遠い戦乱の世。
 勇者を擁し大陸を治めた王国は、世界へ「人類統一宣言」を発令した。

「我らに従うものは亜人種として扱い、王国の庇護下に置いてやる。従わないものたちは魔族とみなし……殲滅する」

 ──それから数百年。
 世界は希望で満たされていた。


 人類にとっては。


 妹を探す旅を続ける青年、カラカ・ルミアラニ。

 魔法も使えない落ちこぼれ。
 ギルドでは笑い者にされながらも叫び続ける。

「俺は最強だ!」

蒼炎に導かれるその旅は、やがて世界を覆う巨大な偽りへと繋がっていく。

 革命を望む姫。
 虐げられる亜人たち。
 魔王と呼ばれた勇者。
 人類を憎み続ける復讐者。

 それぞれの罪、それぞれの動機を抱えた者たちが、ゆっくりと一つの場所へ集まっていく。

 その果てにあるのは希望か絶望か。

 これは、罪を継いだ者たちが起こす革命の物語。
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