気がつくと俺はビルの地下らしき場所にいた。
壁や柱にはヒビが入り古臭い電灯は電力が途切れているのか、経年劣化でその生涯を終えたのか定かではないが現状つきそうもない。
辺りは光から断絶されており視界には有り余る闇が周りの状況とともに脳へ情報を送り届けている
おかしい
灯りが一切ないのに周りがよく見える、それはもうくっきりと、いや違う今はそこにこの自慢の偏差値40代の脳みそのリソースを割くべきではない。
ぶっちゃけ平静を装うためにめっちゃ頭良さそうな語りを入れたが俺は冷静なタイプの馬鹿なのだ。
振り返ってみてもいつものように学校から帰って昼寝し飯を食い漫画を読みちょっとお高いベットでぐっすりと寝ていたはずだ。
こんな汚ねえビル地下に縁などない。
はっ!?これはよくある異世界転生物!?
にしては俺を産んだセカンドペアレンツがどこにも見当たらない
どころかこんな所に子供を放置したら育児放棄だぞ!
……流石に現実逃避はやめるべきか。
まずなぜ周りが暗いのによく見えるのか、分からん保留
ここはどこなのか、少なくともビルはあるので人もいる可能性が高い
俺はなんなのか、さっきから薄々感じていて無視していたが、見下げてみると足がない、どころか胴体もない、意識すると視界が上下左右に移動できる感覚がしたので客観的に見てみよう。
それは簡単に言えば黒い箱に口のようなギザギザに穴が空いていてそこから黒紫の霧のようなものが視界と繋がっていでそれとは別に同じような色の2本のムキムキ腕がふわふわ浮かんでいる。
デカさとしては普通の人間の3倍ほどあるだろう、どうやら俺の意思で動かせるようだ。
まあ簡単に言うと手のひらサイズのド〇クエのミミックの周りにちょっとでかい腕が飛んでるような感じだ。
悲報、俺知らぬ間に人間やめてた。
まあ馬鹿なので気にしても無駄でしょう。バカは脳天気なのが取り柄なのだ!
とりあえずこのままでは動けないので片腕の手のひらに自分を載せることにした、漫画の知識は役に立つ。
とりあえずいつここが崩れるかわかんないし外に出よう
階段をふわふわ浮かびながら登っていくとこれまた寂れた無人のエントランスが広がっていた、長めの机やソファ、棚など生活感溢れる年季の入った家具がそこそこに置かれていた。
社会に出ていない俺には分からないがどこかの中小企業の会社のようで周りを察するに経営難などで潰れてしまったのだろう。
とりあえず色々漁ってみようと思い小さくしたもう片腕で引き出しなどを漁ってみる(なんか出来た)、机の中には白い粉(意味深)やモデルガン(意味深)が入っていた。
前言撤回、ここ絶対カタギじゃねぇわ、潰れた理由抗争争いとかだろ。
とりあえず銃だけ拝借、護身用にね?
そのまましばらく漁っていると上の階から嫌な感じが近づいて来る気がした。これが気と言うやつかクリリンはあっちだ!とかしている間に上の階段からくそきもいなんかが降りてきた。
それはカエルに気色の悪い色をした人の手足を付け替えたような見た目をしていて目からは毒々しい色をした液体を垂らしており触れた地面はジュワーと音がなり少し溶けだしている、体調は2mほどだろうか。
「ゲk」(グチョオァ)
おっとキモすぎるあまり人間より5倍ほどでかくした腕でたたきつぶしてしまった。
ー
ぐちゃぐちゃになったカエルは体の端から黒い粒子になって消え始めた、それと同時にカエルの死体から黒い影のような玉がふよふよと出できた。
何故か異様にそれに視線が吸われる。本能が伝えてくる それを奪え、喰らえ、捕らえろと。
本能の赴くままにそれを飲み込む。
すると無意識に使っていた謎のエネルギーを知覚するとともに、少しだけ底なしの腹が満たされたような気がした。
これだこれがもっと欲しい。あとラーメン食べたい
そして本能と煩悩を備え、閉じ込められ光すらも奪われた人々の怨念と強欲により出現した1匹の呪霊は進み出した。
ー
外は住宅街のようで沢山の家が並んでいる。
すると横から若い男性が歩いてきた。
まずい!人がいたのはいいけどこんな姿見られたら驚かれ逃げられ通報されつかまり解剖コースである。どうしよう!あわあわ!
とか思っていたら素通りされた。
俺幽霊ポジね、もしかしてあのきもガエルと俺同類だったりする?
なんかいやだな。
いったんまだ食べたりないしカエルみたいなのもっと探すかあとさっき感じた謎エネルギーももっと扱えるようにしなければ。
そう思い周りを探し回るがなかなか見つからない。
カエルのように室内もしくは暗い場所にでもいるのだろうか。
てか俺飛べるやんアホか。
ちょっと高くから周りを見てみるか。
そう思い俺は黒い掌にのり空高く急上昇する。
時間がたったのか赤い夕陽が街を限定的なれど赤く照らす。
街の奥の方では背の高いビルが立ち並びこちらとは対照的に人の気配らしきものがごみのように感じられる。
見た感じ多分東京っぽいなこれ
時代まではわからないけど割と現代社会が築かれてるなラーメン屋もありそうである。
そうこうしているうちに日が完全に暮れてきたようで辺りに影が支配し始めた。
さっきと変わらず視界は暗くてもくっきり見える。
するとなんかくそきもいちっちゃな羽の生えたおっさんが道の角から現れた。
なんか見たことあるぞ?
「おすえhcをふぉw」
このくそきも声と見た目はあれだ、呪術廻戦の蠅頭ってやつだ。
ということはここは呪術廻戦の世界で俺は呪霊に転生ってコト!?
それはまずい、今がいつか知らないがここにいては戦いに巻き込まれ死亡確定。
そうじゃなくともそのうち呪術師や呪詛師などに殺されてしまう。
間違えた払われてしまう!
生き残るためにはまず強くならなければ、さっきのカエルのように魂的なあれをもっと食いまくって呪力を蓄えなければ。
あと俺の術式もかっこいい名前と技名を考えねば。
検証中
目標とか技名を色々決めた。
まず術式の名前は縛魂呪法
理由は真人のように術式のおかげか魂の知覚ができたのだ。
俺の中に捕らえたカエルの魂は今も存在しており意識を奪ってひたすら術式や呪力効率、呪力量の増加などの奴隷みたいな感じだ。
試しに意識を自由にしてみたら頭の中がくそうるさいのである。
あと身体も上手く動けなくなった。
夏油のように召喚もできなかった、まあ体がないので予想通りである。
自由を与えるのは控えた方がよさそうだ、キャパとかないといいな。
魂の知覚によって自分だけなら身体も少し形を変えられたので腕のサイズ変更もそれを無意識にしていたのだろう。
これなら今は無理でもいつかは人化も夢ではない。
次に目標
人のスマホを勝手にのぞいたところ、時系列的に今は五条たちが高専に入る前の年っぽいから思ったよりも時間があるが強いに越したことはないので第一に強くなること。
次に原作ファンとして原作を壊さない程度にキャラを助けられたらいいなぐらいに思っておこう。
そして大事なのは五条に消し飛ばされないこと、そのためには夏油のペットになることや!
好感度が低いと渦巻の材料にされかねないので早いとこかわいい感じの見た目になって媚びを打っていきたいとこである。
夏油に飼われる呪霊がいないので書いた、作者の作文技術がないのでオリ主は情緒不安定です。
多分飼われるまで書かないからエタったら誰か続きかいてください。
あとオリ主は戦闘IQだけ高いです