禪院家に生まれしハンター   作:とっとこDIO

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てな訳で!ミラボレアス以外で初の禁忌だよ!先に言うけど実力は天井組と肩を並べます。
見た目は普通に人間に見える。真人に近い感じ(真人よりも人らしい外見)
20後半の見た目で黒いドレスを身に纏った妖艶な美女に見える。だが、残虐でバーサーカ
胸はペッタン子
ミラボレアスと敵対しており、例の赤龍も嫌い。古龍の多くから敵意を向けられている


第二十六話 "煌黒龍"

『くっ!』

《はは!まだまだ戦えるだろ!》

 

アルシュベルドの装備を身に纏い、操虫棍"ネルストルケル"で戦っていた。だが、速度が違う。防ぐだけで精一杯だ。

 

『ちっ!ふ!』

《ああ、惜しい惜しい。あと少しで当たったのに…ね!》

『ぐっ!………今だ!』

 

攻撃の隙を見つけ出し下からの斬り上げを仕掛けるが、体を反らせるだけでスレスレで避けて、蹴りが飛んでくる。咄嗟に防ぐが威力を殺しきれず飛ばされる。

追いかけて来るアルバトリオンがある地点を過ぎたタイミングでモンスター二頭が飛び出す

 

【ガァァァ!】

【ウァァァァ!】

《ふーん、リオ夫婦の亜種か……なんて事ないわね》

 

桜レイアの薙ぎ払いサマーソルトは高速移動からの急旋回で躱し、避けた先を狙うように放たれた蒼レウスの三連火球も避けられ、最後の一撃に関しては弾かれてから急接近を許し、お返しの特大火炎ブレスで大ダメージを受ける

 

『!…どちらも下がれ!ブラキ!俺の動きに合わせてくれ!』

【ギャァァァァァァ!!】

《そうだ!どんどん来な!》

 

龍甚が飛び込みブラキの対角線上に移動。アルバトリオンを挟み込む形で攻撃を繰り出す。龍甚の攻撃を避ければブラキが避けた先を予測して拳を叩き込む。

だが、それでも

 

《ん〜…まだまだね。それで終わりじゃないでしょ?》

『くそ!…ぅ!』

【ガァァァ!】

 

同時攻撃で難なく受け止められ、龍甚は投げられ。ブラキは飛び膝蹴りを顎に受け、体がよろける。

 

『はぁ…はぁ…つえぇ。ひたすらにつぇ』

《ふふ…ここまでかしら?中々やるけど、まだまだね。満足は…まあ、したかしら。ほんの少しね》

『バケモノが!』

《…随分口が悪いのね。負け犬の分際で》

『負け犬?いや!違うね!まだ、おわってねぇよ!全力だ!!アルベド!シャガル!!天眼!ダハド!』

 

今出せるだけのリソースを割いて出した。強力なメンバー。

これで無理なら今の俺では勝てない

 

《楽しませてくれそうね》

『…!』

 

龍甚が我先に飛び出し、武器なしの肉弾戦を繰り広げる。

アルバトリオンと戦ってて気づいた事は、単純な身体機能がボロ負けな為に武器では攻撃を直撃させる事は殆ど不可能だと言う事。

素手での火力は武器を持ってる時より落ちるが、ダメージを与える係はモンスター達に任せて隙を作る!

 

《成程、格闘技で戦うつもりね。確かに身体能力の差を技量で埋めるのは良い考えね。でも!》

 

アルバトリオンの右ストレートがもの凄い速度で龍甚の顔面を捉えようとするがそれを弾き、ガラ空きになった胴体に蹴りを捩じ込み。体をクの字に曲げてやった。

アルバトリオンの体が吹き飛び、地面を転がる。その上に待機していたアルベドが全力の龍属性攻撃で地面ごと粉砕する

 

《…ぺっ!やってくれたわね》

『今だ!地面を爆ぜさせろ!』

【ギャァァァァァァ!!】

《!!ちっ!狂竜症か…ふふ、でも残念私には効かないわ》

『当たり前に予想してるさ!だから共に浴びようぜ』

 

狂竜症が効かない事を嘲笑う為に意識を逸らした一瞬の隙を突き、アルバトリオンを羽交い締めにする。

そしてシャガルのブレスの集中砲火を受ける

 

『グッ!ぬぅぅぅ!』

《私とあなたの肉体じゃ先に壊れるのはあなたの方よ。お間抜けさん!》

『本命はシャガルじゃねえ!お前今炎活性状態だろ?』

《!?…それが何だと…は!しまっ》

『さあ!もう良いだろ!俺ごとだ!やれ!』

 

シャガルの集中砲火を受けている最中のダハドがチャージしていた氷結ブレスを二人に直撃させる。

 

《あぁぁぁぁあ"あ"ぁ"!!》

『ぐっう"!』

 

ブレスで出来た氷の岩盤が二人を閉じ込め、動きを封じる。どちらもこんなものでくたばる事はないと理解している。

 

パキッ!ミシミシ…パッン!

 

《はぁ…はぁ…油断した》

『がっ!くっ…』

 

氷をぶち破って出てきたアルバトリオンとアルバトリオンが飛び出す勢いで氷の外に放り出された龍甚。

アルバトリオンに大ダメージを与える事に成功したが龍甚も虫の息になっている。

龍甚を助ける為にアルベドが前に出て、シャガルが直ぐに回収する。

 

《邪魔だぁ!!》

【ガァァァ!!】

【フォァァァァァ!!】

 

氷活性状態に変化していたアルバトリオンが邪魔をするアルベドに氷の塊を射出しようとするタイミングで背後に忍んでいた天眼の起爆性の泡が氷ごとアルバトリオンを爆破し、隙を作る

直ぐ様アルベドがアルバトリオンに鎖刃を巻き付けて、地面に叩き付ける。

 

《調子に…乗るな!!》

【グルルル!!】

《貴様ら全員!…………漸くお出ましか?クソじじい》

 

怒りに燃えるアルバトリオンの前に翼と角を生やした龍甚…いや、ミラボレアスが立っていた。

 

【『龍甚の意識は戻らんのでな…我が相手をしてやろう。お前達全員戻れ》】

【グルルル…】

【『良いから戻りなさい。龍甚は我が死なせはせん』】

 

モンスター四体を戻し、一対一の状況を作り出したミラボレアス。アルバトリオンは先程までの戦いであまり使わなかった術式を惜しみなく使うつもりだ。

アルバトリオンの体から赤黒い雷、龍属性が迸り直線的で先程よりも高速で突撃する

だが、ミラボレアスはアルバトリオンを見ないで軽く跳んで体を捻るだけで躱し通り過ぎるアルバトリオンにブレスを一発放つ

 

《ガァァァァァァァ!!こ…んの!クソじじいが!》

【『ふん!先程まで龍甚達を打ちのめしていた状況から逆転したな』】

《黙れぇ!》

 

肉弾戦を仕掛け、ラッシュを繰り出すがどれも当たらず、一歩下がると同時に龍属性を手から放出する。ミラボレアスは火炎放射で対抗する。

龍属性は呪力を乱し、術式の発動を阻害する特徴を持つ。普通であれば術式により生み出された炎など霧散して、龍属性がミラボレアスに直撃する筈であったが

 

ゴアァァァァ!!!

 

《ガァァァ!はぁ…はぁ…龍属性をも焼き尽くすか!この化け物め!》

【『化け物はお互い様だろ?お主だって我以外では勝てぬ炎を使う癖に他四属性をも操るだろ。悪いがここで死んで行け!』】

《ちっ!……ふ、ふはははは!》

【『ん?』】

《どうやら目的は達成したらしい!私の勝ちだ!》

【『なに?そうか…天元の…だが!!貴様も終わる!』】

 

天内が殺された事を何で知ったのかは知らないが相手も規格外、何かしらの知る術があって当然。天内が殺された事を受け止めた上で直ぐ様アルバトリオンを殺す為にチャージブレスを解き放とうとする

 

【『ここで!お前は倒しておく!』】

《バカが!もう十分時間は稼いだ!》

《エスカトンジャッチメント!!》【『なに?!』】

 

ミラボレアスの必殺技にも劣らない威力の衝撃がアルバトリオンを中心に解き放たれ、自身の背中にあった瓦礫を含め周りにあった全てを吹き飛ばし、ミラボレアスもその威力にガードせざるを得なかった。その隙にアルバトリオンはバックステップで体勢を立て直し、逃走する。

 

【『アルバ!!!…………我とした事が逃げられた…と…は…』】

 

ミラボレアスも地面に倒れ、起き上がれずに居た。

 

【『龍甚の肉体が限界か…我の顕現には…やはりあの鎧が………チャマカカ……済まないが、手当てをして安全な場所に……』】

「にゃ!主様!主様!」

 

------ーー-------------------

 

「…と…う。りゅ…う。龍甚!」

『うっ…くっ!あれ?……歌姫?何で?ここは?』

「良かった…目覚めないかもって…」

『ごめん。心配かけた』

「先輩目が覚めました?」

『家入…そうか……俺は完膚なきまでにやられたのか…だが、それなら何故生きてる?』

「チャマカカちゃんから聞いたのだけど、もう一人の貴方が戦ってたって」

『もう一人の俺?……ミラじいか?』

【目が覚めたか?良かった。無事なようで】

『すまない。助かった』

【ああ、礼は受け取ろう。すまないが龍甚と一対一で話がしたい。他の者達はしばらく出ていてくれないか?】

「……わ、わかりました」

 

二人には部屋から出てもらい、何があったのかミラじいから聞く事に

 

【今回龍甚を襲った存在はアルバトリオンと言って…我と同じく禁忌として恐れられている古龍の一体だ】

『あいつも…そうなのか…なぁ、ミラじいあいつの自我ってどっちなんだ?呪霊のなのか…それとも、アルバトリオン自身の自我なのか』

【十中八九アルバトリオンの自我であろう。奴は自らの素材を取り込んだ呪霊との自我の争いに勝ち肉体を奪ったのであろう。知能の高い呪霊は人の姿に近くなりやすい】

『次戦う事になれば俺は勝てるか?』

【ハッキリ言おう。無理だ。勿論今のままではとなるが】

『だよな…なあ、五条達はどうなった?』

 

龍甚の疑問にミラじいは少し言葉に詰まるが意を決して話し始める。

 

【護衛対象であった天内理子が殺害され、夏油も重症を負った。天内の付き添いであったメイドは一命を取り留めたが天内を失ったショックで塞ぎ込んでいる。そして…五条は伏黒甚爾との死闘により、反転術式を会得した】

『え?…甚爾兄が?それで!甚爾兄はどうなった!』

【甚爾は五条により死亡した】

『っ!…そうか…そう…か……』

【龍甚よ。間違った考えになるなよ】

『分かってる。五条は全く悪くない。それに甚爾兄は術師殺しとして活動してたんだ。殺されても仕方のない人だったさ…』

【龍甚…夏油に会いに行ってやれ。お前ならあの子を何とか出来るはずだ】

『わかった行ってみる。だが、少し時間をくれ…気持ちを落ち着かせたい………はぁ……正道先生に顔向け出来ねぇよ…』

 

龍甚はこの夏が異様に寒く感じた。

 

 




って、事で!
今作初の主人公の完敗した戦闘
今回でこの作品でのミラとアルバの力関係をしっかり定めた所で現在の実力を表してみよう

ミラボレアス>天井組(五条、宿儺、ダブラ、モジュロ虎杖、アルバトリオン)>現在の龍甚=メロンパン>五条と龍甚を除いた特級組(乙骨、九十九、夏油)と覚醒学生五条と大体こんな感じ

なんかね、禪院家要素薄く感じるからタイトル変えた方が良いと思う?

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