闇に落ちた無個性   作:ho-muzu

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馴れ合いを嫌う無個性

「おい!どういう事だ!!クソ髪!!デクを見つけただと!何処にいやがった!!」

 

「落ち着け爆豪!確かに見つけたし声もかけられた、でも…でもあの緑谷はもう俺達の知ってる緑谷じゃなかった…」

 

「あぁ!?あのクソナードが俺に勝てるわけねーだろ!見つけてボコボコにして連れ戻す!!ぐぁ!?」

 

「爆豪落ち着け切島に言われただろう。あまり力を使わせるなと言ってるだろう」

 

「先生!」

 

 

授業の開始のチャイムがなっているのも気づかず暴れそうになっていた爆豪と止めようとしていたクラスメイトたちの間に個性を使い入ってきたのはA組担任のイレイザーヘッド相澤先生だった。

この会話は切島達が出久探しから帰ってきた後に起こっている。

八百万、耳郎は出久から受けた恐怖に震え部屋に帰っていった、残ったのは切島、峰田、上鳴の3人で出久から言われた事を説明している。

 

 

「切島、緑谷はほんとにヴィランを殺したのか…?」

 

「……はい、俺たちにも関わったりこの話を他の誰かにしても必ず殺しに来るって言ってました、でも俺たちは緑谷に謝りたいし前みたいな関係に戻りたい。」

 

 

切島は相澤に涙ながらに話すのを他の生徒たちは見守っていた。爆豪は相変わらず殺意マシマシの雰囲気を醸し出しているが内心はかなり考え込んでいた。出久が退学になってから互いの親も交流が少なくなり話していなかった。そして出久が起こした事件の真相を知りクラスは酷く落ち込んでいた。そんなある日爆豪は一人出久の家に訪れていた。一目見て何か言ってやろうそれくらいの感覚だった。インターホンを押すだが誰も出てこない何回か押しているとか細い声で出久の母である緑谷引子の声が聞こえてきた。その声を聞き爆豪の心臓は酷く鼓動を速める。引子の話を聞いていると出久は行方不明になっていたと聞かされる普段横暴な態度を取っている爆豪もこれには応えたように心臓はさらに脈打つこれ以上話を聞くことができず逃げるように家を後にした。そして相澤とオールマイトにこの話をするのだった。

 

このやり取りがされている同時刻、街の飲食店に出久とキバットバット二世は食事に訪れていた。カレーライスを注文し運ばれるの待っていると目の前にどこからともなくヴィラン連合の死柄木弔が座ってきた。

死柄木はニコニコしながら出久を見つめるが出久は汚物を見るような冷めきった目で死柄木を見る意に返さず死柄木は出久に話を始める。

 

 

「緑谷出久、ヴィラン連合に入る気になったか?お前はもうこっち側の人間だ陽の当たる道はもう進めない俺たちと世界を変えようぜ。」

 

「死柄木弔いま我々は食事に来ている邪魔者は消えてもらいたいものだ。」

 

「まあまあ二世僕が話すよ。僕はね死柄木君、誰とも馴れ合う気はないんだ僕には2世がいればそれでいい他には何もいらないし必要としていない学んだんだ誰かを信じれば裏切られ捨てられるだから僕は君も友もオールマイトも要らないんだ。僕にこれ以上関わって欲しくないなこれ以上は君を君たちをオールフォーワンを殺さなくちゃ行けなくなる。それは嫌だろ?こんな所で君たちの物語を終わらせたくないはずだだから関わらないでほしい。これで話は終わりだよ消えてくれ」

 

「…そうかいわかったよ、勧誘は終わりだ。でもひとつ情報だ!俺たちはこれから雄英を襲うお前も見に来いよ気が変わったら混ざればいいからさ」

 

 

そう話をしていると店内がざわつき始めるそして聞き慣れた男の声が死柄木と出久へ向けられた。

 

 

「やぁ、ヴィラン連合死柄木弔!こんな所で会うなんて通報があった君を捕まえさせてもらうぞ!そのために私が来た!!」

 

「ちっ!オールマイトか!こんな所にお前が来るなんてな!誤算だった!黒霧!また会おうぜ緑谷出久!」

 

「まて!死柄木!逃げられたか!。君は緑谷少年!?今まで何処に行っていたんだ!?A組のみんなと心配したんだぞ話を聞かせて欲しい緑谷少年!?!?」

(なんだこの殺気は!?緑谷少年から出ているのか!?!?)

 

「オールマイト、僕は…いや俺はこれから食事を取りたいんですよ邪魔しないで貰えませんか?死柄木君といいあなたといいどうして邪魔ばかりするだ。はぁ」

 

「緑谷少年、」

 

オールマイトは出久の肩に手を置こうとすると出久から発せられる凄まじい殺気を感じ取り距離をとった。すると出久が話すと何かを言いたげにオールマイトは話そうとするが出久は立ち上がり店を後にしようとするが外で待機していた他のヒーロー達に囲まれる。

その中の一人が死柄木弔と話しているのを見たといい拘束しようと個性を使い攻撃をしてきた。それを皮切りに他のヒーローたちも個性を使い出久に攻撃をしていく。オールマイトの静止も聞かずにヒーローたち無抵抗の出久に対し攻撃を辞めない煙がたち出久の姿を確認できないでいると煙が渦を巻き晴れていくその光景にヒーローたちは警戒を強める。オールマイトですら無個性になっているはずの出久に対し警戒をしている。出久は左腕を前に突き出すと二世呼ぶ。

 

 

「二世殺ろっか」

 

「あぁ出久、ヒーローよお前たちの絶命タイムだ。がぶり!」

 

「変身」

 

 

二世が出久の左手に噛み付くと腰にベルトが現れ二世が装着される

ダークキバになった出久を見てヒーローたちは驚く。オールマイトは驚愕する。出久は正面にいるヒーローたちに歩み寄る近接戦闘が得意なヒーローたちは攻撃を始めるがダメージが一切入らず出久の拳がヒーロー立ちに当たると爆散していく光景をヒーローたちは絶望の目で見ている既に戦意を失ったヒーローたちは逃げるように走り去っていく残ったヒーローも攻撃ができず膝をつき項垂れているただ一人オールマイトだけが出久の元へ歩いていく。

 

 

「緑谷少年どうして、あの優しかった少年がどうしてこのようなことが」

 

「オールマイト俺はもうヒーローを目指していた緑谷出久じゃないんだよ。あの頃の俺は既に死んだんだ。今はあなた達を殺すヴィランだ、やる気がないなら消えろ平和の象徴!!」

 

 

「くっ!緑谷少年!!!」

 

「オールマイト!!!」

 

 

二人の拳がぶつかると衝撃波が起こり死体を瓦礫を吹き飛ばす。互いの連打が互いの拳を弾く。オールマイトの拳を交わし出久の拳が腹に入り吹き飛ばすビルにめり込み血を吐き出す。立ち上がり出久に声を掛ける

 

 

「緑谷少年!もう辞めるんだ!!これ以上は君を本気で止めないといけない!止まってくれ!緑谷少年!!」

 

「オールマイト一撃で終わらせる。あなたも本気で俺を殺しに来い!」

 

「緑谷少年!!!!」

 

「オールマイト!!!!」

 

 

互いに雄叫び上げ最強最高の一撃を打つ構えをとる。出久はフエッスルを取り二世に噛ませ一回叩く。

 

 

「いくぞ!!スゥゥマァァアッシュウ!!!」

 

「Wake Up1」

 

「あなたに合わせて俺も打とう!スゥマァアッッシュウゥゥ!!!」

 

 

拳が当たり大爆発が起こりオールマイトは吹き飛ばされる。オールマイトがぶつかったビルは倒壊し崩れ落ちオールマイトを押しつぶす。

出久はその光景を見ると踵を返しその場を離れた。後にテレビでは政府が出久をヴィランと認定したことを報道していた。オールマイトとの戦闘が流されることはなかったが雄英ではオールマイトの入院を聞き出久の恐ろしさを確認させられた。

オールマイトは数日後目を覚ました。生徒や教員、根津校長達がわらわらと病室に入ってくるダメージは多いが重傷という訳ではないのが奇跡と言われるくらいだった生徒、教員が帰って行くと病室に残ったのは根津校長と相澤先生が残っていた。オールマイトはぽつぽつと語り始める。

 

 

「相澤くん私の怪我が酷くないのは緑谷少年が本気ではなかったからだと思うんだ。そして私もまた本気を出せなかったそれがこういう事態を招いてしまったそう思うんだよ。」

 

「オールマイト、確かに相手は元生徒だ。だが今の緑谷はヴィランだ、俺たちは本気で止めなくてはならないそうしなければ市民も生徒もヒーローたちも守れない。確かなヴィランを退治してくれているのは良いとは言えないだがこれ以上緑谷に罪を重ねて欲しくはないそうじゃないんですか?」

 

「わかっているんだ。緑谷少年を追い込んでしまったのは我々雄英高校だ。そして私の目の前で無抵抗の緑谷少年に攻撃を加えてしまい殺されたヒーローがいるのもまた事実それでも彼は私の教え子なんだよ相澤くん。間違っているのは重々承知だよ次に彼と戦う時は捕まえてみせるさ私は平和の象徴なのだから。」

 

 

オールマイトは決意を決め出久を捕まえることにする。

そのころ出久は…

 

 

「や、やめてくれ!俺は確かにヴィランだが今日は何もしてないんだ!」

 

「うるさいなぁいま俺は虫の居所が悪いんだよ…さっさと殺すから動かないで欲しいな?変身!」

 

「がぶり!」

 

「あ、あぁぁあ!!いやだぁぁぁあ!!」

 

『Wake Up 2』

 

「はぁ!はあぁぁぁ!!!」

 

「あああああああ!!!」

 

 

ダークキバになった出久はストレス発散のため手頃なヴィランを殺していた。ヴィランにキングスバーストエンドを放ち殺し変身を解除すると二世が出久に話しかける。

 

 

「出久、いつもならすぐ帰るのにこんな所で道草とは先程の戦いのせいか?無意識に本気を出さなかっただろう?本気を出していたら殺してしまっていたからな」

 

「そうなのかな?俺はそんな気はなかったんだけど二世がそう言うならそうなんだろうね。今日はこれくらいにして帰って食べれなかったカレーライス食べよっか二世。」

 

「あぁ出久」

 

 

話を終えると燃えている廃墟を後に闇の中へ消えていく。後に駆けつけたヒーローたちは地面に刻まれたコウモリの紋様とバラバラになった死体を見て恐怖するのだった。

 

 

「先生、ほんとに緑谷出久を連合に入れるのか?あいつは平気で俺達も殺しかねないぜ?ありえないだろうが先生を殺すとも言っていた。そんなやつを入れるのはどうかと思うんだが」

 

「弔、彼はね諸刃の剣だよ我々に刃を向けるかもしれないが逆にヒーローたちに刃を向ける存在。上手く行けばオールマイトを消してくれる存在だ!彼はどうしても手に入れたいものだね。やってくれるかい弔?」

 

「わかったよ、また行ってくるよ先生。」

 

(オールマイト、緑谷出久は我々ヴィラン連合が頂くよ。君はこちら側に着いた彼を見てどんな顔をしてくれるんだろうね楽しみだよ。)

 

 

 




今回の出久とオールマイトの戦いはお互いが本気に慣れていないという状況でした。本来ならオールマイトが勝っていたと思いますこれから互いにギアを上げていきますのでよろしくお願いいたします。
こうだと面白いとか良ければコメント貰えると嬉しいですよろしくお願いいたします
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