飯田との勝負が終了し次のB組の塩崎との戦いは再生するよりも早くひたすらツルをむしり取っていくという脳筋戦法で無事勝利を納めた。塩崎は少し泣きそうになっていた
そして迎えた三戦目。相手はエンデヴァーの息子の轟焦凍である
『氷に続いて炎まで!?お前もう、ホントに、ウン、強い!!轟焦凍!!』
『VS』
『いろんな姿になってるけど障害物競走のやつが一番カッケェ!赤城灰区!!』
『それではSTART!!』
パキィン
合図と同時、氷塊がレッドを包んだ
(・・・デジャヴ)「赤城君動ける?」
答えはなかった
『まさかまさかの秒で決着か〜!?』
瀬呂の時程ではないがかなり強めに凍結をした轟
しかしこのまま終わるような気は微塵もしなかったレッドに向けて歩き始めたとき異変に気づいた
ピチャ
(?なんだこの音)
轟が足元を見ると水が少し流れていた
(なんで水が・・・まさか!?)
轟がレッドの方を向くと少しずつ、しかし確実に氷塊が溶かされていることに気づいた
轟はこれ以上溶かされまいとさらなる氷結を施すが
(どんどん溶けるスピードが早くなってきてやがる!)
明らかに氷の溶けるスピードが早くなっていた
しばらく氷結をし続けていた轟だったが埒が明かないことを悟り間を開けレッドを迎え撃つことに決めた
「「いきなり人を氷漬けにするなんて酷い奴だな」」
全ての氷が溶けきり自由になったレッドは軽口を言う
その姿はすでに変わっていた
「「もうなんとなく分かってると思うけどこの姿は炎を操れる。お前と一緒だ」」
その言葉に少しイラついた轟だったが一歩、また一歩と少しずつ近づいて来るレッドに徐々に警戒心を強めていき
「「火力勝負」」
「!?消えっ」
「「しようや」」
目にも止まらぬスピードで轟の背後に回ったレッドは強烈な打撃を轟へお見舞いした
轟はなすすべもなく吹き飛ばされたが場外一歩手前でなんとか踏み止まることができた
「んなこと言いながら普通に殴ってんじゃねぇか」
悪態を吐きながら轟は立ち上がる
「「すまんな。じゃあ本当に火力勝負するか」」
そう言うやいなやレッドの体からは真紅の炎が立ち昇る。その姿は忌々しき自身の父を彷彿とさせた
「「墳ッ!」」
レッドが腕を振るうとステージを埋め尽くすほどの炎がその身から放出される
それに呼応するように轟も氷を生成し対抗する
2人の戦いは苛烈を極めていきその衝撃はステージを壊し熱波、寒波は観客席にまで影響を与えていた
ボウッ
(なんだ?気のせいかもしれないが今一瞬だがあいつの炎が青くなって・・・)
ボボ・・・ボゥッ!
(気のせいじゃ無い!段々炎が青くなってきている!それに、さっきよりも熱く!?)
「「全部、全部、燃やし尽くしてやる」」
レッドの炎は時間が経つと同時に徐々に青く蒼く変化していき最終的には真紅の炎よりも圧倒的な熱さを誇る蒼色の炎、蒼炎へと変化をとげた
(氷結が・・・間に合わない!押される!!)
蒼炎を使い始めてからは早かった
氷塊は放出した瞬間に溶かされ、冷気は一瞬で熱気へと変わりその熱は轟の身体にも多大な影響を及ぼしもはや立つことすらままならなくなり遂には耐えられなくなり膝をつき前のめりに倒れてしまった
「まだだ・・・俺は・・・炎、なんかに」
今にも消え入りそうなか細い声で言葉を吐いた轟は数秒後には完全に意識を失った
『轟君失神!赤城君3回戦進出!!』
((これで三勝目。次は確か爆豪かあいつはどう調理してやろうか))
そんなことを考えながら廊下を歩いていると丁度治療が終わったのかオールマイト(トゥルーフォーム)と緑谷に鉢合わせた
「「お、緑谷か腕は大丈夫なのか?」」
「あ、うん。えっと君は・・・」
「「赤城だよろしく。丁度いい、お前にちょっと聞きたいことがある爆豪ってプライド高いよな?」」
「うん。それでいて負けず嫌いなところもあるけどそれがどうかしたの?」
「「あいつの調理方法を考えていてなあいつと戦う可能性が一番高いからな」」
「調理って」
ハハ、と緑谷は苦笑いをこぼした
「「聞きたかったのはそれだけだ時間を取って悪かったじゃあな」」
((決ーめた))
緑谷の話を聞きレッドは爆豪にどれを使うかを決めた。後に爆轟は心の底から震え上がる恐怖を体験することになる
今回のバイク
熱き侵略レッドゾーンZ
炎を使える
最高火力はエンデヴァーに劣るがその分通常時はレッドの方が火力が高い
レッドのテンションが上がると火力も上がる