BanG Dream!キャラ達がヴァンガードをする話 作:なかムー
原作:BanG Dream!
タグ:R-15 オリ主 残酷な描写 クロスオーバー BanG Dream! ヴァンガード(カードや設定あり) カードファイト‼︎ヴァンガード オリキャラ
ちなみに基本的には1話完結(長さによっては、2〜3話の場合あり)になります。あとは対戦カードは特に決まってません。オリキャラvs.原作キャラやオリキャラ同士や原作キャラ同士…と、ランダムになってます。
※時系列とかはバラバラです。思い付き次第の投稿になります。ちなみに登場バンドは、Poppin'PartyからAve Mujicaまでとなります。
だけど、7月放送予定の【バンドリ! ゆめ∞みた】から登場するユニット…夢限大みゅーたいぷ、9月にリリースされる予定の【BanG Dream! Our Notes】から出る新バンド…millsage、一家Dumb Rock!の登場予定はありません。
この度は新規小説を投稿する事に至りました。
本作は、作品の原作であるバンドリとヴァンガードの両方を先に履修しておくと、細かいルールとかがよく分かるので、お時間があれば見ていただければ幸いです。
それでは、本編をどうぞ。
※ちなみに本作にはオリキャラも登場しますが、私以外にも、個人的に親身になっている『咲野 皐月』様と、『きずかな』様のオリキャラ達も登場予定です。
いつもと変わらぬとある休日。今日は外出する予定があるので、朝起きて身支度と出掛ける準備を手早く済ませて家を出た。
本来なら車で送り迎えが好ましいが、招かれる側としてはそれは流石に気が引けるので、それに頼らず自分の足で行く事となった。
だけど幸いな事に、自宅付近のバス停に偶然今回の目的地付近に停まるバスがあったので、今はバスに乗りながらそこまで向かっているのでした。
「しかしまた颯樹さんの家に招待されるとは……」
僕が今向かっているのは颯樹さんの家である。理由としては、先日颯樹さんに「最近発売された構築済みデッキのテストプレイも兼ねたプチヴァンガード講習会を行なうから来てみないか?」と誘われたからだ。
本当なら京介先輩にも声を掛けたらしいけど、「その日は父親の知り合いの身内の葬儀に足を運ばないといけないから参加は出来ない」と断られたため、その後は予定が空いてそうな人をピックアップしては声を掛けていたようで、僕がヒットしたのである。
あとはそれに連なったのか、僕と一緒に、僕の知り合いにも数人に声を掛けて参加できるか聞いたところ、一部を除いてOKを貰ったのだ。
その数人には祥子ちゃんや初華さんもいるのだが、今日は僕が家事当番をする日なので二人を先に送り出して、僕は後から遅れて颯樹さんの家で合流する形になるの…
「おっはよー!れおぽん!!」
「お、おはよう…」
……実を言うと、祥子ちゃんや初華さん以外にも参加者はいました。読者のみなさんは知っての通りか分からないが、愛音さんと燈さんです。
Ave Mujicaからは祥子ちゃんと初華さんが参加するけど、MyGO!!!!!からは楽奈さん以外の全員が参加する事になったのです。
二人には事前に僕が乗る路線バスを教えてそこで合流する事になってるけど、あとのそよさんと立希さんは、祥子ちゃん達と同じく、颯樹さんの家で現地合流するのだ。
僕と合流した愛音さんは元気よく挨拶するも、燈さんは控えめに挨拶するのでした。一応他の乗客もいるから、燈さんのように控えめにしてほしいけど、彼女の場合はそれは無理か…とタカを括る他ないみたいだ。
で、二人は僕が座っている後ろの座席に座って僕も交えて世間話(というより愛音さんが雑談しているだけ)をした。当然他の乗客の迷惑にならないように静かめにしてと釘は刺しているのであしからず。
そこから暫くするとバスは目的地付近に停まると僕たちはそこで降りて徒歩で颯樹さんの家に向かった。
暫く歩くと颯樹さんの家に到着してインターホンを押して暫し待つと玄関の扉が開かれて颯樹さんが僕たちを家に招いた、のはいいんだけど……
「……あの二人、何してるの?」
リビングに着いた僕たち。だけど僕たちの目に映ったのは、正座している立希さんと初華さんであるけど…両腕は後ろに回されて縛られている上に、膝には逃げられないようにしているのか、重しが載っていた。
あと目立つ事と言えば、万が一のためか反省しているか見張っているためか、傍らには千歌さんが控えていた。
「あの二人は事もあろうに、颯樹様のご自宅にてブービートラップを仕掛けようとしたので、制裁を受けて貰っているのですわ」
あの二人何考えてるのっ!?
しかし僕たちが来たからか、あの二人の拘束を解いて自由にしたけど、大丈夫なのだろうか…?
「そこはご心配無く。凶器の類は全て没収しましたので」
すみません、ナチュラルに心を読まないで貰えますか?
しかしその後はそんな事関係無く全員を颯樹さんの家にある地下室に案内されて間もなくして、ヴァンガード講習会が始まった。
「さて、講習会を始めるとしよう。まずはこの【ぶっちぎりスタートデッキ】を使ったテストプレイをしようか」
「でも颯樹。その相手はどうするのですか」
確かに千歌さんの指摘は尤もだ。一応初心者講習会も兼ねてるから、経験者と初心者の組み合わせでやるのがベストだけど…。
「それなら私がその役目を務めましょう」
美優さんがそう言いながら、構築済みデッキの一つである【帝国の暴竜】を片手に取って、デッキのテスターを買って出た。
「それも良いか。それじゃ、【聖域の光剣士】の方は無難にあみだくじで決めるか……初華以外は、この中から選んでくれ」
1分も経たないうちに颯樹さんはコピー用紙を1枚手に取ってあみだくじを作って、場所決めを促した。それと初華さんは経験者だから省いたけど、あの人は祥子ちゃんが参加すると聞いて自分も参加するって駄々捏ねてたから、経験者としての枠で参加していたんだ。
そして順番を決め終えると、誰がテスターになるか決めるのでした─────。
「僕からか…」
……まさかの獅音が当たりを引いてしまいました。大丈夫なのでしょうか……?
「……祥子。心配は要らないと思うぞ」
不安に感じていた私を見兼ねたのか、颯樹さんは私を諭してくれました。
「嗚呼、神様。燈の前であのクソライオンが盛大に惨敗に喫してくれないでしょうか……」
「嗚呼、神様。さきちゃんの前で獅音くんが大恥をかいてくれないでしょうか……」
しかし約2名…もとい
「……颯樹さん。あの二人を盛大に粛正をしたいのですがよろしいですわね?」
「構わない。というかあの二人は反省していないようだから、僕も手伝おう」
颯樹さんはそう言うと二人の首根っこを掴むと共に、私と一緒に地下室を出て二人の粛正をするのでした。
「あのー……なんか断末魔が聞こえたんですけど……」
ファイトスペースを出た数名が出て間もなくすると、二人分の断末魔が扉越しから聞こえたのか、獅音は不審に感じるのであった。
「獅音さん、そんな事は気にせずファイトに集中なさい」
「えっ、でも」
「い・い・か・ら・ですわ」
「分かりました…」
獅音の指摘は、美優の圧力によって一蹴されるのであった。その後は何も言わずに手早くファイトの準備を済ませた。
「準備も終わった事ですし、始めますわよ。雨宮さん、イメージなさい」
「イメージですか?」
「はい。今の私達は地球によく似た惑星、クレイに降り立った霊体ですわ。ちっぽけな霊体である私達は惑星クレイでは生きる事が出来ないので、クレイのユニットに
「は、はい!」
二人はそう言うと、ファーストヴァンガードに手を置いて……
掛け声と同時にファイトが始まるのであった────。
「リザードソルジャー・コンロー」
「ばーくがる」
「説明をしないといけないので先攻は私が貰います。スタンド&ドロー。まずはライドフェイズに入って、ライドデッキのユニットにライドする時は手札を1枚破棄してからライドしなければなりません」
(手札5→6)
「手札1枚を破棄、《鎧の化身 バー》にライド。《エネルギージェネレーター》をセット。バーの登場時スキル、ライドデッキから『櫂アイコン』を持つグレード3のユニットを公開します」
(手札6→5/ドロップ0→1)
【ライドデッキから公開されたカード】
・《ドラゴニック・オーバーロード》
「…《ドラゴニック・オーバーロード》を公開した事で、ソウルの《リザードソルジャー・コンロー》を選択してリアガードサークルにスペリオルコール。そしてこのファイト中、『自身を退却させる事で山札のグレード1のカードを1枚手札に加えるスキル』を得ます。先攻は1ターン目は
(ソウル0→1→0/エネルギー0)
「スタンド&ドロー、手札を1枚破棄して《ういんがる》にライド。エネルギージェネレーターをセット」
「後攻でエネルギージェネレーターをセットした時は
「ういんがるの登場時スキル、ライドデッキから『アイチアイコン』を持つグレード3のユニットを公開します」
(手札5→6→5/ドロップ0→1)
【公開されたカード】
・《騎士王 アルフレッド》
…《騎士王 アルフレッド》を公開して、《ばーくがる》を右後列にスペリオルコール。そしてこのファイト中、『自身をレストする事で、山札から《ふろうがる》1体をコールするスキル』を得ます……あと、このコールってなんですか?」
(ソウル0→1→0/エネルギー0→3)
「コールというのはヴァンガードのグレードと同じかそれ以下のユニットを手札から呼び出す動作ですわ。あとはカードの効果でコールされた事をスペリオルコールと言います。先程のコンローとばーくがるがいい例ですわ」
「だからスペリオルコールって言ってたんですね……」
「さぁ気を取り直して続きを。ちなみにドローする効果を忘れないで下さいね?」
「分かりました……《ばーくがる》のスキルで1枚ドロー。《ばーくがる》のスキル、自身をレストして《ふろうがる》をヴァンガードの後ろにスペリオルコール」
(手札5→6)
「バトルです。ういんがるでヴァンガードに攻撃」
「攻撃する際はカードを横向き…レストして攻撃したい対象に宣言をするのですが、今回はヴァンガードだからそれは飛ばすますわ。その攻撃はノーガードですわ。ヴァンガードが攻撃した際、ドライブチェックという処理が入りますわ。それによってダメージの数が変わります。さぁ、捲ってみて下さいな?」
「分かりました。ドライブチェック《小さな賢者 マロン》」
(手札6→7)
「ドライブチェックの際に、引いたカードの右上にアイコンのようはマークがあるのはトリガーアイコンと言って、効果が発動するのですが、今回はそれが無いのでそれは飛ばします。そして私はヴァンガードに攻撃がヒットしたのでダメージを受ける事になります。これをダメージチェックと言います。行きます、ダメージチェック《ドラゴンダンサー・モニカ》。ゲットですわ」
(ダメージ0→1)
「これがさっき言ってたトリガーアイコンですか?」
「そうですわ。でも正確に言えばトリガーユニットになりますわ。ドライブチェックかダメージチェックでこのユニットが捲れる際にその効果が発動するのですわ。今回はドロートリガーと言って、1枚ドローしますわ。パワー+10000をヴァンガードに、そして1枚ドロー。このカードはダメージゾーンに送られます。そして
(手札5→6)
「なんとなく分かりました。攻撃できるユニットがいないので、これでターンエンド…でいいんですよね?」
「それで大丈夫ですわ。私のターン。スタンド&ドロー、EC3。手札の《ドラゴンモンク ゴジョー》を破棄して《ドラゴンナイト ネハーレン》にライド。ゴジョーとネハーレンのスキルが発動しますが、まずはネハーレンのスキル発動。登場した時、山札の上から7枚見て櫂アイコンを持つ守護者を除いたカード1枚を手札に加えますわ。チェック……」
(手札6→7→6/ドロップ1→2)
(ソウル0→1/エネルギー0→3)
【山札の上から見たカード】
・《ドラゴンナイト ネハーレン》
・《再起の竜神王 ドラグヴェーダ》
・《ワイバーンガード バリィ》
・《バーサーク・ドラゴン》
・《槍の化身 ター》
・《ワイバーンストライク ジャラン》
・《ボーテックス・ドラゴン》
「……今回は趣向を凝らして、《バーサーク・ドラゴン》を手札に加えますわ。そしてゴジョーのスキル、自身をレストした状態で右後列にスペリオルコール。スキルで1枚ドローして手札1枚破棄しますわ」
(手札6→7→8→7)
(ドロップ2→1→2)
「次に先程手札に加えた《バーサーク・ドラゴン》をコール。バーサークのスキル、
(手札7→8→7)
「分かりました。ばーくがるは退却します」
(ドロップ1→2)
「これでバトルに入ります。ネハーレンでヴァンガードに攻撃ですわ」
「ノーガード」
「ドライブチェック《ボーテックス・ドラゴン》。ノートリガーですわ」
(手札6→7)
「ダメージチェック《騎士王 アルフレッド》。ノートリガー」
(ダメージ0→1)
「次にバーサークでヴァンガードに攻撃」
「ノーガード。ダメージチェック《閃光の盾 イゾルデ》。ノートリガー」
(ダメージ1→2)
「ターンエンドですわ」
「僕のターン。スタンド&ドロー、EC3。手札を1枚破棄して《ブラスター・ブレード》にライド。登場時スキル、ライドデッキからアイチアイコンを持つユニット1枚を公開します」
(手札7→8→7/ドロップ2→3)
(ソウル0→1/エネルギー3→6)
【ライドデッキから公開されたカード】
・《騎士王 アルフレッド》
「公開した事により……それと、この
「それは《エネルギージェネレーター》のエネルギーを指定された数だけコストとして支払うものですわ。今回の場合は、支払うエネルギーは3に対して貴方のエネルギーは6、条件を満たしてますわ」
「分かりました。EB3をコストに《バーサーク・ドラゴン》を退却します」
(エネルギー6→3)
「分かりましたわ。バーサークは退却します」
(ドロップ1→2)
「ヴァンガードに登場したため1枚ドロー。続いて《沈黙の騎士 ギャラティン》をコール。バトル、ブラスター・ブレードで…」
(手札7→8→7)
「雨宮さん、一つアドバイスがありましてよ」
「?」
「後列のリアガードもレストすればその分のパワーが攻撃しているユニットに加算されます。それをブーストといいますわ。今回の場合は、ブラスター・ブレードにふろうがるのパワーがプラスされますわ」
「分かりました。ではふろうがるのブーストしたブラスター・ブレードでヴァンガードに攻撃」
「此処はノーガード」
「ドライブチェック《真理の騎士 ゴードン》。ノートリガー」
(手札7→8)
「ダメージチェック《魔竜導師 ラクシャ》。ゲット、クリティカルトリガー。効果全てをヴァンガードに与えますわ」
(ダメージ1→2)
「ギャラティンでヴァンガードに攻撃」
「ただ攻撃を通すだけではダメージ6はあっという間に来ます。ですので、ガードも時には必要ですのよ?」
「ガード…?」
「はい。手札を使って自身のパワーの合計値を上げて攻撃を防ぐ事ですわ。今回は既にパワー+10000されているので、ガード値は5000で足りますわ……ネハーレンでガード」
(手札8→7/ドロップ3→4)
「ターンエンド」
「私のターン。スタンド&ドロー、EC3。手札1枚破棄……此処から本番でしてよ?」
(手札7→8→7/ドロップ4→5)
(ソウル1→2/エネルギー3→6)
「これが《ドラゴニック・オーバーロード》……」
「呆けている暇はなくってよ?ドロップゾーンのネハーレンのスキル発動ですわ。櫂アイコンを持つグレード3にライドされた時、二つあるスキルのうち一つを発動しますが、今回は自身をバインドして、ヴァンガードの自動能力のコストのCB1を一つ減らしますわ」
(ドロップ5→4)
(バインド0→1)
「《ワイバーンストライク テージャス》と《ワイバーンストライク ジャラン》を同じ縦列に、《バーサーク・ドラゴン》をゴジョーの前にコール。バーサークのスキル、今回は
(手札7→4/ドロップ3→5)
(ソウル2→0)
「ギャラティンは退却します」
(ドロップ3→4)
「それではバトルに入りましょう。まずはオーバーロードでヴァンガードに攻撃ですわ」
「ノーガード」
「この時、グレード3以上のユニットはツインドライブと言って、ドライブチェックが2回行なわれますわ。それでは実演しましょう、ツインドライブ。1枚目《ワイバーンガード バリィ》。2回目《槍の化身 ター》。ゲット、クリティカルトリガー。このトリガーユニットはクリティカルトリガーといって、相手が受けるダメージは+1されますわ。効果全てをヴァンガードに与えますわ」
(手札4→6)
「ダメージチェック。1回目《ブラスター・ブレード》。2回目《せるがおん》。ノートリガー」
(ダメージ2→4)
「さて雨宮さん。何故私がオーバーロードにトリガーの効果を与えたか、理解出来ますか?」
「……それではお教えしましょう。オーバーロードのスキル!CB1するところですが、今回はネハーレンのスキルでコストは不要になりますわ。そして自身のドライブを-1してオーバーロードをスタンドしますわ!」
「コンローのブースト、オーバーロードでヴァンガードに攻撃ですわ!」
「《世界樹の巫女 エレイン》と《まーるがる》でガード」
(手札8→6/ドロップ4→6)
「随分強く出ましたわね。ドライブチェック…」
この状況でドライブチェックの際にトリガーが出たら獅音の負けは濃厚になる。しかし美優の盤面には攻撃出来るユニットがヴァンガードを除けばあと2回残っているので、最低限のガード…つまり此処でトリガーが出ない事に賭けないと残りの攻撃は防げないのだ。
「……お見事。《ドラゴニック・オーバーロード》、ノートリガーですわ」
(手札8→9)
トリガーは出なかった事に一部は安堵はするも、まだ2回攻撃が残っているのは変わらない。
「ですがまだ攻撃は2回残っていますわ。次にゴジョーのブーストしたバーサークでヴァンガードに攻撃。自身のスキルでパワーの合計は28000になってますわ」
「《幸運の運び手 エポナ》と《小さな賢者 マロン》でガード」
(手札6→4/ドロップ6→8)
「ジャランのブーストしたテージャスでヴァンガードに攻撃ですわ。テージャスは自身のスキルで、ジャランはテージャスをブーストした時にそれぞれパワー+5000されますわ」
「ノーガード。ダメージチェック《ソウルセイバー・ドラゴン》。ノートリガー」
(ダメージ4→5)
「ターンエンドですわ」
「僕のターン。スタンド&ドロー、EC3。手札の《湖の巫女 リアン》を破棄して《騎士王 アルフレッド》にライド。リアンのスキル、ライドフェイズに自身が破棄された時、SB1してこのユニットをスタンドしてスペリオルコール。登場した時、1枚ドローして手札1枚を破棄します」
(手札4→5→4→5→4/ドロップ8→9→8)
(ソウル1→2→1/EC3→6)
「リアンの前に《真理の騎士 ゴードン》をコール。ゴードンのスキル、CB1して自身のパワー+10000。更にギャラティンと《小さな賢者 マロン》をコール。マロンの登場時スキル、ドロップゾーンのマロンを山札の一番下に置いて自身のパワー+5000」
(手札4→3→1)
(ドロップ8→7)
「盤面は整えたようですわね。ですが貴方の手札は1枚、此処で攻め切らないと次のターンは回ってこなくてよ?」
「分かってます。マロンのブーストしたギャラティンでヴァンガードに攻撃」
「ターでガード。それともう一つ、ガードするのは手札からでも出来ますわ……テージャスでインターセプト。リアガードサークルにいるユニットを相手の攻撃時にガーディアンサークルに移動させる事で其れ等もガードに加わる…これをインターセプトというのですよ」
(手札9→8/ドロップ5→7)
「ガードされた…」
「これでガードは成功。インターセプトされたユニットは勿論ドロップに送られますわ」
「次にアルフレッドでヴァンガードに攻撃」
「えっ、ふろうがるがいるのにブーストしないの⁉︎」
「アルフレッドはブーストされないデメリットを持っているんですよ」
愛音がそう叫ぶと共に千歌が解説に入った。
「そう、なんですね…」
「その代わりに、リアガード1体につきパワー+2000されるスキルがあります。そしてリアガードが3体以上いるからドライブを+1するんですよ」
リアガードをブーストを受けないかわりに自身のパワー増加がある…愛音と燈は強いと共に凄いと感じるのであった。
「更にアルフレッドのスキル、CB1してデッキから《ブラスター・ブレード》と《湖の巫女 リアン》を攻撃の終えたギャラティンとマロンに上書きする形でスペリオルコール。リアンのスキル、1枚ドローして1枚をドロップゾーンに送ります。更にブラスター・ブレードのスキル、EB3してバーサーク・ドラゴンを選んで退却します」
(手札1→2→1/ドロップ7→9)
(エネルギー6→3)
「いいでしょう。バーサークは退却しますわ」
「雨宮さん、前列のリアガードを退却させて次の美優の攻撃を減らす選択をしましたね(しかしその選択がどのような結果になるか、気になるところですね……)」
「(しかし此処はどうしましょうか。雨宮さんのトリガーは1枚ずつはガードに使われたので見えています。ですが今リアンをドローした際に破棄されたのは《騎士王 アルフレッド》。ペルソナライドをまだ知らなかったとはいえ、攻め手を減らす行為になりますわ。だけど手札が一枚しかないから
「悩んでますね、美優さん…」
「藤宮さんは手札的に余裕があるからなのと、此処で油断をすれば盤面が一気にひっくり返る危険もあるから悩みどころなんですよ」
「でもれおぽんはトリガーが来てないから、このままチェックを行なってもただ手札が3枚増えるだけじゃないの?」
確かに愛音の指摘通り、獅音は今の段階でトリガーを碌に引けていなかった。
「でも愛音ちゃん。逆を言えば後半になっていくに連れてトリガー率が上がるよ?」
「だけどトリガーユニットはデッキに16枚しか入れられないから引けない可能性が高いよ?」
「だけどそれで藤宮さんが警戒を緩めない理由にはなりません。ヴァンガードは何が起こるか分からない、そういうゲームなんですよ」
しかし勝負はまだ分からないので、今回はそよと千歌の言い分が理はあるのだ。
「……いいでしょう。《ワイバーンガード バリィ》で完全ガードしますわ」
(手札9→7/ドロップ7→9)
「今回はガードする選択をしたようですね」
「完全ガード…?」
「手札が2枚以上ある時に手札1枚を破棄する事で、そのバトル中、お互いのパワーが関係無くヒットしないカード…
「分かりました。トリプルドライブ…」
『…………』
「1回目《閃光の盾 イゾルテ》。2回目《まーるがる》。ゲット、ドロートリガー。パワーをゴードンに、1枚ドロー。3回目《栄典の光竜神 アマルティノア》」
(手札1→3→4→5)
「オ、オーバートリガー!?このタイミングで…!」
「オーバー、トリガー…?」
「デッキに1枚だけ入れられて、トリガーチェックで出たら1枚ドローしてそのターンユニットのパワーを1億するトリガーユニットだよ」
「あっ。颯樹さん、祥ちゃん」
見た事ないカードが捲れた事により、獅音は首を傾げるも、粛正が終わった颯樹が祥子を引き連れて戻ってくると共に説明を施した。
ちなみに粛正を受けた立希と初華は頭に複数のたんこぶが出来ており、顔中痣だらけであった。
「ドライブチェックで出たら追加効果も発動されるんだ。アマルティノアの場合は…」
「リアガードが攻撃した時でも、ドライブチェックを行なう…効果ですわ」
「分かりました。1枚ドローしてブラスター・ブレードにパワーを。追加効果でこのターンリアガードはドライブチェックを行ないます」
(手札5→4→5)
「(いくら手札7枚残っているとはいえ、此処でオーバーを引かれたのはマズイですわね……ペルソナライドは残しておきたいところですわ)いいでしょう、続けなさい。貴方の攻撃はまだ残っていてよ?」
「リアンのブーストしたブラスター・ブレードで攻撃」
「此処はノーガードですわ」
「ドライブチェック。《幸運の運び手 エポナ》。ゲット、クリティカルトリガー。クリティカルをブラスター・ブレード、パワーをゴードンに」
(手札5→6)
「ダメージチェック。1回目ワイバーンガード バリィ。2回目《
(ダメージ2→4)
「リアンのブーストしたゴードンでヴァンガードに攻撃」
「(いくらドライブ1で、此方のダメージは4。万が一クリティカルトリガーを引かれてしまっては私が敗北する可能性が濃厚ですわ。攻め手を欠く羽目になりますが、守るしかありませんわね…)ター、モニカ、ジャラン、テージャス、《壮鱗の大炎斧 カルガフラン》、《ドラゴンモンク ゲンジョウ》でガードですわ。これでどのトリガーが来ても貴方の攻撃は通らなくってよ?」
(手札7→1/ドロップ9→15)
「ドライブチェック。《まーるがる》。ゲット、ドロートリガー。パワーをゴードンに、1枚ドロー」
(6→7→8)
「どうやらガードは裏目に出たようだな」
「「手札の差が一気に入れ替わった……!?」」
美優の盤面は、クリティカルトリガーが出たら一発アウトの危険があるのでいざガードしたらドロートリガーだったので、攻め手に対して大きな痛手を負う羽目になったのであった。
「ターンエンドです」
「私のターン。スタンド&ドロー、EC3……雨宮さん。私は正直なところ、貴方の事を過小評価をしていましたわ。運と経験の無い初心者と言っていましたが、私を手札1枚にまで追い込むとは思いもしませんでしたわ」
(手札1→2)
(エネルギー6→9)
ECまで済ませると、美優は苦虫を噛み潰したような表情を浮かべながら獅音を今の状況と共に評価した。
「買い被りすぎです。貴女の言った評価は事実なので」
「……そうですか。それでは言葉で語るのは無しにして、ファイトで語り合うとしましょう……」
しかし美優にも経験者というプライドがあるのでこのまま勝ちをそう簡単に譲る事はしないで、全力を以って獅音とファイトする事を捉える言い回しをした。
「……ペルソナライド《ドラゴニック・オーバーロード》!」
(手札2→1)
(ソウル0→1)
「ペルソナライド…?」
「ライドフェイズに手札から同名のグレード3にライドした時に発動するものですわ。私達がお互い使っているデッキは例外はありますが、今回はその機会が無かったので省略させて貰いますわ。そしてペルソナライドした時、1枚ドローして前列のパワーを+10000されますわ」
(手札1→2)
「コンローのスキル、自身を退却してデッキから《ワイバーンガード バリィ》を手札に加えますわ。更にドロップのネハーレンのスキル、自身をスペリオルコールして自身とオーバーロードのパワー+5000。更にジャランをコール。登場時スキル発動、CB1して、山札の上から5枚見て櫂アイコンのユニットカードを1枚手札に加えますわ。チェック…」
(手札2→3→2/ドロップ15→16)
【山札の上から見たカード】
・《ボーテックス・ドラゴン》
・《魔竜導師 ラクシャ》
・《ワイバーンストライク テージャス》
・《ワイバーンガード バリィ》
・《ドラゴンモンク ゲンジョウ》
「……対象はいたけど、今回は手札に加えずにカードをデッキに戻してシャッフル、手札に加えなかった場合は
(手札2→1→2)
(エネルギー9→2)
手札を使っていくも、スキルとかを駆使してドローした後と同じ枚数を保ちつつ盤面を整えると共に攻撃態勢を万全にするのであった。
「まずはバーのブーストしたオーバーロードでヴァンガードに攻撃ですわ」
「手札1枚破棄して《閃光の盾 イゾルデ》で完全ガード」
(手札8→6/ドロップ9→11)
「ツインドライブ。1回目《ボーテックス・ドラゴン》。2回目《バーサーク・ドラゴン》。何方もノートリガー……ですが、CB1してオーバーロードはスタンドしますわ」
(手札2→4)
「またヴァンガードのスタンド攻撃⁉︎」
「それだけではありませんわ。このターンペルソナライドしているなら、手札の《ボーテックス・ドラゴン》をソウルに置いてドライブ+1して前列のユニットのパワー+5000されますわ」
(手札4→3)
まさか先程とは違い、ツインドライブを2回連続で行なう事は想定していなったようで燈と愛音は驚きを隠せなかった。
「まだ終わりません。オーバーロードのスタンドした時にバーのスキル、ターン終了時にソウルに置かれますが、自身をスタンドさせますわ。もう一度バーのブーストしたオーバーロードでヴァンガードに攻撃ですわ」
「もう一度イゾルデで完全ガード!」
(手札6→4/ドロップ11→13)
「先程のドローが活きたようですわね…!ツインドライブ。1回目《ドラゴンモンク ゴジョー》。2回目《魔竜導師 ラクシャ》。ゲット、クリティカルトリガー。効果全てをネハーレンに。ゴジョーのブーストしたネハーレンでヴァンガードに攻撃ですわ」
(手札3→5)
「ドロップゾーンのギャラティンのスキル、自身をバインドしてヴァンガードのパワー+10000!エポナとまーるがるでガード、ゴードンでインターセプト!ゴードンのスキルでガード+10000!」
(手札4→2/ドロップ13→12)
「しつこい殿方ですわね…!それではジャランのブーストしたジャランでヴァンガードに攻撃!」
「《世界樹の巫女 エレイン》でガード、ブラスター・ブレードでインターセプト!」
(手札2→1/ドロップ12→14)
「あの攻撃を耐え切った⁉︎」
「す、凄いよ…れおくん……」
手札が豊富であったのもあってか、ダメージは5にも関わらず全部防ぎ切る獅音であった。しかし手札は1枚という状況に追い込まれたので、次が獅音にとっては実質ラストターンとなる。
「……やりますわね。私はこれでターンエンド。バーはソウルに行きます」
(ソウル1→2)
「僕のターン。スタンド&ドロー、EC3。《騎士王 アルフレッド》にペルソナライド!ペルソナライドにより前列のパワー+10000して1枚ドロー。《真理の騎士 ゴードン》をリアンの前にコール。ゴードンのスキル、CB1して1枚ドロー。更に《小さな賢者 マロン》をリアンの前にコール。マロンのスキル、《ブラスター・ブレード》を山札の一番下に戻して自身のパワー+5000」
(手札1→2→1→2→1/ドロップ14→13)
(ソウル1→2/エネルギー6→9)
「獅音もこのターンで攻めるようだな」
颯樹の言い分に同意していたのか、祥子も分かり切っていたようで無言で首を縦に振った。
「まずはリアンのブーストしたマロンでヴァンガードに攻撃」
「ノーガード。ダメージチェック《ドラゴンモンク ゴジョー》。ノートリガーですわ」
(ダメージ4→5)
「次にアルフレッドでヴァンガードに攻撃。スキル発動、CB1して山札からマロンとリアンの縦列に《ブラスター・ブレード》と《ういんがる》をスペリオルコール。ブラスター・ブレードのスキル、EB1してネハーレンを選択して退却します」
(ドロップ13→15)
「アルフレッドのパワーは合計10000上昇してる上にドライブ+1、それに加えて4枚以上で尚且つペルソナライドしているならクリティカル+1されるぞ」
「ヒットすればれおぽんの勝ちじゃん!」
「だけど忘れたのか?美優の手札には…」
「ネハーレンは退却します。が、アルフレッドの攻撃は通さなくってよ。手札のボーテックスを破棄してバリィで完全ガードしますわ!」
(手札5→3)
(ドロップ16→19)
「完全ガードがあるんだった!」
「忘れちゃ、ダメだと…思うよ?」
先程の美優のターンで守護者を手札に加えていた事を愛音はウッカリ忘れていた。それに対し燈は静かに指摘する始末であった。
「トリプルドライブ。1回目《世界樹の巫女 エレイン》。ゲット、ヒールトリガー!パワーをゴードンに、ダメージ1回復。2回目《
(手札1→3)
「(この手札で守るのは無理ですわね。此処は致し方ありません…)いいでしょう。ノーガードですわ。ダメージ1点目《ドラゴンモンク ゲンジョウ》。ゲット、ヒールトリガー。パワーをヴァンガードに、ダメージ1回復しますわ」
(ダメージ5→6→5)
覚悟を決めた美優は最後のトリガーチェックを行なうのであった。しかし此処でヒールトリガーは来た。
「土壇場でヒールを引き当てたか。さて、次は何が来るかな?」
首の皮が一枚繋がったものの、ダメージは2なので、まだダメージチェックの処理は終わっていなかった。
「2点目《ドラゴニック・オーバーロード》……お見事。今回は貴方の初陣に花を添える結果になりました、わね……」
(ダメージ5→6)
そして2点目はノートリガーで、ダメージが6に溜まった事により美優の敗北を告げるのであった。
その際、全員のイメージには、
「対戦ありがとうございました、雨宮さん」
「此方こそありがとうございました」
ファイトが終わると僕と美優さんは握手を交わすのでした。
「クソッ!あのクソライオンが負けると思ったのに…!」
「そんな…美優さんが勝つと期待していた私の気持ちはどうなるの…!」
しかしその傍らで、立希さんと初華さんが悔し涙を浮かべながらショックを受けていた。その証拠に床をドンドンと叩いていた。
「……祥子」
「分かっておりますわ」
それを見兼ねた颯樹さんは祥子ちゃんを一度アイコンタクトを取ったからか、立希さん達の首根っこを掴んで、二人は彼女達を連行しながらそのまま地下室を出て行った。
「あの二人はまた……」
あっ、さっきの事か。これはおそらくあの二人が悪いと思う。
しかしそんな事はさておき、その後は愛音さんや燈さん、そよさんは千歌さんから借りたデッキを片手にローテーションでティーチングファイトを行なうのでした。
「お疲れ、獅音」
「あっ、お疲れ様です」
立希さん達のお説教を終えたのであろう、颯樹さんが祥子ちゃんと伴って帰ってきた。ちなみに立希さんと初華さんは地下室の出入り口付近にいて、たんこぶの量が増えていてロープで簀巻きにされて気絶している状態で鎮座していた。
「美優と同じ条件でファイトしていたとはいえ、勝利したようだな」
「まぐれです。本来なら、どんな状態でも僕が勝つのは絶望的ですよ」
これは謙遜とかではない、事実だ。実のところ、僕はこういった勝負事には滅法弱くてゲームとかトランプも満足にプレイ出来ない程の腕前は自認している。
「それでもお前は美優に勝てた。その事実は変わらない」
「そうですわよ獅音。貴方はAve Mujicaの一員、自分に自信を持ちなさい」
颯樹さん、祥子ちゃん……
「そんなお前にこれをあげるよ」
僕を諭した颯樹さんは、何故かデッキケースを僕に差し出してきた。
「これは?」
「美優に勝利したご褒美だ。どうせさっき使ったデッキは返したんだろ?こういうのは持っておいて損は無いから、僕が組んだデッキの一つをお前に譲るよ」
「そんな悪いですよ。僕が持っていても宝の持ち腐れですから、逆に損しかありませんよ」
「それでも、お前に持っていてほしいんだよ」
そう言われた事を機にお互いの譲り合いが数分が発生したが、僕の方が折れてデッキを渋々受け取った。
「じゃ獅音。早速僕とファイトしようか」
「でも僕と颯樹さんじゃ比べ物にもなりませんよ」
「大丈夫だ。勝ち負けを気にするな」
そう言って僕は気は乗らなかったけど、颯樹さんとファイトする事となったが……その後の結果は、読者の皆様の想像に委ねましょう。
まずは最新話の読了とお気に入り登録をしてくれた皆様、ありがとうございます。こんな拙作にお付き合いいただいた事に感謝感激です。
次回の投稿はまだ未定ですが、プロットが練り終えし次第執筆に入ろうと思います。
それでは、次回もお楽しみにください。
※ちなみに今回の投稿日である5月11日は、【ハロー、ハッピーワールド!】のドラム担当である