VRで童貞が童貞からかおうとして喰われる話の導入
投稿予定の小説の導入です。


登場人物

・ケモミミ少女
主人公
童貞
学生時代痛い目みたので、平日は基本12時になったら全力で落ちて寝る。
フレンドがいない時はなでマに行きがち。
少女寄りのアバターベースに改変したのに気づいたらロリになってた。

・パンク少女
童貞
主人公を喰った結果こじれて一生卒業できなくなりそう。
LOLとかVALORANTのグループ入ってる。
ロリコン

・変態猫耳姉さん
普段は気の良い兄ちゃん。
デカいしエッチな格好してる、publicギリ。
歴戦個体。
最近ミルティナばっかり改変してる。

・マスコットさん
大体キプかネメシス、たまにエルシオン。
状況別の衣装改変めっちゃ用意してる。
XIVはララじゃなくてルガ。
無言でジャスチャーを使ってやり取りすることが多い。



VRChatイメージですが、VRChatではありえないことが起きているので架空のメタバース世界だと思ってください。
なのでタグも付けていません。何かあればつけます

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第1話

「お、この服高かったけどいい感じじゃん」

 

 鏡の前に少女が一人。小柄な体躯を、新調したハーフパンツと半袖の黒い改造セーラーに包み、上からオーバーサイズの白いジャケットを、肩から落とすように重ねている。

 

 一通りポーズやジャスチャーを繰り返した結果、決して安くはない買い物の結果に満足した様子の少女は、続けて手元で何かを操作するような動きをし、現れたコンソールの項目を選択していく。するとそれに呼応し、身にまとっていたジャケットや靴といったパーツが消えたり現れたり、ついにはその頭に狐のような耳まで生えてくる。

 

「うん、ON/OFFのスイッチもちゃんと設置できてるな」

 

 そう行ってひと安心した様子を見せたかと思うと、今度はどこかためらうような、期待するような表情で鏡の中の自身を見つめる。意を決したのか再び手元を動かすと、少女の素肌を守っていたセーラー服が消え、眩しさすら覚える健康的な素肌と健気に守るシンプルな下着が姿を表した。

 

「いや何やってんだ俺、恥っず」

 

 そう言うと、人目があるわけでもないのに慌て服をもとに戻し、まだ触っていない項目達にに一瞬目を向けるも、意識を無理やり断つようにコンソールを閉じた。

 

「こんな設定に何時間もかけて、どうせ使いもしねえのにマジで何やってんだ.まあいいや、服自体はいい感じに着せれたし、自慢しに行くか」

 

 少女が再びコンソールを開き、リストアップされるワールドを吟味していく。

 

「んー、まだオンラインになってないな。お、新しいゲームワールドあんじゃん、後で集まったら行くか。んじゃまあ一旦いつものとこで」

 

 一通りリストに目を通した後、少女はお気に入りマークの付いた見慣れたサムネイルを選択する。

 少女の視界は青い空間に包まれ、鏡のあった部屋からその姿を消した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一面の青だった視界が切り替わる。

 池には鯉、砂利道と松の木、日本庭園、そして大きな旅館が目に入る。上を見上げるときれいな夜空が目に入り、その美しい世界は訪れる人々に静かな安らぎを与える。

 しかし、ここにいるのは少女一人ではない。侘び寂びを粉々に引き飛ばす勢いで大量の花火を上げる集団を横目に旅館の中に入る。黄金の体が生えているマグロやどうみてもSE◯Aのナック◯ズなアバターも日常風景のように通り過ぎ、目的地に到着する。少女お気に入りのこたつとテレビのある部屋だ。

 

「どもー、おじゃましまーす」

 

 部屋には何名か先客がいた。美少女、しかし世界観は全く統一されていない三人がこたつに入って雑談をしている。盛り上がってるようなのでどんな面白い話をしてるのか気になり、挨拶をしながら近づくと会話の内容が聞こえてきた。

 

「いや大丈夫だって、童貞でもいいどころか童貞を狙ってる人とか絶対いるから。諦らめんなよ」

 

 ほら面白そうな話をしてる。

 

「いやそれこっちの世界の、しかも中身男のことっすよね? 俺はリアルで童貞卒業したいんすよ。できれば結婚も」

 

「お前のin率で結婚は無理だろ。こっちで探すんなら別だけど」

 

「無理でしょそれ、宝くじ買ったほうがまだ可能性あるよ。お、こんばんわー」

 

 だいぶ盛り上がっているようだが、小さいマスコット的な画風の人がこちらに気づき挨拶をしながらこたつの空いている席を勧めてくれた。

 

「こんばんは。野郎が女の皮被って恋バナですか? 混ぜてくださいよ」

 

 からかう様にそう言うと、他の二人もこちらを認識したようで話かけてくれた。

 

「◯◯さん? 読み方違ったらごめん。いやこいつが童貞卒業したいらしくて、ちなみに27歳だって。どう思う?」

 

「既卒3年目クリエイター志望で業界未経験って感じ。バイトくらいはしたほうがいいですよ?」

 

 グラマラスで布面積少なめな猫耳お姉さんがパンクファッション少女を指して聞いてきた質問に、特に考えず反射で答える。どうやら恋バナではなくパンク少女を弄り倒そうの会だったようだ。

 本人は結構必死そうな感じはするが、他人事だといいエンタメである。

 

「狙ってる人とかいないんですか? 上手くいくかは一旦抜きにして」

 

「いたらこの子もこんな場所来てごちゃごちゃ言ってないよ。特になにかするわけでもなくしたいって言ってるだけ」

 

 かわいいアバターに反してなかなか辛辣な言い草である。

 やはり可愛い女の子たち(見た目は)に囲まれて脳みそを使わず会話しているのが一番楽しい。ここ数年はもはやこれのために生きるための維持費を稼いでいるようなものだ。

 

「因みにどんな娘がタイプなんですか?」

 

「確かに、性癖聞きたいよな」「やっぱそのアバターみたいな娘とか?」

 

 思いつきで聞いて見るとほか二人もノリで追撃をする。

 

「いやこれはどっちかというと自分の理想というか女の子になったらこんなの着てみたいなってだけっすよ。てかタイプって言われてもむずくないっすか? 結局好きになった人がタイプ的な感じっすかね」

 

 わかるー、こんなからかっといてなんだけど俺も経験無いしタイプとか言われてもわかんね。

 まあ言わないけど。

 

「じゃあ好きなキャラとかで言ってみてよ、現実は一旦無視して。そしたらタイプわかるんじゃね?」

 

 パンク少女が性癖開示から逃れられる未来は無いようだ。まあどこから始まったかは知らないが、こんな会話をしている時点で逃げるのは不可能に近いだろう。

 少し悩むような様子を見せたパンク少女だが、答えられるラインが見つかったようだ。

 

「えー、ケモ耳とかっすかね?」

 

「実在しない、しかも超部分的な外見を言われてもどうしようもないですよ」

 

 さっきからあまりにもふわっとした童貞夢見がち20後半男性パンク少女の発言のせいで、かわいいマスコットが正論を吐き続けている。

 とりあえず童貞卒業は諦めてもらったほうが良さそうだ。

 

「そこにえっちなケモ耳いるじゃん、とりあえずヤッて来たら?」

 

「俺? いいよぉ、お姉さんが童貞もらっちゃう?」

 

 そう言ってノリノリで気さくな兄ちゃんの声からお姉さん声に切り替え、動きもそれらしくなる変態猫。

 てかフルトラなのにどうやって一瞬でボイチェン操作したんだ。

 やり慣れてるな。えっちだ。

 

「いやそれはちょっと」

 

 しかしパンク少女は焼きに早い反応で拒絶の意を示した。

 これを断るとは、まあリアルでとは言ってたけど。

 

「確かにその豊満さは多くの人にとって魅力的に映るとは思うっすけど、やっぱケモ耳っ娘は小さい女の子が至高なんすよね。獣っていうのはたしかに野生とか本能みたいな要素を連想させるかも知れないっすけど、それは必ずしも=性的じゃなくて純粋さや無垢さを表すワードにもなるんすよ。自分的にはそこに目を向けていきたいんすよね。じゃあその純粋さとベストマッチする外見はなにか? そう、ロリっすよね? 好奇心旺盛で他人の視線に鈍感、きっと普段から周りに可愛がられてるだろうから人間は自分に好意的であると疑わない。ケモミミっ娘、つまり人外な訳っすから寿命も普通の人間とは違って、あくまで人間換算で幼いだけであって実年齢は見た目より高い可能性もあるっすよね? そう考えれば、その高い好奇心と本能的な一面からエッチな展開になってもお縄につく心配はない。むしろっすよ? 発情期とかも考えればそれは仕方ない、それどころか必要な行為になってくるわけで、甘えるようにおねだりなんてされようもんならもう.」

 

「急にめちゃくちゃ語りだすじゃないですか」

 

「キモいよ?」

 

 さっきまでの自分のタイプもろくに言えず、性癖開示をためらっていた様子は何だったのかと思わせる語りっぷり。

 面白いけどそこまで聞いてない。

 

「大分やべー(愉快な)やつだった。てか俺今フラレたくね? 童貞に?」

 

 ドンマイ、お姉さんはちゃんと強かったよ。こいつがもっとヤバかっただけ。

 

「プロにお世話になれって言おうと思ってたけどダメそうだねこの感じ、諦めようよ」

 

「拘り強そうだし、初めてはちゃんと好きな人と~とか言い出すんじゃね? どうせ」

 

「性癖教えろって言ったのそっちなのに無茶苦茶言うじゃないっすか。合ってますけど。ひどくないっすか?」

 

 若干投げやりになり始めた二人。さっきまで気持ちよく語っていただけに、パンク少女がちょっとすね始めてしまった

 同じ童貞として、自分だけ言わずにイジる側に回ってることに若干罪悪感を覚えフォローを口にする。

 

「まあ、俺もケモ耳ロリ好きだから言ってること分からなくは無いですよ」

 

 ちょっとズレてるかな? まあいっか、さっきも言ったように今俺は頭を使っていない。

 

「そういえばお前もケモ耳じゃん」

 

「俺は自分の好みをアバターに反映するタイプなんで。どうですか? かわいいですよね?」

 

「あら~、よしよし、カワイイねぇ」

 

「よし、よし、かわいい、かわいい」

 

 身長差のある俺を撫でるためにお姉さんは身を屈め、マスコットは懸命に背伸びをする。(届いてない)

 視界いっぱいのおっぱいと撫でるというより顔をぺちぺちと叩いているちぃちゃいお手々。

 何だこの幸せな光景は。

 あとお姉さん、なんか手の部分に音源仕込んでない? 何者なんだこの人。やめろ耳をじっくりマッサージするな、これ以上は死人が出るぞ。

 

「じ、自分も! そ、その、撫でてもいいっすか?」

 

 あら〜^^

 27歳童貞とは思えない積極さ、可愛すぎたかな俺。

 いいよいいよ? 変態猫とマスコットも譲ろうとしてるし。

 

「しっ、失礼します!」

 

 明らかに慣れていないであろうぎこちない動き。

 しかしその中からは、分からないなりに試行錯誤する様子と、割れ物を扱うときの怯えるような慎重さが感じられた。

 決して上手ではないが、こちらに気持ち良くなってもらおうとする思いが伝わり、身体の内から暖かくなるような不思議な心地よさに包まれる。

 元々疲れ気味だった意識が溶けていく。

 

「うわやばあれ」

「気持ち良さそうに身じろぎしながら求めるように頭を押し付ける動きっ! なんて恐ろしい子!」

 

 気付かない内に、気持ちいい場所を撫でてもらおうと自分から頭を動かしていたようだ。

 ちょっと触られてやるくらいのつもりだったが、しばらく撫でられてやってもいいな。

 撫でやすいよう近くによってやろう。ついでにジャケットの袖やらなんやらが干渉して面倒なので、実装したメニューからジャケットをOFFにする。苦労した甲斐があった。

 

 そのままお腹に頭を押し付けるようにして横になる。

 始めましてからそう経っていない中この距離感はまずいかと一瞬考えるも、次いで湧いてきた眠気と、装飾のシルバーが多いからリアルだったら痛そうだなんて益体もない考えに塗りつぶされてしまった。

 

「え、あ、あ、あの、え?」

 

 戸惑いと緊張を含んだ声とともに、撫でてくれていた手が止まってしまった。

 心地よさと眠気に支配されつつあった頭は、先程までの温もりが感じられなくなったことで肌寒さのようなものを錯覚する。

 

「おおぅ、そんな積極的な感じには見えなかったんだけど。こっちはロリよりだしありなんじゃない?」

「チャンスじゃん、うまく運んでしっぽりとやれる?」

 

「ちょっ、何いってんすか二人とも!?」

 

 少し待ってみても温もりは帰ってこず、寒気がじんわりと広がっていく。まどろみに沈み込んだ意識で遠くから大きな声を感じとり、やめろと訴えるようにパンク少女のお腹に頭を押し付ける。

 

「つづき、はやく」

 

 そのまま寒気をかき消すように押し付けた頭をぐりぐりと動かした。

 温もりと包まれる安心感を求めて、促すように、甘えるように、ねだるように。

 

 一瞬空気が固まった。

 

「よーしじゃそろそろ寝よっかな! 生活習慣直したいし、うん! おやすみ!」

「フレに呼ばれたので抜けます」

 

 そうしてからかいながら二人が退出する声が、二人には遠くの出来事のように聞こえた。

 未だに温もりが帰って来ない事を不思議がって見上げる視線と、目の前の出来事に対する衝撃と非現実感に浮かされつつも、何かに縋るように真意を見定める視線がぶつかり合う。

 

「み、みんな言っちゃいましたね」

 

「んぅ? おー」

 

 未だに撫でてはれないものの、抱きつくような形になったことでより近くに感じる温かさと視界を包みこむ少女によって再び頭が溶け始め、かろうじて話しかけられたことを認識し、なんとも力の抜けた相槌をかろうじて絞り出す。

 

「僕ら二人だけ.っすね」

 

 緊張をにじませながら少女が再び声をかける。

 ちょうどお腹に頭を埋め直していたので、リアルだったら声が響いてきて心地よさそうだななんて考えが頭をよぎる。

 

「んー」

 

 数泊置いて再びなんとか返事と返すが、今度は少女が喋らなくなってしまった。

 

 おざなりな返事が良くなかったのだろうか? しかしこれは今俺にできる全力なのだ。頭を撫でさせてあげるので機嫌を治してくれないだろうか? 三つの髪型から取ったパーツを組み合わせ、動きに合わせて揺れる大きな耳もついた自慢の頭だ、存分に撫でてほしい。

 喋るのが億劫なので頭を揺らしてアピールをしてみる。

 

 何度か頭を揺らしていると、ついに少女に動きがあった。ようやく撫でてもらえると喜んでいると手が置かれたのは肩と頬、反応するまもなく体まで引かれてしまった。

 

「顔見せてください」

 

 されるがままに気づけば向かい合わせに座らされている。距離は近いままだが、さっきほどではない。

 

「あんな甘え方、自分が何やってるかわかっ...て,,,」

 

 目が合った途端少女の言葉が途切れ、同時に先程までの緊張しつつも優しく暖かかった雰囲気が、少し硬いものに変わった。

 

「その表情もっすよ。何もわかってなさそうっすね」

 

 少女の手は、私の両頬を包むように添えられていた。少女の顔に視界が固定される、今の私に選択権はない。小さな星のような輝きが散りばめられた紫紺の瞳から目が離せない。

 夜空に吸い込まれていく。

 

「教えてあげます」

 

 唇に、柔らかな温もりを感じた。

 




切った場所のせいでpublicでおっぱじめるバケモンになっちゃった

久々に文書くので、他人に伝わらない怪文書になってる可能性を考え、一旦テストでアップすることにしました。

そのうち完成したらR-18に変えて投稿します。

こうしたほうがいいとかあればぜひお願いします。

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