ここだけピナに憑依転生したのがリィナじゃなくて 作:淵深 真夜
タイトル通り、特に意味のない小ネタやら裏設定やら、本編後のことやら作中別サイドの話やら。
とりあえず主要キャラと特にその後とかが気になりそうなキャラのみを書き散らしたので、エルハーシャ様とかスフィアさんとかはそのうちしれっと追記すると思う。
善ピナ
ピナちゃんに憑依したのが、公式ドブカス女のリィナではなく、割とまともな良い子……がスレの前提となる設定のはずが、私の手癖で個性が爆発した残念なおもしれー女(文字通り)となった子。
スレに投稿したSSだったので最後まで名前は出さなかったが、一応私の中では彼女の本名(前世の名前)は
家族構成は両親と兄。享年は高校一年生。ピナちゃん視点でわかりにくいが、GWの時期に亡くなっているので2ヶ月ほど前までまだ中学生という、マジで若いどころか幼いレベル。
兄持ち設定は、手癖で書いたら普通に口が悪くなったのと、最強の大会ネタ元であるチェンソーマンを知ってる理由付けにスマートになるからでしかない。
享年は原作通りエミが絶望でログアウトする理由付けとして、あの救われているからこその絶望は相手が年下であればあるほど説得力になったので、「微課金程度のソシャゲやり込みが可能」と「エミが保護に回りすぎない程度の未成年」を考えた結果が、進学したての高一となった。
私の手癖でおもしれー女で書き始めたが、これも私の手癖で、私はぶっ飛んだおもしれー女ほど内面が複雑怪奇なシリアスを抱え込んだ女にしてしまう為、結果として善ピナ視点はないのに何故か信用できない語り部となり、予定の倍くらいの長さになってしまった。
作中ではやたらと自罰意識が強くて自己犠牲的に見えるが、これは自分が死んだというショックから全く抜け出せてないのに、色んなものを背負い込んだからのヤケクソ自殺願望に近いので、本来は表面上のおもしれー女と一致している内面であり、スレのタイトル通り「割といい子」レベルであって、聖人はもちろん自己犠牲精神からは程遠い子です。
あとスレ内で彼女のイメソンは米⚪︎玄師の「シンデレラグレイ」をあげたが、実はあれはサブイメソン。
本命は同じ方で「アイネクライネ」。もう完全に最後はこの曲を元にして話を書いてたと言っていいぐらい、善ピナの心境全てが完璧すぎた。
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ソーンさん
スレの前提条件的に100%面識あり、事情を知ったら責任感じるタイプ、公式でのお相手なしフリーという条件が重なってたので提唱してみて、そのまま自家発電で萌え滾ったので、言い出しっぺの法則を実行してみた結果、マジでレミリア様に並ぶぐらい愛に生きる人になった。
善ピナがおもしれー女から内面が複雑怪奇すぎる女になったのは、私の手癖だけではなく、ソーンさんに相応しい善性の女の子にしたかったからというのも結構ある。
本編後、しばらく拗ねたレミリア様に善ピナ取られてショボンとしてたけど、まぁ当たり前だがちゃんとくっつきます。
そして善ピナから前世のことを聞き、その全てを信じて受け入れて再度プロポーズ。二人きりの時は彼女の本名である「ニイナ」、人前では「俺にとってはいつも、いつまでもずっとかわいい『お嬢さん』だ」と言って「お嬢さん」呼びで、生涯一度たりとも彼女を「ピナ」とは呼びませんでした。
あと善ピナは自分のことは全て話しましたが、レミリアとエミに関しては話してません。
これはレミリア様もソーンさんに彼女が事情を話さない訳がなくて、話すべきことだとは思っていたし、その際に「エミのレミリア」がバレてしまうのは例外的に仕方ないとは思っていたが、可能なら話して欲しくないと伝えていたし、言われなくとも善ピナもそこは尊重するつもりだったから。
ただ善ピナの話から察してしまうのは仕方ないので、聞かれたら答える許可をレミリアからもらっていたが、ソーンさんは実際に察してるし、エミが生まれてレミリアと善ピナの反応で全てをほぼ正確に理解したが、それを確認せず静かに四人の関係を慈しみながら見守ってます。
そしてソーンさんは、自分の息子がピナちゃん来世であることも知ってます。
これも言われてないけど自力で察した。
そしてこの人も、何もいらない、星の乙女を犠牲にしてもいいとは言ったが、善ピナのいう通り本心からそう思える人じゃないので、善ピナと同じくらい罪悪感を抱えていたが、その罪悪感を愛情に昇華して、息子を愛してます。
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レミリア様
善ピナの内面が複雑怪奇になった要因その2。
レミリア様がエミ並みにデレるだけの善性と、レミリア様のラスボスっぷりに引かない胆力を詰め込んだら、そりゃ覚悟ガン決まるしEasy revengeもしますわと開き直る。
本編には関係なかったというか、考える必要もなかった設定ですが、原作にあった原作ゲーム知識を「神託」と言っていたの、本編では「未来視」としてレミリア様は語ってます。
そこで自分は愚かな行いで星の乙女と争い、惨めな末路を迎えた未来を見たからこそ、心を入れ替えて善良に生きていたが、同じ未来を知っていた星の乙女は自分が改心したと知る由もなかったので、誤解が生じて自分以外の周囲から嫌われてしまったと語り、アンヘルの目をかわしつつ、善ピナの誤解を解いて、香水を使ってしまった過失を同情に寄せてました。
真・断罪の後も、ウィル達にそう説明して善ピナの誤解を解きました。
当初は四馬鹿へのトドメのつもりだったが、思ったより四人ともちゃんと反省してたので、「ちゃんと説明すべきだった、ごめんなさい」とフォローとして教えてくれました。
うちのレミリア様、四馬鹿が四馬鹿ではなくなったので割と四人には寛容。その分、元凶どもにはマジで容赦ないけど。
本編エピローグでピナちゃんと親友の距離感になってるのは、善ピナからピナちゃんとのリンクが繋がったままピナちゃんが外に出入り可能になった事を聞いて、それが自分からエミを分離させる手段に使えると思い、善ピナを介してピナちゃんと共同研究してたから。
結果として、レミリア様本人がピナちゃんと同じ幽体離脱みたいなことはできるようにはなったが、やはり自分の魂を自分の意思で体から出入りさせるのと、他者の魂を傷つけずにというのは人の身ではどうしても無理だと結論を出して、エピローグに至ります。
そして本作ではアンリ君は善ピナちゃんが産むので、原作と違ってアンリ君が同年というか、ほぼほぼ同時期数日差レベルでエミちゃん誕生。
原作だとレミリア様が目覚めて15年後にエミ誕生、その時アンリ君5歳なので、最低でも原作より5年早いです。
たぶん四馬鹿が綺麗に更生してるのと、偽ピナがいないので原作ほど色んなところに迷惑はかかってなかったので、レミリア様の断罪後の後始末には余裕がありそうだし、なにより善ピナとピナちゃんのバックアップがあったので、もしかしたらエミ誕生はもっと早いかもしれないので、エピローグでは具体的な年月は出さないでおきました。
本作のレミリア様制裁対象は、ロマノ・糸目ちゃん・そして実はウィル父である国王。
国王が制裁対象な理由とどうなったかは、ウィルの項目と王の項目参照。
ロマノと糸目ちゃんも本編後どうなったかや、作中でのやらかしは本人たちの項目に書いときます。
けどなんだかんだで原作のドブカスリィナという、マジでこいつさえいなければという諸悪はおらず、本編は悪意ある者はいたけど事故の積み重ねで起こった悲劇であることをレミリア様は理解しているので、なんだかんだで原作より苛烈さ控えめです。
いやほんと、多分控えめなんです。多分。
* * *
ピナちゃん
原作小説でも「星の乙女の中の人」でしか本人視点なし、漫画だとマジで出番なしだった為、半ばオリキャラ化してしまったのは反省している。
でもツッコミのスキルツリー爆上げしてるピナちゃんを書くのはマジで楽しかった。
エピローグでちょっと歪みと闇を見せたが、これもエピローグ内で本人が語っている通り、レミリアの本質は残念ながらエミの解釈とは違い、苛烈で残酷な悪気質だからこそ、エミや善ピナが望んだレミリア様とピナちゃんが親友になるには、聖女の名に相応しい善性そのものなピナちゃんではなくて、ロマノ達の末路を「可哀想」ではなく「ザマァみろ」と思えるような子じゃないと無理だなと思ったから。
あとこの子、あの生まれ育った環境で歪みも闇もない、純粋無垢な聖人っていうのはむしろ、人間味なさすぎて怖いと普通に原作読んだ時から思ってたからもある。
来世の性別は作中では明かさずにおこうかなとも思ったが、やっぱ性別が決まってないと番外編とかで子供達の話は作りにくいので性別を決め、これも作中で語っているが、女の子だと次代星の乙女確定で、絶対に権力争いが起こると思ったので原作通り男の子になりました。
自画自賛になってしまうが、父親によって精神的な性的虐待も受けていたであろうピナちゃんが、原作のように「女であることに絶望」ではなく、「お父さんみたいになりたい」と笑って男の子になる事を望めたのは本当に良かったと思う。
来世の名前は原作通りアンリ君。
ピナにちなんだ名前だとピナと同一視しすぎて、自分達の子供として生まれてきてくれたのに失礼だと夫婦共に思ったので、完全無関係な名前、父の敬愛する魔王様と母の親友にちなんだ名前にしたという設定。
名前の由来が自分たちだと知って、アンヘルは照れくさそうに笑い、レミリア様はちょっと気まずそうに目を逸らし、善ピナは「コイツ歪みねーな」というジト目でレミリア様を見てました。
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アンヘル
ごめんアンヘル。君に関して語ることはない。
原作と変更点がほぼないのと、善ピナの物語なので君は「親友の旦那様」という、親しくなっちゃむしろダメだろという立ち位置なので、マジでない。
唯一あるとしたらこの魔王陛下、善ピナの話で善ピナの中に本物のピナがいることは、その目の効果で信じているが、レミリアに関しては何にも察してないってぐらい。
原作読んでても思ったが、アンヘルは嘘がわかる目をしてるからこそ、真実しか話してないが相手に誤認させる話術に弱すぎて、言葉の裏を察する能力が壊滅的だと思う。
どんなに信頼している最愛の人でも、その言葉に嘘がないかを探してしまうけれど、そこに嘘がなければ丸ごと信じてしまう人なので、レミリアのことは察せないだろなーと思ってる。
ただ察したとしてもソーンさんと同じスタンスだろうとレミリア様達から信頼もされてるので、嫁娘を溺愛する魔王様を善ピナとソーンさんは、「今日も察してないなー」と若干生ぬるい目で眺めながら、ほのぼのと和んでます。
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エミ
原作を読み返したらレミリア様の爆乳にめっちゃ注目してる、元祖おもしれー女だった。
レミリア様が善ピナ大好きな説得力を持たせるな。
スレでも言われていたが、善ピナが信じるのならエミは絶望して眠りにつくなんてないのでは? は同感だったので、何とか理屈を捏ね回した結果が、救われているからこその自己嫌悪による絶望と破滅になりました。
あと本作だとウィルはガッツリ更生してるのと、誤解されても仕方ない要因が多かったので、エミのウィルに対する恋心が失われなかった。
でもその恋心はエピローグで書いた通り、罪悪感が切り離せないものだったので、ウィルの為に捨てて新しく生まれ変わったのが本作。
でもエミが綺麗に忘れたものは、嫌な記憶、辛い記憶であり、懐かしさを感じる程度とはいえ、幸せな記憶を大事に抱えたまま生まれ変わったので、もしかしたらだいぶ歳の差婚になるかもしれないけど、罪悪感を切り離した恋は今度こそ叶うかもしれない。
まぁ、なんというか、とりあえずがんばれウィル。レミリア様とアンヘルと善ピナの圧迫面接を、成長してイケおじになったお前ならクリア出来ると無責任に応援してる。
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ウィリアルド
ウィル達四馬鹿は馬鹿だったけど、原作以上の下衆にするのはシナリオの都合でキャラを歪めるヘイト創作だなと思い、真ピナに「嫉妬と解釈しても仕方ない」と擁護させたり、終盤でちゃんと反省してる所を書きました。
あとうちのウィルも、実は原作同様に父の側近に相談をしてます。原作の「軽蔑してるはずの相手に好意を抱いてしまう」ではなく、「レミリアという最愛の婚約者がいるのに、ピナのこともどんどん好きになっていく」という、真相を知らなけりゃマジで思春期の甘酸っぱい悩みでしかないので、軽くあしらった側近は悪くない。
問題は側近が「王子にも青い所があって可愛いですねー」と王に微笑ましく報告したら、王が「レミリアと星の乙女両方、王家が手に入れるチャンスじゃん」と余計すぎる欲を掻いて、息子にピナを側室に迎えることを勧めたこと。
この提案前までウィルは、本質が真面目なので「精神的二股なんてしてる僕は何で最低なんだ!」と自己嫌悪して、結構精神が原作と違う方向で参っていたので、楽になれる意見に傾いてしまい転がり落ちたが本作。つまりは王、ロマノや細目ちゃんに並ぶレミリア様の制裁対象。
王が「王家としては二人とも欲しいが、青臭い感情で側室を決めるとこは許されない。ちゃんとその相手がどういう人物か見極めろ」と真っ当に嗜めていたら、ウィルは香水の効果こそあれど善ピナと向き合って、彼女のちゃんとした人となりを知り、結果「こいつの人柄はめちゃくちゃ好きだけど、恋愛対象にはならん。男友達枠だ」となってました。
本作だと真・断罪時にちゃんと謝罪と「レミィ」との決別は済んでいるので、原作にあった謝罪の場はなし。
原作よりはまともな領地を貰って、高いプライドは良い意味でボッキリ折れて、平民など目下の者でも敬意を持って頼ることを覚えた為、派手な成果はないが堅実な領地経営で「頼れる素敵な領主様」として過ごします。
王妃様とエルハーシャ様とは、流石に臣籍降下してるので公の場での交流はほぼ無くしているが、年に1,2回の非公式なお茶会や食事会で家族としての交流をしてます。特にエルハーシャ様には色々と吹っ切れたので、あざとい弟として「うちの領地、冷害が酷いから減税しておにー様♡」「はははダメに決まってるだろ♡」という阿呆なやり取りしてる。
レミリアというか魔国とは仕事以外では没交渉だが、アンヘルとの結婚式とエミが生まれた時にお祝いの品を送り、レミリアはそれをちゃんと受け取ってくれました。なおどちらもレミィとの思い出にまつわるものではなく、自分の領地の結婚や出産祝いに相応しい名産品という気配りを発揮してる。
そしてエミが成長して自国の催しに参加した際、直接挨拶を交わした訳でもない、ただ遠目から見て思わず「レミィにそっくりだ」と呟き、それを心の一欠片がどうしても許しも信頼もできてなかったからこそ、見張りでつけられていたレミリア様の使い魔が拾ったことにより、レミリア様の最後に刺さっていた「許せない」という棘が抜けました。
容姿が前世エミなので両親に似ていないし、会話もしていないのに一目で「レミィ=エミのレミリアに似ている」と思えたからこそ、誰に聞かせるつもりもない独り言で溢れたことが、レミリアにはもう意地を張れないくらいに嬉しかったので。
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デイビット&ステファン
二人は真・断罪の時はほとんど何もできなかったので、原作と同じくその後に改めて謝罪しましたが、原作と同じなのは「改めて謝罪」だけ。
レミリアを呼ぶのではなく、ちゃんと前もって謝罪したいという申し入れをして、それを承諾されてからルグラーツェに彼らが出向いて謝罪しました。(ここらはクロードも同じ)
ただ真・断罪時と同じくウィルと違ってレミリアや善ピナの為にしてやれることが謝罪しかこの時もないので、レミリア様からお許しは出なかったが、見苦しい言い訳や自己保身はしなかったので、今後どう生きるかを追試にされたという感じで収まりました。
デイビットは騎士団に土下座して、新入りの平民一般兵扱いで一から鍛え直す事を自ら望み、その望み通り父や先輩騎士からしごかれ、兄のシルベストからも笑顔で10回中1000回死ぬ勢いでしごき抜かれてようやく一人前認定され、ウィルの領地に向かってウィルの護衛騎士となります。
ステファンは魔塔とロレーヌ子爵に土下座して、魔法と音楽両方を妥協なく極めようと努力し続けます。
残念ながらどちらも極めたとは言い難いが、「魔法と音楽の融合作品」としての技術や完成度に大きく貢献し続けます。
なお、ロレーヌ子爵から「君は花はあるのに何故かまっっったく存在感がないな! 演出効果担当の裏方に最適だ!!」と訳分からん評価を頂いたが、普通に子爵はステファンの魔法も音楽も高く評価してます。
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クロード
本作のクロードは、「ウィル達がおかしい」「エミリアが嫉妬なんかする訳ない」「善ピナが薬か何か盛ってると気付いてる」という点は原作と同じですが、「姉さんが嫉妬なんかする訳ない」という自分の独り言に善ピナが「だよね!!」と力強く同意し、そのままエミリアの素晴らしさをお互い熱弁したことで、実は彼女にガチ惚れしてた設定です。
原作とは逆に、彼だけが庇護欲でも友愛でもなく、恋愛感情がありました。
本来ならこれは姉離れのきっかけとなる恋の小さな芽だったはずが、香水のバグり散らかした効果により、エミリアへの恋愛感情がMAXで全然諦めも整理も出来てない(どころか、原作と同じくチャンスだと悪魔の囁きがあった)まま、善ピナへの想いもいきなりベタ惚れレベルまでいったこと、しかもその少し前まで「こいつ、薬と姉さんを利用して男漁りしてやがる」という誤解から嫌悪感がMAXだった。
つまりは二人の女性を同時に同じぐらい好きかつ、うち一人は好意と嫌悪が同等という、自分の感情なのに本人が一番混乱する状態でした。
善ピナとエミリア語りをしたことで、「姉さんを利用してる訳ではないんだな」とは思えたが、「男漁り」の誤解は完全には解けなかったせいで嫌悪感は少し薄れた程度だったため、クロードは自分が抱く善ピナへの好意は「自分の目的の為に利用できるから」だと解釈してしまい、それ故に「姉さんと結婚する為に善ピナを利用しよう。でも姉さんに援助やフォローはしないで善ピナから離れない」という原作同様のやらかしをしでかしました。
……原作よりだいぶ意味不明な精神状態だから、原作の意味不明な挙動に整合性というか、意味不明で当たり前という説得力が生まれちゃったよ。
そしてリリン酒によって香水効果が切れたことと、「男漁り」の誤解が完全に解けたことで、自分の気持ちを自覚し、レミリアへの謝罪の場では誠実に、正直に全てを話しました。
もちろんレミリア様はキレそうになったが、蜘蛛を使っても把握しきれなかったであろう真実を正直に告白した誠実さと、マジで確かにそれは混乱するなという感情と情緒のカオスさに納得してしまったこと、そして何より認めたくないが、当初は嫌っていた癖にエミのレミリアを善ピナが全肯定して賞賛したことで、善ピナが大好きになった自分とクロードに確かな血の繋がりを感じてしまった為、追加制裁はなくデビステより厳しく追試という形で収まった。
謝罪の場で原作のようにまだ家族であるという甘えはなく、格上の令嬢に対する対応だったので、レミリア様は割と意図的にエミリア達を嵌めたという告白を、キレるのを我慢して最後まで聞いてくれました。
惚れポイントがレミリア様と一緒じゃなかったらマジでヤバかったと思う。
このガチ惚れしてた設定はメアリー・スーっぽくて嫌だったが、こいつは原作のムーブがガチで最低かつ「何でそれやっといてこうしなかった?」すぎる為、原作以上のヘイト創作にならないようフォローしながら原作沿いにするとしたらこうするしかなかったという。
謝罪後はグラウプナー家を継いで、色んな意味で評判最悪かつ、レミリア様からの援助なしどころか遠回しにちくちく邪魔される領地を地道にコツコツ立て直してます。
一応ちくちく邪魔するのはデビステより厳し目の追試で、エミ誕生を期に合格と判断されて、それ以降はしてません。
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ロマノ
ドブカスリィナが不在の為、その代役として抜擢された残念でもなく当然の配役。
こいつなら原作以上のゲロカスにしても誰も文句言わんやろと思ってチョイスしたら、本当にノークレームなのはちょっと笑った。
でも原作以上の無様なカスにしたことに反省も後悔もないが、Easy revengeは流石に微レ存ごめんと思ってる。
やらかしたことは本編に書いてある通り。
本編その後は、死刑確定で処刑日まで牢に繋がれてました。
偽ピナだとあいつはドブカスだけど幼稚なバカなのもあって、直接的なライン超えはしてないというか(香水入手の中継が死んだのは偽ピナの指示という描写はないし、そうだとしても夜会でエミのレミリアがそれを知る由はない)、しようとしても失敗してるだけ(レミリア追放後、漢に襲わせるつもりが金だけ持ち逃げされてる、もしくはレミリア様に返り討ちされてる)というか……、とりあえず偽ピナ相手ならレミリア様が生き地獄味合わせたいだけではなく、「エミのレミリアならこうする」という助命嘆願も自然だけど、こいつはエミも絶対助命を望まねーよと言えるやらかしなので、レミリア様も助命嘆願はできず、普通に法で裁かれて死刑確定。
そして処刑日には完全に気が狂い、意味のない譫言か悲鳴しか発せなくなり、ネズミのように隅で怯えて縮こまるか四つん這いで暴れ回りながら処刑されました。
……まぁもちろん、レミリア様がその程度で済ますわけありませんわ。
処刑前日にレミリア様、使い魔等を駆使してロマノの魂を無理やり体から引き離して、ネズミの体にポイっ。ネズミの魂をロマノの体にシュートして、ロマノの末路は原作と同じく、エミの分離復活の為の実験台です。
良かったな、ロマノ。エミの復活は原作よりだいぶ早いから、実験期間も原作より短いぞ。
その分、濃厚そうではあるが。
* * *
糸目ちゃん
漫画版で下手したら偽ピナ以上にヤベーサイコレズだと判明して、色んな中の人スレの話題を掻っ攫った女。
読んだ時はドン引きからの爆笑してから、「どうしようコイツ……」と頭を抱えた覚えがある。スレが続いている間に完結できなかった要因にコイツは1割程度はある。
ロマノの暗躍は香水使用後に対し、糸目ちゃんは香水使用前の暗躍がメイン。
善ピナの最初のやらかしは本来なら、「レミリアが気に入らない貴族に出鱈目吹き込まれたんだろうな」で終わって、ある程度の時間が経てば風化してたし、掘り返されても彼女の人柄なら笑い話で終わったはずだったが、エミが善ピナを気にかけていたからこそ、エミから引き離すために悪意ある噂をばら撒き続けて、ウィル達の好感度を下げ、間違った善ピナの人柄を刷り込ませてました。
香水使用後は、原作の四馬鹿と同じように「コイツを利用したらレミリア(エミ)が私に頼ってくれる!」という方向で香水が効果発揮して、ロマノの悪意に便乗し、いつしか香水効果で本末転倒を起こして善ピナの方に傾倒。
そして糸目ちゃんのその後は……、実は真・断罪前というかスフィアがレミリア様と合流する頃くらいにはコイツへの制裁は終わってます。善ピナの手によって。
なので実験室のネズミに、実はなってません。
原作だと魂ズタボロにされても、「レミリアがつけてくれた傷! 生まれ変わっても消えない私たちの絆!」とはぁはぁしてそうな最強っぷりを見せてくれていたので、ネズミよりこっちの方が制裁として相応しいかなーと思った末路が浮かんだので、これはそのうち番外編で書きます。気長にお待ちください。
* * *
国王
四馬鹿はヘイト創作にならないようにフォローしたが、コイツは別にいいやろとロマノと同じ枠になってしまった国王陛下。
いや、私もわざわざ本編に関係ないんだから貶めなくてもいいだろとは思うのですが、普通にこの王様、原作でもレミリア様から同じぐらいの制裁くらってもおかしくないやらかししてるわと、原作読み返してて思ったので制裁対象にinしました。
原作での大人の教育係が手を焼く問題児な偽ピナを、「妹は厳しくて怖いからあいつに頼みたくなんてなーい」で息子に押し付けたのは、戦犯すぎるやろ……。
ウィルの項目で語った通り、ちゃんと王として、父としての助言をしてやってたら、香水効果の好意が正しい方向に向いていたのに、それを歪める決定打にしたこと、それも息子可愛さや国益の為ならまだ同情の余地もあるが、王妃に対するコンプレックスをエミに八つ当たりかつ、後世に名君として名を遺したいという承認欲求によるものだからな、原作のやらかしも本作のやらかしも。
もちろんこれは完全にレミリア様の逆鱗もぎ取り案件だったので、この人もロマノと同じく魂引っこ抜いてネズミと入れ替え、実験室送りとなりました。
国王の体はあの真・断罪による心労で発狂したとされ、離宮に幽閉後「病死」となりました。
良かったね、陛下! 暗殺されて恥ずかしい死に方したっていう死因偽装されず、まだマシな死に方で後世に名を遺したよ!