駆け出しハンターは英雄に憧れる ~だけども、どうやら人間は滅んでいるらしい~   作:木乃実なぎ

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第一章 第二十一話『少年は、理想には届かない』

 

 ◆

 

 白い。

 どこを見ても、ただ白い。

 空も、地面も、吐く息も――視界の端を流れていくものすべてが、同じ色へ溶けていた。

 

「っ、は……!」

 

 足が沈む。

 一歩踏み出すたびに膝の奥が悲鳴を上げ、背負ったミミルさんの重さが肩紐を深く食い込ませてくる。

 防寒具の内側は汗で濡れているはずなのに、指先だけは凍ったように感覚が薄い。

 それでも、耳元から聞こえる呼吸だけは分かった。

 浅い。

 弱い。

 でも――まだ、ある。

 

「……ルキウス、君」

 

 背中から掠れた声がした。

 返事をしようとして、喉が張りついていることに気づく。雪をそのまま吸い込んだように、奥が冷たくて痛かった。

 

「大丈夫、です」

 

 何が大丈夫なのか、自分でも分からない。

 足は震えている。

 腕も、もう上がらない。

 左の脇腹は呼吸するたびに鈍い痛みを返し、服の内側を生温かなものが伝っている。

 さっき爪が掠めただけ――そう思いたかったけれど、この温かさが都合のいい言い訳を許してくれなかった。

 

「もう少しです。たぶん、もう少しで開けた場所に出ます」

「……見えて、いるのかい?」

「見えてません」

「正直だねぇ……」

 

 ミミルさんが小さく笑った。

 その笑い声があまりにも弱くて、僕は奥歯を噛む。

 後ろから、雪を踏み砕く重い音が聞こえた。

 

 ――ずしん。

 

 地面が揺れ、枝に積もっていた雪がぱらぱらと落ちる。

 遠くない。

 離れられていない。

 むしろ――少しずつ、近づかれている。

 

「分かってる……」

 

 分かっているのに、足は速くならなかった。

 僕はランク2のハンターだ。

 雪原の奥へ出る資格など、本来はない。大型と出会えば逃げるしかない――いや、逃げることさえできない。

 フレイヴィアさんにも、アルナさんにも、ガルドさんにも、セラフィーンさんにも、何度も言われてきた。

 生きて帰ること。

 ハンターにとって、それが一番大切なのだと。

 でも、背中ではミミルさんが息をしている。

 リュシアさんも、助けを呼ぶために怪我をした足で走ってくれた。

 なら――僕も、ここでは止まれない。

 止まれば、全部が終わる。

 誰かが助けに来てくれるかもしれない。

 ギルドの救援が間に合うかもしれない。

 フレイヴィアさんが、来てくれるかもしれない。

 けれどそれは、僕がその時まで生きていればの話だ。

 背中のミミルさんを、生かしていられたらの話だった。

 

「……ねぇ、ルキウス君」

「はい」

「私を置いていきな」

 

 雪を踏む足が止まりかける。

 けれど、止めなかった。

 

「嫌です」

「即答かい。少しは悩んでおくれよ」

「悩んだら、置いていけって言われると思ったので」

 

 無理やり笑って答えると、ミミルさんがまた小さく息を漏らした。

 

「君は……本当に、変な子だねぇ」

「よく言われます」

「受付嬢のお嬢ちゃんに?」

「主に」

 

 アルナさんの顔が、脳裏に浮かぶ。

 本当に? と猫耳を揺らす、あの疑わしそうな顔。

 帰ってきた僕を見るたびに、血だの泥だの雪だのを確かめ、眉を寄せる顔。

 無事に帰ってきてくださいね、と少しだけ声を低くする顔。

 

「……怒られるだろうな」

 

 胸の奥が痛くなる。

 今帰ったら、怒られるだろうか。

 怒ってくれるだろうか。

 ――怒ってほしい。

 そのためには、帰らないといけない。

 

「だから、置いていきません」

「……死ぬよ」

「死にません」

「死ぬよ。私を背負っていたら、君は逃げ切れない」

 

 ミミルさんの声は、震えていなかった。

 諦めた声でもない。

 ただ職人が壊れた道具を見て判断するように、淡々と事実を告げている。

 それが、余計に怖かった。

 

「私を降ろせば、君一人ならまだ走れる。君が街へ戻って場所を伝えれば、救援が来る。私は……まあ、運が良ければ、まだ間に合うかもしれない」

「嫌です」

「ルキウス君」

「嫌です」

「子どもみたいなことを言うんじゃないよ」

「ここであなたを置いていくのが大人なら、僕は子どもでいい」

 

 息が荒くなる。

 視界も滲む。

 寒さのせいか、痛みのせいか、怖さのせいか――もう、よく分からなかった。

 

「だって僕は、ミミルさんを助けに来たんです」

「助けるっていうのはね、自分も生き残ることだよ」

「知ってます」

「知っていて、それかい」

「知ってます。だから――僕も助かります」

 

 後ろで、重い音が近づく。

 木々の向こうを、白い影が動いた気がした。

 

「見るな……」

 

 見たら、足が止まる。

 僕は前だけを見た。

 

「……本当に、馬鹿だねぇ」

「はい」

 

 否定できなかった。

 馬鹿だ。

 無謀だ。

 ランク2のくせに、何をしているのだろう。

 でも、これをしなければ、僕はきっと胸を張って帰れない。

 英雄になりたいと言った自分を――もう二度と、まともに見られなくなる。

 

「もう少しだけ……!」

 

 そう呟いて踏み出した足が、不意に深く沈んだ。

 

「っ!」

 

 身体が傾く。

 背中の重さに引かれ、膝から雪へ崩れ落ちた。咄嗟についた手が、雪の下に隠れていた石へぶつかる。

 鈍い痛みが腕を駆け上がった。

 ミミルさんを庇うように身体を捻り、そのまま横へ倒れ込む。

 

「ルキウス君!」

「大丈夫、です……!」

 

 大丈夫。

 そう言いながら、立ち上がれなかった。

 足に力が入らない。

 手袋の中では指が震え、肺は空気を求めて暴れている。それなのに吸い込める空気は細く冷たく、喉を刺すだけだった。

 

「……降ろします」

 

 背中のミミルさんを雪の上へ下ろす。

 いや――下ろしたというより、崩れるように横たえた。

 ミミルさんが顔をしかめる。脚の傷から滲んだ血が、ぽたりと白い雪へ落ちた。

 

 ――赤い。

 

 嫌になるほど、赤い。

 その色を見た瞬間、頭の中が少しだけ静かになった。

 このままでは無理だ。

 ミミルさんを背負って逃げ続けることは、もうできない。

 

「なら……どうする」

 

 僕一人で逃げる?

 ――違う。

 ミミルさんを置いて、救援を呼びに行く?

 それも違う。

 救援は、リュシアさんが呼びに行ってくれている。

 なら、僕がするべきことは一つしかない。

 

 ――ここで、時間を稼ぐ。

 

 ミミルさんを少しでも遠ざける。

 あいつの目を、僕へ向ける。

 

「ミミルさん」

「……嫌な予感しかしないねぇ」

 

 ミミルさんが僕を見上げる。

 顔は青ざめているのに、その目だけは鋭かった。

 

「少しだけ、隠れていてください」

「君は?」

「僕は、あいつを止めます」

「止められるわけがないだろう!」

 

 初めて、ミミルさんが声を荒げた。

 その声に、僕の肩が跳ねる。

 

「君はランク2だ! あれは、そんな子どもがどうにかできる相手じゃない! 時間稼ぎにすらならない!」

「でも、少しなら」

「その少しで君が死ぬ!」

「でも――その少しで、ミミルさんが生きるかもしれない」

 

 口にしてから、自分の声が思ったより穏やかなことに気づいた。

 怖くないわけではない。

 むしろ、怖い。

 足なんてずっと震えている。

 逃げたい。

 泣きたい。

 母に会いたい。

 アルナさんに怒られたい。

 セラフィーンさんに、また呆れた顔で手当てされたい。

 ガルドさんに、英雄になるんじゃなかったのか、と笑われたい。

 フレイヴィアさんに――たわけが、と叱られたい。

 

「全部、まだ欲しいんです」

 

 全部、諦めたくない。

 それでも、背中を向けることはできなかった。

 僕はミミルさんの身体を、近くにある倒木の陰まで引きずる。

 傷へ触れないように。

 なるべく雪で身体を冷やさないように。

 今の僕にできることなど、その程度しかない。

 倒木へ辿り着いたところで、ミミルさんが僕の袖を掴んだ。

 

「行くな」

 

 小さな手だった。

 煤と血で汚れた、小人族の職人の手。

 その手が、必死に僕を止めている。

 

「お願いだよ。行くな」

 

 その声に、心が折れそうになった。

 ここで頷けたら、どれほど楽だろう。

 行かないと言えたら、どれほど救われるだろう。

 でも――後ろから音がする。

 近い。

 もう、近い。

 僕は袖を掴むミミルさんの手へ、自分の手を重ねた。

 

「大丈夫です」

「嘘をお言い」

「……嘘です」

「馬鹿」

「はい」

 

 ミミルさんの目が滲む。

 その手をそっと外し、僕は立ち上がった。

 片手剣を抜く。

 馴染んだはずの柄が、今日はやけに遠く感じられた。

 指がうまく閉じない。

 一度、握り直す。

 もう一度――強く。

 

「残っているのは……」

 

 腰の小さな袋を確かめる。

 罠具は、ほとんどない。

 薬もない。

 使えそうな道具も、残っていない。

 あるのは片手剣と、空っぽに近い身体と――ほんの少しの意地だけだった。

 

「十分じゃないな」

 

 十分なわけがない。

 でも、今ここにある全部だった。

 木々の奥から、白い巨体が姿を現す。

 雪と同じ色の毛皮。

 木の幹より太い脚。

 裂けるように開いた口。

 こちらを見下ろす、凍った水底のような瞳。

 

「……やっぱり、大きい」

 

 初めて見た時よりも、ずっと大きく見えた。

 たぶん、僕の足が止まっているからだ。

 逃げる余地が、もうないからだ。

 心臓が肋骨を内側から叩き、喉の奥から情けない音が漏れそうになる。

 

「笑え……笑え、僕」

 

 一歩、前へ出る。

 雪を踏み、片手剣を構えた。

 ミミルさんが見ている。

 せめて、これ以上怖がらせるな。

 

「こっちだ」

 

 声が震えた。

 だから、息を吸ってもう一度叫ぶ。

 

「僕は、ここにいる!」

 

 グレイヴァルグの鼻先が動く。

 凍った瞳がミミルさんから離れ、僕を捉えた。

 

 成功だ。

 ――成功してしまった。

 

 巨体が動く。

 

「速っ……!」

 

 大きいくせに、速い。

 咄嗟に横へ跳ぶ。鉤爪が、ついさっきまで僕のいた場所を抉った。

 雪と土が爆ぜ、飛んできた破片が頬を切る。

 

「まだ……!」

 

 転がり、起き上がる。

 足が滑る。

 それでも走った。

 わざと倒木の向こうへ回り込み、グレイヴァルグをミミルさんから引き離す。

 あいつが僕を追えば、それでいい。

 

「っ、は……!」

 

 胸が痛い。

 呼吸も苦しい。

 でも、動ける。

 まだ――動ける。

 直後、グレイヴァルグの前脚が横薙ぎに振るわれた。

 

「避け――」

 

 間に合わない。

 身体を捻り、直撃だけは避ける。

 肩へ衝撃が走り、視界が白く弾けた。

 身体が吹き飛び、雪の上を何度も転がる。

 

「……痛い」

 

 痛い。

 ちゃんと、痛い。

 でも、腕は動く。

 足も――たぶん、動く。

 

「なら、立て」

 

 雪を掴み、身体を起こす。

 口の中は鉄の味でいっぱいだった。吐き出すと、赤いものが雪の上へ散った。

 グレイヴァルグが、ゆっくりとこちらへ向き直る。

 怒っているのか。

 それとも、遊んでいるのか。

 どちらでもよかった。

 僕を見ているなら、それでいい。

 

「まだ……」

 

 片手剣を構える。

 

「まだ、僕は立っているぞ」

 

 グレイヴァルグが吠えた。

 空気が震え、身体が竦む。

 その一瞬――反応が遅れた。

 鉤爪が迫る。

 僕は反射的に片手剣を差し出した。

 意味などない。

 分かっている。それでも、出すことしかできなかった。

 

「ぐっ……!」

 

 衝撃で右腕が跳ね上がる。

 片手剣が手から離れ、雪の上を滑っていった。

 肩から先が、自分のものではないように痺れている。

 

「剣……」

 

 遠い。

 手を伸ばしても、届かない。

 グレイヴァルグの影が、僕の身体を覆った。

 

「あ……」

 

 間抜けな声が漏れる。

 終わる。

 そう思った時、倒木の陰から小さな音がした。

 

 ――かん。

 

 何かが、グレイヴァルグの鼻先に当たる。

 小さな工具だった。

 ミミルさんが投げたのだ。

 グレイヴァルグの目が、倒木の方へ向く。

 

「駄目だ……!」

 

 駄目だ。

 駄目だ駄目だ駄目だ。

 僕は必死に雪を掻いた。

 立ち上がれ。

 立て。

 動け。

 あっちを見るな。

 ミミルさんを見るな。

 

「こっちだ!」

 

 声が裂ける。

 グレイヴァルグの視線が、もう一度こちらへ戻った。

 

「……よかった」

 

 本当に、よかった。

 近くに落ちていた折れ枝を掴む。

 武器にもならない。

 何も持っていないのと、大して変わらない。

 それでも、素手よりはましだった。

 グレイヴァルグが、今度こそ真正面から向かってくる。

 避けられない。

 身体も、もう動かない。

 

「笑えてるかな……」

 

 どうだろう。

 きっと、酷い顔をしている。

 情けなくて、怖くて、泣きそうで――英雄には、ほど遠い顔だ。

 ふと、フレイヴィアさんの背中を思い出す。

 夜のような黒髪。

 黄金の瞳。

 身の丈ほどの大剣。

 あの人は、立っているだけで強かった。

 誰かを守れる人だった。

 僕が憧れたものに、あまりにも近い人だった。

 それに比べて、僕は――何だ。

 ミミルさん一人、ちゃんと助けきれない。

 リュシアさんを安心させることもできない。

 アルナさんとの約束も守れない。

 セラフィーンさんの言葉も、また破っている。

 ガルドさんへ返した百ソルより、ずっと重いものを踏み倒そうとしている。

 

「母……ごめん」

 

 僕は、やっぱりまだ全然だった。

 英雄なんて、遠かった。

 遠くて。

 高くて。

 眩しくて――手を伸ばしても、届かない。

 

「それでも……」

 

 それでも、僕は。

 グレイヴァルグが跳んだ。

 巨大な影が、白い空を覆う。

 その瞬間、強い風が吹きつけた。

 

「あ……」

 

 フードが外れる。

 冷たい空気が、剥き出しになった顔へ触れた。

 母が絶対に外すなと言った布が、雪の上を滑っていく。

 けれど、それを目で追う余裕はなかった。

 目の前には、迫る爪がある。

 死ぬ。

 今度こそ、死ぬ。

 それなのに――不思議と、目を逸らすことはできなかった。

 折れ枝を強く握りしめる。

 意味などない。

 勝てるわけがない。

 届くわけもない。

 それでも、口が動いた。

 

「次は、勝つから」

 

 誰へ言ったのか、自分でも分からなかった。

 グレイヴァルグにか。

 フレイヴィアさんにか。

 自分自身にか。

 それとも――届かなかった何かにか。

 ただ、その言葉だけが白い世界へ落ちた。

 そうして、僕の人生は幕を引いた。

 

 ――はずだった。

 

「たわけが」

 

 音が割れた。

 白い世界を、黒が裂く。

 僕とグレイヴァルグの間へ、誰かが立っていた。

 夜のような黒髪。

 黄金の瞳。

 雪原に似合わないほど堂々とした背中。

 身の丈ほどの大剣が、巨大な鉤爪を正面から受け止めている。

 

「フレイ、ヴィア……さん」

 

 声が出たのか、自分でも分からなかった。

 彼女は振り返らない。

 ただ、大剣を押し返す。

 あれほど大きく見えたグレイヴァルグの腕が、僅かに浮いた。

 

「嘘だろ……」

 

 僕が全身を使い、意地まで振り絞って、ほんの少しの時間しか稼げなかった相手。

 それを彼女は――正面から止めている。

 竜族の尾が雪を叩く。

 黄金の瞳が、グレイヴァルグを射抜いた。

 

「言ったはずだ。生きろ、と」

 

 低い声だった。

 怒っていた。

 たぶん――ものすごく怒っていた。

 けれど、その声を聞いた途端、胸の奥から力が抜ける。

 

「ああ……」

 

 来てくれた。

 間に合ってくれた。

 僕はまた――助けられた。

 フレイヴィアさんが踏み込む。

 雪が弾け、大剣が鋭い弧を描いた。

 グレイヴァルグの鉤爪が弾き飛ばされ、遅れて耳を叩くような轟音が響く。

 巨体が呻き、後ろへ退いた。

 彼女は追わない。

 僕とミミルさんの前に立つように、ただそこへ留まっている。

 それだけで――世界が変わった。

 さっきまで死で満ちていた白い景色の中に、生きて帰るための道が生まれたように思えた。

 僕は雪の上へ座り込んだまま、その背中を見上げる。

 

「遠い、なぁ……」

 

 あまりにも、遠くて――大きい。

 憧れた英雄が物語の中から抜け出してきたなら、きっとこんな背中をしているのだと思った。

 誰かの前へ立てる背中。

 誰かを守れる背中。

 敵を前にしても、揺らがない背中。

 僕が、なりたかったもの。

 僕が――届かなかったもの。

 フレイヴィアさんの背中が滲んでいく。

 雪のせいではない。

 寒さのせいでもない。

 

「くやしぃ、なぁ……」

 

 助かったことは嬉しい。

 生きていることに、心の底から安心している。

 それでも、胸の奥が焼けるように痛かった。

 僕は勝てなかった。

 守りきれなかった。

 結局、最後は助けられた。

 それが情けなくて。

 けれど、その背中があまりにも眩しくて。

 声は、誰にも聞こえないくらい小さかったと思う。

 それでも、フレイヴィアさんの肩がほんの少しだけ動いた気がした。

 

「次は……」

 

 視界が暗くなる。

 身体から力が抜け、雪の冷たさも痛みも遠ざかっていく。

 最後に見えたのは、白い雪原に立つ黒い背中だった。

 僕はその背中へ手を伸ばそうとして――届かないまま、意識を手放した。

 

 





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