吉良吉影が新しい彼女を手に入れて数日が経過した。彼女のお蔭で事件に遭遇しても心の平穏が保てている。
吉良吉影はそう実感していた。だが、一つだけ鬱陶しい事がある。米花町に来て初めて遭遇した喫茶ポアロの事件にて眼鏡と蝶ネクタイを付けた男の子と色黒の関西弁を話す男についてだ。
色黒男の方はあれ以来見ていないので問題ないのだが、眼鏡の男の子については事あるごとに事件に遭遇している。
そして、決まってこちらを値踏みするような、探りを入れてくるような、そんな質問や行動をとっている。出会って初日で盗聴器を仕掛けてくるのだ。その異常さが分かるだろう。
勿論、『スタンド』と呼ばれる超能力(吉良吉影は『スタンド』について知らない)を利用して世間様で言う殺人、死体遺棄、などの犯行をしている以上、盗聴や盗撮に気を配ってはいる。しかし、あの小ささの盗聴器を見た時は一介の子供ではないことは明白だった。まあ、事件現場慣れしているのも異常なのだが…
閑話休題
とにかく、吉良吉影は米花町にきてここ数日は彼女のお蔭でぐっすり熟睡して心の平穏が保てていた。しかし、そうも言っていられない事態がやって来ているのを彼は知らない。
◆
ー警視庁捜査一課ー
捜査一課に在籍する高木巡査部長はこの前に起こった喫茶ポアロの殺人未遂事件の調書を仕上げ終えた。そして、現場に居合わせた吉良吉影と名乗る男性が以前住んでいたM県S市の杜王町について調べていた。
一介の捜査員がそんな小さな町について調べるなど時間の無駄だが、杜王町の町役場や警察署に裏取りをするために連絡をした所、行方不明者が日本の平均の倍以上と言うことを知ったのだ。
1捜査員として気になり、杜王町について調べていた。
「へぇ〜避暑地として有名な場所なのか。観光地としてもそれなりに有名なんだ。佐藤さんと一緒に行ってみるのもいいかもな〜」
「あら。私がどうかしたの?」
「さ!佐藤さん!」
後ろから声を掛けられ驚く高木。彼の視線の先には好意を寄せる佐藤刑事の姿があった。
「杜王町?この町がどうかしたの?」
佐藤刑事が高木のパソコンに移された杜王町公式サイトを見て言う。
「ええ。この前の事件の関係者の吉良吉影さんが住んでたと言ってたので裏取りの為に」
「で、本音は?」
「本当ですって。だけど不思議な点があるんですよね」
「というと?」
「この町は行方不明者が平均の5倍なんです」
「それは不思議ね?一刻も早く見つかると良いけど」
そう佐藤刑事は言う。
「ええ。まあ、行方不明者が5倍な所とあちこちで犯罪が起きる米花町のどちらが良いかと言われたら、アレですけどね」
そう言ってシリアスな雰囲気を吹き飛ばすのだった。
◆
side???
新たに米花駅に降り立った2人の兄弟がいた。彼らは共に学生服を着ており、古い不良といった印象を受けた。そして、彼らの内の一人は大きめのスーツケースを持っている。
彼らの他に連れはおらず、周囲の者達は米花駅に降りる彼らを制止するが、その内の一人はこう告げた。
「大丈夫だ。殺す側だからよ」
と。
前回、アンケートをさせて頂きましたが、作者のネタの関係上ジョジョとコナンを満遍なく入れる事にしました。
てか、最後の兄弟誰でしょうね?
今後のネタ
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スタンドバトル重視
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コナン世界観重視
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両方満遍なく