TS転生者幼女は、サノスを拾ったので愛情を注ぎます   作:ジールライ

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新たに思いついた二次創作
高評価と感想をお願います。
気分が良くなると続き描くかもです。気長によろしくお願いします。


1話「臭い路地裏」

私が…いや、俺が目覚めた時そこは、ドブ臭い路地裏だ…治安も悪いし…なにより汚い…俺は自分の体を見ると小さい手に汚れた白い肌…ボサボサの白い髪…女の子に転生したのか…俺の前世の記憶では、普通の成人男性だったんだがな…まさか幼女に転生とはな…

 

腹がすいた…食べ物を…と俺は立ち上がり食べ物を求めて探し出す。

 

どうやって手に入れよ…物乞いでもしてみるか?まぁ、やるだけやるか…

 

「おめぐみを…くだひゃい…」と路地裏から出てそう言うが…うん…スラム街ぽいな…とそんな事を考えてると「なんだ?ガキがこんな所にいるな?」となんか成金ぽい不良がやって来た…

 

「おめぐみを…くだひゃい…」と土下座するといきなり頭に何が勢い良く置かれ俺の頭は痛みを走る…どうやら踏みつけられたみたいだ…

 

「うぐっ…」と唐突に踏みつけられ痛みに声を漏らすとおもろしろそうに「おらおらおら!」と分だり蹴ったりしてくる。

 

やば…これ…死ぬっ!とそう思いながら蹴られそして、満足したのかお金を投げつけられてなんと生きていた

 

俺は、それを握りしめ食べ物を買おうと街をうろつくとガラの悪い大人達がやってきて「お、金持ってんじゃん」と俺から無理やり取り上げてきた…

 

あぁ…くそったれ…それは俺のだぞ……返せよ…

 

なんて不幸な転生だよ…こりゃ、死ぬな…あーあ…もっといい人生を送りたいものだとそんな事を考えながらも立ち上がり醜くも生き残ろうと食べ物を探す…

 

成果は裏路地にあったゴミ箱の中に生ごみだ…

 

口の中は気持ち悪く、食感も悪い…何度も嗚咽や吐き気を堪えた…なんでこんな目に合うんだよ…ちくしょうめ…辛い…痛い…死にたい…いっそ…死ねたら…「おぎゃぁおぎゃぁ」と赤子の泣き声がした…

 

俺は何とか立ち上がりその赤子の泣き声のする方に向かう…

 

ゴミ箱の中から泣き声がする…俺はそっと中を覗くと…そこにいたのは紫色のシワシワの肌に醜いブツブツがあり…真っ黒な目…その子を俺は知っている…サノスだ宇宙最強の最強の悪役(ヴィラン)サノスだ…

 

どうする…今ここで殺す?俺が?でも、殺さないとサノスは…………いや…サノスは…無意味に人を…生物を殺す奴じゃない…サノスがそんな事をした理由は…人口過剰による資源不足が原因でそれを何とかしようとした結果…人口を減らそうという理由で行っただけ……そうだ…このサノスに罪はない少なくとも、俺の知るサノスは快楽で殺すような奴じゃなかった…俺が…育てよう……この子の母親代わりとして愛情を注げば…きっと…いい子になれるはずだ…それに…俺に人を殺せるような力も心もないしな…

 

「大丈夫だよ…つらかったね…」と俺はサノスを拾い上げそして優しく抱きしめる。

 

「大丈夫…大丈夫……私が守ってあげるからね…あなたの名前は…『サノス』だよ…ただのサノス…私といっしょに生きようね…」とひとまずサノスが落ちないように背中に背負ってそこら辺の布でサノスを自分の体に巻き付ける。

 

さて…食料が必要になったな…でもさすがに生ゴミを食わせるわけには行かないな…となると…ミルクが欲しい所だが…流石に無理があるか…

 

……盗むしかないか…ご都合主義なんて存在しない…でなければ今こうして俺が生ゴミを食うことなんてないんだからな…チート?んなもんあるわけがない…今を必死に生きるべきだ…悪事?善行?んなもん捨てろ!今生きるのに集中しろ!意地汚くてもいい!全力で生きて!生きて!そして!「幸せになってやる!」と俺は、スラム街の周りをうろつき始める。

 

「みつけた…」とミルクを売っている店を見つけた…露店で、冷蔵庫なんてない…生ぬるく腐りやすいミルクを売っている店を見つけた…盗むタイミングをうかがえ…と俺は店主が何処かに行くのを見守る。もし捕まったら俺どころかサノスは死ぬ…絶対に捕まっちゃだめだ…タイミングを見極めろ……失敗はダメだ…

 

店主が奥に入った瞬間を狙い俺は、そのミルクの瓶を2つ盗み出す。

 

「あ!このガキ!街やがれ!」と店主は追いかけてくるが、店主も流石に店を開けっぱにすることはできないからそこまで追ってこなかった…

 

計算通りだ…流石に店を放置して俺をずっと追いかけることはしなかったな…

 

「はぁ……はぁ……ん…はぁ……はぁ……」と喉から血の味がしそうなほど苦しく痛い…息を吸うたびにそれを感じる。

 

俺は、ゆっくりと呼吸を整えそして、味見としてミルクを飲む温く不味いミルクの味がしたが…不快感はない…腐ってないようだ…安全確認ができたらサノスにミルクを与える。

 

「美味しい?」とごくごくとサノスはそのミルクを美味しそうに飲む…

 

「たくさん飲んでね…」とその様子を見守りなが俺はサノスに子守唄を歌う…といっても…即興で作った子守唄だけどな…

 

「あーしたのー あーさーはー ゆーるやかなー あーいーのみーちーる ひーびーを とーどーけーまーしょー あーしたのー きーぶーん いーきーなーいーとー いーきーてーればー いつかー わらえるかーらー あーしたのー ゆーうーぐーれ きーれーいかーなー わーたーしーたーちー いーきーれーるよー」とそれを繰り返し歌い続けているとサノスはいつの間にか眠っていた…

 

「……おやすみ…サノス…愛してるよ」と眠ったサノスのおでこにキスをしそして眠っているサノスを背負って風や雨をしのげる場所を探す。

 

時間はいま昼…夜のここはかなり危険だろうし…急いで安全な場所を見つけないと…

スラム街で出会うなら?(出会う者によって変更される可能性がある)

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