禪院家に生まれしハンター   作:とっとこDIO

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原作のシーンに入るで!
喜べ!新キャラ居るぞ
別作品を今日投稿して更にこっちでも投稿だ!


懐玉・玉折
第二十五話 星漿体の護衛


龍甚が四年生になり、任務に追われる日々を過ごしていた。新入生が入って来た事は陽鉢達と五条達から聞いていた。

なんでも呪術師にしては真っ直ぐな性格で今まで後輩に舐められていた三年生達は歓喜していた。

そして現在龍甚は正道に呼び出され、一対一で話を聞いている所

 

『如何したんですか?』

「…現在、五条と夏油の二人で星漿体の護衛任務中でな」

『護衛の援護をしろと?』

「そうとも言えるし違うとも言える」

『?』

「お前も星漿体とは何か知ってるだろ。もし五条達が天元様と星漿体の同化を拒んだ際に二人を抑える役割を担ってほしい」

『…成程…分かりました』

「今からお前には護衛対象の学校、廉直女学院中等部に行ってもらう」

『分かりました。………あ、先生。出産おめでとうございます』

「龍甚、お前…その言い方だと俺が産んだみたいだからよせ。それにお前、出る前に少し仮眠とって行け、クマがひどいぞ」

 

ここ最近の激務で寝不足だった為に無理矢理仮眠をとる事になった龍甚、反転術式もある為、30分あれば問題はない

 

ーー------------------------

 

『寝過ごした!えっ!あれからどれ程経った!?一時間!?やべ!急げ!』

 

龍甚まさかの寝坊、少しだけのつもりが結構寝ていた為に出発が遅れた。

急いでリオレウスを呼び出してその背に乗り飛ぶ

 

龍甚が寝坊から目覚めたのと同時刻、廉直女学院中等部が呪詛師に襲われた。

人数は二名、一人は頭に紙袋を被った筋肉質の男、そして眼鏡をした老人。

護衛対象を抱えたまま、紙袋の男を制圧する五条

肉弾戦で老人をボコボコにする夏油。

呪詛師の襲撃は呆気なく制圧された。

 

ブー!ブー!

「ん?黒井からじゃ……どうしよう…」

「あ?」

「黒井が!黒井が!」

 

星漿体、天内理子に仕えるメイドである黒井が捕まり、取引を持ちかけられた危機的状況

五条達は高専に天内を預けて、助けに行こうとするが天内が自身も行くと伝え、五条達は危険である事を重々承知の上で了承する

 

ーー---ーー---ーー---ーー---ーー---

 

「「メンソーレ!」」

 

そして今五条達は沖縄に来ていた!

あの後黒井を難なく救出して、五条の六眼と夏油の呪霊の力もあり飛行機で沖縄にやって来た3人は、交渉させる暇もなく黒井を捉えていた場所を制圧してこうしてバカンスしている。

因みに龍甚は…

 

『ここが聞いていた学校か……よっと………ん?あいつらどこ行った?』

 

一足遅れ、五条達が出発してから到着した為無駄足を踏んでいた。

 

{ほら ここからじゃまだ遠いメッセージ まるでシャレード 謎めいてオレ 2の線3の線で忙しくplay}

 

携帯から設定していた音楽が鳴る。如何やら五条からの電話らしい

 

『ん?五条達から電話だ。もしもし、お前ら今どこいんの?正道先生からお前らの護衛の援護を頼まれたんだけど』

「あ?俺らの手伝い?そんなのいらねぇて、それよりも今から写真送るから見てよ」

『は?ちょ!まだ切るな!』ブツ…『ちっ!』

 

ブー!ブー!

 

『はあ…どれどれ…ここは……沖縄!!?? あいつら、ふざけんな!!リオレウス!すまんもう一度飛んでくれ!』

【ガァァァ!!】

『あいつら!!!』

 

ブチ切れからのリオレウスに乗って全速力で沖縄へ飛んで行く。

五条達へ視点を戻す

 

五条は高専に戻る期間を少し延長しようと申し出る。そこに夏油が五条の体を労るが

 

「問題ねぇよ。桃鉄99年の方がキツかったし…お前も居るしな」

「ふ…そうか」

 

そして沖縄の至る所を回った。

カヤック体験でマングローブの間を漕いで通り、満開のアサガオで一面埋め尽くされた道を歩き、昼時になれば四人で共に同じ机を囲み食事した。天内は水族館でジンベイザメを見て、この少ない時間で経験した四人の思い出と共に脳に焼き付けた。

 

夜

 

五条と夏油が護衛の為に起きていた。この護衛期間まともに睡眠を取っていない五条とそれに付き添っている夏油。その二人の元へ一人の男がやって来た

 

「よ!久しぶり。元気だったか?」

「お疲れ様です。龍甚先輩」

『お疲れはどっちだ、マヌケ。お前らな、ここまで来るのは楽じゃ無かったぞ』

「なら、わざわざ来なければ良かったのに…俺たちだけでこんな任務出来たっつうの」

『ほ〜、随分言うようになったな』

 

言葉を切った龍甚は五条に近づき

 

ドン!

「がっ…」

 

一撃入れて五条の意識を飛ばした。前に倒れる五条を受け止めて心配する夏油にパスする

 

「悟!?何を?」

『さっさとそいつをベットに置いておけ、お前もだ夏油。お前もさっさと寝ろ!夜の番は俺がしておく』

「でもそれじゃあ先輩の方に負荷が…」

『ん?何言ってんだよ…後輩が一丁前に先輩の心配するな。それとも何か?こっちはアイテム使って強制的に眠らせてやろうか?』

「いえ……ふ、フフフ。すみません先輩元気出ました。そこまで言うなら私も休みます」

『ああ、お前は歯磨きしろよ』

 

翌日

何事も無く朝を迎え、龍甚に起こされた二人は天内達に龍甚を紹介した。

 

「この人が私達の二つ上の先輩、四年生の夜蛾龍甚さん。私達よりもよっぽど腕が立つよ」

「けっ!」

『初めまして、夏油の紹介通り私が夜蛾龍甚です。よろしくお願いします』

「こ、こちらこそよろしくお願いします」

「お願いします」

『では早速ですが出発しましょう』

 

リオレウスに乗った龍甚が四人が乗る飛行機の上を並走するように飛ぶ。

時間にしておよそ二時間半、そして車を使い呪術高専 莚山麓を目指す。

到着時間は午後3時、高専結界内に入り皆が一息つく

 

「みんな、お疲れ様。高専の結界内だ」

「これで一安心じゃな」

「悟」

「ん?」

「本当にお疲れ」

 

結界内に入って五条も術式を解いた

 

「ふ…二度とごめんだ!ガキのお守りは」

「あ?」

『…ん〜…?』

「如何しました?先輩…」

『ん!?全員伏せろ!』

 

ドン!

 

「くっ!悟!理子ちゃん達は?」

「無事だ。しかし誰だ?俺達相手に喧嘩売る馬鹿は?おーい!龍甚、敵は何処だ?」

『ぬぅ…』

《ちっ!》

「な!龍甚とやりやってやがる!」

 

煙が晴れるよりも早く五条の六眼が龍甚ともう一人の姿を捉える。龍甚はその相手の右脚の蹴りを左手で掴み、ボディを狙った右手は相手の右手にブロックされている状況

 

『しっ!』

《くっ》

 

脚を掴んでいた手に力を込めて投げ飛ばす。相手は難なく空中で体勢を立て直し着地する。

 

『何者だ!その実力…ん?呪詛師じゃ無い?呪霊か!?』

《名を聞きたいならまず自分から名乗ったらどう?ねぇ、神様(黒龍ミラボレアス)》

『!貴様!何故それを…』

【貴様!】

『な!ミラじい』

【まさかここで会うことになるとはな…アルバトリオン!!】

《お爺さんに名前を覚えられても嬉しくないわ…私の計画に、あなたが邪魔なの。だから、死んで》

 

ドガン!!

 

凄まじい攻撃で龍甚が遠くに吹き飛ばされる。その後を追うようにアルバトリオンが背中から翼を生やし飛行する。

 

「龍甚!」

『お前ら!俺の事よりも天内を連れて先行け!天内を天元様の元に連れて行ければ俺らの勝ちだ!』

「!悟!私達は理子ちゃん達を!」

「いや、俺だけでも助けに行く。傑だけで」グサ!

 

五条が言い終わる前に五条の体から刃が貫通した。五条の背後には黒髪の男が立っていた

 

「は?」

「馬鹿な!先程の奴と言い此処は高専結界の内側だぞ!何故入って来れる!?」

「ああ、なあ、何処かで会ったことあるか?」

「気にすんな俺も苦手だ。男の名前覚えんのは」

 

直ぐさま、術式を発動させる五条と夏油。男を吹き飛ばし、夏油の呪霊が捕食して、地面に落ちる。

 

「傑…なおさら一緒に行けなくなったお前だけでも先に行って天元様の元へ」

「悟…わかった。追いついて来いよ!理子ちゃん、黒井さん」

 

二人を連れて走っていく夏油を見送り、男を飲み込んだ呪霊を見る。

 

《グェェェェェ…》ズパン!

 

呪霊を切り裂いて男が出て来る。

五条は男の異常性に気が付いていた。

呪力が全く無い

六眼でも男からは呪力が一切見えないのだ

 

「天内の懸賞金はもう取り下げられたぞ。マヌケ」

「俺が取り下げたんだよ。痩せ我慢。お前みたいな隙のない奴は緩急つけて偽のゴール幾つも作ってやるんだよ」

「あいつはお前の仲間か?」

「…?あいつ?ああ、あの呪霊ね。急に手助けするって言って金も要らないなんて言うから今は一応仲間か」

「そうかよ!!」

 

会話を切っての不意打ちの攻撃。男は難なく避ける。五条の眼を持ってしても動きを取られるので精一杯だ。

 

「(なんだ?この男…とんでもなく速い。それにこの感じ…まるで、龍甚とやり合ってるみたいだ。これが天与呪縛のフィジカルギフテッド!)消えた!」

 

五条の視界から消えた男は周りの木を蹴って縦横無尽に動き、五条の死角を狙う。

 

「やらせねぇよ!吹き飛べ!」

 

男を吹き飛ばし、建物へ叩き付けた。

五条は男との距離を詰めながら、考える

 

「(俺の術式知ってる奴が無策で来るわけがねぇ、考えられるのは………あの呪具、龍甚と同じように術式を無力化させる物かもしれねぇ)だけど近づけさせなければ意味ねぇだろ!…なに!いねぇ!」

 

建物へ近づいた時には既に男は居らず、また周りを縦横無尽に移動している。

五条は男の身体能力に汗を流す。

 

「いくらなんでも速すぎんだろ!!術式順転!出力最大!蒼!!!!!」

 

周りの全てを破壊し、遮蔽物を無くす五条。

これで奇襲は出来ないと自身の優位に持っていく。

 

ブゥーン!

 

「何だ!?あれは、蠅頭!?カモフラージュって訳か…呪霊の呪力が感じられない。死角も出来た。(こいつ…狙いは天内か…!?いや!)」

「術式頼りの守りに回ったな!これで…!!?」

「ぐっは…捕まえたぜ!これでお互いしまいだ!」

 

龍甚との戦闘を思い出し咄嗟に男の奇襲に対応した五条は急所を外させ、男の腕をがっちり掴み、蒼を発動させようとする

 

キュィィィン……

 

光輝く五条の呪力の塊は自身を巻き込み発動…

 

「がはっ!」

 

する事は無かった。

男は力任せに剣を引き抜き、五条に回し蹴りを喰らわせ離れる。

 

「気取られた時は流石に危なかったが…呪具の効果で術式が発動しなかったようだな。残念だったな」

「あ…り…りゅう…とう」

「あ?りゅうとう?……ああ、あいつ此処に来てるのか。と、なると今あの呪霊と戦ってるのは龍甚か」




と、言うわけで今作のラスボス候補のアルバトリオンちゃんでした。この子をよろしくね

ごめんタイトルミスしてた。じゅじゅ散歩いる?

  • いる
  • いらない
  • 龍甚と歌姫の話がいる
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