禪院家に生まれしハンター   作:とっとこDIO

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連日投稿だ!!!オラ!!!

_| ̄|○<感想を下さい!皆さんが私の小説をどう思ってるのかわかんないYO!もうダメDA!!


第二十四話 特級の意地と新たな厄介

辺りを吹き飛ばした水蒸気爆破の中、その爆発を起こした張本人が地を踏み締めて出て来る。

闘技場の中はジン・ダハドの影響で極寒の地に変わっていた。闘技場の壁は凍り、壁から伸びた突起には氷柱が垂れている

 

【ガガガガ………】

 

生き残った主が我が物顔で闊歩する。自らの他に居たモンスター達は少し離れたところに転がっている。

後は一番鬱陶しかったあのハンターの死体を確認すれば良い

果たして何処に死体が転がっているか…

 

【!?…ガガガガ………】

『……………』

 

確認したかった死体は無く、生きていた。自らの目の前に武器を構えて立っている。身体中から血が流れ、右手の指の大半はあらぬ方向へ曲がっている

 

『よぉ…危なかったぜ』

【…】

『実際死んでたからな。お前の攻撃をゼロ距離で受けて、鎧のお陰で死に至るような身体の損傷は無かったが、一度心臓が止まった。幸いチャマカカが地面に隠れていたお陰で回復ミツを掛けてくれた事と…レ・ダウの死ぬ直前に放った雷撃が氷柱を伝って俺に当たった。そんな奇跡が重なって心臓が再び動いたんだ』

【ガガガガ………グガァァァァァ!!!!】

『お前からしたら生きていた理由なんてどうでも良いよ…な!』

 

薙ぎ払いブレスをスライディングで避けながら接近、二段斬りでジン・ダハドの顔に傷を付ける。

 

ガガガガ…ダン!

 

凍った地面を砕くような前脚での踏み付けをバックで避けて、また二段斬り。納刀して居合の構えをとって、地面に放たれたブレスにカウンターを決める。

 

ヒュゥ…ザザザ!!

【ガァァァァァ!!?】

 

居合による攻撃で脚にダメージが入り、その巨体が横に倒れる。倒れたジン・ダハドの首と頭を積極的に斬り続ける。

 

『…チャマカカ!鬼人笛を吹け!決めに行く!』

「にゃ!任せて…にゃ!」ファーファー!ファーファー!

『……ふぅぅ……威合…』

【ガァァァ!!!】

『気刃解放斬り!!!』

 

起き上がりから顔の近くで刃を鞘に収めている龍甚に噛みつこうと首を伸ばす。その瞬間に、龍甚が抜刀する。

流れるような三連斬り

 

一撃目 抜刀で下から上に斬り上げる。

二撃目 一撃目の勢いのまま、体を回し同じ軌道を通る。

三撃目 回転を止め、飛び上がりながら刀を上段に構えて、一直線に真下に振り下ろす。

 

斬!

 

【…………】ボト…

 

龍甚の一太刀はジン・ダハドの首を正確に捉え、斬り落とした。

息を整えながら納刀する。

 

『はぁ…ふぅ〜。はぁ、終わったか?』

【ブッウォォォォォオォォン!!!】

『は!レ・ダウ!!くっ!』

 

生き残っていたレ・ダウが乗っかっていた氷を退かし、龍甚にのし掛かる。鉤爪に捕えられた龍甚は納刀した太刀を抜刀できずにいた。何度も地面に叩き付けて、角を変形させて此方に向けた。

 

『雷撃か!クソ!太刀が!』

ビリリ!バチっ!

『がっ!し、痺れる…ちゃ、チャマカカ!!俺ごと、大タル爆弾Gで!やれ!』

「にゃ…にゃ!主様恨まないで…ください…にゃ!!」

 

レ・ダウが飛び出した時に飛ばされていたチャマカカが接近する。レ・ダウはチャマカカを一切気に止めない。確実に次で俺を殺す為に最大威力の雷撃をお見舞いしようと溜めている。爆弾を投げても効果のある距離までよって持ち上げる

 

バチバチバチバチ!!!!

『っ!間に合わない…!』

「これでも喰らえにゃ!!」

【!!ガァァァ!!】

 

大タル爆弾を見て漸くチャマカカを認識したレ・ダウは翼で先に爆弾を弾き爆発させる。翼でたら致命傷にならない事をわかっての行動

 

『だが!間に合った!!!っ!』

 

一瞬、レ・ダウの意識が龍甚から爆弾に逸れたその時、龍甚を押さえつける力が弱まり、漸く手が自由になり抜刀する。

 

【ガァァァ!!】バチバチ!!!ダン!

 

龍甚が抜刀してからレ・ダウも溜めていた雷を解放した。地面を貫く威力の雷は龍甚には直撃しなかった

 

『はぁ…危ねぇな!!!』

 

龍甚の斬撃が抜刀と殆ど同じタイミングでレ・ダウの頭を直撃した。直撃してから解放された雷は狙いがズレたことで龍甚から離れた地面を撃ち抜いた。

 

【ガァァァ!!】

『ふ!』

 

キュゥイィ!ザン!!

 

【………】

『………』

 

もう一度撃とうと狙いを戻して放つよりも先に龍甚が鉄蟲糸技を発動してカウンターを決めた。翔蟲の糸が雷を防ぎ、雷撃後で弱点になった頭を叩き斬った。

斬られたレ・ダウは力無く倒れ、動かなくなった。それから戦場の景色が変わって行くどうやら完全に終わったらしい

 

『ああ…疲れた。流石に四体同時は集中力が続かないぞ。お前もお疲れありがとうなチャマカカ』

「にゃ…何とかなったにゃ」

 

気づいたら森の中にいた。それから家に戻ってから、歌姫に心配されて風呂や飯など最低限の事をしてベットで泥のように眠った

 

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(あ?ここは………なんだ!懐かしいな。よお!顔を合わせるのは久々だな)

【そうだな。久しいな】

(それで何でまたここに?)

 

眠ってから、久々に何も無い空間に連れて来られたが、すぐに何処か思い出しミラじいへと振り向く。相変わらず優しそうな顔をしたおじいちゃんだ。

 

【この世界には、特級呪具 特級呪物と呼ばれる物があるな?】

(ああ、そりゃあるが…)

【実はな、この世界にあった。我と深く繋がりのある特級呪具の反応を感じ取れなくなったのじゃ】

(ミラじいと深く関係するって?)

【うむ、その呪具と言うのが。我の血肉で作られた。馬鹿でかい大剣じゃ】

(は!?ミラじいの血肉で作られた?)

 

想像の斜めどころか真上に行くような衝撃的な情報

今までその呪具の反応を感じ取れていたらしいが、感じ取れなくなったらしい

 

(え?!じゃあつまり…その大剣が何者かによって盗まれたって言うのか?)

【ああ、そうじゃ】

(え!?やばいじゃん!ミラじいで作られた大剣なんて危険すぎるでしょ!!)

【うーん…いや、実はそう言うわけでは無い】

(え?なんで?)

【あれ自体に物体を切り裂く切れ味もあれを扱える者も存在せんからだ】

(でも、盗まれてるんだろ?ならそいつはその大剣を振り回せるんじゃ無いか?)

【盗むことは出来でもアレを扱うなど無理だ。……少し語弊があるから見せてやろう】

 

そう言うと何も無い空間に突如として地面に突き刺さった文字通り馬鹿でかい大剣が映し出された。一軒家並みの高さがある大剣

 

(うん。これは無理!)

【だろう。一応アレから我の素材を採取し、我の力の一端を宿した装備を作る事が出来るが、それも古龍から取れる古龍骨が無いと行えんしな】

(問題なんなら、何で……ん?そうか。ミラじいが言いたい事がわかったぞ)

【ほう!わかったか!!】

(ああ、聞いたばかりでは欠陥ばかりの呪具をわざわざ盗むとなるとそれを必要とする理由があったと言う事。そして、そんな呪具知っていなければわざわざ盗まない)

【つまり、我が言いたい事は、盗んだ奴は我がこの世界に来たばかりの時から生きた存在か…我と同じ世界の存在という事。あるいは両方か】

(そんな存在なら、俺の事を知っているし敵対してくるなら対策も取ってくるはず、大剣を盗んだ理由はその為か?)

【我もその結論に至った】

 

大剣を盗んだ存在がどのように行動するかなんて明確にはわからない。気をつけるしか無い。

 

【とっ、そろそろお主は起きる時間じゃ】

(おお、もうか。じゃあ、また!)

【うむ……おっ!そんじゃ!お主も中々に大胆じゃのう】

(は?)

【頑張るんじゃよ】

(おい!ちょっ!どう言う意味だ!)

 

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朝になり、部屋に太陽の光が入って来る。まだ、涼しい季節だから、窓を開けていて、風が入ってくる

 

『ん…う〜ん。朝か……』

 

先程までミラじいと話したい為に眠い感じがせず目を擦って直ぐに上半身をおこして、伸ばす。

 

「んっ!うっ、う〜ん?」

 

ん?誰かの声が俺の隣から聞こえた気がした。こ、この声は!!

龍甚はさびついたブリキ人形のように首を回す。

 

『なっ……なんで居るのだ?歌姫』

「ん〜ん?あ、龍甚。おはよう」

『あ、あぁ、おはよう…じゃなくて!どうして俺のベットに?』

「あなた昨日、誰よりも早く寝ちゃったじゃない。それで二人を放置出来ないから私泊まったのよ。それで寝る場所無いからって貴方のベットに来たのよ」

『お、おう。そうか…すまん。二人のこと助かった。正直自分が不甲斐ない』

「そんな気にする事無いわよ。私も二人に泊まって行って欲しいっておねだりされちゃったから」

 

何とも無いように言う歌姫に頭を抱えたくなる。だが、直ぐに気持ちを切り替えて洗面台に向かい顔を洗い、寝癖を直した。歯を磨いていると歌姫もやって来て、洗面台を使用する。

 

『ガラガラガラ…ぺ!ふぅ〜、キッチンで朝食作っておきますから』

「わかったわ」

 

うがいまでして、キッチンへと向かう。

米を洗って炊飯器のスイッチを入れて、野菜を切って、水の張った鍋に入れる。サバの切り身をコンロに入れてから、沸騰した鍋に味噌を溶かす。

作業をしていると後ろから声が掛かった。

 

「龍甚って意外と家庭的よね。御三家出身なのに」

『ええ、そうですね。……まあ、興味がありましたから。少し味見してみます?』

「あら、いいの?じゃあ遠慮なく」

 

出来たばかりの味噌汁を小皿に少量盛り味見をさせる。

 

「…美味しい…何だか優しい味してる」

『恵はまだですけど、津美紀も飲みますからなるべく塩は控えてるんです』

「へ〜…ねぇ、私にも料理教えて」

『え?えぇ、もちろん』

「あ!龍甚さんと歌姫お姉さんがイチャイチャしてる!」

「『!!』」『津美紀か…びっくりしたよ。ふぅ、おはよう』

「…おはよう。津美紀ちゃん」

「おはようございます。恵も起こしてきますね」

『ありがとう。まあ、眠そうならそのままでいいから!』

「はーい!」

 

気まずい空気が二人の間に流れる。

龍甚が何とか口を開く

 

『と…取り敢えず、料理運びましょうか』

「そ、そうね」




最後のシーンは無性に書きたかった。龍甚には家庭的な一面があると言うだけの描写と読んでくれてる人が望んだ!色描写だ!

誰か!漬物持ってきて!口の中が甘い!!

ごめんタイトルミスしてた。じゅじゅ散歩いる?

  • いる
  • いらない
  • 龍甚と歌姫の話がいる
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