織を潰す為にRAMの配下に甘んじているのだから。」

 

「ん……RAM?RUMではなく……?」

 


 

「……ただの言い間違いだ。」

 

 下を向くと日焼けした肌に銀髪の男は神妙な面持ちで此方を見た。

「イザラ……お前が薬剤の被験者だったのか……。」

 ……何の話だろうか。

「お前の名前はなんだ。……名乗らないなら話をしない。」

 そう言って目を瞑るとカラカラとした笑い声が人の居ない拘置所の廊下に響いた。

「なんだ、俺を知らなかったのか。……俺は岸良 路希。コードネームはコカレロ。コカの葉を使った緑のリキュールの名。……『国家公務員のノック』お前と同じ隠れ公安です、宜しくどうぞ。」

 檻の中に手が伸ばされて、手を握り返した。

「あの研究施設にはどうやって侵入したんだ?」

 岸良は鉄を爪で叩いて口笛を吹いた。

 ……イエローサブマリン、潜水艇か。

「一応話をしておきますが、あの場にいたのは俺とガリアーノ、アブサンの3人。目的は『イザラの忠誠心の確認』『バーボンの忠誠心の確認』『沖矢 昴という人間の素性』『毛利 蘭、鈴木 園子、世良 真純の顔、声、仕草の確認』だった。」

 ……何故世良さんが入っている?

「何故世良 真純が入る?」

 蘭さんは毛利探偵の一人娘、園子さんは鈴木財閥のご令嬢……。

「ああ、イザラは知らないのか。世良 真純の両親はMI6、兄はFBI捜査官でNOCで死んだ赤井 秀一、棋士の羽田 秀吉だ。当然マークリストに入る。」

 ……なんでこんなに構成員毎に情報格差があるんだ。

 この情報格差を使って裏切りの有無を確認し、謀反の火種を消すなどしているのだろうが。

「そうだったのか……話は戻るが、アイリッシュの変装については伝えたのか?」

 岸良は手を腰の後ろについて天井を見上げた。

「……アイリッシュは死んだよ。殺害したのがコルンか、キャンティかかは分からない。東都タワーで銃撃を受けて……。」

 何故だ、意味が解らない。

「アイリッシュはNOCリストを回収出来なかったのか……?」

 あり得ない、アイリッシュに限って失敗するなど……。

「さぁ……ジンが指示した、アイリッシュが死んだ、それだけです。」

 そして岸良は聖書を取り出してしおりを渡した。

 記載されていたのは『3YDYD_VNZFJW>』だった。

 

「アイリッシュ……彼は……最後に白くなったんだな。」

 


 

「デイヴィス君、反省したか?」

 

 暫くすると、風見さんが書類にサインをしながら拘置所の一室の前にコツコツと歩いて来た。

「風見さん、岸良さんをご存知ですか?」

 ……万が一、岸良……コカレロがNOCを自称しているだけかもしれない。

「岸良は隠れ公安だ。……はぁ、君が掴んでいた情報を早く言ってくれていればこんな事には……。」

 そう言われても、アイリッシュを止めたらNOCリストの奪取計画が無に帰していたし、正体を告げたら警察官達の血が流れる大惨事になっていただろう。

「すみません……でした。」

 頭を下げて謝罪した。

「……少し二人きりで話そうか。」

 岸良の見送りを受けてトボトボと下を向いて歩いた。

「はい……。」

 NOCリストは紛失、または破壊された。

 コナンくんの秘密を知る者も……居なくなったはず。

 此処が一番不安要素だ。

 アイリッシュ、いやコカレロの伝言を信じていいのか……。

 コカレロが偽装した可能性もある。

「……何処に行きたい。」

 ……なんだかすごく疲れたな。

 

「ゲームセンター……。」

 

、、、

 

「君……ニャロメが好きなのは分かるがいい加減やめておけ。」

 

 風見さんは両手いっぱいのニャロメのぬいぐるみのすき間から顔を出して要求を伝えた。

「はい。全部風見さんにあげますよ。」

 ゲームセンターのベンチに二人で座って話を始めた。

「単刀直入に言う。君は自己を見失いつつある。病的だ。」

 ……何の話だろう。

「そんなことありませんけど。」

 ニャロメは此方を見て笑っている。

「……休め。」

 ニャロメが笑いながら話しかけてくる。

「僕がギルテセブンなので……。」

 ニャロメは此方を見て笑っている。

「君はよくやっている。……休め。」

 ニャロメが笑いながら話しかけてくる。

「僕がスターにならないといけないので……。」

 ニャロメは此方を見て笑っている。

「君……ん?何方ですか?」

 ニャロメが右を向いた。

「デイヴィスさん!!スゴイ量のニャロメのぬいぐるみですね……。」

 右を向くと梓さんが世良さんと一緒に立っていた。

「な……は……。」

 二人に会いたくない。

「そのぬいぐるみ、ボクたちに分けてくれよ探偵士くん!!」

 二人に会いたくない。

 

「助けて……」

 

 






 あとがき


 ギルテセブンのイメージ元ネタは以下の通り
 ・007
 ・セブン
 ・CURE
 ・ウルトラセブン
 ・特攻野郎Aチーム
 ・未来世紀ブラジル
 ・スーパーピンチクラッシャー

なかみについて(期間限定アンケ)

  • ややこしい(かため)
  • 分かり易い(やわらか)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

『黒瀬玲は、ただのカメラマンのはずだった』(作者:Waiemu)(原作:名探偵コナン)

フリーランスカメラマンの黒瀬玲は、家賃の安さだけを理由に米花町へ引っ越してきた。引っ越し三日目、近所の喫茶ポアロに入店した瞬間、薄れかけていた前世の記憶が一気に戻る。目の前にいるのは安室透と江戸川コナン。店の入口で固まった俺の口から出た言葉は「バ——」だった。▼※原作ストーリーのネタバレと独自設定を多分に含みます。


総合評価:69/評価:-.--/連載:2話/更新日時:2026年04月26日(日) 23:06 小説情報

コナンの世界に転生した少女の物語(作者:エリンギどくだみ)(原作:名探偵コナン)

私立帝丹高校に在校する二学年の女子生徒、雨谷瑠璃はある日突然、前世の記憶を呼び起こして自分が『名探偵コナン』の世界に転生を果たしたと気付いてしまう。▼少々の原作知識、推理物にありがちなパターン、作中の名探偵達には劣るけどそこそこ優秀な頭脳。あらゆる要素を駆使しながら彼女は難事件を解決していく。▼彼女は犯罪の跋扈するハードなコナンワールドを生き抜くことができる…


総合評価:2321/評価:8.48/連載:7話/更新日時:2026年05月22日(金) 21:08 小説情報

詐欺占い師と米花町(作者:罠ビー)(原作:名探偵コナン)

 爆処同級生の未来が視える占い師≒詐欺師がコソコソする話。▼ pixivとのマルチ投稿です▼


総合評価:976/評価:7.71/連載:11話/更新日時:2026年05月23日(土) 00:05 小説情報

昴くんはなにもしない(作者:あまも)(原作:名探偵コナン)

▼どういうわけか存在しない存在、『沖矢 昴』になった人が、工藤さんちの新一くんの活躍する出来事を眺めて「ミステリー世界怖……」となってる日常が書かれるかもしれないおはなしです。▼基本、本人が何かするというより、出来る友人達を軽率に頼りにする話が多くなります。▼名前と外見がそうなっただけで主人公の性格はオリ主となっています。ご了承ください。▼ 0章はとても長い…


総合評価:4124/評価:7.85/連載:152話/更新日時:2026年05月21日(木) 04:00 小説情報

『 灰被りの海兵 』(作者:meiTo)(原作:ONE PIECE)

▼主人公: 現代日本からの転生者。原作知識あり。▼※勢いと創作意欲が出てる時に書いてる作品です。


総合評価:1100/評価:7.86/連載:10話/更新日時:2026年02月11日(水) 20:54 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>