俺にだけ可愛い娘達との貞操観念逆転異世界ライフ   作:サウナおじさん

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家を借りよう

家を借りよう

 

 

ネメシスが加入してしばらくしたある日。

 

「私たちせっかく同じパーティーになったんですし、皆で家を借りませんか?」

 

クエストから帰りギルドで一息ついていたところにリッカが提案してきた。

 

「家か?」

「はい、今は皆別々の宿に泊まっていますが、最近ではクエストも安定して達成できていてお金にも多少余裕が出てきたので」

「家!みんなでお泊まり楽しそう!」

「ふーん、まぁいいんじゃない」

 

確かにここのところ余裕が出来てきたのはある。

クエスト終わりにまた明日と別れていたが、同じ家に帰るって言うのもパーティーらしくていいかもしれない。

 

「そうだな、同じ家に住むか。それもパーティーらしいな」

 

正直俺からしたら可愛い子達と一緒に住むっていうのはかなりのドキドキもんだ。

 

「でもいいのか?俺一人だけ男だが?」

 

念のためみんなに確認してみる。

 

「私は大丈夫です!コウキさんの事信頼していますから!」

「あたしもコウキならいいよ!」

「これで私だけダメって言ったらあれじゃん」

「みんな・・・」

 

どうやらその辺りは問題なさそうだ。

 

「よし、じゃあ明日はクエストは無しにして家探しにするか」

「おおー!」

 

 

 

「とりあえずは不動産屋に行ってみるか」

 

翌日ギルドで合流した俺たちはまずは不動産屋に行ってみることにした。

 

「言っといてあれですが、私たちで借りられる家ってあるのでしょうか?」

「どうだろうな・・・」

「えー!家借りたい!」

「とりあえず話聞いてみれば」

「そうだな」

 

少しの不安はありつつも不動産屋の扉を開く。

 

「いらっしゃいませ」

「家を借りたいのだが」

 

出迎えてくれた店員に要件を話す。

 

「どのような物件をお探しでしょうか」

「俺たち四人が住める位の大きさの家なんだが」

「分かりました、探してみます」

 

そう言うと店員はリストを眺め始めた。

 

「こちらなどいかがでしょうか?」

 

しばらくした後店員が一軒の家の情報が書かれた紙を差し出してきた。

 

「築年数は経っておりますが、広さはあり家賃もそれなりです」

 

全員でその紙を眺める。

 

「へー、結構良い感じかも」

「いいんじゃないでしょうか?」

「実物見たい!」

 

皆の感触も良い感じだ。

 

「一度この物件を見にいくことは出来ますか?」

「はい、この後実際に確認していただくことも可能です」

「よし、じゃあ行くか!」

 

 

ギルドから歩いて20分ほどの場所にその家はあった。

 

「おお、これか」

 

外装から確かに築年数は経っていそうなのが分かったが管理がしっかりしているのか小綺麗にはなっていた。

 

「中をご案内します」

 

玄関、リビング、食堂、部屋

一通り確認していき問題がなさそうなのを見ていく。

 

「あたしこの家気に入った!」

 

アイラが声高々に言う。

 

「私もです!」

「いんじゃね」

 

二人も続いてくれた。

俺としても、気に入ったので皆に最終確認をする。

 

「じゃあこの家に決めるか!」

 

家賃も今の俺たちなら十分払えるし、この先他に良い物件が出るとも限らない。決めてしまおう。

店員に契約する旨を伝え、諸々の手続きを終える。

 

「それでは、本日よりこちらの物件は皆様のものです」

 

晴れて俺たち四人の家を借りることが出来た。

 

 

 

「ふぅ、こんなもんかな」

 

契約後、それぞれ自分の荷物を取りに行くために一度解散。

俺も荷物を取ってきてリビングで一休み中だ。

 

「おまたせしました」

「戻ってきたよ!」

「私もー」

 

順にみんなも荷物を抱えて戻ってきた。

 

「じゃあ部屋割りを決めるか」

 

この家は二階建てとなっており、二階に部屋が4つ並びとなっていた。

 

「俺はどの部屋でもいいぞ」

「あたしコウキの隣がいい!」

「あっ、ずるいです!私もコウキさんの隣がいいです!」

「・・・私はどこでもいいよ」

「じゃあこうするか」

 

結果的に奥から、リッカ・俺・アイラ・ネメシスの部屋割りとなった。

 

「荷物置きに行くか」

 

階段を上がりそれぞれの部屋に入る。

荷物を置きベッドに腰掛ける。

 

「俺の部屋か」

 

こうやって新しい場所に住むとなると感慨深いものがある。

しかも同じ場所にみんながいるときたもんだ。

 

 

「じゃあ家を借りた記念に今日はパーティ-するか」

「いいですね!」

「みんなで買い出し行こう!」

「おけー」

 

その後みんなで町にくりだし買い物をする。

あれが食べたいこれが飲みたいとみんなで買い物をするのは楽しかった。

 

 

 

「それでは、我がパーティーの引っ越しを記念して、乾杯!」

「「「乾杯!!!」」」

 

食卓には様々な物が並べられみんな好きな物を飲み食いしていた。

 

「でも不思議な感じがします」

「なにがだ?」

「この前まで一人ぼっちだった私が今はこうやってみんなと同じ家で過ごせてるわけですから」

「あたしもそう思う!一人だったのが当たり前でこの先もそうなんだろうなって思ってたから、今この瞬間が嬉しくてしょうがない!」

「まー私もかな、仲間とかそう言うのとは無縁だと思ってたからさ、こういうのも悪くないって思うよ」

「みんな・・・」

 

みんな色々と抱えてきた物がある。だけど今こうやってみんなで一緒の空間に入れることが嬉しい。

俺もこの世界に来てソロ生活が長かった、心のではこういう生活に憧れを持っていたんだ。

 

「改めてだけど、俺の仲間になってくれてありがとう。みんなと一緒に過ごせてすごく嬉しいよ」

 

俺の言葉を聞いた三人はそれぞれ嬉しそうな顔をしてくれた。

 

「よし!じゃあもっと飲むか!」

 

少しの照れくささもあり、恥ずかしさを誤魔化すために酒を飲む。

そうやって楽しい宴は続いていった。

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

宴も終わり、片付けをしてそれぞれが部屋にもどりしばらくした頃。

 

「隣にコウキさんがいる・・・」

 

部屋に戻ったリッカはその事実に胸を躍らせていた。

今までは夜になると別れていたが、今はすぐ近くにいる。

酔った影響もあり、彼の事を考えてしまう。

 

「会いたいな・・・」

 

今ならまだ起きているだろう。

彼に会いたい、声が聞きたい。その欲求が高まっていった。

 

「よし!」

 

意を決して彼の部屋に行くことを決意した。

そうして部屋を開けた瞬間。

 

「「「あ」」」

 

丁度コウキの部屋に向かうアイラとネメシスと鉢合わせた。

 

「「「・・・」」」

 

場には沈黙が流れた。

 

「二人もコウキさんの部屋に?」

「うん・・・」

「まぁ・・・」

 

考えることは三人とも同じだったらしい。

 

二人もばつが悪そうな顔をしている。

 

「おやすみ、アイラちゃん、ネメシスさん」

 

少し強めの言い方でそう言うと部屋に戻った。

 

「あああ、私嫌な子だ・・・」

 

急に酔いが覚めた感覚になる。

 

「でも二人もきっとコウキさんのこと・・・」

 

「負けたくないな」

 

中々眠れない夜が続いた。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

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