TODF(テイルズ・オブ・ドラゴン・ファンタジー)   作:麵魔

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今回のお話は、暴食の幼児との戦いが終わった後からです


サブタイトル通り、威風の指輪が出てきます





威風の指輪

・・・ボレアス・・・

 

 

暴食の幼児を倒し、ジョアンナの暴走を止めたガロウ達

 

 

そしてウルガ達が信頼できる兵達を集めて城の中に入った

 

 

捕まっていた人たちと一部を魔物の肉体へと変えられてしまった人を無事に保護し・・・・・・

 

 

ジョアンナを拘束。ジョアンナは全ての罪を認め連行されていった

 

 

そしてガロウ達はウルガ夫妻の屋敷に泊まった

 

 

 

 

ウルガ「皆さん、昨日はありがとうございました。」

 

 

バイバ「肉体の一部が魔物と化した人たちは今後どうするか商会で考えていくつもりです。」

 

 

ガロウ「そうですか・・・・・しかし、今後はこの街はどうなるんですか?」

 

 

ウルガ「今後は商会を起点に私が支持するつもりです。」

 

 

ウルガ「ジョアンナ様は、今回の件で領主の座を離れトップがいなくなるわけですから・・・・・」

 

 

ウルガ「まだ幅の効く我々がまとめ上げないと、この街は崩落するでしょう。」

 

 

バイバ「それほど、ジョアンナ様がこの街を支えていたということになるわけですね・・・・・」

 

 

ガロウ「・・・・・・・・・・」

 

 

モモン「それにしても、ジョアンナに魔願石を渡したのは何者なんだろう・・・?」

 

 

ミゼラ「天使のような人って言ってたけど・・・・・・」

 

 

カナタ「そいつがジョアンナ様の心の闇を、増幅させたんだと思う。」

 

 

ガロウ「可能性は高いな。ジョアンナの過去を何かしらの経緯で知り、利用することにしたんだろう。」

 

 

ガロウ達はジョアンナをそそのかした人物を考えていた

 

 

ウルガ「その人物に関しましては、ジョアンナ様に聞きつつ我々も調べていきます。」

 

 

ガロウ「ありがとうございます。それでなんですが・・・・・『威風の指輪』がどこにあるか聞いていますか?」

 

 

ウルガ「いえ聞いてはいません。この後ジョアンナ様の所に面会に行く予定なのでその時に聞いてみましょう。」

 

 

ガロウ「でしたら俺も行きます。」

 

 

ウルガ「分かりました。では、手続等は私の方からしておきます。」

 

 

 

 

 

 

 

 

あらくれ「そうか、ジョアンナ様が・・・・・・」

 

 

ガロウ「はい、あなたが手紙を見つけてくれて本当にありがとうございました。」

 

 

ガロウ達は、鍛冶屋のあらくれ、魔道具の老店主、サンドイッチの店員、小物屋のおばちゃんに会っていた

 

 

老店主「ジリオとジョアンナ様は本当に仲が良かった・・・・・しかし、先代の領主がそれを引き裂いたことにこのような悲劇が起きた。」

 

 

おばちゃん「私たちはジリオを通じて、ジョアンナ様のことはよく知っている方だと思うわ。」

 

 

店員「あの人は罪を認めて、失わせてしまった人たちのために償うはずです。」

 

 

あらくれ「俺たちは少なくとも彼女のことを気に掛けるつもりだ。」

 

 

あらくれ「でないと、あの世で兄貴が化けて出てきそうだからな。」

 

 

ガロウ「そうですか・・・・・彼女の事は陰ながら応援してあげてください。」

 

 

あらくれ「ああ!任せろ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして翌日・・・・・ボレアスの留置所に訪れたガロウ。ウルガと共に面会所でジョアンナを待つ

 

 

 

 

ガロウ「元気そうで何よりですジョアンナさん。」

 

 

ジョアンナ「ええ、皆さんには迷惑をおかけしましたわ・・・・・・罪を償って、ジリオに顔向け出来るようにするために・・・・・」

 

 

ウルガ「・・・・・・・・あなたとジリオさんの仲を知っている人たちの声もあって、死刑は取り消すよう申し上げてました。」

 

 

ウルガ「今はゆっくり休んでください。」

 

 

ジョアンナ「はい・・・・・・」

 

 

ガロウ「・・・・・・ジョアンナさん、俺からお願いがあります。」

 

 

ジョアンナ「・・・・・・・『威風の指輪』のことですね。」

 

 

ガロウ「はい、その通りです。」

 

 

ジョアンナ「初めてあなた方にお会いした時、沢山貢献して功績を上げたら指輪を差し上げると約束しました。」

 

 

ジョアンナ「そして、皆さんはそれを成し遂げた。指輪はあなた方に差し上げます。」

 

 

ガロウ「ありがとうございます・・・・・ですが、指輪はどこに・・・・・」

 

 

ジョアンナ「領主しか入れない特別な通路があります。そこには私の許可がないと通れないはずです。」

 

 

ガロウ「そうか・・・・・・」

 

 

ウルガ「なら1日だけ、ジョアンナ様を仮釈放を要請する。上には私が掛け合っておくよ。」

 

 

ガロウ「何から何までありがとうございます。」

 

 

ウルガ「いいですよ。この街の恩人にこれぐらいの事は必須です。」

 

 

 

そして、面会が終わったガロウはモモン達の所に行き明日城に行くことを伝えた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・ジョアンナの城・・・

 

 

ジョアンナ「こちらが、指輪に繋がる道です。」

 

 

ジョアンナと共にやって来たのは、ガロウ達とウルガ。

 

 

兵たちは不審な人物が紛れ込まないように常に見張らせている。ガロウ達と同行させないのは念のためである

 

 

そしてジョアンナがとある壁を触ると、壁が動き道が出来た

 

 

ガロウ「特殊な魔法陣で、特定の人物しか開かないようにしていたのか。」

 

 

ジョアンナ「ええ、代々伝わる指輪なので泥棒に入られないようにするためです。」

 

 

そして道を伝って奥へと進むと・・・・・

 

 

神秘的な場所に辿り着き、先には特殊な結界が張られて中に指輪があった

 

 

モモン「もしかしてあれが・・・・」

 

 

ジョアンナ「そう、『威風の指輪』です。あなた方探し求めていた・・・・・」

 

 

そういうとジョアンナは指輪の元に行き、祈りをささげる

 

 

ジョアンナ「当代の領主として最後・・・・・ジョアンナの名を持って指輪を解き放ちなさい・・・・・!」

 

 

ジョアンナがそう祈ると、結界が消えた。そしてジョアンナは指輪を取ると、それをガロウへと渡した

 

 

ジョアンナ「約束は果たしました。こちらが『威風の指輪』です。」

 

 

オレンジ色の宝石と、荒れ狂うような紋様が浮かび上がっている・・・・『威風の指輪』

 

 

 

 

ガロウは『威風の指輪』を手に入れた

 

 

 

 

 

ガロウ「ありがとうございます。この指輪は、何としても死守します。」

 

 

ジョアンナ「どうかお気を付けてください。私に魔願石を渡したあの男がいずれ現れるはずです。」

 

 

ガロウ「はい・・・・・・・任せてください。」

 

 

無事に指輪をゲットすることが出来たガロウ達、ジョアンナはウルガと一緒に出てガロウ達も後を追って城を出た

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・ボレアス 食堂・・・

 

 

モモン「ガツガツガツ・・・もしゃもしゃもしゃ!!」

 

 

ガロウ「相変わらず食うなお前。」

 

 

カナタ「あははは・・・・・僕たちと会った時もそうだったよね。」

 

 

ミゼラ「これで目的の、指輪の1つ手に入れたね。」

 

 

ガロウ「残る指輪は2つ・・・・セントシュタイン方面と、まだ行っていない南にある・・・・」

 

 

モモン「『夜風の指輪』だね。」

 

 

ガロウ「ああ、この事件の裏にいる人物に渡す前に俺たちの手で回収しないとだな。」

 

 

カナタ「・・・・・・・・・ミゼラ。」

 

 

ミゼラ「うん・・・・・ガロウ、ちょっといい。」

 

 

ガロウ「どうした?」

 

 

カナタ「ガロウ達には申し訳ないんだけど、俺たちはこっちに残るよ。」

 

 

モモン「え!?どうして!?」

 

 

ガロウ「・・・・・・・・魔物に変貌しかかっていた村の人たちの事か?」

 

 

カナタ「ああ、今回の事件で助かった人もいるけど・・・・魔物肉体が身体に出てきてしまった。」

 

 

ミゼラ「だから私たちは、こっちに残ってあの人達の支えをしたいの。」

 

 

カナタ「俺たちも旅を続けたかったけど・・・・」

 

 

ガロウ「気にするな。元々村の人たちを助けたくて来たんだろ?だったらそっちに集中した方がいい。」

 

 

カナタ「ガロウ・・・・・・」

 

 

ミゼラ「・・・・・本当に、あなた達に出会えてよかった。」

 

 

ガロウ「ふっ・・・・俺もだよ。」

 

 

そして3人と1匹は飲み物が入ったコップをぶつけ乾杯をするのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イルジオン「・・・・・・・・・・・」

 

 

ガロウ達が食事をしてた時・・・・イルジオンはただ1匹だけ、親友のバザールの墓にいた

 

 

ウルガ「ここにいたんだね。」

 

 

そこに現れたのはウルガとバイバだった

 

 

バイバ「これからどうするつもりなの?」

 

 

イルジオン「ここで静かに住んでおこうと思うんだ。もう俺っちの正体もばれたし・・・・今更バザっちの姿にはなれないし・・・・・・」

 

 

ウルガ「・・・・・・・・・・だったら、私たちからお願いがあるんだ。」

 

 

イルジオン「え?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

食事を終えたガロウ達は宿に戻り、就寝していた

 

 

 

 

 

 

 

ガチャ

 

 

 

そこに、窓から侵入していた謎の人物がいた

 

 

すると、謎の人物はガロウの荷物を漁り始めた・・・・・・・・

 

 

 

ガロウ「残念だが、お目当ての指輪はこっちだ。」

 

 

扉が開くと、そこには刀を抜いた状態のガロウ。その手には指輪を持っていた

 

 

「!!」

 

 

ガロウ「はぁ!!」

 

 

ガロウは謎の人物へと突進していき、謎の人物も剣を取り出し構え

 

 

そのまま刀と剣がぶつかりながら、窓を突き抜けそのまま外に出る

 

 

 

「なんだ!!一体!?」

 

 

「警備兵を呼べ!!」

 

 

「きゃぁぁぁ!」

 

 

外にはまだ人がおり騒ぎ出した

 

 

ガロウ「お前は・・・・・ルディアノ城で見かけた奴だな。」

 

 

「あの女から指輪を渡されたか・・・・・・・手を貸してやったというのにな。」

 

 

ガロウ「彼女の心の隙間に付け込んで、指輪を手に入れる算段だったろうが・・・・・・」

 

 

ガロウ「思い通りにはさせないぞ。」

 

 

「ふん、まぁいい・・・・・その指輪は一時貴様にくれてやる。」

 

 

「だが、最後に指輪を全てを集めるのは我々だ。」

 

 

そういうと謎の人物は竜巻のような風を発生させ砂煙を舞い上がらせる

 

 

砂煙が晴れると、謎の人物はすでにいなかった

 

 

ガロウ「・・・・・・・・・・(残る指輪は・・・『青嵐の指輪』『夜風の指輪』・・・・・)」

 

 

ガロウ「(奴らは指輪を集めて何をするつもりなんだ?)」

 

 

その後騒ぎを聞きつけた警備兵に事情を説明するガロウだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・翌日・・・

 

 

カナタ「そんなことがあったのか・・・・・」

 

 

ミゼラ「ごめん、私たちが魔物に変えられかけた人たちの所に行っている時に・・・・・・」

 

 

ガロウ「気にするな。こいつはあの騒ぎでもぐっすり眠ってたしな。」

 

 

モモン「それを言わないでよ。」

 

 

謎の人物による襲撃があったあの夜、モモンは一緒の部屋にいたがぐっすり熟睡しており・・・・

 

 

カナタとミゼラは魔物になりかけていた人たちの所に赴き、話し合っていた

 

 

カナタ「それじゃあ、そろそろ行くんだね。」

 

 

ガロウ「ああ、『威風の指輪』と同じ・・・・『青嵐の指輪』と『夜風の指輪』を奴らが狙っている以上。」

 

 

ガロウ「急いで行かなきゃいけない。」

 

 

ミゼラ「これから向かう先は南の方向・・・・・そっちには『夜風の指輪』があるはず。」

 

 

ガロウ「『夜風の指輪』・・・・・・・セントシュタイン方面では『青嵐の指輪』は見つからなかった・・・・・」

 

 

ガロウ「今は『夜風の指輪』の方に向かうとしよう。」

 

 

カナタ「分かった。こっちのことも終わったら手伝いに行くからさ。」

 

 

ガロウ「ありがとうな。」

 

 

 

ウルガ「どうやら間に合ったみたいだね。」

 

 

そこにやって来たのはウルガ・バイバ・イルジオンの3名だった

 

 

ガロウ「ウルガさん。」

 

 

ウルガ「話は遠くから聞いていたよ、ここから南へと向かうんだよね。」

 

 

ガロウ「はい。」

 

 

バイバ「ここから南には『忍者の里』と風の街『アズラン』があるわ。」

 

 

ウルガ「そこに住んでいる忍者とエルフが代々、『夜風の指輪』を見守っていると言われているんだ。」

 

 

ウルガ「そこに向かえば何か知れると思う。」

 

 

ガロウ「なるほど・・・・・(『忍者の里』と『アズラン』・・・・・ファンタジアとドラクエⅩの二つの場所だな・・・・・)」

 

 

ウルガ「君が腰に差している刀も、アズランから取り寄せたものなんだ。」

 

 

ガロウ「そうなんですか、なら南に行って『アズラン』と『忍者の里』へ行ってみますね。」

 

 

ウルガ「・・・・・・・・そこでなんだガロウ君。私から提案があるんだ。」

 

 

ガロウ「ん?」

 

 

ウルガ「イルジオンを一緒に連れて行ってくれないか。」

 

 

モモン「え!」

 

 

ガロウ「俺たちとしては問題ないが・・・・何故急に?」

 

 

イルジオン「バザっちの夢のためだよ。」

 

 

モモン「バザールの?」

 

 

イルジオン「・・・・・俺っちも知らなかったことだけどさ。バザっちは、大きくなったら世界を旅して色んな所の名所を撮った写真を集めたい。」

 

 

イルジオン「その夢を持ってたんだ。」

 

 

ガロウ「・・・・・・・・・」

 

 

イルジオン「昨日それを2人に聞いて、俺っちはバザっちの代わりにその夢を果たしたいと思うんだ。」

 

 

イルジオン「そして・・・・あいつの部屋に、その写真を埋め尽くして・・・・・」

 

 

イルジオン「あいつに、あの世で顔向けできるように生きるつもりだ。」

 

 

ガロウ「・・・・・・いいぜ。」

 

 

モモン「うん!!バザール君の夢のために!一緒に旅しよう!!」

 

 

イルジオン「・・・・・・ありがとう。」

 

 

 

 

ーーーー

 

イルジオンが仲間に入った

 

ーーーー

 

 

 

 

 

ガロウ「それじゃあ、そろそろ行くとするよ。」

 

 

カナタ「ああ!元気でな!」

 

 

ミゼラ「モモンも、あまり食べ過ぎないでよね。」

 

 

モモン「ミゼラも、肉あまり食べ過ぎるなよ。」

 

 

イルジオン「バザールのためにも頑張って来るぜ。」

 

 

ウルガ「ああ。」

 

 

バイバ「それでは、皆さんお元気で・・・・・!」

 

 

 

 

こうしてボレアスでの騒動を終えたガロウ達は馬に乗って南へと向かうのであった

 

 

 




今回のお話は、どうでしたか?


次回からは『夜風の指輪』の物語関連を出します



お楽しみに!!
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