今月の体育はテニスかサッカーの選択式だった
八幡はテニスを選択してひたすらに壁打ちをしていた
材木座?アレはじゃんけんの結果、負けてサッカーに行った
「うおー!今のやばいわー!絶対取れないって!」
壁打ちをしていると陽キャ達がテンションをあげながら騒ぎ始めた
八「うるせーな……」ボソッ)
すると八幡の足元にボールがひとつ転がってきた転がってきた先を見てみると先程騒いでいた陽キャたちの姿が目に入った
「やっべーよ葉山くん!曲がった?曲がったくね?今の!」
葉「いや打球が偶然スライスしただけだよ。悪いミスった」
するとその葉山という男のペアの男が八幡に話しかけてきた
「ごっめーん。えっと……ヒキタニくん?ボール取ってくんない?」
八「ヒキタニくんって誰の事だよ……」
八幡は小声で文句をいいながらも足元に転がってきたボールを投げ渡した
葉「ありがとねーヒキタニくん」
葉山という男は八幡に向かってそう声を掛けた
八「おう、だが俺の名前は比企谷だ」
葉「えっ……そうだったのかい?ごめんよ!」
半分笑っているような申し訳なさそうな微妙な顔をしていた
八「気にすんな?次から気をつけてくれ」
そう返して八幡は壁打ちに戻った
昼休みになり青葉と八幡はベストプレイスで青葉が作ったお弁当を食べてのんびりしていた
青「それにしてもこの時期のココは風が気持ちいいね〜」
八「だな……」
八幡のアホ毛が風に吹かれてみょんみょん揺れている
臨海部に位置するこの学校ではお昼を境に風向きが変わる
朝方は海から陸へ。昼頃には逆に陸から海へ帰るように風が吹く
青「今日のお弁当はどうだった?」
青葉が不安そうに聞いてきた
八「ん?美味かったよ。特に卵焼きが絶品だった」
青「良かった!八君の好みの味になるように頑張ったんだ!」
青葉はすごくいい笑顔で安心したような表情をした
八「いつもありがとな」
そう言って八幡は青葉の頭を撫でると
青葉は照れながらも嬉しそうな顔をして八幡の腕にしがみついた
青「八君のナデナデって本当に気持ち良い!私大好きなんだよね〜八君に撫でられるの」
そのようにしながら八幡と青葉は二人っきりの時間を楽しんでいた
するとそんな雰囲気をぶち壊すかのように急に声をかけられた
結「あれ?ヒッキーじゃん。こんな所でなにやってるの?」
由比ヶ浜はあからさまに青葉の事を無視していた
その行動に若干腹を立てた八幡は、いつもより若干言葉が強くなってしまった
八「あ?別に昼飯食ってただけだが?」
青「由比ヶ浜さんこそなんでここに?」
すると由比ヶ浜は青葉の事を見下すように目を細めながら答えた
結「ちょっと罰ゲームでね。それよりも二人ともこんな所で食べないで教室で食べればいいじゃん」
八「別にどこで食べようが……」
八幡の言葉を遮るように青葉が口を挟んだ
青「教室だと二人きりじゃないからね。私達は恋人同士だから二人きりでお昼を食べたかった。だから二人きりになれるここにいるの」
結「あっそ……ところでヒッキーってさ入学式の日のこと覚えてる?」
由比ヶ浜は急に話題を変えてきた
八「はぁ?当日は事故にあったから入学式の思い出なんてねーぞ?どっかの犬を庇って車に轢かれたってこと以外はな」
青「あの時は本当に心臓が止まるかと思ったよ……結局あの時の犬の飼い主さんは誰だか分からないままだし……」
八「だな……まぁ今更出てきてもって感じだがな…で?入学式がどうかしたのか?」
結「う、ううん……やっぱりなんでもない」
そんな話をしていたら3人のところにテニスコートから誰かが歩いて来た
高評価、感想、お気に入り登録よろしくお願いします!
書き溜めていた分が無くなりました。
正直続けるか悩んでいます。あまり好評でもないみたいなので……