ヒーローもヴィランの興味ない!私は自由に生きるんだ! 作:BERSERKER
神奈川県在住の土木作業員〇〇さんが車両系建設機械に跳ね飛ばされ、死亡しました。
亡くなられた被害者を跳ね飛ばした重機オペレーターの110番で事故が発覚。
警察が到着直後に現場責任者である〇〇さんが労働災害秘匿しようとした事を目撃。
現在、警察が事情を訊いているとのことです。
ニュースでそこそこ大きく取り上げられ、次第に忘れ去られていく。
その亡くなった本人は。
「本人に言う台詞では無いかもしれませんが、30代男性〇〇さん。お悔やみ申し上げます」
ああ。俺死んだんですね。
「ええ。重機のバケットが勢い良く激突、ジャストミートしましたからね。バケットに当たった時点で肋等の骨が複雑骨折に内臓破裂その後に壁に叩きつけられて全身の骨が粉々になり、ぺちゃんこの肉塊に」
ああ。あのバケットの勢いで死んだと思ったがそこまで威力有ったんだ。
「30代の若さで亡くなった者への神の気紛れ救済として神様転生枠に当選しました。
今なら僕のヒーローアカデミア世界にてんせいさせます」
世界は固定ですか。じゃあ、一つのオラクル細胞として誕生したい。
「目指すのは人類の敵か?」
いいや。もうぺちゃんこになって死にたくないですから頑丈な傷一つ付けられない身体が欲しいだけです。GOD EATERやってて頑丈な身体だなと思っていたのがアラガミだっただけです。
「ふむ」なら、人通りがあって土の上に転生させて人の形になるように仕向けよう。
そうして俺は単細胞生物へと転生した。
転生したと目覚めたら歩行する何らかの生物に巻き上げられて浮遊感を感じて自分は恐怖に付着した物にしがみ付き、潜ろうとした。
潜ろうとした自分を包み込んできた物は好中球所謂白血球の一種だった。
いっぱい群がって集られるのでイラッ!と怒の感情のままに喰らう。
そしてなんやかんやあってDNAの塊を喰らい、体外に出て自分を複製しながらDNA情報の厳選しつつ身体を作っていく。
植木の葉を喰らい、太陽光で光合成して細胞分裂エネルギーを得ながら身体を構成していく。
名前無い。戸籍無い。中国で光る赤子のニュースが最近の出来事として報道されて居たので、僕のヒーローアカデミアの原作開始時期まで結構あるのが分かった。
ワンフォーオールやオールフォーワンは居るのか気になる所だけど私の身分は人権も無い非国民だろう。
周りに人、居るのに頼れない孤独サバイバル生活が始まった。
エネルギー問題は光合成出来るおかげで問題なく水と二酸化炭素と酸素と太陽光が有ればご飯が無くても生きられるし、私を傷付けられる天敵も居ない世界だし。
「これから何をしようかな?」