世界の公序良俗を脅かす邪悪な(そして少々おませな)ヴィラン・マンマンマン。彼女は街の住人たちを巻き込み、様々な変装とHな作戦で次々といたずらを仕掛けてくる。

この危機に立ち上がるのが、赤いブーメランパンツを穿いた正義のヒーロー・チンチンマン! 彼は困っている人や元気のない住人たちを見ると放っておけず、自慢の部位を差し出して「ボクのチンチンをお食べ」と濃厚な精力を分け与え、街の平和を守ろうとする。

しかし、住民たちを救うたびにチンチンマンのパワー(硬度)は徐々に減少。フニャフニャの弱体化状態でマンマンマンと遭遇することになってしまう。好機とばかりに襲いかかるマンマンマンの容赦ないマンマン・ピストン攻撃によって、最後の一滴まで精力を搾り取られ、絶対絶命のピンチに陥るチンチンマン!

そこへ激しいタイヤ痕と共に駆けつけるのは、怪しげな薬屋・シャブおじさんと、その助手で強肩の持ち主・サセ子さんが乗る謎の車両「マジックミラー号」。サセ子さんが大遠投する「特製マカドリンク」がチンチンマンの喉奥に直撃した瞬間、彼は「元気100倍!」となって天を突く圧倒的な硬度と大きさを取り戻す!

完全復活したチンチンマンは、怒涛の必殺技「スペルマ・パトローナム」を解き放ち、マンマンマンを「イクマンマ〜ンっ!」の絶叫と共に星の彼方へと吹き飛ばすのだった。

お約束満載のテンポでおくる、笑いとお色気ノンストップのドタバタパロディコメディ!

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一発ネタです


第1話:登場!マンマンナースと謎の流行り病

いつもなら穏やかな風が吹き抜けるはずの平和な街に、今日はどこかねっとりとした不穏な空気がまとわりついていた。空を見上げれば、普段の爽やかな青空とは程遠い、妙に生ぬるくて薄紅色の淀んだ雲が低く垂れ込めている。街のあちこちから、尋常ではない熱気と荒い息遣いが立ち上っていた。公園の遊具は誰も使っておらず、ブランコも滑り台も沈黙を守っている。その代わりに、芝生の上やベンチの陰で、街の住民たちが顔を真っ赤にして身悶えしていた。ある者は自分の衣服を掻き毟り、ある者は地面に這いつくばって熱を逃がそうとしている。世界の公序良俗を脅かすヴィランであるマンマンマンが、密かにマンマンナースへと変装し、この街全体に欲求不満になる謎のウイルスを散布したのだ。そのウイルスの効力は凄まじく、大人から子供まで無差別に感染し、理性を根こそぎ奪い去って強烈なムラムラとした感情だけを脳内に強制的に植え付けていく。

 

公園の片隅にある砂場で、一人のカバの子供が頭を抱えてうずくまっていた。普段なら無邪気に泥団子を作って遊んでいるはずの小さなその手は、行き場のない熱情に戸惑い、自身の胸のあたりを強く掻きむしっている。灰色の肌は不自然なほどに紅潮し、大きな目からはポロポロと大粒の涙がこぼれ落ちていた。

 

「うわあん、なんだか胸のあたりがムラムラして、どうにかなりそうなんだよぅ」

 

カバの子供は砂まみれになりながら転げ回り、自身の身体に起きている理解不能な変化に恐怖すら覚えて泣き叫ぶ。そんな絶望的な状況の砂場に、一条の影が舞い降りた。黄色いブーツが砂を蹴り、赤いブーメランパンツが眩しい光を放つ。背中には茶色のマントが威風堂々とたなびき、両手には黄色いグローブがはめられている。彼こそが、世界の平和と公序良俗を守る正義のヒーロー、チンチンマンであった。彼は着地と同時に周囲の状況を瞬時に把握し、苦しむカバの子供の前に静かにしゃがみ込んだ。

 

「どうしたんだい、ボク。そんなに泣いて」

 

チンチンマンは黄色いグローブで優しくカバの子供の肩を包み込んだ。その声には、あらゆる不安を払拭するような深い慈愛と絶対的な安心感が込められている。カバの子供は涙で歪む視界の中にヒーローの姿を認め、すがるように言葉を絞り出した。

 

「お腹が空いたわけじゃないんだ。なんだかすごく、いやらしい気持ちになって、苦しくてたまらないんだよぅ」

 

「なるほど、マンマンマンの悪事のせいだね。可哀想に。よし、それならボクのこれを分けてあげよう」

 

事態の元凶を確信したチンチンマンは、迷うことなく立ち上がり、腰に手を当てた。そして、自身のトレードマークである赤いブーメランパンツの縁に指をかけ、躊躇うことなくそれを引き下げる。彼の中央には、正義のエネルギーと無尽蔵の精力が極限まで圧縮された、天を突くような威容を誇る自慢の部位がそびえ立っていた。それはただの肉体の一部ではなく、困っている人々を救済するための希望の象徴である。彼は自信に満ちた笑みを浮かべ、カバの子供に向けて優しく声をかけた。

 

「さあ、ボクのチンチンをお食べ」

 

その言葉を聞いたカバの子供は、導かれるように口を大きく開けた。そして、差し出されたそれにしがみつくようにかぶりつく。ちゅうちゅうと音を立ててしゃぶるたびに、チンチンマンの体内に満ち満ちていた濃厚な精気とエネルギーが、カバの子供の身体へと止めどなく流れ込んでいく。それは乾ききった大地に降り注ぐ恵みの雨のように、ウイルスの熱に侵されたカバの子供の細胞一つ一つを潤し、浄化していった。

 

「ふう、なんだか心がすごく落ち着いてきたよ」

 

数分前まで熱に浮かされていたカバの子供の表情から、一切の煩悩が消え去った。その瞳は澄み渡り、まるで長年の修行を終えた高僧のような、あるいは全てを悟った賢者のような穏やかな光を宿している。ウイルスによる欲求不満は完全に消え去り、絶対的な賢者モードへと移行したのだ。

 

「あんなに苦しかったエッチな気持ちが、今はもうどうでもよくなっちゃった。ありがとう、チンチンマン」

 

「ふふ、お役に立てて良かったよ。さあ、もう大丈夫だからお家に帰りなさい」

 

満足げに砂場を後にして走り去るカバの子供を見送りながら、チンチンマンはゆっくりとブーメランパンツを穿き直した。しかし、その動きには先程までの力強さがない。カバの子供を一人救うために分け与えた精力は決して少なくなく、彼の足元はわずかにふらついていた。ブーメランパンツの中身も、登場時の天を突くような硬度と質量は見る影もなく、心なしか頭を垂れてフニャフニャと頼りなく揺れている。チンチンマンは大きく息を吐き出し、額に浮かんだ汗を黄色いグローブで拭った。

 

「少し精力を使いすぎてしまったな。だけど、休んでいる暇はない。マンマンマンを見つけて、この騒動を終わらせなくては」

 

重くなった足取りを引きずりながら、チンチンマンはウイルスの発生源と思われる街の中央広場へと向かった。石畳が敷き詰められた中央広場の中央には、巨大な噴水がある。その噴水の縁に腰掛け、不敵な笑みを浮かべて待ち構えている影があった。

 

ナース帽を斜めに被り、首からは無骨な聴診器を下げている。しかしその服装は、一般的な看護師のものとはかけ離れていた。鼠径部に深い切れ込みの入ったピンクの袖無しハイレグレオタードが彼女の白い肌を強調し、ニーハイソックスと長手袋の間から覗く太ももが異様なフェロモンを放っている。ピンク色のミディアムツインテールが風に揺れ、頭からは触角のような二本の角が伸びている。彼女こそが、世界の公序良俗を犯すヴィラン、マンマンマンの変装した姿、マンマンナースであった。

 

「あはははは、かかったわね、チンチンマン」

 

マンマンナースは噴水から飛び降りると、ナース帽と聴診器を乱暴に投げ捨てた。他者を激しく苛つかせる、独特のメスガキボイスが広場に響き渡る。彼女は腰に手を当て、チンチンマンの足元から頭の先までを見下すように舐め回した。

 

「街の連中にエネルギーを分け与えて、最初からフニャフニャじゃないのぉ。そんな腑抜けたイチモツで、このアタシに勝てると思ってるわけ」

 

「くっ、マンマンマン。よくも街の人たちをこんな目に遭わせたな」

 

チンチンマンは両手を握り込み、戦闘の構えを取ろうとした。しかし、股間の元気が足りないせいか、いつものような鋭い踏み込みができない。腰の入っていないその姿勢を見たマンマンマンは、さらに嘲笑を深めた。

 

「口ばっかり。ほらほら、お仕置きの時間だよ」

 

マンマンマンの動きは常人の目を欺くほどに素早かった。彼女は一瞬でチンチンマンの懐に飛び込むと、一切の容赦なく彼の赤いブーメランパンツを力任せに引き下げた。弾け出るように露出したチンチンは、すでに全盛期の固さを完全に失っており、ふにゃふにゃと哀れな姿を晒している。

 

「いただきまーす」

 

マンマンマンは自身のピンクのハイレグレオタードの布地を横にずらし、秘められた自身のマンマンを露わにした。そして、チンチンマンの逃げ場を塞ぐように、そのフニャつきかけた部位を自身のマンマンでガッチリと挟み込んだ。

 

「あ、なんて吸引力だ。熱い」

 

「ひゃはは、もっと気持ちよくなりなさいよ」

 

マンマンマンはチンチンマンの首に両腕を回して抱きつくと、猛烈な勢いで腰を動かし始めた。肉と肉が激しくぶつかり合い、粘膜が擦れ合う卑猥な音が広場の静寂を打ち破る。マンマンの容赦ない締め付けと、計算し尽くされた滑らかな愛撫の連続により、チンチンマンの体内にわずかに残っていたなけなしの精力が、津波にさらわれるようにドクドクと外へ搾り取られていく。

 

「あ、頭が、ぼーっとする。力が、入らない」

 

「ほらほらぁ、もう終わり。本当にだらしないヒーローね」

 

何度も何度も、休む間もなくピストンが繰り返される。マンマンマンの巧みな腰遣いの前に、チンチンマンの抵抗は全く意味を成さなかった。視界が白く明滅し、膝ががくがくと震えだす。ついに固さを完全に失い、おしゃぶり昆布のようにへなへなになったチンチンは、マンマンの奥から力なく滑り落ちた。チンチンマンは糸が切れた操り人形のようにその場に崩れ落ち、冷たい石畳の上に突っ伏した。

 

「あはは、完全におしまいね。これでこの街はアタシのものよ」

 

マンマンマンが勝利を確信し、勝ち誇ったポーズを決めたその瞬間だった。広場に続く大通りから、けたたましいスキール音が鳴り響いた。タイヤの焼ける匂いと共に、広場の石畳に激しい黒いタイヤ痕を残しながら、一台の大型ワゴン車が猛スピードで滑り込んできた。その車体は全面がマジックミラーで覆われており、外からは車内の様子が一切見えないという、不審極まりない特殊車両、マジックミラー号であった。

 

「待たせたな、チンチンマン」

 

助手席のスライドドアが勢いよく開き、そこから身を乗り出したのは、挙動不審に目をキョロキョロと動かす初老の男であった。彼こそが、若かりし頃にチンチンマンを生み出し、現在は怪しげな薬屋を営んでいるシャブおじさんである。

 

「シャブおじさん、それに、サセ子さん」

 

地面に倒れ伏したまま、チンチンマンがかすれた声で仲間たちの名前を呼ぶ。マジックミラー号の車内では、シャブおじさんがただならぬ手つきで乳鉢を激しくすり潰し、得体の知れない粉末と液体を調合していた。

 

「大変じゃ、大変じゃ。チンチンマンの硬度が限界突破して下がっておる。サセ子、急いでアレをいくんじゃ」

 

「任せといて、おじさん」

 

シャブおじさんの助手であるサセ子さんが、ワゴン車のステップに足をかけて立ち上がった。彼女の右手には、禍々しい紫色に発光するシャブおじさん特製マカドリンクのボトルがしっかりと握られている。チンチンマンのメンテナンスを請け負う彼女の眼差しは真剣そのものであった。サセ子さんは大きく左足を上げ、全身のバネを極限まで引き絞るようにして深く振りかぶった。プロ野球の剛腕投手すら青ざめるほどの、完璧で美しい投球フォームである。

 

彼女の腕がしなり、空気を切り裂く轟音と共にボトルが手放された。放たれた特製マカドリンクは、一直線の弾丸ライナーとなって広場の空を飛び、倒れているチンチンマンの顔面へと正確に向かっていく。チンチンマンは最後の力を振り絞って上を向き、大きく口を開けてその飛来を待ち受けた。

 

サセ子さんの強肩から繰り出されたマカドリンクは、寸分の狂いもなくチンチンマンの喉奥へと見事にホールインワンを決めた。ボトルが砕け散ることもなく、濃厚で強烈な成分を秘めた液体が胃袋の奥底へと一気に流れ込んでいく。

 

その瞬間、チンチンマンの体内で奇跡が起きた。眠っていた細胞が劇薬の刺激を受けて一斉に爆発し、全身の血管が太く浮き上がる。肌にはドクドクと熱い血が巡り、枯渇していたはずのエネルギーがマグマのように湧き上がってきた。

 

「元気100倍、チンチンマン」

 

チンチンマンは石畳を力強く蹴り、跳ね起きるようにして立ち上がった。そのブーメランパンツの中身は、先ほどまでのへなへな具合がまるで幻であったかのように、天を突くほどの圧倒的な硬度と質量を取り戻していた。ずっしりとしたその存在感がブーメランパンツの布地を限界まで押し広げ、今にも弾け飛びそうなほどの威容を誇っている。

 

「な、何よそれ。そんなの反則じゃないのぉ」

 

一転して窮地に陥ったマンマンマンが、その巨大な質量に圧倒されて後ずさりする。

 

「覚悟するんだ、マンマンマン。街の平和は、ボクが守る」

 

チンチンマンは完全復活した自慢の部位を、逃げようとするマンマンマンへと真っ直ぐに向けた。根元からカチカチに凝り固まったそれは、勝利を確信して怪しく光り輝いている。チンチンマンの股間に、凄まじい量の白いエネルギーが急速に充填されていくのが周囲の空気の震えから伝わってきた。

 

「スペルマ・パトローナム」

 

次の瞬間、大気を震わせる轟音と共に、極太の白い濁流が勢いよく放出された。放たれた高圧のエネルギーの奔流は、瞬く間に距離を詰め、マンマンマンのマンマンへと容赦なく直撃する。マンマンマンのマンマンは一瞬にして溢れんばかりの白い液体で満たされ、ドロドロの海に沈んでいく。しかし、チンチンマンの放出はそれでは終わらなかった。ドクンドクンとさらに勢いを増した第二波、第三波のエネルギーが、マンマンマンの身体を強烈な水圧のように押し上げていく。

 

「イクマンマ〜ンっ」

 

凄まじい放出の圧力に完全に屈したマンマンマンは、夜空の彼方へ向かって派手な絶叫を上げながら、一直線に空高く吹き飛ばされていった。その姿が遠くの空で星のようにきらめいて消えるまで、白い液体の軌跡が真っ直ぐに尾を引いていた。

 

チンチンマンはブーメランパンツをきっちりと整え、腰に手を当てて満足げに微笑んだ。街を見渡せば、ウイルスの効果が完全に消え去り、すっかり賢者モードとなった住民たちが穏やかな表情で家路についている。広場に停車したままのマジックミラー号の窓から、シャブおじさんとサセ子さんが満面の笑みで親指を立てて合図を送ってきた。チンチンマンはそれに応えるように、黄色いグローブをはめた右手を大きく天に向かって振り上げた。今日もまた、この街の公序良俗と平和は、彼らの手によって無事に守り抜かれたのであった。


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