トーナメントが始まった。
始まるまでの過程では特に原作と逸脱したことはなかった強いて言うなら発明の枠が俺になっていることと途中心操がめっちゃ俺の事を見てたことぐらいだ
そんなこんなで始まったトーナメント。緑谷、轟、上鳴の試合が終わり次は俺の番
「「さーてそろそろ行くかね」」
(・・・あのさぁいつになったら体返してくれんの?)
「「少なくとも体育祭が終わるまでは返さん」」
(いや一応俺の体なんだが?それに心操がなんかこっち見てたから弁解しないと)
「「俺の体でもある、というかあの時に俺が動いてなかったら間違いなく落ちてたぞ。心操には適当に濁しとけ」」
そんな雑談をしながらステージを上がる
『さぁ〜どんどん行くぞ頂点目指して突っ走れ!』
『ザ・中堅って感じ!?ヒーロー科飯田店哉!』
『VS』
『今名前知った!心操と同じ普通科で走るスピードがマッハ超えてそうな奴、赤城灰区!』
『それではスターート!!』
始まりの合図が響いた瞬間俺は侵略を発動した
ほぼ同じタイミングで飯田が突っ走ってきたが空から降ってきた小さい隕石に気づき足を止めた
(隕石!?彼の個性は複数あるのか?)
ひとしきり隕石が降った後砂煙の中からまた新たな姿の赤城が現れる
「・・・第一種目の時の姿じゃないんだな」
「「アレはちょっと速すぎるからな一瞬で勝負がついても面白くないだろ?まぁだからと言ってこれが遅いと言うわけじゃないからそこは安心しろ」」
会話はしながらもどちらも警戒は解いていない
先に動いたのはレッドだった
「「音速の侵略を見せてやる」」
そう言い一直線に飯田へと蹴りかかる
恐るべき速さだったが飯田はそれを悠然と躱しカウンターで拳を放った
しかし装甲が硬すぎたせいか逆に飯田がダメージを負ってしまう
(まさかこれ程までに硬いとは!しかしまだ手はある!)
レッドは絶えず攻撃し攻めの手を緩めない、しかし攻撃の最中一瞬だが隙ができることに気づく
飯田はその隙を完璧に突くことができ結果レッドを押し倒し関節技を決めることでレッドの動きを完全に封じることに成功した
「「おぉやるじゃん」」
「随分と余裕だないくら君の力が強く足が速かろうとこの状況を脱する事はできん負けを認めたまえ」
「「確かにな普通なら詰んでるだろう。普通ならな」」
バギィッッ!!
「っ!・・・正気か!?君は!?」
レッドは自らの腕を千切ることにより拘束を脱出した
「君は機械だからおそらく痛覚も無いのだろう、驚かされたよまさか腕を千切って脱出するとは」
(それでも相手は片腕が無いチャンスを逃したとはいえまだ僕の方が有利。このまま少しずつ・・・)
「「お前に残念な知らせがある」」
それは唐突だった
「「この身体だと腕や足程度の欠損であれば」」
千切れた腕から数本の線が出てきたかと思うとそれは増えていき腕の形を作り
「「再生できんだよ3回までだけどな」」
「・・・まじか」
「「がっかりしたかな?」」
飯田はただ苦笑いをすることしかできなかった
「「じゃそろそろ終わらせるか」」
飯田は再び構えを取る・・・前に圧倒的なスピードで懐に潜られてしまった
(・・・分かってはいたがずっと手加減をされていたのはあまり気分が良いものでは無いな)
「「じゃあゆっくりお休み」」
超音速ターボ3
腕や足程度の欠損なら3回まで再生可能
この効果にした理由は紙だと手札全捨て3ドローになっていたため手数が増えるなら物理的に手を生やそうという発想になったからです