第一始祖民族が繁栄する遥か太古。

宇宙は静かに寿命を迎えつつあった。

その延命のため、人類は虚数宇宙「アマツカノウミ」へ侵攻し、異形の存在「エンジェル」と戦い続けている。しかし、その戦いは一般市民には秘匿され、世界は今日も平穏な日常を送っていた。

発展派自治都市・第五護摩羅市に暮らす高校一年生、坂東シキブは、休日に母・依織アリアが府長を務める終焉派自治都市・第六祚渡牟府を訪れる。しかし母とは連絡が取れず、不穏な空気の中、突如としてアマツカノウミが発生する。

現れたエンジェルを迎え撃つため、人型決戦兵器エヴァンゲリオンが出撃するが、一機が撃墜されシキブの目前へ墜落する。

開いたコクピットの中にいたのは、かつて想いを寄せた少女――佐上ノアだった。

「……また、死んだの?」

錯乱し戦闘不能となるノア。

その瞬間、エヴァはシキブを新たな適格者として認識し、強制的にシンクロを開始する。

こうして偶然エヴァへ搭乗したシキブは、発展派と終焉派による、誰にも知られない内戦へ巻き込まれていく。
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