魔王使いの主人公が女勇者といちゃつきながら魔王を倒すお話です。

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プロローグ

17年前、世界は突然と平和に終わりを告げた。

 

この世界は200年おきに魔王が現れ、魔物が世の中にあふれる。それに応じて女神の加護を受ける勇者が生まれる。そんな世界だ。そして17年前、その時も例外ではなく魔王が現れた。魔王は現れた時すでに成長し切っていて、世界を支配しようとする。対する勇者は生まれたばかりは当然赤ん坊だ。勇者が強いといえど、17になり体が成長するまでは人々は魔王に怯える日々を過ごす。

 

はずだった。

 

今代の勇者には2つ。今までの勇者とは異なる点がある。

 

1つは、性別だ。今代の勇者は女だった。生まれながらに金色の髪を持ち、美しい顔を持つ勇者は人々を魅了した。生まれた当初、女である勇者に対し不安を寄せる声も多かった。しかしそれは数年もすればなくなった。

 

そう、その理由2つ目だが、勇者は恐ろしいほど強かったのだ。その代の魔王の強さはその時の魔物の強さに比例する。よってその代の魔王の強さは予想できるのだ。魔王が今までの魔王と比べ弱い場合でも油断はできない。当然一般の人々、戦いを専門とする兵士でさえも魔物には苦戦するため、弱い魔王にも敵わないのだが、それ以上に油断できない理由は勇者がその代の魔王と同程度の力を持って生まれるからだ。それに勇者が魔王に敗れると、次の200年後、同じ魔王が世界を支配し、その時まで勇者は生まれない。だからこそ国は勇者を全力で応援する。しかし、今代の勇者は強かった。曰く、勇者が振るう聖剣一撃で魔物を50体も斃すと言う。さらに今代の勇者は貧しい人々に対し物を恵んであげたり、教会にお金を寄付すると言う聖人っぷりだ。そんな勇者は歴代最高の勇者と崇め讃えられた。

 

彼女は5歳の時からすでに魔物を討伐し始め、17である今では魔王が待ち構える城まで到達しそうな勢いだ。

 

私はそんな勇者、クレアと旅をしているイリナという魔法使いだ。

 

幼い頃から魔法に興味をもち、数々の魔物を打ち倒してきた私はクレアと旅をすることになった。クレアと私は同い年だ。つまり、私も17歳なのである。自分で言っちゃうけど私、すごくね。ただ、今代の勇者が強すぎるがために、私の最強さがイマイチわからないと言うのは難点だけど。

 

そんな最高の勇者と旅ができたら最高だって思うだろう?それが違うんだな、、、

 

「イリナ!あそこに紫色のキノコがあります!美味しそうです。食べて良いですか?」

 

「流石に嘘よね。明らかに毒がありますって言ってる色じゃない。食べていいわけないわよ。」

 

「美味しかったので大丈夫ですよ!」

 

「あの。さっきの確認はなんだったんでしょうか。」

 

 

問題が一つだけある。勇者はバカだったのだ。




プロローグだけで書いて失踪する可能性大です。

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