これでくっころを自称するのは絶対に間違っている。   作:鮭ノ神

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なんかこの女騎士、名前も技も騎士と言うよりはアサシン、暗殺者だな。
しかし何故くっ殺系などを…?

なんだぁ?てめぇ…(死の天使、キレた!)

※ダンまち本編に関わるほどの重大なオリジナル設定を含みます
それでもよければ見てってください


母性とは抗えぬもの、そう叙事詩にも書いてある。

ふぅ〜…さっぱりした!

やっぱりゴライアスは一刀両断に限るね!

 

そんなことを思いながら私はドロップアイテム片手に急いで地上へと駆け上がる。理由はリヴィラの人達に出くわさないため!あっちのゴライアス狩りを散々延期(討伐によるインターバル)させてきたから今度ばかりは殺されるかもしれん!

 

そういやえーーっと今回で何回目だっけ……うーん、まぁたくさん!

まずい!遠くの方で怒号が聞こえた気がする!こりゃ今後もセーフティポイントは利用出来なそうだ!

また()()()に怒られるな!HAHAHA!!

 

 

 

 

 

「クソッ!先越されてやがる!」「ボールス!あいつだ、あいつの仕業に違ぇねぇ!!」「まだ遠くに行ってねぇはずだ!!探してあの鎧ひん剥いてやれ!」「死の天使(アズライール)ゥゥゥウ!!!」

 

 

 

 


 

 

 

そんなこんなで無事地上に戻り、いつものように魔石と素材をギルドの換金所で換金してから、私はオラリオの街をただ目的もなく歩き始めた。

 

そういやあの換金所の受付の人、最初はいつもびっくりしてたのになんか「あーはいはい、またですか」みたいな目で見られることが多くなったなぁ…一体誰が……*1

 

爺さんの装備は数日後だし…うーん、そうだ!ヘイズとあの猪んとこに顔出しに行こっと!とりあえずヘイズ達が泣いて喜びそうなポーションだの食材だのでも買っていこう、そうしよう。

 

そんな風に考えながら、換金したてのヴァリスを握りしめた。

 

 

 

 

 

さぁやってきました【フレイヤ・ファミリア】!

門の外からでも聞こえてくる怒号金属音打撃音衝撃音!

威勢のいい声が響いてますねぇ〜〜!何言ってるかは暗号みたいで聞き取れないけど。

とりあえず門番に会釈をしてから自然な様子で門を開けて中に入る。

ちなみに私は買い出してきた大量の差し入れをいつものように()()()に積んで引っ張ってきている。「いつもありがとうございます!!」と門番から言われたがこっちが好きでやってることなので別にいいのにと思ったりもする。……ここの奴らには()()()助けられた恩があるしな。特に猪。

 

 

そうして団員同士が日々殺し合う狂気の庭、戦いの野(フォールクヴァング)……だった気がする。そこまで荷馬車を引っ張っていると

 

「あ、あれはまさか!?あ、【死の天使(アズライール)】だ!!」

「なんだって!?」「まじか!おい起きろ!」「差し入れだぁー!!」

 

 

……なんかさっきまで斬りあったり倒れてた奴らが急に獲物が来た時の猫みたいな様子で集まってきた。

そこで荷馬車を止めて少し待っていると

 

「……来てくれたんですね」

 

目の下に前来た時よりもよりいっそう酷い隈を携え、死んだ魚のような目をしたより一層お労しい様子のヘイズがやってきた。

 

「……えーはい、これが今回の差し入れのリストですね…はい、はい、いつもお世話になってます」

 

「………気にしなくていい」

 

「それじゃあついてきてください……」

 

……荷馬車を引きながら、そんな逆にしゃきっとした姿勢で歩いていくヘイズを見て、より一層おいたわしやと思った。

 

 

「……これで全部だ」

 

「ありがとうございます…ちょうどポーションも尽きかけてて…」

 

「それでは私は「何言ってるんですか?」……まさか」

 

「えぇ、仕事を増やした(差し入れした)分、働いてもらいますよ」

 

 

いつの間にか私の周りには他の満たす煤者達(アンドフリームニル)が幽鬼のようにゆらゆらと私を取り囲んでいた。

あっ………スッー…

 

「とりあえずその鎧外したらまずは調理場、行ってきてくださいね」

 

 

 

……そんなこんなですぐ帰るはずが日が暮れるまで働かされることになり、結局猪にも会うことは出来なかった。

 

 

 


 

 

 

そんな地獄を終わらせて、私は一軒家くらいの大きさのファミリア本拠に帰宅した。

 

「おかえりなさい、愛しい我が子」

 

「ただいま…ぉ、お母さん…///

 

出迎えてくれたのは私の主神であり……お母さんでもある『女神ティアマト』様だった。……やっぱり何十年経ってもお母さん呼びは恥ずかしいなぁ…

 

「ふふっ、さぁおいで。母がぎゅーっとしてあげよう」

 

「……わ、分かったからちょっと待ってて」

 

広げられた両腕に飛び込みたい気持ちを抑えながらなるべく早く鎧を脱ぎさり、剣を置いた。

 

そして、その両腕に飛び込む。

 

 

あっ……暖かい……ふわふわす……る…

 

 

 

飛び込んでから約1.53秒後、幸せそうな顔をしながらシャルロットは意識を閉ざした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、ここでこのファミリアの主神である『ティアマト』について少しだけ詳しく話しておこう。

 

メソポタミア神話において、【原初の海の女神】とされるティアマトはより若い神々を生んだことで知られている。やがて生まれた神々がまた次世代の神々を生み出していくことになるのだが、それは置いておくことにする。

ティアマトは神々の英雄マルドゥクに敗れた後、その体から天地が創られたとされ、母なる神は文字通り、世界の基となった。

 

そんなティアマトはオラリオ、いやこの世界において欠かすことの出来ぬ存在である。理由はティアマトがほかの神々のように天界から地上に降りてきた訳ではなく、元々地上にいた所謂【地母神】であり、天界から最初に降りてきた【ウラノス】と同じくらい、いやそれ以上に強い権限を持っている。

しかしティアマトはその権限を無闇に振り回すようなことは絶対にしない。何故ならばティアマトは"母"であるから。

 

また、ダンジョンに対してもティアマトは特別な存在である。本来、神々が立ち入るものならすぐさまダンジョンはその神を排除しようとする。だが地母神であるティアマトのみ、ダンジョンに立ち入ることができるどころか、ダンジョンと対話し、宥めることが可能なのである。

 

 

【ウラノス】が祈祷によりモンスターをダンジョンに封じ込めるのなら、【ティアマト】は母の愛情をもってダンジョンを、モンスターを暖かく抱きしめて落ち着かせる。

 

 

それが母なる神【ティアマト】なのである。

 

 

 

*1
お前だよByロイマン




ゴリゴリなオリジナル設定を許してくれたまえ

ちなみにティアマトお母さんの姿はFGOのあれだっっ!!

ちなみにヘイズ含めた【満たす煤者達】の人達は主人公の素顔を知る数少ない人達の中に属しています。ちなみに主人公は"フレイヤ・ファミリア"に結構な恩義があります。決して"フレイヤ"に恩がある訳ではありません。


あっちなみに主人公の両親は元アポロン・ファミリア所属です。
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