ショタ先生と義姉ホシノの何気ない1日 作:ホシノ推しのコータ(偽名)
原作:ブルーアーカイブ
タグ:R-15 オリ主 残酷な描写 アンチ・ヘイト ショタ先生 小鳥遊ホシノ 先ホシ 義姉弟 甘々 ブラコン
(本小説はpixivにも投稿されています。)
小鳥遊ヒカル
年齢:15
キヴォトスの生徒より若い中学生の先生。
なんの因果か前世界の先生(プレ先)に呼び出されてしまい、先生としてキヴォトスで過ごすこととなる。
たまに大人びた一面を見せるが、生徒からは弟のように弄られたりとたまに散々な目にも遭う。
お腹にはサオリに撃たれた銃痕もあり、人生最大の痛みだったという。(これを見たホシノはサオリを完膚なきまでに叩きのめそうとしたという。(後輩たちが止めた。))
〜シャーレ 仮眠室〜
「先生!起きてください!朝ですよー!」
「…zzz」
んん、アロナ…?まだ眠いから…もう少し…
「あ、ちょ!先生!切らなi」
カチッ
僕はシッテムの箱のアロナによる目覚ましを止めた。
「むにゃ…zzz」
僕は小鳥遊ヒカル。ひょんなことから学園都市キヴォトスにある連邦捜査部シャーレの先生に任命されたただの中学3年生…いや、途中からここに来ちゃって退学扱いになったから、中学生だったの方が正しい。
でも今は僕でもこなせるような仕事が殆どだから、こうやって寝坊しても…まあダメなんだけど…
でも今日は特に眠たいし、後で考えよ…
いざ、2回目の夢の世界へ!むにゃ…
〜視点は変わり、シャーレ 執務室〜
「うへ〜、ヒカル〜。当番に来たよ〜…ってあれ?」
おじさん…いや、私は小鳥遊ホシノ。アビドス高校に通う3年生で、シャーレに所属するヒカル先生の義理の姉だ。
私がまだ5歳の頃、母はユメ先輩のようにお人よしで、近所に住んでいた子供が虐待を受けており、それを見過ごせなかったのか母親はその子を保護し、育てることにした。
私は母が大好きで、その子に母親が取られると思って、毛嫌いしてしまった。
だけどヒカルはそんな私にでも、諦めず家族として仲良くしようと接してくれた。
そのおかげなのか、私はそんなヒカルを見て、この子なら仲良くしてもいいかもしれない。
そんな感情を抱き、私も姉としてヒカルと仲良くなった。
だけどそんなある日、私は小学生の頃、同級生に散々いじめられていた。
私はそれでも耐えていた。そして母にも、ヒカルにも黙っていた。
だけど、そんな校舎裏でいじめられてたある日に…
〜〜〜
『あんたさあ!無愛想で可愛くないんだから学校来んなよ!無口菌がこっちに移るんだよ!』
『『そーだそーだ!』』
『…』
いじめっ子と取り巻きに囲まれ、暴言を吐かれる私。
すると、どこからか走るような足音が聞こえる。その音の方向を見ると…
『おまえら!ねえさんをいじめるな!』
『!』
当時一年生のヒカルはいじめられてる私を助けようとしたのか、前に出て声を上げた
私はその時の状況に少し恐怖を覚えた。
ヒカルは私達キヴォトス人とは違う人種でヘイローはなく、力も弱く銃弾一つで死んでしまう弱い体なため、いじめっ子達に傷つけられ当たりどころが悪ければいなくなってしまうんではないかと恐怖が押し寄せてきた。
『なんだこのちんちくりん!おまえには関係ないからやられたくなかったらあっち行け!』
『ねえ、こいつピンク髪の弟だよ?』
『こいつもおもちゃとして使えるかもよ?』
『へえ…』
いじめっ子はニヤッと微笑むと、ヒカルを見た。
『ッ…』
『ヒカル!逃げて!』
私は叫んだ。家族を失うのは嫌だ。その一心で。
だけど、物陰から一人の人物が現れて…
『貴女達、全部見させてもらったわ。ヒカル君、ありがとね、よく頑張りましたね。』
『…』
ヒカルはどうやら先生を呼んでいたようで、先生はヒカルの頭を撫でた。
『ちんちくりん…ひ、卑怯だぞ!チクリ!』
『『そーだそーだ!!』』
『貴女達!!!』
『『『!!!』』
先生の怒った声が響き渡り、ビクッと震え出した3人。
普段温厚な人を怒らせると怖いと言うのはこのことだ。
『直ちに職員室に来なさい!今すぐ!』
そう言うと先生は職員室へと歩いて行った。
3人は泣きそうな顔で、先生の後を追った。
するとヒカルは私に走って近づくと、私を抱きしめて頭を撫でてきた。
ヒカル『ねえさん、いままでよくがんばったね、ごめんね、はやくたすけてあげられなくて…もうあんしんしてね、もうだいじょうぶ、だいじょうぶだよ…』
ヒカルは私を今までの苦痛から慰めるように言葉をかけ、優しく頭を撫でる
そんな抱擁感のある言葉をかけられた私は…
『う、うあぁぁぁぁ!』
今まで耐えてきた思いを解放するかのように泣き、抱き返した。
そこから私はヒカルを異性として見てしまい、それと同時にヒカルを守りたいと思った。
あの時覚えた恐怖が忘れられず、自分でも自覚はしてたがブラコン(過保護に近い)のような行動をよくしてしまっていた。
そうして月日は流れ、私はアビドス高校に入学した。
だけど、私が入学した高校は家と遠く、母親が事前に買ってくれた家に一人で暮らしていた。
私はヒカルを離したくなかった。ずっと一緒だったからというのもあるが、初恋でもあるヒカルだけは、連れて行きたかった。
それでもヒカルは学校があった。だから連れては行けない…私は一緒に居たいという気持ちを押し殺して生活した。
それからしばらく経った時、私はユメ先輩と喧嘩をして、ユメ先輩は砂漠で脱水を起こし亡くなってしまった。
私は後悔した。家族同然の人の死を嘆いた。小学生の頃に覚えた大切な者が消える恐怖が蘇ってしまった。
そんなある日、気づいたら私はヒカルに電話をかけていた
『姉さん?こんな夜中にどうしたの?ふわぁ…』
ヒカルは寝ていたようで、眠たそうな声で電話に答えていた
『こんな時間にごめん…実は…』
私は今までのことを全部言った。話している途中に泣いたりもしてしまったが、ヒカルは『大丈夫、ゆっくりでいいから、深呼吸して落ち着いて話そ?すぅー…はぁー…って』と私を落ち着かせてくれたり、眠たそうな声をしながらも私の話を優しく受け止めてくれたり、ヒカルもユメ先輩によくしてもらっていたから少し悲しそうな声をしていた。
『今回に関しては姉さんも悪いよ…ユメさんの言葉には、姉さんともっと仲良くしたくて言ったんだと思う。でもね、イラついてたからって八つ当たりせずに、今は落ち着かないから後でって言えば良かったと思う…。それで、ユメさんの気持ちにちゃんと答えてあげたらそれでよかったかもしれない…それでも、姉さん…僕は姉さんの味方だから、何か落ち着かなかったら、電話でもいいから頼ってね。今度から何か不安なことがあったら、力になるから。姉さん、言ってくれてありがとね。辛かったよね、でも頑張ってえらいよ。』
ヒカルは私に少し叱るような口調で言いながらも、私を心配するような優しい声で慰めてくれた。
そんな言葉に、私はまた甘えるように泣いてしまった。
そして私はシロコちゃん、ノノミちゃん、アヤネちゃん、セリカちゃんの4人の後輩達に支えられ、3年生になったある日、私はいつも通り屋上で昼寝をしていたら…
『ホシノ先輩!』
『うへ?セリカちゃん?どしたの〜?』
セリカちゃんが勢いよく扉を開けて、私に近づいてきた。
『連邦生徒会に送った救援依頼がやっと届いて、シャーレの先生が来たの!ホシノ先輩も挨拶して!』
そう言ってセリカちゃんが私の手を掴んで連れて行かれる。
先生…大人が来たと思った私は、黒服のこともあってか信用できないと思った私はセリカちゃんに連れられて部室に入った。
だけど、その先生は…
『姉、さん…?』
『う、うへ!?ヒカル!?』
そこには砂で汚れてしまったYシャツを着たヒカルが居た。私は居ないはずのヒカルに驚いたが、それ以外の皆も驚いていた
『え!?先生がホシノ先輩が言ってた弟!?』
『あら〜☆』
『でも、ホシノ先輩とあまり似てませんよ?』
『ホシノ先輩が義理の弟って前に言ってたから同然…』
『あわわ…』
久しぶりに会ったヒカルは背は伸びていたが、私と同じ身長だった。
でも少し顔付きや雰囲気は明るくやんちゃだった時とは打って変わり、穏やかで少し大人びていた。
私はそんなヒカルと好奇心で話しかけている後輩を見て…正直少し妬いてしまった。
シロコちゃんに関してはヒカルを見て少し頬を赤くして乙女の顔をしていた。
そんな皆を見て私は喜ばしい様な、少し嫌な様な、複雑な感情だ。
そしてヒカルは、アビドスの様々な問題を解決してくれて、私のことも助けてくれた
自分をカイザーPMCに所属する代わりに借金を半分負担してくれるという口車に乗せられ、黒服について行ってしまった。
だけどそんな私を、ヒカルは死ぬかもしれない敵の拠点に入り命懸けで探して、助けてくれた。
私は自分を悔やんだ。大切な人が、好きな人がいるのにアビドス高校の借金のことしか考えていなかった。
そんな私をヒカルはいつもの優しさで包み込んでくれた。
そして私とヒカルは当番や仕事を通してまた触れ合うことができた。
トリニティとゲヘナの騒動では銃で撃たれたと言われた瞬間絶望してしまった…
それでも大事には至らず今ではピンピンしてるが弱い体だから少し怖い。
そんなことがありながらも今のキヴォトスは平和である。
〜〜〜
そして今…
「うへ…まだ仮眠室で寝てるなぁ〜?」
昔から私と同じ寝ることが好きなため、こういうことがよくある。
当番の子が執務室に来てもいないと起こすのが恒例である。
でもノノミちゃんやシロコちゃんは寝起きの声や顔が可愛いと言い、よく可愛がっている。
特にヒナちゃんからは先生が甘えてくれて嬉しいと言っていた。
それを聞いて嫉妬してしまった自分もいる…
そう思っているとあっという間に仮眠室に着く。そして私は仮眠室を開け、ヒカルを起こそうと声をかけた
〜視点は変わり、シャーレ 仮眠室〜
「…きて〜、起きて〜。ヒカル、朝だよ〜。」
んん、声が聞こえる。今何時だろ…?
「んにゃ…ねえしゃん…?」
「おはよ〜、ヒカル。」
僕が目を覚まして起きると、目の前には姉さんがいた。
そっか、今日は姉さんが当番かぁ。
だから聞き慣れた声だったんだ。
「おはよ〜、ふわぁ。よく寝た…」
「うへへ、完全に寝坊だけどね…」
「え?」
僕が時計を見て時間を確認すると、時計の針が10時を指していた
「10時…?もうそんな時間?」
「ほらヒカル、着替えてご飯食べて、仕事するよ?」
「は〜い」
僕はそう言うと、仮眠室にかけてあるスーツを着ようとすると…
「ヒカル、たまには私に甘えていいんだよ?」
「ふぇ?」
「ヒカルがシロコちゃんやノノミちゃんに甘えたって聞いてさ〜、たまにはお姉ちゃんにも甘えてきてほしいよぉ〜。」
「姉さんがいいならしてあげるけど…なにしてほしいの?」
「うへ?そうだなぁ〜…今からそのスーツを着させてあげる…とかかなぁ?」
姉さんはニヤニヤしながら僕を見てくる。そんな言葉をかけられて僕は恥ずかしさからか顔を赤くしてしまっていた。
「そ、そこまではしなくていいよ!ひ、膝枕したいとかそういうのならいいけど、流石に僕も思春期とかあるし!姉さんでもそれは恥ずかしいよっ!」
僕はそう反論するが姉さんの表情がさらに緩くなっている。
「うへへ〜、お姉ちゃんのことそんな目で見てくれてるんだぁ〜?私は好きでいてくれて嬉しいよ〜♪」
そう言うと僕を抱きしめて撫でてきた。なんか更に恥ずかしくなってきた。
「姉さん!恥ずかしいからやめてよ〜!」
「うへへ、恥ずかしがってる姿も可愛い〜♪」
「着替えるから出てって〜!」
「うへへ〜、は〜い♪」
姉さんは満足したように返事をし、仮眠室から出て行った。
最近の姉さんはなんだか積極的だ。本当に油断できない。
僕はこのキヴォトスでは子供ではなく、一人の大人として生活している。
まあ皆からはたまに年下として見られることがたまにあるけど…
とりあえず僕は先生としてここにいる。でも、なんで僕が先生になったかもわからないし、寝て起きたらここにいた。
確か、あの夢を見た直後だったかな…
〜〜〜
僕は、瓦礫の中に埋まっている一人の男性の前で立っていた。
助けないとと動こうとしたけど、動けない。でもその人は僕にこう語りかけてきた。
『ヒカル君、君の姉や生徒達を導いてほしい…私ができなかったことを、君が成し遂げてほしい…私からの、お願いだ…』
そう語りかけた後、その場から消えてしまい、目が覚めるとキヴォトス外で暮らしていたはずが、何故かキヴォトスにいた。
多分だけど、僕とは別の世界の先生なんだと思う。首にシャーレの名札があったからだ。
〜〜〜
そうして僕はアビドスやミレニアム、エデン条約時に起きた事件を解決し、更には別世界の先生による事件も解決し、最近では姉さんの暴走を食い止めた。
最後に裸になったのはすんごい恥ずかしかったけど。
まあそんなことがありながら、僕は今こうして過ごしている。
「よし、スーツよし、まずは腹ごしらえ!」
スーツを着ると、まずはお腹を満たすために仮眠室から出る。
「お、着替え終わった?スーツを着ると大人に見えるねぇ♪」
姉さんは仮眠室の扉の前で待機していて、目の前の僕の姿をじっと見ていた。
「僕は先生として皆を導かないといけないからね…紳士の身だしなみは整えないとっ」
「私にとってはまだまだ未熟な男の子だけどねぇ?」
「や、やめてよ姉さん!姉さんの前だと、気が緩んじゃうんだよぉ…」
「うへへ、相変わらず可愛いなぁ〜♪」
そう言って僕の頭を撫でて、ニコニコしている。
こんな姉さんだからこそ、僕はこの人が''大好き''だ。
僕は、姉さんと過ごしてく内に、そして頼られていく内に、姉さんを異性として好きになった。
でも姉さんが僕をどう思ってるかなんて分からないし、今はまだ伝えていない。
「」わっ…!ね、姉さん…!///と、とりあえず僕はご飯作るから!」
「分かったよぉ〜♪ねね、ヒカル。お姉ちゃんもご飯食べてもいいかな?」
「姉さん、食べて来たんじゃないの?」
「うへへ〜、実はヒカルのご飯が食べれると思って食べてこなかったんだよぉ、お腹ペコペコだから早く食べよぉ〜」
「分かったよ、姉さん。それじゃあ調理室行こっか」
「うへぇ〜い!」
そう言って僕と姉さんは調理室へと向かった。
やっぱり、姉さんのこういう喜ぶ顔が一番好きだ。
〜〜〜
「「ごちそうさまでした」」
僕達はご飯を食べ終え、手を合わせてそう言った
「うへぇ〜、ヒカルが作るご飯はいつ食べても美味しいねぇ〜♪」
「母さんのを見て覚えたからねぇ、そこから色々作るようになったか、うわっ!姉さん!?」
そう言うと僕は食器を片付けている僕を姉さんが後ろから抱きついてきた。
「ヒカルは将来いいお婿さんになりそうでお姉ちゃんは嬉しいよぉ〜♪」
「!?!?」
僕はそんな言葉をかけられ、顔を赤くしてしまった
「姉さん!?お、お婿さんって!?!?」
「うへへ〜、驚いてる驚いてる〜♪初心なやつめ〜♪」
「やめてよ姉さん!びっくりしたじゃん!」
「弄りがいがあるからしてるんだよぉ?」
「もぉ〜!」
姉さんとそんな会話をしながら、僕達は執務室へと向かい、仕事を始めた。
〜〜〜
「ヒカル〜、こっちの書類終わったよぉ〜」
「ありがとう姉さん。そこの机に置いといて〜」
「は〜い」
僕は自分の仕事をこなしながらあれから数時間が経った。正直言って疲れてきた。
「ん〜…!疲れた…」
「うへ、ヒカル。疲れたの?」
「うん、ずっと座り続けてやってたから…ちょっとね…」
「それじゃあ、お昼寝、する?」
姉さんはそう言うと、膝をポンポンと叩いてきた。
「ね、姉さん!?なんで膝叩いてるの!?」
「朝にヒカル言ってなかったっけ?膝枕ならいいって」
「うっ…」
どうやら覚えていたらしい。改めて自分を恨んでしまう…こんなの恥ずかしいって!
「分かったよ、姉さん…///」
「うへへ〜、ほら、おいで?」
僕は椅子から立ち上がると、姉さんが座るソファーに近づき、隣に座ると僕は頭を姉さんの膝に置く。
「やっぱりこうすると可愛いねぇ〜♪」
「…///」
頭を撫でられて、僕は嬉しい気持ちと恥ずかしい気持ちでいっぱいだった。
姉さんが好きだからこそこんな気持ちになってしまう…と、そんなことを思っていると、姉さんは僕を見て何かを決断したかのように手を止め、深呼吸をした。
「ねぇ、ヒカル。」
姉さんは何やら真剣な表情をして、僕を見て話しかけてくる。
「どうしたの?姉さん。」
「ヒカルはさ、私のこと好き?」
唐突にそんなことを聞いてきた。僕はその言葉を聞いて少し困惑する。
「ごめんね、少し言い足りなかったね…」
すると姉さんは顔を赤くしながら、こう呟いた
「ヒカルはさ、私のこと…その、女の子として好き?」
僕はその言葉に驚いてしまい、揶揄っているのかと考えてしまう
「ね、姉さん!?そんな「揶揄ってないよ、本気」…え?」
僕は揶揄わないでと言おうとしたが、姉さんはそう言って僕の言おうとしたことを断ち切ったのだ。
「その、答えてほしい。私のこと、一人の女として好きか、それとも…義理の家族として続けるか…」
「…」
姉さんは、僕のことを本気で好きなんだとそこで分かった。
僕も…正直に言おう。
「好きだよ、昔から。」
「…!」
姉さんはその言葉を聞くと、涙を流して微笑んでいた。
「ありがとう、答えてくれて…私も、大好きっ!」
すると僕を起こして、思いっきり抱きしめてきた。
僕もその気持ちに応えるように、抱き返す。
「ヒカル!好き!大好き!ヒカルに小学生の頃に助けられてから、ずっっっと好きだった!」
「姉さん…僕も、仲良くしてくうちに好きだったよ。」
姉さんの好きの言葉をたくさん聞いて、僕の思ってる好きより倍の好意があるのだろう。
それでも僕は受け止めてあげよう。姉さんの弟として、一人の男として。
抱きしめあった後、気を取り直して僕は姉さんにまた膝枕をされていた。
そして僕は姉さんが頭を撫でてくれているせいか、優しさと温かさで眠くなってきた。ちょっと寝ちゃお…すやぁ…
〜シッテムの箱〜
「私の目覚ましを止めた後から、先生は私達のこと忘れてませんかね?」
「提案。先生はホシノさんと仲良く過ごしてます。だから今日はそっとしてあげましょう。」
「ん〜…なんかモヤモヤしますけど、そうしましょうか。」
シッテムの箱にいる二人は、そんな会話をしていた…
〜ホシノ視点〜
ヒカルは穏やかな顔でスースーと寝息を立てながら眠っている。
私は、自分の長年の恋が実り、とても嬉しく思っていた。
色んな学校の生徒がこのキヴォトスにいる中、義理の姉である私を選んでくれた。
シロコちゃんやノノミちゃんも、ヒカルに対して好意を持っていた。
多分ヒナちゃんや他の学校の人たちもそうだろう。
少し申し訳ないが、ヒカルは誰にも渡したくない。
我ながら重い女だとは思うが、私はそんな自分でもいいと思っている。
それが本当の私だから。
ホシノ「なんか安心したら、私も眠くなっちゃったなぁ…寝ちゃお…」
私はソファーに座ったまま、ヒカルと一緒に眠ってしまった。
〜翌日〜
「ん。ホシノ先輩、先生。起きて。」
「んん…う、うへ!?シロコちゃん!?って朝!?おじさんもしかして1日シャーレで寝ちゃってた!?」
「今日は私が当番…その様子だとイチャイチャして寝てたね、ずるい…」
「シロコちゃん!違うから!誤解だからぁ!」
「んにゃ…シロコ?姉さん?」
「うへ、ヒカル!」
「ん。先生、私にも甘えて。」
「んえ?え?」
「シロコちゃん!?話を聞いてよぉ!うへぇぇえ!」
今日のキヴォトスも、いつも通り平和だ。
ー了ー
これはとある日に思い浮かんだ妄想でして…まだ小説初心者の時に書いたやつです。
ご不満な点があれば、良ければ聞かせてください。
それではばいならー。