世界が奪われた日、少女の世界は色づき始める
作者:

オリジナルSF/冒険・バトル
タグ:残酷な描写

初投稿です。アドバイスや批評などお待ちしてます。


↓あらすじ↓
2030年。
突如として世界は“植物”に支配された。

都市は崩壊し、人類は居場所を奪われた。
原因も対処法も分からないまま、文明は一瞬で終わる。

海外の学校を卒業し、
帰国途中だった少女寒星彩は、
上空からその光景を目撃する。

少女を含めた世界に起こった異常。
だが少女にはもうひとつ異常があった、
それは--世界が白黒に見えること。
世界に色を感じられない少女と植物に支配された文明世界。
その先で、少女が見つけるものとは。









         第1話

 2030年
人類は世界のほとんどを植物に奪われた。


      

寒星彩は大抵の物は持っていた。
富豪とは言わずとも、それなりに裕福な家庭。愛してくれる親、16歳とは思えない頭脳に加えて様々な分野に精通しており、
飛び級し海外の学校を卒業していた。しかし少女の目に映るのは白と黒の世界。身体的な病気などではない。
一種の心の病とは言えるかもしれない。
ただ、少女の生活はつまらないものだった。
それが、彼女の目を濁らせていた。
生まれたときから何にも困らなかったから。
生きていても、ぶつかるものが何もない。面白いことなんて、何もない日々だった。
親を愛していないわけでも、世界が嫌いなわけでもない。
ただ、何かが足りないだけだった。
少女の目に見える世界はあまりにも色がなく、
まるで白黒テレビのようだった。好きなものは本当に好きなのか。美味しいはずの食事も、ただの作業のように口に運ぶだけだった。
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「これは、世界の鮮やかさを知らない少女の物語。
そして――荒廃してしまった世界で、世界の鮮やかさを知っていく物語。」
  第1話ー少女世界に降り立つー
  第2話ー少女、支配された世界で生きるー2026年06月13日(土) 05:54
  第3話ー少女と出会いー
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