無事に門をくぐったナルト達
ある程度歩くとナルトが
はじめて外にでた子供みたいに
まわりをキョロキョロする
流石にうざくなったのかサクラが
「何よ。あんた…。まわりばっかりみて。任務に集中しなさいよ」と言う
その言葉に「ごめんだってばよ。俺外にでたのがはじめてだからつい」と謝罪する
カカシふと思う。(今回Cランク任務だけど俺個人はSランク任務かぁ。ヤダヤダ)と思っているとサクラはふと
「先生?波の国ってどんな所ですか?」と質問する
カカシは「ちょっとだけ長くなるから此処辺りで休憩でもするか」と言う。それを聞いたナルト達は腰をおろした。
カカシは皆が腰をおろしたのをみて
地面の砂を平らにならしながら、小枝で簡単な図を描き始めた
「まず、この世界には数え切れないほどの国が存在している。だが、その頂点に立ち、絶対的な軍事力と影響力を持っているのが『五大国』だ。火の国、風の国、水の国、雷の国、土の国。この五つの大国によって世界のバランスは保たれている」
そしてカカシは「火」と書かれた丸の周りを小枝でトントンと叩いた。
「我々が住む『火の国』は、豊かな森に囲まれ、温暖で衣食住にも恵まれている。そしてここにあるのが、俺たちの里『木ノ葉隠れの里』だ。他の大国にもそれぞれ一つの隠れ里が存在している。風の国には『砂隠れの里』、水の国には『霧隠れの里』……」
説明を聞いていたナルトは退屈そうに頭を掻きながら割り込む。
「でさ、一番強いのはどこだってばよ?」と
聞く。それにカカシは「順位なんてものはないさ。どの国も互いを牽制し合いながら生き残ってきたんだからね」と返す。そして目を細めて続ける
「忍者の任務というのは、基本的には各国の『大名』から依頼される。だが、軍事力の要である『隠れ里』の長は、大名から自治権を認められ、国の象徴として君臨している。火影(ほかげ)、風影(かぜかげ)、水影(みずかげ)、雷影(らいかげ)、土影(つちかげ)……。それぞれの里の長は『影』と呼ばれ、五つの里の頂点に立っているんだ」
それを聞いたナルトは真剣になりいつの間にか
サクラやサスケも真剣になっていた
ナルトふと思う。地面に描かれた五つの丸を見つめいつか自分もその高みに立つと夢見て。
「いいか? 忍びの歴史は争いの歴史でもある。かつての小国同士の戦争は、いつしかこの五大国を中心とした忍界大戦にまで発展した。今は平和条約が結ばれているが、水面下では常に探り合いが続いている。……だからこそ、お前たちのような忍びが必要とされるんだ」
カカシは立ち上がり、ナルトの頭をポンポンと軽く叩いた
「ほら、休憩は終わりだ」と言って。
しばらく歩くと、カカシは道端にある水溜まりに目を留めた。
(なるほど、気配を隠して潜んでいたか)と感づく。
次の瞬間、水溜まりから二人組の忍が姿を現し、瞬く間にカカシの身柄を拘束した。
カカシは焦った声で「し…しまった」と
サクラは「えっ…?」と声をあげる
サクラが驚きの声を漏らす間もなく、忍の一人がカカシの体を一刀両断する。
それをみたサクラは大きな悲鳴をあげ
ナルトは恐怖で体が凍りついたように動けなくなった。
その忍は「まず一人目…次」と言うと
そう呟くと、一人はナルトへ、もう一人は後ろにいたダズナへと狙いを定める。
ナルトに向かって斬りかかる忍。ナルトは慌てて両腕でガードするのが精一杯で、勢いで地面に転がってしまう。
それをみた忍は「死ね…。」と言って追撃を加えようと踏み込んだその時
サスケが投げたクナイが相手の目前に突き刺さり、動きを封じた。
「な…に」と驚く忍び
サスケは「フン…」と言う。
もう一人の忍びがダズナを狙っていた
サクラはそれに気付いて「おじさん下がって」と
クナイを構えた。それを横目で確認したサスケは
すぐフォローに入る
その突っ込んでくる忍び。緊張が走る
目の前に忍びが「終わりだ…」と言った瞬間
「はいはい。落ち着いてね」と声が聞こえ
そこに立っていたのは、先ほど倒されたはずのカカシだった。
「まあ、言いたいことは色々あるけど…サクラ、サスケ、よくやった」
カカシは二人を褒めると、ナルトの方を向いて少し呆れたように続けた。
「まさかお前がここまで動けないとは、予定外だったけどな」
やめるべき
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